とのさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

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ゴジラ ミニラ ガバラ オール怪獣大進撃(1969年製作の映画)

3.0

ゴジラシリーズ節目の10作目にしてまさかの異色作。今作では現実の怪獣は一切登場せず、終始一郎の夢の中のお話。そして夢の中だからこそだが、ミニラが普通にしゃべるという衝撃。子供向けに振り切った作品で、小>>続きを読む

怪獣総進撃(1968年製作の映画)

3.0

今まで登場した怪獣たちが勢ぞろいするお祭り的な作品。ゴジラシリーズの怪獣だけでなく、バランやマンダ、ゴロザウルスにバラゴンなど、東宝制作の怪獣が勢ぞろいしており、ファンとしては嬉しい演出だと思う。ただ>>続きを読む

死霊のはらわた II(1987年製作の映画)

3.0

やっていることはいたって真面目?なのだが、演技がもう、前作より更にコメディに割り振ってきたイメージ。ほぼアッシュことブルース・キャンベルの顔芸。悪霊に取り憑かれた者達の動きも、もはやギャグ。まあでも、>>続きを読む

バタリアン リターンズ(1993年製作の映画)

3.0

バタリアンの3作目にして、急にコメディから方向転換。ゾンビ映画によくある、ダメ人間な息子主人公が良い人を巻き込んで死なせてしまい終始大パニック、系のお話だった。バタリアンシリーズのユニークさがなくなっ>>続きを読む

バタリアン2(1987年製作の映画)

3.0

前作も相当コメディチックなゾンビ映画だったが、今作は更にコメディに割り振ってきたな、という印象。墓荒らしの2人組は前作にも登場した演者で、『前にもこんなことがあった気がする』としゃべるなど、セルフパロ>>続きを読む

死霊のしたたり2(1989年製作の映画)

3.5

前作ほどの面白さはないが、安定した出来。このシリーズは、意外とちゃんとしたストーリー、そしてイカれた科学者とキモ可愛いゾンビの造形を楽しむ映画。それにしても前作であんなことになったのに、科学者コンビは>>続きを読む

サバイバル・オブ・ザ・デッド(2009年製作の映画)

3.5

ロメロ監督の遺作となってしまったゾンビ映画。評価は低いが、前2作と比べれば個人的には嫌いじゃない。もちろん初期の3部作には到底及ばない出来だとは思うが。。本作はゾンビというより人間同士の醜い争いを主体>>続きを読む

ダイアリー・オブ・ザ・デッド(2007年製作の映画)

3.0

ロメロ監督のPOV+ゾンビ映画。POVって良作もある(個人的にはコワすぎ!シリーズとか大好物)が、何か全部同じような映画になってしまう印象があり、本作もいたって平凡なPOVホラー映画という印象。主人公>>続きを読む

ランド・オブ・ザ・デッド(2005年製作の映画)

3.0

ロメロのゾンビ映画4作目。ロメロ作品ということで期待していたが、特に目新しいこともなく、いたって平凡なゾンビ作品。川を越えたり武器を持ったりなど、ちょっと変わった行動をさせて差別化を図ろうとしているの>>続きを読む

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.0

ペイルマン(👁✋✋👁)が見たくて視聴した作品だったが、とんでもなく重かった。海外版のポスターが総じて暗い雰囲気を醸し出していることからも分かるが、とてつもなく暗い『不思議の国のアリス』のようなお話。日>>続きを読む

キングコングの逆襲(1967年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

キングコングお約束の美女誘拐有り、怪獣同士の対決シーン有り、謎の某国の暗躍有り、適度に抜けている悪役有り、エンタメ作品として色々詰め込まれていてとても楽しめる作品。ただ、マダム・ピラニヤの心変わりが唐>>続きを読む

フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ(1966年製作の映画)

3.5

『フランケンシュタイン対地底怪獣』の姉妹作ということで、登場人物は微妙に変わっているが、少しだけつながっている?作品。フランケンシュタインの怪獣がとことん可哀そうに描かれており、人間とみなしているアケ>>続きを読む

フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)(1965年製作の映画)

3.5

何となくイメージで舐めてたけど良作。当時の怪獣特撮映画と比べてもストーリーが良く出来ていると思うし、巨大人間vs怪獣の構図はウルトラマンに先駆けるものがあったのではないかと思う。そして終始可愛そうな存>>続きを読む

海底軍艦(1963年製作の映画)

3.5

反戦思想のメッセージがかなり表に出た作品であり、神宮司大佐はまさに時代を象徴する?かのような人物。マンダが見たくて鑑賞した映画だったのだが、マンダの登場シーンは思ったより少なめで、ゴリゴリの反戦映画な>>続きを読む

大怪獣バラン(1958年製作の映画)

3.0

カラー映画のラドンの後に作られたのにモノクロ映画という不遇な作品。人間ドラマ少な目で怪獣との対決が真摯に描かれている点は好感が持てるし、バランの造形も格好良くて好みだが、いかんせんストーリーも怪獣とし>>続きを読む

怪獣島の決戦 ゴジラの息子(1967年製作の映画)

3.0

ストーリーとしては正直微妙で、ゴジラの息子というパワーワードで何とか乗り切った作品。ミニラがとにかく愛らしいが、実験隊のメンバーはよく初見でゴジラの息子だと気付いたなあ、、というくらいゴジラとは似てい>>続きを読む

ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘(1966年製作の映画)

3.0

耐久ラリーダンス大会がピーク。インパクトがありすぎてそこだけ強烈に覚えてるが笑、単純なストーリーなのに場面がコロコロ変わるし、主要人物が大勢いるしで良く分からなくなってくる構成。そして最後のシーンでゴ>>続きを読む

怪獣大戦争(1965年製作の映画)

3.5

1作目は別格として、今までの昭和ゴジラシリーズと比べるとストーリーがしっかりしており、意外と面白かった。今作は怪獣要素は控えめで、地球侵略を企むX星人との対決がメイン。異色のストーリーだが怪獣同士の決>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

前作に引き続きアクションがとても秀逸で、とにかくカッコいい。この映画を見るとウイスキーを飲みたくなるし、カッコいいスーツが欲しくなる。カントリーロードも好き。ただ、どうしても前作は越えられないな、とい>>続きを読む

ヘルボーイ(2019年製作の映画)

3.5

結構酷評?されている本作だが、個人的にはそこまで嫌いじゃない。原作者が監修しているだけあり、モンスターたちの造形もちゃんと気持ち悪い(誉め言葉)し、アリスも良いキャラをしていたと思う、好き。ただ1点残>>続きを読む

スーパーガール(1984年製作の映画)

3.0

かなり軽い雰囲気の作品で、ただただヘレン・スレイターを愛でる映画。個人的にはこれはこれで嫌いじゃないが、本当に軽いノリのお話なので、合わない人はとことん合わないと思う。最初にとんでもないことをやらかす>>続きを読む

スーパーマンII /リチャード・ドナーCUT版(2006年製作の映画)

3.5

実はレスター監督版のスーパーマン2をそこまで覚えていないのだが、解説を見つつ何とか視聴。レスター監督版の時は冗長に感じた構成も今作ではスッと入ってきたので、リチャード・ドナーCUTのほうが個人的には好>>続きを読む

ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

4.5

長い、、でもあっという間に見終わってしまうほど面白い出来。もはや元のジャスティス・リーグをそこまで覚えていないのだが、そもそも好きな映画だったので、それがさらに肉付けされたザック・スナイダーカットは最>>続きを読む

ワン・ミス・コール(2008年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

そもそも原作があまり好きではないからかもしれないが、そこまで酷評されるほどひどい出来とは思わなかった。ただ、原作の良さは完全に消えており、今作はただのモンスター映画となっている。1番残念なのは、主人公>>続きを読む

