東京アリスさんの映画レビュー・感想・評価

東京アリス

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天国から来たチャンピオン(1978年製作の映画)

4.0

【天国への道中から戻った青年が、別人の体を借りて2つの人生を生きるフコメディファンタジー】

ジャケットイメージのハートフルさよりもコメディ要素が強め。でもラストの味わい深さは期待以上!

「…あなた
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

【死期を予感する大富豪の元に現れた死神と、彼の娘との恋】

シリアスとユーモアのバランスがいい上品なラブファンタジーで、3時間があっという間に過ぎた!

大富豪パリッシュの会社運営の物語と、死神ジョー
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

【スピルバーグの原点。巨大サメと闘うボロ船に乗った3人の男】

何回も観たつもりでいたけど、ロイ・シャイダー演じる署長が海嫌いの弱腰キャラだったこととか、海洋学者さんが結構ガッツある、とか、なんなら一
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アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.3

【第2シリーズの第一弾/弱虫主人公が超人的なクモパワーを得て、怪物化した研究者と対決する】

ハリウッドのアメコミ映画化の超大作、というとズバリイメージ通りの作品。
そしてよりマンガ的な運びで、アクシ
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

3.9

【まさかの主人公の「悪」化!試される愛と友情と正義の娯楽アクションシリーズ第三弾】

前知識ゼロで鑑賞したので、主人公のスパイダーマンの「悪」化に驚いた。
弱虫主人公がヒーローになったとて、やはり人間
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スパイダーマン2(2004年製作の映画)

4.4

【苦しさから逃避するも、脱皮して真のヒーローになるまでの人生の神髄を娯楽にのせてお届けする感動アクション超大作】

私にとってハリウッド超大作に期待することは
・大規模な世界観 ・豪華キャスト ・最新
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

3.9

【クモのパワーを手に入れた弱虫君が、愛する人を守りヒーローの力と覚悟を獲得する】

ハリウッド超大作にどこか白けてしまう私が、好みでない部分もトータルで「好き」にひっくり返らされた。

アラフォー女性
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グラディエーター(2000年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

【誇り高い元・将軍が、コロッセオの見世物の闘士となって国王とバトルする】

ローマ帝王から国を譲りたいと指名される名将軍が、皇帝長男コモドゥスの嫉妬から追放され、コロッセオの闘士となってしまう。

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M★A★S★H マッシュ(1970年製作の映画)

2.5

【戦場野営テントで繰り広げられる人間模様】

誰の何の話か追えず、全然楽しめず、しんどさを覚える位、この映画をキャッチできなかった。

戦場の短期間的で、自分の存在意義を強くそこに見いだせない人が、い
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チャンス(1979年製作の映画)

3.6

【純粋さんを周囲が勝手に勘違いして崇めるすれ違いコメディ映画】

庭師のチャンスが住み込みで仕えていた主が亡くなり、家を追い出されることに。
事故で知り合った縁から、VIPなお屋敷に招待されるが、特別
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大統領の陰謀(1976年製作の映画)

3.6

【2人の記者が歴史的政治事件を暴く過程のドキュメントドラマ】

斬新なラストがカッコよかった。
ウォーターゲート事件についても、ストーリーを追えている自信もないままの鑑賞だったけど、歴史的にとても意義
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ワイルド・ブラック/少年の黒い馬(1979年製作の映画)

4.6

【映画ってすごい!たてがみを手綱にして走る少年と馬の美しさよ‼】

映画って最高じゃない!?って思える作品。

船の事故から、無人島でサバイバルする少年アレックが、同じ船で運ばれていた黒い馬・ブラック
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テン(1979年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

【共感できる人にも「あっそ」と言われがちな「ミドルエイジクライシス」の最終回答を提示する大人コメディ】

中年男性が陥り、そしてちょっと偉そうに見える「ミドルエイジクライシス」。
暗く気怠く、贅沢病に
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ディープ・インパクト(1998年製作の映画)

3.9

【人類の危機を、宇宙レベル個人レベル両方からドキドキしながら人生を思う】

「宇宙」が出てくると取り残されがち(感情的についていけない)な私ですが、最後まで彗星の様子と現実を生きる個人がリンクした世界
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ブランク・チェック/100万ドル大作戦!(1994年製作の映画)

4.0

【ちびっこが夢を叶えていく大人も楽しめるアメリカンコメディ】

「ブランク・チェック」が「白紙小切手」だとわかった時に、誰しもわくわくするように、ちびっこが夢を叶えていく過程は大人もずっと楽しめる。
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大災難P.T.A.(1987年製作の映画)

3.2

【正反対な2人が思いがけずに友情を育む珍道中ロードムービー】

道中で登場する人物がおもしろかったり、皮肉めいた笑いの演出が楽しい。
でも、少し退屈した…というのが正直なところ。

タイプの映画でなく
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がんばれ!ベアーズ(1976年製作の映画)

4.4

【だめな奴が本気で頑張る姿って泣ける】

だめ監督が率いるだめだめ野球チームの成長ドラマ。
メンバーは、小さいなりにみんな生意気だったり自我があって一人前。
そこに少し大人な2人(アマンダとケリー)が
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危険な情事(1987年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

【「不倫」ワンテーマ、1本勝負!】
テーマのシンプルさが良い、コワおもろい作品。
(今の映画だともっと登場人物が多かったり、細工も多くなってしまいそう)

