のらさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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ローン・レンジャー(2013年製作の映画)

2.5

ジェリー・ブラッカイマーとジョニー・デップのパイレーツ・オブ・カリビアンシリーズのコンビによる西部劇ヒーローのリメイク映画。

主人公ローン・レンジャーを演じているアーミー・ハーマーは比較的知名度は低
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レンタネコ(2011年製作の映画)

2.5

荻上直子と市川実日子という「めがね」のコンビによる映画で、猫を貸し出すレンタネコ屋を営む主人公と、それを借りる人達からなる4話のオムニバス映画。当然の事だが荻上直子映画なので基本何も起きない。

普通
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機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY(2016年製作の映画)

3.5

機動戦士ガンダムの外伝コミックであるサンダーボルトの映像化。副題の 12月の空 (DECEMBER SKY) は一年戦争の終結が 12月だった事から来ている。

この事から分かるようにガンダムの時系列
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台風のノルダ(2015年製作の映画)

2.0

空から落ちてきた女の子ものの短編アニメ映画。

話としては主人公の東が子供の頃から続けていた野球を辞めたことで親友の西条と喧嘩する所から始まり、ノルダとの出会いを通して仲直りをしていくという展開だが、
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日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

3.5

1967年に岡本喜八によって作られた同名映画のリメイクであると同時に、最新の知見を取り入れた作品になっている。

岡本喜八版は文字通り一番長い1日を描いていたが、本作は終戦の約4ヶ月前から鈴木貫太郎に
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.5

結論から言ってしまえば、庵野監督の実写映画としては最高傑作(他が酷すぎるだけだが)だし、怪獣映画としては非常に良い出来なのだが、じゃあゴジラとしてはどうなのか?と言われると微妙と言わざるをえない。>>続きを読む

ゴジラ FINAL WARS(2004年製作の映画)

2.0

監督に北村龍平を迎えた、ゴジラミレニアムシリーズの最終作。ゴジラシリーズでは始めて未来の話になっている。

未来では地球防衛軍が轟天号を駆使して怪獣を撃退するという、ある意味で東宝特撮映画の集大成的な
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エイプリルフールズ(2015年製作の映画)

2.0

4月1日エイプリルフールに嘘によって紡がれる物語。

映画としては複数のエピソードが同時進行で進み、それが最後に交わるという構造の映画で、脚本の古沢良太の代表作であるキサラギに似た構成になっている。
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プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂(2010年製作の映画)

2.0

Ubi の人気ゲームシリーズの映画化ではあるが、ゲームのオマージュらしき要素はあるものの、ゲームの肝である罠要素が無いなど全くの別物となっている。

ストーリーとしては王暗殺の濡れ衣を着せられた主人公
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さらば あぶない刑事(2016年製作の映画)

2.0

人気ドラマシリーズの最終作。

前作の「まだまだ あぶない刑事」が比較的現代風のアレンジだったのとは対称的に、本作は 80年代東映ドラマの雰囲気を残した作りになっている。

また刑事モノで最終作という
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グレートウォール(2016年製作の映画)

3.0

チャン・イーモウによる万里の長城を舞台にしたアクション映画。

あらすじとしては黒色火薬を求めて中国にやってきたマット・デイモン演じる主人公が、ある事情で饕餮と呼ばれる怪物と戦うために作られた万里の長
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劇場版 MOZU(2015年製作の映画)

3.0

テレビドラマシリーズの劇場盤で完結編という位置付けの作品。

シリーズの話としては銀座で起きた爆弾テロで亡くなった西島秀俊演じる主人公の妻の秘密と娘の死の真相を追っていく過程で巨大な陰謀に直面するとい
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ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

3.0

士郎正宗の原作マンガの実写映画化だが、どちらかと言うと先行して映像化した押井守のアニメ版を実写化した映画になっている。

ストーリーとしては、人形遣い編をベースに個別の11人編の要素を追加した内容で、
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クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃(2016年製作の映画)

3.5

良い夢を吸い取られ悪夢しか見ることが出来なくなった春日部市民を救うために野原一家やかすかべ防衛隊が立ち上がる。という内容で、夢の中に入って悪夢と戦うという展開はインセプションを連想するし、実際終盤の展>>続きを読む

ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015年製作の映画)

3.0

ターミネーターシリーズのリブートで、失敗に終わった McG 版のリブート違い、本作はタイムスリップ物になっている。

そのため序盤は一作目をなぞる展開になっているが、本作はパラレル構造になっていてスト
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キャビン(2011年製作の映画)

3.5

夏休みにいとこの別荘の山小屋にやってきた大学生五人組が次々と惨殺されていく。というあらすじで、ここだけ見ると良くあるサマーホラー映画ではあるが、本作が面白いのは大学生たちが襲われるのをモニター等の電子>>続きを読む

ソルト(2010年製作の映画)

3.0

簡単に言うと典型的な二重スパイ物の映画で、序盤はアンジェリーナ・ジョリーの文字どうり身体を張ったアクションや、謎が謎を呼ぶ展開で面白い。

しかしオチが微妙で 21世紀にもなってロシアの超人部隊や秘密
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バイオハザード IV アフターライフ(2010年製作の映画)

2.0

原作の設定以外全部無視だった過去作に比べると、原作オマージュが増えているのは好感が持てる。

しかし相変わらずのご都合主義というか、前作で世界は砂漠化したはずなのに、砂漠化してない場所が多数登場したり
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セカンドバージン(2011年製作の映画)