キャンディマン(1992年製作の映画)

3.5

キャンディマンが次々と調子に乗った若者を惨殺していく都市伝説映画、、だと思い視聴。そういうものを期待している人には合わないが、良く出来ている映画だったと思う。人種差別問題等に踏み込んでおり、ゲット・ア>>続きを読む

ラストサマー3(2006年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

まあ別にいうほど悪くはないかな、、という印象(良くもない)。フィッシャーマンにジェイソンやフレディほどの魅力がないため、急に出てきても困惑してしまう笑 ジェイソンの模倣犯は許せなかったが、こちらは逆に>>続きを読む

エルム街の悪夢/ザ・リアルナイトメア(1994年製作の映画)

3.0

番外編のお祭り映画。エルム街の悪夢シリーズが好きなら楽しめると思う。シリーズでよくある悪夢を信じてもらえないイライラ感、そして夢の世界の不安定な演出が上手くハマっていたと思う。ただ、人死には少な目、コ>>続きを読む

13日の金曜日/ジェイソンの命日(1993年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

シリーズでこれだけ未視聴だったのだが、U-NEXTで配信されているのを発見し慌てて視聴。今作ではジェイソンは寄生虫として登場!他人に憑依していき、殺せるのは親族のみ、そして妹や姪がいたという驚愕の新事>>続きを読む

三大怪獣 地球最大の決戦(1964年製作の映画)

3.0

キングギドラが初登場した作品。ゴジラがどんどんチープになってきており、どうしても勝てない恐怖の象徴といった存在から、地球の一怪獣といったイメージになってしまっているのが残念。娯楽作品としては良く出来て>>続きを読む

空の大怪獣 ラドン(1956年製作の映画)

3.5

東宝怪獣映画としては初のカラー作品。前半はどことなくホラーテイストで、他の怪獣映画とは一味違った味があったと思う。メガヌロンは明確に害虫(意図的に人を殺している)だが、ラドンはただ飛んでいただけで被害>>続きを読む

モスラ対ゴジラ(1964年製作の映画)

3.5

モスラの単体映画には敵わないが、モスラの良さが出ており秀作だと思う。平和を愛する小美人たちの立ち位置もしっかりしており、明らかな悪人とゴジラをやっつけるという勧善懲悪のストーリー。正直モスラを見ていれ>>続きを読む

モスラ(1961年製作の映画)

4.0

ゴジラと並び立つ人気怪獣、モスラのデビュー作。初代ゴジラのように反核、平和へのメッセージ性が強いが、ゴジラと比べるとかなりマイルドな仕上がりになっている。勧善懲悪的な話の流れで見ていてスカッとするし、>>続きを読む

キングコング対ゴジラ(1962年製作の映画)

3.0

より娯楽に特化してきたゴジラシリーズ第3作目。キングコングの姿形がもはや誰これ?だったり、ツッコミどころの多い作品ではあるが、こういうコメディ映画として見ればありだとは思う。シリーズ初のカラー映画で、>>続きを読む

キング・コング(1933年製作の映画)

4.0

The beauty killed the beast. 1933年にこのレベルの映画を撮っていたことに驚愕、アメリカさんのすごさを感じる快作。もちろん今見ればコングの動きはチープだし、演技もどことな>>続きを読む

ゴジラの逆襲(1955年製作の映画)

3.0

ゴジラシリーズの第2作目。前作は反核という明確なメッセージ性のある考えさせられるストーリーだったが、今作は一気に娯楽寄りに。それならそれで良いのだが、せっかくの怪獣対決映画、アンギラスともっと白熱した>>続きを読む

ゴジラ(1954年製作の映画)

4.0

記念すべきゴジラシリーズ第1作目。1954年公開ということで、当然ながら白黒映画。人間ドラマと怪獣パニック部分のバランスが見事で、1954年当時にこのクオリティのストーリーが考えられていたことに驚愕。>>続きを読む