私には、断然ダンからというよりアレックスから
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エイリアン(1979年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

「もう一度見たい」と手にしたのだけど、それは「2」だったようで、「エイリアン」(1)は、どうやらほぼ初見。
(印象にあるシーンもあったけど、通しでみたことはなかったのかも。)

構成や場面の意味をおさ
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スペンサー ダイアナの決意(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

映像美と心象風景の演出にうっとり…するも!
広告のうたい文句に疑問をもった作品となりました。

ダイアナのストレスと、自由を切望するのは痛いほど共感しました。
しかし、ラストのダイアナの大胆な行動が、
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燃えよ剣(2021年製作の映画)

3.9

歴史に弱いので文句は言えないのですが、話をほとんど追えず、誰の感情にもついていけなかったです。

殺陣は迫力があり、カッコいいだけではなく、侍が生きる時代の緊迫感を感じました。

ストーリーを追えずに
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アザーズ(2001年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

母の愛がテーマとして描かれているので、『シックス・センス』の既視感があってもマイナス要素にはならず新鮮だった。
(『シックス・センス』が1999年で、本作は2002年)

戻らない夫の不在や、光アレル
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パーフェクト・トラップ(2012年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

「ソウ」1の大ファンだけど、「ソウ」シリーズはそこそこ…な私。
本作はそこそこ…でもなかった。

ソウシリーズは、ラストにネタバレシーンがあったけど本作は最後の最後まで犯人像が明確になっておらず(半端
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ずっと気になっていたけどなんとなく尻込みしていた作品。
知的障害の妹、身体障害の兄へのリストラで貧困が極みを増していく、救いがないような環境に暮らす兄妹。

この映画の圧倒的な貧しさ、無力感にほんの少
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フラッド(1998年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

モーガン・フリーマン主演のパニックアクションって意外な取り合わせ☆
と楽しみに視聴。
ストーリーが単調に感じてしまった。キャラが設定だけで動いてるというか、感情移入できる「人」があまりいないような。
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オープン・ウォーター(2004年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

荒木飛呂彦さんが「太平洋でありながらの密室」と表現していた、カリブ海のダイブツアーで船に置き去りにされた夫婦の一晩を描いた作品。

冒頭で、「実話に基づいている」とのアナウンスあり、これがとても意味深
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犬鳴村(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

 ジャパニーズホラーの、畳の湿気た匂いがしてきそうな雰囲気が少々苦手なのだけど、こちらは湿度は高めで、畳も湿気るどころではない水っぽさだけど面白かった。

 怖いシーンがちゃんと怖くてオリジナリティも
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アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

2.8

 荒木飛呂彦さんが著書で絶賛されていて鑑賞。
 
 さびれた大都会N.Y.の景色や、そこに一人で生きる孤独と、好き放題やれる解放感も感じられた。血清開発の使命を背負っているとわかると、俄然応援したくな
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.6

謎めいたスリラーと思いきや、よくある筋のすすみではなくて混乱しつつ新鮮だった。

元親友の葬儀で怒鳴り散らす年老いた女医、いい奴そうだけど仕事の映像が映し出されるヒットマンらしき男、謎のベットシーン、
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ローズ(1979年製作の映画)

3.6

ジャニス・ジョプリンをモデルにして...という情報だけで観たら、ちょっと残念な気持ちになった。
別の話として観たほうが映画に入り込めるし、実際に架空の人の設定。

スターになってからの故郷でのコンサー
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耳をすませば(1995年製作の映画)

5.0

先日観た『猫の恩返し』が『耳をすませば』のスピンオフと知り、遅ればせながらの鑑賞。

こんなに青春の甘さ酸っぱさ、苦々しさ、この世を生きる喜び…を描いたものに会ったことないよなぁ...唖然とする感動。
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

予定調和な映画が恋しくなるほど、独特な世界観とストーリー。

世俗的な世界に違和感をもちながら生きる主人公ティナ。
違和感があるのは当然で、そもそも種族が違う生き物だった。

同じ種族であるはずの仲間
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バーレスク(2010年製作の映画)

2.8

意外にもいまいち楽しみきれなかった。

主人公が苦労したりがんばったりするのを見たいのに、
ひょんなチャンスがきて以降、アリはオーナー・テスに認められ、モテはじめる。
汗をかく練習風景もなく、お金持ち
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イコライザー2(2018年製作の映画)

4.6

1もかなり好きでしたが、2はもっと深みのある作品に。
いくつもの話が同時進行しそうでしたが、元同僚の死と、裏道にそれそうな若者との2軸で進みます。

デンゼル・ワシントンの文武両道っぷりに拍車がかかり
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ボーン・コレクター(1999年製作の映画)

3.3

タイトルからイメージするものに沿わないだけで、がっかり&裏切り感をおぼえてしまうものですね。
犯人にコレクター要素はなく、これまでの捜査情報を分類してアーカイブしている主人公、ライムの方がコレクターと
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猫の恩返し(2002年製作の映画)

2.6

よくいくお店で流れているDVDで、主人公が猫を助けるシーンに何度も遭遇するので、たまらず鑑賞。

見終わって、
そっかそっか子供向け映画か と自分を納得させました。

すごく叫んだり奮闘しているんだけ
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