バードメンさんの映画レビュー・感想・評価

バードメン

バードメン

犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

3.8

マ・ソクト刑事、副班長からチーム長へ。
絶妙なチーム内のコミュニケーションは相変わらずなのと派手なアクションで今作もエンタメの要素抜群。
個人的に悪い役の人は2の方がとっても悪くて好きですね。

「俺
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

3.9

前作から四年後の時系列。
ベトナム、ホーチミンへ
シリーズで言うとこちらの作品が一番好きです
凄い暴力とエンタメ性のバランスがとっても良しで最後までずっと楽しい一作です。

「あっちもこっちも
チンピ
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劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来(2025年製作の映画)

4.2

作品が元々良いのに加えて素晴らしい声優陣の演技によってとんでもない程に臨場感たっぷりと仕上がっております。
上映時間155分なのと、戦闘→回想→戦闘→回想→戦闘→の流れもありで感情が追いつかなくなるの
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.9

それぞれのとりとめのない会話を楽しみつつ同じ時間を生きているという事が楽しみつつニッコリ出来ます
プラムは美味しそうだしホテルマン達の絶妙な会話も何気に楽しい一作

「俺はいつでもハッピーだよ
だって
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ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

3.9

痛々しく生々しウィールビーブラッドが楽しめます
半ば狂気的なアレやコレがチラついて目が離せないまま最後まで。
何が良いか悪いかもそれぞれですよね。きっと

「紛れもなく
私は油田業者です」

国宝(2025年製作の映画)

4.5

あっという間の175分。
映画館で観た方が良いと言われているのも納得で鑑賞後にはちょっと真似とかもしちゃったりして文化的にも勉強になったりして主演の2人の存在感も素晴らしく、脇を固めるベテラン陣も圧倒
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カサブランカ(1942年製作の映画)

4.0


とってにロマンティック。そしてセツナティックな一作です。
どこかで聴いた事がある曲、名言と再会の運命にメロれます。
カッコ良さってきっとこういう事なのかしらと思えたりもします

「君の瞳に乾杯」

サブスタンス(2024年製作の映画)

4.1

すごいカオスなデミでムーアが楽しめます。
どこか90年代ホラーの要素も感じつつ現代的な解釈もありけりなのとそこそこ長尺でありながら退屈を感じさせないスリルでジワる展開をじっくり楽しめます。

「どうも
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インサイド(2023年製作の映画)

3.5


ウィレム・デフォーだって閉じ込められという事を105分の間に堪能出来る一作です。
時折見せる哲学とアートの要素と段々容姿が変わっていくデフォーがデフォーで落ち着いた午後にじっくりと観たい一作。

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ブレードランナー(1982年製作の映画)

4.5

SF映画の金字塔的な作品。
退廃的な世界観と悲しくも切ないレプリカント達とブレードランナーであるデッカードの攻防が切ない。
ルトガー・ハウアー演じる反レプリカントリーダーの迫真の演技が怖いのと終盤の中
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ドント・ムーブ(2024年製作の映画)

3.5

ちょっと一風変わった追いかけっこが観れます。
製作に巨匠サム・ライミ監督が絡んでいることもあって独特の演出や間でドキドキしながらなんか変な感覚になりつつ楽しめると思います。
あとリチャードが絶妙にイケ
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

5.0

ただただ重苦しい描写の数々に心が重くなりつつも歴史の一旦を垣間見れる作品として必見の一作。
映像は全編にわたってモノクロでありつつも細かいカットの割り方やその血生臭い演出に色があってもちょっとやだなー
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大脱走(1963年製作の映画)

4.0


往年の大スター勢揃いの娯楽色の強い戦争映画。
わりと長いけれど、曲者揃いのメンバーに加えてかなりの部分が実話と呼ばれる構成がまるで映画の様な映画でドキドキとワクワクしながら楽しめる名作です。

「ど
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教皇選挙(2024年製作の映画)

4.1


重々しい内容とは裏腹にかなり見やすく、人物と人物の描写も丁寧で濃厚でヒリヒリなサスペンサリーを楽しめます。
美術的な造形もさる事ながらいきなり首席枢機卿として色々しなくちゃならないローレンスがとんで
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28日後...(2002年製作の映画)

3.7

トレスポのダニーボイル監督が描くSFホラー。
BGMのセンスがトレスポのあの感じが好きな方は割とハマりそう。
2003年なのに何故だか映像の質が悪いのがなんか勿体ないけど、キリアン・マーフィのなんかド
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パーフェクト・ストレンジャー(2007年製作の映画)

3.7

全編を通して重い雰囲気なのとブルース・ウィリスがなかなか良い味を出してる。
ツイてないオジサンから味のあるオジサンになってきてる所でとってもカッコ良いので、社内の事を何でも知ってるおばちゃんとかあれや
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ファンタスティック4:ファースト・ステップ(2025年製作の映画)

3.8

マーベル最初期のヒーローチームが遂にMCU作品としてあれやこれやする一作です。
過去の20世紀FOX時代の3作でオリジンはもうオリジンなので今回はあんまり描かなくて良いよねという感じにパラパラと一気に
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波止場(1954年製作の映画)

