イヌさんの映画レビュー・感想・評価

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教皇選挙(2024年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

良質なミステリーでありながら、それだけではなく風刺的な意味合いも多く含んだ作品だった。

本作は教皇の死から始まり、次期教皇の座を巡るコンクラーベにて、様々な思惑や野心、疑心が錯綜する。
それぞれの枢
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ビーキーパー(2024年製作の映画)

3.8

ステイサムがど派手にめちゃくちゃをやるのが見たい人にピッタリな映画。
主人公のステイサムが強すぎて、途中笑えてくるくらいの無双っぷり。
話の流れはかなりジョン・ウィック的だが、ジョン・ウィックより悲壮
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名探偵コナン 隻眼の残像(せきがんのフラッシュバック)(2025年製作の映画)

3.5

コナン映画のお約束をしっかり入れながら、例年よりサスペンス要素を強くしているように感じた。
珍しく物語がやや込み入っており、登場人物も多かったので分かりやすい盛り上がりポイントはいつもより少なかったか
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サンダーボルツ*(2025年製作の映画)

4.0

過去のトラウマや孤独など、色々な痛みを抱えて生きる者たちの再生の物語だと感じた。
みんな誰しも痛みを抱えて生きているものだと思うので、感情移入できる部分が多く物語にしっかり没入できた。

アクションシ
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.5

物語の結末はとても好きなテイストでアクションシーンも良かったが、後半に差し掛かるまであまり感情移入して見ることができなかった。

キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(2025年製作の映画)

3.7

サンボル前に予習を兼ねて視聴。
ストーリーは面白く、キャプテンアメリカとして活動するサムが葛藤する描写もとても良かった。

ただ、映像として引き込まれるシーンが少なく、個人的にはやや物足りなさも感じた
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.7

ナターシャとエレーナの姉妹の掛け合いや家族の描写が良かった。
所々CG映像に違和感がある部分があったのは残念。
ストーリーとしては面白く、エレーナの妹らしい言動もキャラが立っていて良かった。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

3.8

話の流れは王道だが、様々なものを失って傷ついてきた登場人物たちが、集まり再起していく姿が良かった。

キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

3.9

アクションが派手で見応えがあるのが良かった。
ストーリーにもドラマ性があり見ていて面白かった。

フォールガイ(2024年製作の映画)

3.9

ストーリー自体はシンプルなものだったが、アクションシーンが多く見ていて楽しかったし、何よりスタントマン達へのリスペクトを感じられたのが良かった。

ウィキッド ふたりの魔女(2024年製作の映画)

4.2

2人の魔女を中心に、色鮮やかなファンタジー世界で繰り広げられるミュージカル映画。
世界観はとてもファンタジーだが、様々な差別などをテーマにした内容は現実世界に即したもので、メッセージ性を強く感じた。
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.2

面白い要素もあったが、大前提としてディズニー+でのみ配信されているワンダヴィジョンを見ていないと話が分からない作りなので、ハードルが高かった。

魔法でのバトルが主なのでCGが多く使われていたが、個人
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.9

前作までと話の展開させ方や雰囲気がかなり異なっていて、全体的にコメディ感が強くなっていた。
笑えるシーンがかなり多く、個人的には前2作より今作の方が好きな仕上がりだった。

ノリの良い音楽のアクション
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マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

3.4

ロキのキャラクター性が深掘りされていたのは良かったが、ストーリーや設定にはあまり引き込まれる要素がなかったように感じた。

マイティ・ソー(2011年製作の映画)

3.6

話の展開はかなり王道。
1作目なのでキャラクター紹介がメインという感じで、キャラ造形の深みなどはあまり感じられなかったが、その分気軽に見ることができるエンタメ作だと思った。
映像としても今見ると少し物
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レッド・ワン(2024年製作の映画)

3.7

まさにクリスマスにピッタリな映画だと思った。
ストーリーが分かりやすく映像も見応えがあるので、子供が見ても楽しめそうだし、クリスマスをテーマにした作品として良いなと思った。
深く感情移入できるような作
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セントラル・インテリジェンス(2016年製作の映画)

3.4

セリフ回しは面白かったが、ストーリーや映像の新鮮さが少なく感じ、個人的にはハマりきれなかった。
気軽に見れるコメディ作品としては良かったと思う。

デッドプール2(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

今回は家族愛にフォーカスした展開が多かった。
デッドプールらしい際どいジョークや笑えるシーンが多く、エックスフォースが壊滅する流れは最高。
また、グロ表現が1より増しているように感じた。

