バードメンさんの映画レビュー・感想・評価

バードメン

バードメン

アイガー・サンクション(1975年製作の映画)

3.7

命の恩人でもある仲間を殺った犯人を山に登ったり愚劣という名のコーヒーを飲んだりしながらサンクションせよ!
大学教授のヘムロック役をクリント・イーストウッド、音楽をジョン・ウィリアムズ。
死の壁と呼ばれ
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.9

死の直行便に乗ってしまった人たちの話です。
USJのCM並みにゾンビがパニックなのと、主役を食い気味のマ・ドンソクの反則パンチが楽しめます。
心なしかゾンビの方達の演技が楽しそうでそちらも見どころ。
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ジングル・オール・ザ・ウェイ(1996年製作の映画)

3.8

パパ・シュワが息子・ジェイミーにターボガイのフィギュアをプレゼントする為にクリスマスの街を奔走するファンタスティッキームービーです。

クリスマスソングに揺られながらパパ・シュワと壁画のキャプテン・ア
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無双の鉄拳(2018年製作の映画)

3.8

シンプルなストーリーにコメディの要素とサイコな要素が丁度良いマ・ドンソク主演の116分。
イム・イルギュの怪演と鉄拳炸裂のコーナーの待ってました感が気持ちが良い一作。
マの演じるカン・ドンチョルの弟役
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.1

あのデ・ニーロがシニア・インターンとしてベンおじさんとしてアン・ハサウェイの会社にやってきた話です。
深い人生の教訓と古き良き時代のマナー、ブルックリンの日常的なロケーション風景に程よいジョークでゆる
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ハプニング(2008年製作の映画)

3.3

あのセントラルパークで突然集団自殺が起きてしまった話です。 
やや行間が広め。
飛び降り、串刺し等のハードなスーサイドハプニングが続く一方で謎は謎のまま、痴話喧嘩のみが進行していく作風。
どこか伊藤潤
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シン・シティ(2005年製作の映画)

3.8

4つのEPからなるフランク・ミラーによるアメコミ原作のR15指定ムービーです。
しっかりハードにボイルドな作風に血飛沫と明暗の濃いモノクロ調の映像と豪華出演者に加えてゲスト監督にタランティーノ。
中で
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ONE PIECE ワンピース 3D 麦わらチェイス(2011年製作の映画)

3.5

3Dムービー。時系列は新世界編以前。
消えたルフィの帽子を巡る短編作でありながらぎゅっと濃縮された作品の魅力とスカパラの曲がハマっってて最後まで楽しい一作です。
ウソップもしっかり活躍しててニッコリ。
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オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

3.8

現代に生きる吸血鬼をトム・ヒドルストンとティルダ・スウィントンが演じてます。
異世界のどこか人とかけ離れた役ほどお二方は似合い過ぎるのと、不必要なんだけどどこか必要で必要だけど必要じゃない独特の間と美
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生きものの記録(1955年製作の映画)

4.0

極端な思想とは言い難い生きものの記録が描かれてます。
本当の意味で行きすぎているのは誰なのかと、ガタイの良い老人を演じた三船敏郎氏の感情の機微が見どころ。
ラストシーンの表現と音楽が素晴らしくて拍手。
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ベスト・キッド(1984年製作の映画)

3.9

引っ越したんですけど、その後に色々あって空手の大会に出る事になった話しです。
カラテと車のワックスやペンキ塗りと向き合い、青年の成長を描きつつエイティーズなファッションにミヤギ(ノリユキ・バット・モリ
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ゼロワン Others 仮面ライダーバルカン&バルキリー(2021年製作の映画)

3.2

滅亡迅雷に続く第二作であり完結編。
時代を感じさせる演出面での作りとアクションのバランスが丁度良く楽しめます。
スピンオフとは言うなかれのしっかりとした結末の描き方は一見の価値ありです。

「どんな命
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ゼロワン Others 仮面ライダー滅亡迅雷(2021年製作の映画)

3.3

スピンオフシリーズの第一弾。
滅亡迅雷.netの4人が主役として描かれてます。
クールな演出に加えてドラマ性を重視した演出でファンならずとも必見ではあるものの、本編を視聴していないと分からないので、フ
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.8

仕方がない。怒らせたんだから仕方がない。
リベンジングツルハシムービー。
とんでもない蹂躙をしてきたナチ兵が徐々に追い詰められていく様はムーミンもびっくり。
でも仕方がない。怒らせたんだから仕方がない
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Mank/マンク(2020年製作の映画)

3.8

1930年代のハリウッドと名前の最後にZが付く男をゲイリー・オールドマンが演じてます。
このマンクが皮肉に満ちてて最高なのと、当時の時代の移り変わりや映画音楽としてのトレント・レズナーのカッコ良さを十
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生きる(1952年製作の映画)

4.2

人生はあっけなくて無常であると思わされる一作です。
死生感に対する気付きがありつつコメディ要素もあり、肩に力が入り過ぎずに楽しめるのも魅力的。
終盤のブランコのシーンは屈指の名シーン。

「正直に 本
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あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年製作の映画)

3.7

かなり見やすく歴史の一端を垣間見る事が出来ます。
しっかりとしたメッセージもあり、現代的な要素や成長も描かれてます。
鑑賞後にはどこかセンチでメンタルな気持ちになるのと福山氏のメインテーマ曲が頭から離
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北の狼(1952年製作の映画)

3.9

想像よりも奇妙な方向へ行く作風が妙に気持ちが良い一作です。
景観抜群のロケーションも見所の一つであり、大仰気味な演技もまた奇妙な雰囲気を印象付ける要素として見所。
スタントも体張っててヒュッとします。
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爆上戦隊ブンブンジャー 劇場 BOON! プロミス・ザ・サーキット(2024年製作の映画)

