特売小説さんの映画レビュー・感想・評価 - 42ページ目

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プリースト(2011年製作の映画)

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延々と続く荒野を高速バイクで駆け抜けたならたどり着く場所はいつも決まって永遠の夏休みな訳ですよ。

組織に従わず報われない戦いに身を投じて酔い痴れたい訳ですよ自分に。

俺の大好きなヤツ。

運び屋(2018年製作の映画)

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最終的に家人として辻褄を合わせたようには見えるけれども。

それって、家族という状況から逃げ切れる算段があったからじゃね、この爺さんやっぱろくでなしじゃね、と思っちゃったんですよね。

運転中の、自由
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君は月夜に光り輝く(2019年製作の映画)

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男性主人公の罪の意識だか無力感だか、その部分の過不足ない説明の手際には感心しつつ。

悲恋でさえあればよくってそこにはもう尤もらしい理由付けなんか要らねえんだな、と、その部分の説明のなさには戦慄を覚え
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サスペリア(2018年製作の映画)

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ほぼほぼ居眠り。

赤くて踊っててアーティすね。

アンフレンデッド:ダークウェブ(2018年製作の映画)

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モニター内で完結、なんてギミックに頼らなくたって面白く描ける物語、例えば二転三転する行方不明者捜しだとか、やっぱそんなもんは不要なんですよ。

他愛もない吐くほど詰まんない物語で充分なんですよ。

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バンブルビー(2018年製作の映画)

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時間調整の必要があって「リベンジ」を劇場で観賞、したもののぐっすり寝てしまって以来、ですからしてほぼほぼシリーズ初体験。

主演の娘さんの顔が好み、というだけの理由で観賞。

なんでか「ブレックファス
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

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現実に沿うように設定が作り込まれてある場合、それはそれで面白いんだけれども感情移入が難しくって傍観者にさせられちゃうじゃないですか。

違うんだよ俺は当事者になりたいんだよ、スーパーまではいかなくても
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サムライマラソン(2019年製作の映画)

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前半の斬首場面を唐突に感じて思わず吹き出しちゃったんですよね。

要するに、思ってたんと違った、という事なんですけれども。

それぞれに思惑を抱きつつ登場人物が揃って城に向かって走る場面はもう、どんな
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

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徹底振りが素晴らしいですし。

麿赤兒の大股開きやGACKTと伊勢谷友介の絡みなど、無防備にそれに触れてしまった純真無垢なるがなにかに目覚める切っ掛けとして機能したなら痛快と思わせてくれる絵面なんかも
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ルーザーズ(2010年製作の映画)

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ノリ好しテンポ好し雰囲気好し、キャラ好しチーム感好し短めのランタイムもちょうど好し。

移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

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色彩が暗く単調な絵面が睡魔を払ってくれませんでしたよね。

全然目が覚めませんでしたよね。

LOVEHOTELに於ける情事とPLANの涯て(2018年製作の映画)

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前半に於ける三上博史と酒井若菜の掛け合い漫才が最高。

真相が語られる段にいろいろ腑に落ちはするものの、事態が二転三転する毎にどうでもよくなってしまう点はギミック優先の弊害かしらね、と。

街で偶然す
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盆唄(2018年製作の映画)

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生命賛歌的側面を噛み締めつつも、不謹慎で配慮に欠いた事を言わしてくださいよ。

帰還困難区域の風景にめっさ萌えました。

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

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宗教だの神話だのといった根拠を求めずに軽々しく俺が神と呼ぶ類いの神の活躍を見せてもらいましたよ。

やべー彼女ってばめっちゃ強いじゃん、神じゃん。

んでその唯一絶対的存在になった彼女の孤独が浮き彫り
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アクアマン(2018年製作の映画)

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雑魚感芬々なキャラクターによるナイフ継承の儀ですとか、高度な科学技術で栄えた文明の崩壊した理由ですとか、魚類と甲殻類が対峙して互いに鬨の声を上げるですとか。

すこぶる馬鹿馬鹿しい絵面がありますし。
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

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設定説明が連続する導入部に見事な手際を見た気もするけどそこに刺激が全くない事も事実、以後、睡魔とバトルしながらの観賞となりまして。

ロマンス部分のシリアスな語り口が退屈、という印象に終始。

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

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たっぷりじっくり取られた間が、俺みたいなお預け知らずのがっつき豚には苛つきを覚えるだけのかったるい代物、予告編の印象からして劇物待ちの構えで観賞に臨んでしまい、結果、大火傷を負っちまった訳ですけれども>>続きを読む

アルティメット(2004年製作の映画)

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無茶振りばかりで人望のないボスの葬られ方が気持ちいい。

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

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都度都度、因果応報やカルマ的なものの考え方では太刀打ち出来ない不条理なのであろうという具合に因数分解をしながら観てた訳ですね。