3.6

再生の物語かと思いきや再生の物語でありつつ、シンプルな設定ながら演出の妙や人間の味が滲み出た作風に最後まで目が離せない一作です。
当時のアレやコレやの賞を総ナメにしただけあって後に通ずる色々なアレやコ
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.8

ある意味でとっても現実的な中年男性とその家族が描かれてます。
ブレンダン・フレイザーの演技や決して共感はしてはいけない何かが
自分の責任をちゃんと取ろうという気持ちにさせてくれる117分。
あとピザが
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スーパーマン(2025年製作の映画)

4.1

どこか捻くれた、けれどもしっかりと正統派な世界最初期のスーパーヒーローのムービー。あと、ワンチャンムービー。
強くて弱くて人間臭いって素晴らしい。ジェームズ・ガンぽい臭さがとても良い。
どの世代の人に
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.0

ベルリンフィル初の女性マエストロ、リディア・ター(ケイト・ブランシェット)の狂気と苦悩を描いた一作。
ドキュメンタリーにも似たタッチでジワジワと進行していく何かが作品全体を覆い始めた時、あなたの心は既
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ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング(2025年製作の映画)

4.1

シリーズを観た数が多ければ多いほど、楽しめる作りになってます。
緊張と興奮の連続に加えて今作でもスタントマン顔負けの陸海空のアクションで観ているこっちがヒヤヒヤ出来ます。
これまでの悪党レベルで言うと
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10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

3.6

MIシリーズのJ・Jエイブラムスによるスリリングムービー。
謎が謎を呼ぶ展開と先が読めそうで読めない演出でずっとモヤモヤしつつ楽しめます。
観終わった頃には恋人のベンの存在を忘れてるくらいにはシェルタ
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.8

ハード過ぎてとっても痛い一作です。
強烈な アガト・ルセルの演技やアート性溢れる演出に何かヤバいモノを見たッスが楽しめると思います。
しかも アガト・ルセルは長編デビュー作らしいッス。

「私 アレッ
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.7

ホラーとティーンエイジャーの相性抜群。
シナリオもジメっとしつつ昔ながらのジャンプスケアに今どきの演出でバランスの良い良作。あとジェイドの着信音が一番コアイ。

「トーク・トゥ・ミー
レット・ユー・イ
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THE 有頂天ホテル(2005年製作の映画)

3.5

キャストが豪華オブ豪華で当時のバブリー感を感じられる群像劇です。
終始師走の喧騒でドタバタしているんだけれど、何故かそこがドキドキして楽しい!と思ったらあっという間に最後まで楽しめます。
あと、ほんと
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.9

時代の最新テクノロジーを駆使して不可能を可能にしてきたIMFにとって最大の脅威が現れる一作です。
今回もイーサン・ハントの全力走りが見れます。
J・J・エイブラムスが一切関わっていない作品でありつつそ
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劇場短編 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本(2020年製作の映画)

3.1

急ぎ足気味の内容ではあるものの、映像面にかなりの気合が入っていて楽しい一作です。
文豪にして剣豪の本作のライダーとしての魅力もぎっしり。
サクッと見れてザクっと楽しい一作。
EDの演出と曲も良曲。
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新幹線大爆破(2025年製作の映画)

3.5

細かい部分のアレやコレやは置いておいて働く男の渋い姿と信念が垣間見えるノンストップスリリングムービーです。
バスも電車や公共のアレやコレはきっとこういった管理をされている方々が居るのかと思うと日々あり
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.9

序盤のスカイダイビングから呆気に取られるシリーズ第6弾。
今作でもイーサン・ハント、走ってます。
前作では水中でのスタントシーンがとんでもなかったのですが、今作では空中でのスタントシーンにヒヤヒヤさせ
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悪なき殺人(2019年製作の映画)

3.8

どこか満たされていない大人たちが淡々とこなす何かを見守れる一作です。
観終わった後にも心にヌルッとした何かを残せます。
あと、中年の驚くべき行動力を目撃できます。

「ロレックスです
サヌー師を」

ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

3.9

自ら火を付けて消している男のシリーズ第五弾。
本作でも序盤の飛行機飛び乗りスタントから始まって驚きのスタントの連続でドキドキハラハラが止まらない傑作。
シリーズモノっぽい雰囲気も前作位から出てきていて
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ザ・ウォーカー(2010年製作の映画)

3.5

ディストーピアーな世界にデンゼル・DE・ワシントンが馳せ参じております。
どこか西部劇の様な荒くれ模様の世界観と厨二っぽい世界観で心を酔わせて楽しむと結構面白いと思います。
ゲイリー・オールドマンの小
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.3

何て事はない清掃員の日常を描いた一作。
作中に往年の名曲等が散りばめられているのと、ただただドラクエの主人公ばりに無口でにこやかな役所さんの演技やルーツを感じさせる映像センスに美しいラストショットが魅
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複製された男(2013年製作の映画)

3.6

オレがオマエでオマエがオレで。
ある意味衝撃的なラストを鑑賞した上で考察やネタバレを観た後にもう一度観ると楽しい作品。
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督っぽい全体的な雰囲気がクセになりつつジェイクでギレンでホ
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ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.7

色々あったけれど、娘と元気に暮らしてますの第二弾。
物語のスケールは大幅にアップとはいかないものの、今作でも振り切ったアクションは健在、盲目の老人を演じるスティーヴン・ラングが今作でも魅力的。前作の後
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