tomoboopさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.8

映像研のようなコメディかと思っていたら、真面目なお仕事映画でした。何かに打ち込んだ事がある人なら必ず共感できて良い物語。アニメ業界についても知ることができました!

湯道(2023年製作の映画)

4.0

登場キャラ全員がチャーミングで、笑って泣ける王道作品!架空の入浴御作法「湯道」はマンガちっくなのですが、実は「身近な幸せに感謝する」という様な素敵なメッセージが込められていました。安心して観ることが出>>続きを読む

君に幸あれよ(2022年製作の映画)

3.3

オンライン試写会にて。フォレストガンプのように純粋で優しげな理人と、ドライでヒリヒリする雰囲気をまとった真司のコントラストが良かったです。そんな対照的な2人が美味しそうにラーメン食べるシーンが特に好き>>続きを読む

エゴイスト(2023年製作の映画)

3.8

普段、男らしいイメージの鈴木亮平さんがゲイっぽい優しげなオーラ全開で別人のよう!宮沢氷魚さんの純粋で愛嬌のある演技も素晴らしかったです。
優しい人間関係が描かれていて良い物語なのですが、「エゴイスト」
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すべてうまくいきますように(2021年製作の映画)

3.8

安楽死/尊厳死について、必要書類や自殺方法(お薬だそうです)など、ちゃんとシステマティックになっている尊厳死協会の存在にビックリ!ストーリーに共感できるかは別として、死生観の違いが感じられて意味深い作>>続きを読む

レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

3.8

ホントは長編時代劇は苦手なのですが、ポップな要素もあり最後まで楽しく観れました。ストーリーに激しく感動した!わけではありませんが、ゴージャスな作品なので、観て損はないと思います!

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.3

美しい景色とアイリッシュ音楽などアイルランド好きには良い設定。グレーの海、岩だらけの海岸、小さなパブに集まる訛りの強い人々、濃密な人間関係など妙に没入感があり、緊張しました。
ストーリーは残念ながら難
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パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

3.8

パラサイトでは気付きませんでしたがパクソダムって魅力的!塩顔美女のカッコいいアクションに惹き込まれます。イメージとしては、Akujo+トランスポーター+レオン!子役くんも天才でした。

シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

3.9

役名や展開に共通点があるものの、ドラマ版とは別の物になっています。ヒューマンドラマである一方、騙し合いエンターテイメント性も濃く楽しめました。半沢直樹のような痛快さもありますよ!阿部サダヲの怪演も、映>>続きを読む

イチケイのカラス(2023年製作の映画)

3.3

複数の同時進行する事件が回収されていくのは面白いのですが、とにかく内容が2時間の映画では詰め込み過ぎ!涙あり笑いあり、政治に企業に人間関係、etc、ドラマシリーズ何話かでやった方が良かったのでは。。(>>続きを読む

キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

4.0

上野の森美術館で開催中の兵馬俑展を観た後、鑑賞。甲冑や馬車など出土品にそっくりで良く研究されているなーと思いました。兵馬俑展には漫画も展示されていましたが、実写の俳優陣が登場人物に本当にピッタリ!今回>>続きを読む

ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.8

お正月はハッピーな映画やアニメばかり観ていたので、脳にガツンと衝撃!ハッピーな映画だけが良い映画ではないことを思い知らされました。
華やかな結婚式から急転直下、まさに転げ落ちるような悲惨な展開。始終、
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さかなのこ(2022年製作の映画)

3.8

「ただの変人?」に終わらない、突き抜けたキャラと才能の持ち主を、のんが好演!男女問わず他にこの役を演じられる役者が考えられません!確かに、もう性別も何も関係ない人間としての魅力が炸裂です。面白かった!