1.5

NHK の連続ドラマの映画化でドラマ版の最終話を再構成して映画版だが、結末に関しては映画オリジナルとなっている。

ストーリーとしてはマレーシアでチャイニーズマフィアに銃撃されて現地の病院で意識不明の
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パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

3.0

話としては前作にあたる生命の泉ではなく、その1作前のワールド・エンドからの続きになっている。そのためワールド・エンドを見ていないと話の切っ掛けとなるオーランド・ブルーム演じるウィルの呪いのことや、本作>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.0

音楽禁止の家庭に育ったミュージシャン志望の主人公が死者の国に迷い込んでしまい、そこからどう生者の国に戻るのか?という比較的シンプルな話になっている。

基本的に死者の国での冒険を通して、何故音楽禁止に
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ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(2017年製作の映画)

3.0

本作は「ハムナプトラ」シリーズの原作/原案にあたる「ミイラ再生」のリブートに当たる作品で、ダーク・ユニバースというユニバーサル・スタジオのモンスター映画に登場するキャラクターが活躍するシリーズの第1作>>続きを読む

アナと雪の女王/家族の思い出(2017年製作の映画)

2.5

アナと雪の女王の短編映画だが、上映時間が20分もあるという短編映画の中では長尺の部類になる。

話としてはクリスマスの過ごし方が分からないアナとエルサの為に、オラフがクリスマスの過ごし方を聞いて回ると
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SING/シング(2016年製作の映画)

3.0

落ち目の劇場の支配人の主人公が、劇場の復活を目指して歌のオーディションを開くという内容で、基本的にはP・T・バーナムをモチーフにした話になっている。

音楽パートに関しては、オリジナル曲がほぼ無い事を
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トランスフォーマー/最後の騎士王(2017年製作の映画)

2.0

新たな敵創造主の存在が明らかにされて終わった前作からの続きで、今作は円卓の騎士に出て来るマーリンの杖を巡る物語になっている。

やっている事はいつもと同じでだが、前作と違って基本的に舞台がイギリスと地
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マックス・ペイン(2008年製作の映画)

2.0

一言でいうと予告編詐欺的な映画で、予告編では悪魔に立ち向かうコンスタンティンのようなアクション映画ぽい作りになっているが、実際の内容は家族を殺された主人公が犯人を探していくという定番な内容。

劇中で
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ワイルド・スピード MAX(2009年製作の映画)

3.0

映画の序盤でミシェル・ロドリゲスが死んでしまうので後は何を期待して見れば良いのか困惑する映画。

本作で特に残念なのが街中でのカーチェイスシーンが1つしか無い事。基本的にカーチェイスシーンはメキシコの
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ベスト・キッド(2010年製作の映画)

2.0

ジャッキー・チェンが出ている時点でそれは空手では無いのではないか?という気もするが、主演のジェイデン・スミスはクソガキを演じさせると本当に上手で、その主人公が空手によって精神も大人になっていくというの>>続きを読む

バロン(1989年製作の映画)

4.0

本作の監督テリー・ギリアムはラ・マンチャの男を映画化したい事で有名だが、本作の原作にあたる『ほら吹き男爵の冒険(ミュンヒハウゼン男爵)』はプロット的にはラ・マンチャの男とほぼ同じで、テリー・ギリアムに>>続きを読む

エクスペンダブルズ(2010年製作の映画)

3.0

往年のアクション映画のスターたちが夢の競演と言えば聞こえは良いが、ジェイソン・ステイサムを筆頭にスタローンとドルフ・ラングレン以外は現役バリバリで映画出ているのが悲哀を感じずにいられない。

基本的に
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ジェネラル・ルージュの凱旋(2009年製作の映画)

3.0

ボンクラな竹内結子と阿部寛演じる出来る上田こと白鳥のコンビは見ているだけでも面白く、バディ物として完成度が高い。

しかし本作の話の部分に目を向けなら、病院経営の仕組みがわからないと話の核になる ER
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ドラキュリア(2000年製作の映画)

1.5

90年台の吸血鬼映画はゾンビと同じ死なないモンスターで、主人公がそれと戦うという内容が主流だったが、今作のドラキュラは比較的ドラキュラ映画として正当な作りで、吸血鬼としてのドラキュラを描いている。>>続きを読む

黄金を抱いて翔べ(2012年製作の映画)

3.5

最近珍しくなった銀行強盗物で、犯罪物の映画の中でも銀行強盗というのが犯罪の種類として日本ではあまり馴染みが無いため、本作の評価というのが総じてアメリカン・ニューシネマの系譜に位置する映画が好きか嫌いか>>続きを読む

アルゴ(2012年製作の映画)

4.5

1979年に起きたイランのアメリカ大使館占拠事件を題材にした映画で原作は Wired に掲載された How the CIA Used a Fake Sci-Fi Flick to Rescue Ame>>続きを読む

サラリーマンNEO 劇場版(笑)(2011年製作の映画)

2.0

NHKの人気コメディーシリーズの劇場版。TVシリーズで人気のキャラクターを上手く取り込んで破綻してなくて全体的にシリーズのファン向けの映画としては上手くまとまっている。

しかしテレビフォーマットのコ
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エクスペンダブルズ2(2012年製作の映画)

3.5

前作の不満点である、主人公達に比べて敵の筋肉感が弱い、ガンアクション成分が少ない。と言った部分が本作では解消されていて良い。

この映画に関して言えばスリーズ物の続編というより 2012年度版筋肉祭り
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