道士・安野さんの映画レビュー・感想・評価

道士・安野

道士・安野

シネフィルになりたい

映画(1171)
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こんな私じゃなかったに(1952年製作の映画)

3.0

まあまあ。
後期の川島作品のテイストにかなり近い。
若い女こまそうとする山村聡はここでも気持ち悪いなー。善人だったけど。

東京上空いらっしゃいませ(1990年製作の映画)

4.0

牧瀬里穂が買い物に出掛けてから格段に面白くなる。
駅のホームから飛び降りて線路を走るシーンの瑞々しさ!
屋形船での半生の振り返りは『生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言』のアイちゃんのよる海
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海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

3.5

どエロい!
そしてアルメンドロス!

ピエールが愛のあり方を語っている間、聞き手のポーリーヌは映らず声がオフで入るのが面白い。
画面に何を入れるのかというバランスが上手い。

エロ将軍と二十一人の愛妾(1972年製作の映画)

4.5

大傑作。
前半のギャグも大好きだけど、全員暴走しだす後半に痺れる。
家老の妻を差し出すよう衆人の前で命令するとこ、最高。

やくざの墓場 くちなしの花(1976年製作の映画)

4.0

断然渡瀬恒彦派だったけど、渡哲也も悪くないすね。
決起集会で梅宮辰夫を殴り倒した渡哲也に赤いライトがかかるとこがめちゃくちゃカッコいい。
70年台の深作は変な演出とストレートな決め画の混ぜ方が絶妙で素
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東京暗黒街・竹の家(1955年製作の映画)

4.3

これも好き。
意味分からんエセ日本家屋をアクションの題材に仕立てあげるセンスが未踏の域。

78回転(1985年製作の映画)

4.0

美しすぎる回転の連鎖。
遊園地のくだりがさいこー。

ひばり捕物帖 かんざし小判(1958年製作の映画)

3.0

夜道の縦構図とか沢島らしい美しい画は多数あれど、活気がいまいち弱い。
どうにも東千代之介が面白くないのが原因か?

源氏九郎颯爽記 秘剣揚羽の蝶(1962年製作の映画)

4.5

『三つ数えろ』なみに混みいったプロットだがこれは大傑作!!

時代もキャラの性格も前二部作とはまるで違うので、作風も当然違う。
この源氏九郎が最早一心太助のようで、あまりに別人過ぎて源氏と鼓の関係がギ
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源氏九郎颯爽記 白狐二刀流(1958年製作の映画)

2.2

これは凡作。
冒頭の夜の港が時代劇らしからぬ雰囲気で面白いが、見所はそこくらい。
ラストの公家との別れの会話は白々しいし、錦之助も棒読みのようだ。

源氏九郎颯爽記 濡れ髪二刀流(1957年製作の映画)

3.5

中村錦之助が出てくるシーンがことごとくカッコイイ。
終盤の屋敷での乱闘の移動カメラのキレと、画面内に2つの事件を収めて処理する手際の良さは、既に加藤泰の刻印が出ている。

殺人捜査線(1958年製作の映画)

4.3

車椅子の男が出てきてからラストまでの凶暴性に感動。
スクリーンプロセスもこれ最高クラスよね。

流血の谷(1950年製作の映画)

4.3

これはものすごい陰惨な西部劇。
ダークな雰囲気をばりばりに煽る黒の強調が素晴らしい。
差別主義者の無法者との殴り合いなんて寒気すら感じる暗さだった。
ここでのバーのカウンターを活かした縦構図の画面に痺
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コードギアス 反逆のルルーシュIII 皇道(おうどう)(2017年製作の映画)

4.0

ナナリーが泣くとこで同時に泣いてしまった。
ガバいとこをハッタリで押し切る、小手先でない演出力のアニメだったんだなあ。
7年ぶりにふれたが当時より楽しめた気がする。

ラストのランスロットと紅蓮の
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大菩薩峠 完結篇(1961年製作の映画)

3.3

森一生にしちゃあ良くやってるんじゃないでしょうか。
そもそもこの辺は原作もつまんない気がするのだけど。
ラストの洪水はすごいんだけど装置を介して迫力を出してるのは内田吐夢版の方。

とんかつ大将(1952年製作の映画)

3.5

川島雄三最初の良作はこれでしょう。
オーソドックスな話でもこれだけ軽妙な演出で見せることが出来る!

