tobioさんの映画レビュー・感想・評価

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アメリ(2001年製作の映画)

3.4

上映当時から、監督やポスターを見て、狙いすぎててうんざりしたら嫌だと思いながらも気になっていた映画。
結果、うんざりしなかった。語りでストーリーが進んでいき、登場人物たちがちょくちょくカメラ目線になり
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フード・インク(2008年製作の映画)

3.5

わかりやすくおもしろかった。
アメリカの大規模農業の企業は日本も標的にしている。オレンジ、牛肉、大豆、コーン…政府はアメリカの言いなりだ。日本の農業について各方面の専門家チームと真剣に政策を考えてほし
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.6

なぜか、ターは実在の人物と思っていたが、観ているうちに違うなと気づいた。いきなりエンドロール(エンドじゃないけど)から始まるし、最初のインタビューが長すぎて危うく寝てしまうところだった。
あれは冒頭の
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.5

なぜ画面の横幅が小さいの?テレビ?と思いながら見た。最後までこのアスペクト比だった。部屋の中という小さな世界を象徴してるのか、オンライン授業で使うパソコンのモニターを表しているのか。
チャーリーの過食
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

3.8

少年時代の風景ははとても美しい。花畑、草原、母と子どもたち。兄弟のように仲の良いふたり。しかし大きい街の学校で、からかわれ、同質性を求められると、それに適応していく方とそれをはねのける方に分かれていく>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

4.0

アメリカでの黒人の生き方について考えさせられた。家庭環境、教育環境、住環境がこうだったら、どんな生き方が選べるというのか。自分で選べ、他人に決めさせるな、と言うが、選択肢がどれだけあるのか。大切なこと>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

じわじわくる映画。父子のバカンスの合間に挟まれる、ホー厶ビデオと現在のソフィア、フラッシュでよく見えないディスコ?などの断片が、何を意味しているかわからないまま見終えてしまう。ただ、帰ってこない子ども>>続きを読む

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.6

老人の話かと思ったら、オーヴェはまだ59歳。老後と言うには早すぎる。脳梗塞が何かのルネもきっとまだ同じくらいの年なんだろう。それで働かずに生きていけるなんてスウェーデンすばらしい。ルネは無理やり施設に>>続きを読む

パリタクシー(2022年製作の映画)

3.9

ストーリーは予想通りな感じだけど、二人の交流が温かくて幸せになる。でも彼女の息子への気持ちを思うとつらい。驚いたのは、自由の国フランスも、50年代は夫の許可なしに妻が口座も作れなかったということ。そん>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

そろそろ終映になりそうだったので観に行った。のっけから津波で廃墟になった町、まるでファンタジーのようだが現実の日本の風景。重要人物がほとんどずっと椅子のままで驚く。人間として魅力的な大学生の二人が目指>>続きを読む

巴里の空の下セーヌは流れる(1951年製作の映画)

3.7

初めの方は散漫な印象だったが、登場人物達の背景がわかっていくにつれ、それぞれの運命が気になりだす。どんどん悪い方に行く人や逆転する人、救われる人など悲喜こもごも。最後に彼らの運命が交錯する。主題歌はフ>>続きを読む

ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)

3.6

デイジーが徐々に偏見を修正してはいくのだが、本当の友達だとホークに握手の手を差し伸べられるようになったのは、自分がとことん弱くなり、介護が必要になった最晩年だった。
差別の根は深い。黒人が認められるに
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

人間ドラマだと思ってみていたら、アイルランド内戦を小さな島での人間関係のいざこざに落とし込んだつくりだったのか。
観終わってもそれに気づかず、監督のメッセージは、狭い社会の人間関係は怖いよ、ということ
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イリュージョニスト(2010年製作の映画)

4.0

切ない。
描写がすごくきれいで、背景などもすばらしい。それぞれ個性のあるキャラクターデザインもとてもいい。

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

34歳と6歳の友情物語でありつつ、女性であることの映画だった。社会的にも生物的にもたくさんの負担を抱える女性たち。妊娠しなければ出血する日々、妊娠すれば中絶しても出産しても地獄。
広場で文句を言いに来
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母の残像(2015年製作の映画)

4.0

母の人となり、父、息子たちの人となり。役割とは違う部分の、自分の本質を大切にする人たちの関係性が描かれていた。

ベルベット・クイーン ユキヒョウを探して(2021年製作の映画)

4.0

疲れて観たので途中眠気が辛かったが、映像は素晴らしかった。
少人数で動物に気を使いながらの撮影。
ヤクがこちらに突進してこないか怖かった。
ヤクや鹿の鳴き声、マヌルネコの狩りの動き、傷だらけで汚れたユ
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アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台(2020年製作の映画)

3.8

フランスの刑務所あんな感じなんだ、と思った。
ワークショップの講師は、囚人の背景も聞かず、彼らを俳優として扱う。彼らに寄り添うというよりは、自分の仕事、生活の延長線上に彼らを置いていた。
結果としてそ
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犬王(2021年製作の映画)

3.5

前半はアニメーションの表現が素晴らしくわくわくしたが、メインのはずの後半は物足りなかった。絵では和楽器しか使っていないのに、音はベースやドラムの音。和楽器はもっと新しい表現ができるはずだし、その時代の>>続きを読む

教育と愛国(2022年製作の映画)

3.8

観ておかなくてはいけないと思い劇場に。かなりたくさん客が入っていて驚いた。今の与党は、どこかの国のように国民をコントロールしたいのだろう。そしてそれは現実になりつつある。歴史を自国に都合の良いように教>>続きを読む

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

天使が出てくるのはけっこう終盤。あこぎな銀行家はどうなったのか気になるが、主題はそこじゃないんだろう。恋愛に関してはあまりに不器用で、どうしてこれで思いが伝わるのかよくわからない。でもストーリーはとも>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.4

3時間の上映時間が不安だったが、長いオープニングとその後のストーリーに分かれており、飽きは感じなかった。
後半の演劇祭主催者の登場で雰囲気が変わり、ほっとする。そこからはいろんなエピソードが盛り込まれ
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.6

IRAは出てこない。
ベルファストの町で起こった暴動を子どもの目を通して描いている。
もっと悲惨な場面があるのかと構えていたが、暴力やテロを際立たせるのではなく、争いを通じ人々の繋がりが絶たれてゆく過
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ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

3.6

やっとみた。楽しかった。
キャストの豪華さにびっくり。
たくさんの車を潰していくのにもびっくり。
アレサ・フランクリン、名前は知ってたけど、歌ってる姿見たのは初めて。素敵すぎた。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.6

色合いもカメラワークも構図もとてもおしゃれ。もっと見たいのに映像なのでどんどん流れていってしまう。おまけにセリフ(記事?)の長いこと。字幕を追っていてせっかくの映像がじっくり見れない状態が最初からずっ>>続きを読む

夢みる小学校(2021年製作の映画)

3.8

初期のきのくに子どもの村学園についてはよく知っていた。30年かけて生徒数も学校数も増え、賛同者も増え、映画は文科省選定に。周囲の理解が追いついてきたのはうれしいことだと思う。周囲の変化とは関わりなく、>>続きを読む

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