王子さんの映画レビュー・感想・評価

王子

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不滅の女(1963年製作の映画)

4.3

おもしろかった!作品全体の単調な流れにもかかわらず、ロブ=グリエのやりたいことが明解になっていた。物語や人間に対する意味づけを極力避けていたのが印象的だった。

囚われの美女(1983年製作の映画)

3.0

イメージ以外のものの二の次感がすごい。逆に、それゆえか、現実性や生々しさを強く感じさせる。映画なのに美女が動かないのとか。

個々のシーンの必然性がまったく感じられないので映画の感想が書けないwそんな
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愉楽への手ほどき(2018年製作の映画)

2.7

なかなか滑稽な作品。ブリソーの映画は何を言いたいのかわからん。そこが魅力でもあるのだが。

セント・エルモス・ファイアー(1985年製作の映画)

5.0

なんだかグッときた。そしてデヴィッド・フォスターのテーマ曲が神曲。

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

2.0

自分が子どもになって見るとおもしろい映画だと思った。でも、明らかに背後に意味が込められていて、どうしてもそういう風に見てしまう。ハクはカッコよすぎて嫉妬するレベル。

ひめごと(2002年製作の映画)

5.0

単なるエロスを飛び越えた神々しさ。愛をも超越した快楽の賛歌に思えた(それはたとえ死を志向しようとも)。ひさびさにすごいものを見た。

2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

3.0

ストーリーよりもマリーヌ・ヴァクトが美人すぎてそっちに目がいってしまったw

精神分析がテーマなのはフランスっぽい。ただ、精神分析自体あまり馴染みがないので、やはりおフランスのおシャンティなサスペンス
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危険な戯れ(1975年製作の映画)

2.0

エロスと滑稽さを結びつけて一周回って高尚、みたいな感じ。わからん。

グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)

2.5

ゴダールの、自由と理想を徹底的に追い求めたがゆえの孤独に、とても哀しい気持ちにさせられた。‪また、ゴダールの人間的な未熟さまでもがコミカルに描かれていて、その意味では心が軽くなる作品。‬

ファニーゲーム U.S.A.(2007年製作の映画)

3.0

オリジナルとの違いがイマイチよくわからなかった。

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

2.5

おもしろかった!デ・パルマあたりを見ている感覚。

ブエノスアイレスの夜(2001年製作の映画)

1.8

トラウマを抱えるという人間の脆さは出ていたが、ご都合主義的な展開と大仰なBGMを差し引くとそこまでの重みは感じられなかった。

少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)

4.0

僕の出生に対するイメージはこの作品のそれに近い。作品で描かれる出生への嫌悪から導かれるのは反出生主義というより、現実をとことんまで呪うというあり方。それは反社会的なあり方であるが、真実をついているとも>>続きを読む

ラッキー(2017年製作の映画)

2.5

ほっこりしたけど、あまり映画のメッセージ性はピンとこなかった。

ブリキの太鼓(1979年製作の映画)

5.0

オールタイムベスト。もはや僕にとっての精神的自慰行為としての映画。大人ってクソだよね、っていう映画を大人が作るというパラドックスにはこの際目を瞑りたい。

主人公のオスカル少年役の当時11歳(たしか)
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ハッピーエンド(2017年製作の映画)

4.5

家族の不和という点ではグザヴィエ・ドランの『たかが世界の終わり』を連想したが、ハネケのほうが現実味があり、しっくりくる。こういう露悪的な作品は、ある種の人にとっては、やはり無くてはならないと思う。人間>>続きを読む

フォトグラファーズ・イン・ニューヨーク(2013年製作の映画)

2.0

ニューヨークを拠点とするストリート写真家たちへのインタビュー集。暴力的な現実や他人のプライバシーにすら踏み込んでいくような、ストリート写真家としての気概を感じさせた。日本では肖像権が多分に尊重される傾>>続きを読む

劇場版 BiSキャノンボール2014(2014年製作の映画)

4.0

いわゆる「自己実現」みたいなものって、本質的には案外こういうくだらないものなのかもしれない。

アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶(2003年製作の映画)

2.0

ブレッソンの写真がなんかスゴいということはわかった。構図の大切さを力説していたが、構図が写真の良さとどのように関係するのかがわからない。まあそれが直感的にわかるのがセンスなのだろうが…。

エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

5.0

作品と、自分の実存とを重ね合わせながら見たため、どういう作品かと考えさせられるよりも先に、まずは作品に勇気づけられた。

それから、性器にモザイクがかかっていなかった点。つねづね、ポルノ性を回避すべく
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水の中のつぼみ(2007年製作の映画)

4.0

少女時代の性的葛藤が、瑞々しく、かつ濃密にえがかれていて惹きこまれた。レズビアン的描写が中心的だが、性的志向に関して変に説教くさくないところが好感が持てる。

ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

3.7

(ぼくはゴッホについてほとんど知らなかったので)意外だったのは、ゴッホのような偉大な芸術家にも、社会的に承認されたいという欲求があったということだ。自分は他人にどう見られているのか。自分は最低な人間か>>続きを読む

郵便屋(1995年製作の映画)

3.0

イタリアン・エロスは解放的でいやらしさがなく好感が持てる。

トルコ風呂(秘)外伝 尼僧極楽(1975年製作の映画)

3.0

男子の性的葛藤が情感豊かにえがかれていて素晴らしかった。

アンダー・ハー・マウス(2016年製作の映画)

1.5

期待に反してかなり薄っぺらい内容であった。レズビアンムービーをうたっているのにペニスバンドはないだろう。かといって上質なポルノ映画としても成立していない。濡れ場が多すぎるし、ポルノグラフィックなシーン>>続きを読む

愛を綴る女(2016年製作の映画)

4.5

マリオン・コティヤールがたまらなく官能的で、それだけでもっていかれた。これぞ映画!的な映画だった。

私がウォシャウスキー(1991年製作の映画)

3.0

キャスリーン・ターナーがかっこいい。サラ・パレツキーの原作を読みたくなった。

男はつらいよ 翔んでる寅次郎(1979年製作の映画)

4.0

桃井かおりのなんともいえぬ憂いを帯びた佇まいと布施明の喪男ぶりが絶妙にマッチしていた。二人を見守る寅さんに涙。

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