詰まり、因果応報やカルマ的なものの考え方を前提に、出来事や現象、物語上
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デス・ショット(2018年製作の映画)

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逆さにしたカップの一つにダイスを隠してがしゃがしゃと場所を入れ替えて、さてダイスの入ったカップはどれでしょう、てやられた感じですよ。

重要な役どころに面長の髭が二、三人配されてる、気を抜いて二、三度
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ビリオネア・ボーイズ・クラブ(2018年製作の映画)

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エンドロールで名前を見るまでジャド・ネルソンだと気付かず仕舞い。

ボキーム・ウッドバインはどの映画で見掛けても「ビッグ・ヒット」での役柄を思い出して笑ってしまう。

「ウォール街」と、数年振りに会っ
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こころ、おどる(2015年製作の映画)

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沖縄の離島が物語の舞台、なのにその事実を表題に匂わせてもいない辺りに作者の自信が窺える訳ですよ。

本来ならばもっとハードコアなそれなのかも分かりませんけれども、観客に対する忖度なしに登場人物にばんば
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ディアトロフ・インシデント(2012年製作の映画)

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ドキュメンタリー調演出が、調査パートでは非常に効果的に、しかし真相パートではすこぶる不自然に感じるという、いわゆるなんで危機的状況下に冷静にカメラ回してんだ問題がまるで手本のように浮き彫りに。

さす
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

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家人として、或いは人として未知の危険に挑む物語として、大筋がところに宇宙飛行を持ってこられても自分の矮小な体験じゃ翻訳出来ないだろうな、と。

予告編の時点でそのように懸念した通り、あたしにゃ乗れない
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

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スタジオロゴで遊ぶ映画は大概好みの出来になっている、という個人的法則があるものですからいずれ再観賞するものとして。

半分くらい寝ながら観てたんで話はちんぷんかんぷんでしたが。

エマ・ストーンの手コ
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七つの会議(2018年製作の映画)

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前半は自らの立場や状況に翻弄されるミッチーを愛でるアイドル映画として、全編はオールスター面合戦として。

テンポ好く進み、伏線が張られる度に回収場面の想像も出来るくらいに解り易い物語も大変に楽しく。
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十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

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ちょいちょい意識が飛んでしまって話の内容はさっぱりなんですが。

杉咲花の安定感と、呪われたもの同士の対立構造が浮き上がる落ちが非常に好み、なのでタイミングが合えばもう一回観ておこうかとは思いましたよ
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恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

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伝統芸能としての死亡フラグ、その様式美は堪能させていただきましたが。

演者や作者に思い入れもないために。

後発作品で観た事のある場面だなこれ、と思うばっかりだったんですよ正直。

自分が苦手とする
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殺る女(2018年製作の映画)

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ぼくのかんがえた気の利いた演出を、ぼくのかんがえた格好いい絵面を、再現する事に囚われてしまい社会通念下に於ける人間の感情や行動原理、成長というものを考えた場合には納得し難い展開ばかり。

木を見て森を
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チワワちゃん(2018年製作の映画)

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青春の自爆テロなんてつって作者自らが露悪的スタンスを宣言、ならば遠慮なしに嫌悪感を以て。

画面上に再現されるそれは俺が見てこなかった景色であり理解しようとする必要もない、という構えで観賞。

くまち
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マイル22(2018年製作の映画)

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ローレン・コーハンという女優さんが屈強な男性を相手に格闘戦を繰り広げる行、その鬼気迫る表情に必死さが伝わってきてまぁ素晴らしゅう御座いましたね。

そんな彼女がアプリ如きにFワードを禁止されいらつき倒
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ザ・アウトロー(2018年製作の映画)

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立場上は正義と悪、だけども人間的には真逆の両者の激突、という事で御座いまして。

ほろ酔いで離婚調停中だかの妻を訪ねて友人らの迷惑そうな表情を引き出す行ですとか、保安官の腐った人間性を見せる場面は楽し
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ワイルド・ストーム(2018年製作の映画)

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画面が暗い場面が多くなにが行われているか判りづらい、故に乗ってけない。

定番布陣の強盗団のまるで個性のないボスの逝き方と、ショッピングモールでのトリックプレーはギャグとして秀逸。

ハード・コア(2018年製作の映画)

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間違ってんのは俺じゃねえ世間だ、と言い切る自信も根拠も持てず、かと言って要領よくやる技術を身につける努力もせずに過ごした結果として。

最後に頼れるものがもうハードボイルドしかねえ、という次第ですよ。
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

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濱田岳の付け髭を、雑なメイクを、大画面で見せ付ける事が既にミスリードだったという事ですよね。

職業ものとして主人公のそれぞれの能力を見せるエピソード、これがちょっと手垢の付き過ぎたもので以て観客に先
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理由(1995年製作の映画)

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なにしろエド・ハリスがとても楽しそうでなによりですよ。