ウェイドの
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アダム&アダム(2022年製作の映画)

3.6

ストーリーはシンプルで分かりやすく、笑えるシーンもあり見やすかった。

子供のアダムと大人のアダムが食事をする際に同じ動きをしており、そういった細かい演出なども良かった。
話がシンプルな分深みなどはあ
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劇場版モノノ怪 唐傘(2024年製作の映画)

3.6

モノノ怪の映画ということで湿度の高い話が来るのだろうとかなり身構えていたが、アニメ版と比べて物語のバックボーンが少ないため、想像よりサクッと見ることができた。

ストーリー自体は難解ではないと感じたが
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.0

映像がとても綺麗で良かった。
ストーリーは急な展開が多く、感情移入して見ることはできなかった。

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.8

ゲーム世界のNPC(モブキャラ)であるガイが、ある日自我に芽生えて…!?という話。
自我が芽生えたばかりのガイはピュアでユーモアたっぷりのキャラなのだが、ライアンの演技がピッタリ合っていて良かった。
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.8

ピカチュウがモチモチふわふわの質感でずっと可愛くて良かった。
表情豊かでかなり可愛い。

物語としてはかなりシンプルだが、コメディ要素や親子愛などが感じられてしっかり面白かった。

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

名作だということは知っていたが、想像していたよりずっと面白かった。
序盤は人物紹介が多く正直あまり面白さは感じなかったのだが、中盤の歌唱シーンからグッと作品に引き込まれた。

コメディ作品として面白い
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ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

本作はベビわる映画の3作目で、これまでのシリーズ同様にちさまひの緩くて可愛い部分を描きながらも、アクション部分により力を入れているように感じた。

ちさととまひろに関しては、3作目ということもあり息ぴ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.3

4人家族の中で唯一耳が聞こえる主人公のルビーが、歌唱を通して様々な経験をしていく話。
演出や歌唱シーンがとても良く、音楽の指導をしてくれる先生のキャラクターもとても良かった。
ストーリー自体はわりとサ
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ラストマイル(2024年製作の映画)

4.2

物流業界をメインに、日本の労働問題についてをテーマにした作品。
物流に関する部分がテーマだが、労働に関するシビアさのようなものは、多くの労働者が共感できる内容のように感じた。
アンナチュラルとMIU4
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.3

アクションシーンの映像に迫力があって良かった。
ストーリーは深みや広がりがなかったため、あまり感情移入できなかったが、エディとヴェノムの友情の描き方は良かった。

インセプション(2010年製作の映画)

3.9

演出やアイディアの捻り具合がとても面白い作品。
夢の中での街並みの映像や戦闘シーンの表現がとても良かった。
SFやアクションにだけ振り切るのではなく、人間ドラマが多く描かれているのは他のノーラン作品と
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デッドプール&ウルヴァリン(2024年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

最初から最後まで最高の映画だった。
まず冒頭部分が素晴らしい。
デッドプールが音楽に合わせて闘いながら踊り、それがオープニングムービーになっているのだが、とにかく演出がカッコよくオシャレ。
今まで見て
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.2

コテコテなまでの王道展開だが、映像と音楽の素晴らしさがこの王道展開を最高に面白いものにしていた。
盛り上がるタイミングが分かりやすく、爽やかな気持ちで見ることができ、個人的にかなり好きな作品だった。
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.2

実話を元にした話らしいが、元ネタを知らないためかあまり楽しむことができなかった。
ストーリーらしいストーリーがあるというよりは、その時代に生きていた俳優たちの日常を描いたような作品だった。

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

3.6

前作2つも見ているが、安定した面白さがある。
エンタメ作品として気軽に楽しめるし、しっかりと話の盛り上がりを作っているところも良かった。
騎馬隊の演出が毎回カッコ良いのでテンションも上がる。

来る(2018年製作の映画)

2.5

ホラーということで身構えていたが、想像していたより怖さはなかった。
急に場面や話が飛ぶような演出が何回かあり話を把握しづらかったのと、個人的にはオチも弱く感じた。
何がなぜ来るのか、といったところに一
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.8

本格的なアクションと日常のゆるいノリのギャップが面白い作品。
1も視聴済みだが、ちさととまひろの相棒感がより強まっているように感じ、息ぴったりな殺し屋ムーブが良かった。
登場人物たちは全員クセが強めだ
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