3.5

シンプルDEベスト。
娯楽要素が満載で追加戦士であるブンバイオレットが登場後ではあるものの、履修もほぼなくてただただ楽しく爽快に観れます。

「君を君の星へ届ける
こいつらを倒してな」

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.1

強烈なファンがモノホンだった話です。
どんな時もやたら明るい狂気的なドライブ感が作品全体の見どころの一つなのと、ロバート・デ・ニーロの憑依感で最後まで飽きずに楽しめます。
終盤のスタンドアップコメディ
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仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク(2024年製作の映画)

3.7

正面からドストレートに投げてきたガッチャードの正当な劇場版作品です。
純粋にドラマとアクションとエンタメの割合が丁度良いのと、顔出し登場の未来の宝太郎(DAIGO)のスパイスがかなり効いていて最後まで
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チアーズ!(2000年製作の映画)

3.8

アントマンシリーズのペイトン・リード監督、キルスティン・ダンス主演の青春グラフィティームービー。
想像以上にチアをして努力をして恋をしてで大忙しなのと、気持ちが良いくらいに表情豊かなキルスティン・ダン
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.8

感情の擬人化を描いた脳内ファンタスティックな作風と美しいアニメーションが見どころ。
どこかノスタルジーを感じるメインテーマ曲の効果もあり、どこか懐かしくて暖かい素敵な一作。
イカリがなかなかにプッツン
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映画 仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐(2023年製作の映画)

3.7

シンプルで娯楽要素の強い方向に振り切ったギーツムービーです。
チョコプラの長田さんのキャラやクロスギーツがやたらカッコ良いのと4人のイカれた浮世英寿(簡秀吉)が登場のするが見どころ。 
アクション面や
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劇場版 仮面ライダーゼロワン REAL×TIME(2020年製作の映画)

3.8

オレが社長で仮面ライダーなゼロワンの劇場版単独作。
本編のコロナ禍ド直撃感を跳ね返せ!感のあるスカッとしたアクションと映っているだけで場が閉まる伊藤英明氏とエデンのカッコ良さであっと言う間の80分。
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白痴(1951年製作の映画)

3.7

無垢で美しい愛憎劇が描かれてます。
本作は4時間にも及ぶ長編作品であるものを色々あって2時間半に収めたせいか、仕方なしの粗が目立ち気味。
とは言え主演の森雅之氏のそれによる魅力とクライマックスにかけて
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ツイスターズ(2024年製作の映画)

3.9

ツイスター【twister】 ねじりドーナツ。 2 つむじ風。 竜巻。 3 ツイストを踊る人。
映像の圧巻さと広大なオクラホマミキサーなロケーションとしての美しさもあり、4DXでは椅子が飛ぶか人が飛ぶ
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仮面ライダー THE WINTER MOVIE ガッチャード&ギーツ 最強ケミー★ガッチャ大作戦(2023年製作の映画)

3.7

ギーツとガッチャードのクロスオーバー作品。
クロスオーバーならではのワクワク感とギーツ勢の頼もしさが魅力的。
2号ライダーである九堂りんね (松本麗世)の初変身とスピード感のあるアクションシーンやギー
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仮面ライダー電王 プリティ電王とうじょう!(2020年製作の映画)

3.6

シンプルに楽しい電王のスピンオフ作品。
プリティ電王のコミカルな演技が新しい風を感じさせてくれる一作。
娯楽的な要素が強いのと、電王の魅力的な部分も短時間の中でしっかりと描かれており、ラストの落とし込
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醜聞(スキャンダル)(1950年製作の映画)

3.7

とんでもないスキャンダルをでっちあげられた画家(三船敏郎)の話です。
現代にも通じる過剰なジャーナリズムと画家の弁護人(志村喬)の感情の機微が見所。
それにしてもガタイの良い画家だ

「あ 申し遅れま
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仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ(2020年製作の映画)

3.5

名だたるレジェンダリー2号ラーイダ達の活躍とゲイツの成長を描いています。
ジオウのその後の作品としてシンプルで丁度良く楽しく観れるのと学園マイライフなお話とのバランスも気持ちが良い一作。
ゲイツマジェ
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ワンダー・ボーイズ(2000年製作の映画)

3.5

教師であり作家である役をマイケル・ダグラス、主題歌がディラン。
そしてその生徒である一度も真実を言った事がないと言われる学生役のトビー・マグワイアと落ち目の編集者役のRDJの共演が見られる作品です。
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マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

3.8

ニコラス・ケイジによるニコラス・ケイジの為のニコラス・ケイジの超娯楽大作です。
作中に強烈なニコラス・マニアが登場するため、あらゆる小ネタだらけで観た作品が多いほどに楽しめます。
観てなくても作品とし
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野良犬(1949年製作の映画)

4.0

拳銃を盗まれてしまった若い刑事(三船敏郎)の話です。
相棒に佐藤ベテラン刑事(志村喬)が加わった辺りから物語の深みと若い刑事の苦悩が増していく様がとても良いのと今作における雨の演出は随一の見所。
そし
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仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション(2019年製作の映画)

3.8

令和初のライダーである仮面ライダーゼロワンの初主演劇場版作品。
ゼロワンである飛電或人(高橋文哉)の父を山本耕史氏が演じてます。
流麗なアクションはライダームービーの中でも随一。
ジオウチームとの掛け
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バッドボーイズ フォー・ライフ(2020年製作の映画)

3.8

時の経過を着実に感じる第3作です。
物語の中で25年の時間が経過している事が感じられる作りと、もはや皆家族状態のマイアミ警察ズの関係性にほっこり。
前2作と比べると監督交代も有り、ド派手なアクションシ
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