道士・安野さんの映画レビュー・感想・評価

道士・安野

道士・安野

シネフィルになりたい

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500ページの夢の束(2017年製作の映画)

3.0

パラマウントを出て信号を渡ったあとのダコタ・ファニングと施設のおばさんの切り返しが決まってればもっと良かった。

クワイヤボーイズ(1977年製作の映画)

3.3

ほんとに下品な映画でかなりきついとこもあるんだけど、ベトナム戦争のトラウマがフラッシュバックするシーンの緊張感なんて大したものですよ。

スラムで喧嘩していた黒人とメキシカンが結託して警官ボコるとこと
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悪太郎伝 悪い星の下でも(1965年製作の映画)

4.1

野川由美子可愛すぎか???
混浴での立ち回りとかヤバいよこれは。
ガラス戸やら枝で隠される野川由美子の肉体美!

ヤクザとの緊張感0の間抜けな攻防も面白い。

緑の光線(1985年製作の映画)

4.0

「本物」を求める物語は数あれど、最後に本当に「本物」を映してしまうのは凄い。
一人で惨めに泣くマリー・リヴィエールをひたすら映してからのカタルシスの解放。

若き日の次郎長 東海道のつむじ風(1962年製作の映画)

3.5

坪井誠の滑らかな移動撮影が光る。
このシリーズ、マキノらしい濃密な空間演出による「泣かせ」がないのだが坪井のカメラワークだけで結構楽しめる。

脅迫した代官を胴上げして終わるのには笑った。

若き日の次郎長 東海一の若親分(1961年製作の映画)

3.4

錦之助が尾形伸之介を射殺する間髪入れない演出に痺れる。
水島道太郎の大政は迫力なくてガッカリするが、ジェリー藤尾の石松はかなり良い。
吃らないし最初から片目が潰れているけど。

三五郎も仙右衛門も配役
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逃亡者(1947年製作の映画)

3.0

撮影の主張が強すぎて映画としての面白さは損なわれていないか。
フォードらしからぬ作品というだけではない違和感。
教会へ向かう警官たちの馬の暴走も何だか空々しく感じる。

若き日の次郎長 東海の顔役(1960年製作の映画)

3.2

おおらかで緩い安心感がある。
開け放った屋敷での立ち回りとか、空間の使い方はやっぱりうまい。
船上での取っ組み合いはイマイチだったが。

悪太郎(1963年製作の映画)

4.0

これぞプログラムピクチャー。
オーソドックスな話だからこそ際立つ作家性。
和泉雅子が馬車に乗って去っていくショットが特に素晴らしい。泣く。

だが高峰三枝子のどうでも良さは不満。

ひばりの お嬢さん社長(1953年製作の映画)

3.0

「無給で出てくれるタレントがいるんですよ!」で美空ひばりが歌い出すとこだけ面白かった。
あとは普通のひばり映画。

騎兵隊(1959年製作の映画)

4.1

至極の縦ショットの数々。
コンスタンス・タワーズの屋敷の扉、
ジョン・ウェインが過去語りを打ち切ってグラスを吹っ飛ばすシーン、
南軍の大砲目掛けて走る騎兵隊、
そしてラストの橋の爆破!

カドリーユ(1937年製作の映画)

2.2

ジョルジュ・グレーがちょっと面白いキャラなので期待したが結局ギトリ出ずっぱり喋り倒しの映画だったのでガッカリ。
グレーが脱いだ服を椅子や暖炉に投げるギャグがつまらなすぎてビビる。

L.A.大捜査線/狼たちの街(1985年製作の映画)

3.7

FBIから逃げきったと思って車内でテンション爆上げしてたら、銃撃されてガン萎えするとこでワロタ。
最初からブチ切れてるウィレム・デフォーがたまらんのだが、段々狂ってくるウィリアム・ピーターセンも面白い
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街の天使(1928年製作の映画)

4.5

数年前にヴェーラで見た。
サイレントなのもあって前半かなりウトウトしたのだが、
チャールズ・ファレルがジャネット・ゲイナーを殺そうと追ってから、教会の絵にたどり着いて正気に戻るまでのシークエンスが、と
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ラスト・ラン/殺しの一匹狼(1971年製作の映画)

4.7

最高。激渋。フライシャーは神。
愛車のエンジンと同時に止まるジョージ・C・スコットの命。
トリッシュ・ヴァン・ディヴァーもめちゃ美人。

廃墟の群盗(1948年製作の映画)

4.9

マジモンの傑作。
強盗団のバーでのグラスの渡し方の洗練具合からこれは物凄い映画なんじゃないか?と思ったが、予想以上の代物。
ペックに暴行されたバクスターが現場を去ってから振り返っての一撃!このタメの演
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ハイティーンやくざ(1962年製作の映画)