最初の自動車事故からしてカメラワークが楽しく、とんかつ屋で高橋貞二を叩きのめすアクションもよく撮れ
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適齢三人娘(1951年製作の映画)

2.8

中盤までは問題が起きてもすぐに解決して新たな問題を起こす展開の速さを楽しめたが、
小林トシ子がついた嘘を引っ張るあたりから停滞してそのまま終わるのはキツい。
室内でのカメラの動きはちょっと頑張っている
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天使も夢を見る(1951年製作の映画)

2.0

凡庸。
鶴田浩二と佐田啓二それぞれのロマンスが全くリンクしていないのはどうかと思う。

大菩薩峠 竜神の巻(1960年製作の映画)

3.1

いくら三隅研次と大映美術が頑張っても、こんなチープなメロドラマにはノれませんよ。
机竜之介から焦点をずらしてやたらお浜にクローズアップするもんだから退屈なこと。

しかし東映版との最大の差は俳優陣の厚
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大菩薩峠(1960年製作の映画)

3.9

アバンからゴリッゴリの三隅で涙。
刀を吹いた紙の舞い方が素晴らしすぎる。
ここから森での宇津木一門との対決までは絶好調だが、雷蔵と中村玉緒が出奔して江戸でグダグダしてる中盤はテンションが落ちて残念(こ
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都会の牙(1949年製作の映画)

4.0

毒を盛られて死亡確定したエドモンド・オブライエンが走る!走る!
街を走る移動撮影が何度かあるがどれもすごい。
特に医者から死ぬことを伝えられて怯えたオブライエンが走るシーンは編集が素晴らしい。
『女囚
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カンザス・シティ(1996年製作の映画)

3.5

ダーモット・マローニーがギャングに捕まるのが恐るべき速さ。

ジャズや小咄を挟んでゆるーく進行すると思ったらオチの急展開に戦慄。
「あいつらマジでイカれてる」

拳銃魔(1949年製作の映画)

4.2

幼少時代の主人公が銃に取り付かれるまでの回想が超絶。
ものすごいスピーディーだし。
ラストの霧もたまんない。

上海バンスキング(1984年製作の映画)

3.3

「楽しかったあの頃」が短すぎるし、没落時代の演出は大人しいので中途半端に感じる。 時間配分は逆にした方が話は締まったろう。
特に風間杜夫への演出の軟さは致命的。
あれだけ凶暴な映画を撮っていた深作がな
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ミルドレッド・ピアース(1945年製作の映画)

3.4

アーネスト・ホーラーの仕事として記憶したい。
ジョーン・クロフォードが別荘に入ったら娘と旦那が影から沸いてくるシーンが素晴らしい。

序盤のジャック・カーソンが別荘に閉じ込められて右往左往しているシー
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月の出の脱走(1957年製作の映画)

3.0

期待ほどではなかった。
2話の列車の運行が止まるたびに店に走ってビールを飲む乗客たちは好きだ。

超高層プロフェッショナル(1979年製作の映画)

3.3

アルドリッチばりの熱量とアクションを期待していたんだけど、然程ではなかった。

主演がジョージ・ケネディのままだったら3倍は面白くなっていたと思う。

暗黒街の顔役(1932年製作の映画)

4.7

『M』ばりの口笛の演出、強烈なマシンガンの銃撃音、ダイナミックなカーアクションと見所満載だが、
常に凶暴性を滲ませるポール・ムニと澄まし顔を崩さないジョージ・ラフトのバディ物としても超一級。
この時の
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