3.5

土手や事務所の内装で細かく見せられる高低差の演出がうまい。
母親との別れのシーンの爽やかさに涙。

ただ街の人間がとにかく弱者面したまま終わるのは腹立つ。
一人ひとりが傘を持つ状態になってないだろ、こ
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新座頭市 破れ!唐人剣(1971年製作の映画)

2.0

バカバカしいすれ違いもだが、何より殺陣が全然面白くない。
そもそも座頭市と片腕必殺剣はリアリティラインが違うから、座頭市の世界観でやると王羽が弱く見えちゃうので注意しなきゃならんのだけど…。

せっか
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自来也 忍術三妖伝(1937年製作の映画)

2.9

マキノなので星玲子は可愛いが千恵蔵の演技過多が目障り。

美少女戦士セーラームーンSuperS セーラー9戦士集結! ブラック・ドリーム・ホールの奇跡(1995年製作の映画)

1.5

1時間もあって何やっとんねん。
ラスボスの巨女との決戦の緊張感のなさは酷すぎる。
夢のシーンは今まで見た同タイプの演出ではワースト。

ちびうさはとても可愛いがそれは劇場版に限った話ではないしな…。

キラー・スナイパー(2011年製作の映画)

3.5

「犯罪映画のパロディ」「悪の立ち位置の真実」などわりと構成は凝ってるようだが、とにかくフライドチキンの疑似フェラで死ぬほど笑った。
80近い爺さんがこんなん撮るのほんとにすごい。

も〜っと!おジャ魔女どれみ/カエル石のひみつ(2001年製作の映画)

4.4

尺の短さに苦戦している感じではあるが傑作。
もうほとんど清水宏。

こんなに静かで異様な空気作ってるのにいつものop流すのにしびれる。
とんでもない感覚。

デジレ(1937年製作の映画)

2.0

これもダメだった。
特にジャクリーヌ・ドリュバックの動かし方がつまらない。
落としたすスカーフをギトリが拾ったときのドリュバックのリアクションとか最低じゃないか?
キューカーやホークスなら、スタージェ
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峠を渡る若い風(1961年製作の映画)

3.9

素晴らしい青春映画。
最後の舞台が始まってからの幸福感はものすごい。
特に金子信雄のキャラの決着の付け方!これにはニヤついてしまった。

森川信が娘を賭けの餌にして行う再起への一連のシーンが悲痛。
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柳生武芸帳 片目の忍者(1963年製作の映画)

3.7

柳生で人間爆弾やる時代劇なんてこれくらいじゃないか?
ラストの血と泥にまみれた近衛十四郎と東千代之介の対峙、どっちが善玉か分からない。

近衛十四郎が次々やってくる柳生門下の若侍を試すシーンは部屋の間
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アルモニ(2014年製作の映画)

1.1

糞の極み。オールタイムワースト。
これアニメでやる意味ってなんすか?

もうあらゆる要素が気持ち悪いんだけど、特に少女人形に「たくし上げ」をさせるのがとんでもないキモさ。
リアル路線でやってきてこれを
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夢を見ましょう(1936年製作の映画)

2.2

『とらんぷ譚』もそうだが、こうもただひたすら喋られると興が冷める。
『ヒズ・ガールズ・フライデー』との受け取った感覚の違いは何なんだろうな。

攻撃(1956年製作の映画)

4.3

エディ・アルバートのねちっこいキャラ造形!いかにもアルドリッチ!
戦場で泣き出してベッドに入るシーンの醜態はそれまで重ねてきたヘイト感情すら収めたくなる代物だが、
そこで死んだと思われたジャック・パラ
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踏みはずした春(1958年製作の映画)

4.3

見事な職人芸が細部まで行き渡っている。
左幸子と小林旭が最初に共に歩くシーンの俯瞰から喫茶店の現れ方が決まりまくってる。
夕日をバックに浅丘ルリ子が歌うとこなんて素晴らしい瑞々しさ。

体にムチを売っ
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パリの灯は遠く(1976年製作の映画)

4.2

去っていく列車。虚ろに開かれたドロンの目。この締めの演出は物凄いです。
ロージーは怖い。

コーラス(1982年製作の映画)

4.5

初キアロスタミ。

お爺ちゃんが自室に籠もってるときの窓から入る光が超絶すごい。
カラーでサイレントをやることの意義の最大値がこの空間にあるんじゃないか。

このとんでもない技巧をこんな可愛らしい小話
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紙ひこうき(2013年製作の映画)

3.6

ちょっと魅せ方がくさ過ぎるが、風の表現があまりにも心地よい。

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