ドリーム・ホース(2020年製作の映画)

3.3

ほぼ期待通りの展開で安心できます。訛りがチャーミングな個性的キャラ、ドキドキするストーリーは、「ブラス!」や「フルモンティ」みたいで、「田舎のフツーの人々が何かを成し遂げる」系の笑って泣ける英国映画が>>続きを読む

非常宣言(2020年製作の映画)

4.0

怖かった!「新感染」の飛行機版の様なイメージでしたが、もっとドキドキしました。差別や拒否など、人間はゾンビより怖い!感染症、コロナ禍でのクルーズ船入港拒否、米国の銃乱射事件、など時勢を反映した要素が盛>>続きを読む

そばかす(2022年製作の映画)

4.0

凄く共感してしまいました!「生ている限り恋愛からは逃れられない」という価値観が一般的?でも今は多様性が認められる時代、そうでなくても良いはず。価値観や幸せは人それぞれで、好きにしたら良いのです!
戸惑
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シスター 夏のわかれ道(2021年製作の映画)

3.8

自分の人生は大切だけど、弟には自分しかいない。。困ったシチュエーションの難しい展開に、私だったら!?とずっと考えながら観ました。泣ける&微笑ましい場面もありますが、でもそれからどうするの⁉︎、と現実的>>続きを読む

母性(2022年製作の映画)

3.2

女性なら多少は感じたことのあるヒリッとした母親との関係。それを思い起こさせるイヤーな感じのする、でも考えさせられる作品。

(しかし、何の印象も残らない作品より、「イヤ」という印象が残る作品の方が貴重
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ファイブ・デビルズ(2021年製作の映画)

3.5

「匂いで、ふと過去を思い出す」の過激バージョン。スリラー、SF?、恋愛、人間ドラマと盛り沢山で、ちょっと難しいけれど楽しめました。舞台となる山間の美しい街がミステリアスなストーリーにピッタリで素敵でし>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

4.5

見応えあり!原作も面白いのですが、映画的にも謎が謎をよぶ展開で惹き込まれました。主演もそれぞれの役にピッタリで演技が素晴らしかったです。

(原作以外にも、平野啓一郎さん著「私とは何か」に書かれていた
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あちらにいる鬼(2022年製作の映画)

3.5

原作は読んだことがあり、ストーリーにあまり共感出来ないのは承知の上で鑑賞。寺島しのぶさんのラブシーンが、「欲情する昭和の女=ちょっと悲しげ」的な姿でピッタリ、マキエマキさんという写真家の作品みたい。瀬>>続きを読む

薔薇の葬列(1969年製作の映画)

4.0

松濤美術館で開催中の「異性装の日本史展」で知って探した結果、都内某資料館アーカイブで発見&鑑賞しました!ピーターって可愛いかったのですねー。それに10代なのに過激な演技!昔の映画ってやりたい放題で凄い>>続きを読む

緑の光線(1986年製作の映画)

5.0

銀座エルメスのStudioでまさかの上映会!(今月中やってるみたい)この作品がスクリーンで観れるとは!
「誰にでも運命の不思議を感じる瞬間がある」というテーマ、ヨーロッパのバカンス地、80年代ファッシ
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スーパー30 アーナンド先生の教室(2019年製作の映画)

3.8

ただの「いい話」ではありません!社会問題、教訓、感動、歌、踊り、アクションetcてんこ盛りでお腹いっぱい。
実話ベースでも沢山脚色されていると思いますが、こういう素晴らしい先生の活動が映画を通して広く
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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

4.0

個性的な登場人物にクスッとしたり、美味しそうなご飯に癒されたり。オーラ強そうな有名俳優ばかりなのに、とっても自然で静か。サラーっと川のように流れるストーリーが怖く、美しく、ちょっと可笑しい。。全体的に>>続きを読む

グッバイ・クルエル・ワールド(2022年製作の映画)

3.3

派手なシーン&有名人が沢山登場!なのに、何だか物足りない。。ティナちゃんと氷魚くんの殺しのシーンはタランティーノみたいでポップ。しかし、舞台が日本だとちょっと合わない感じ。。面白くないわけではないので>>続きを読む

ヘルドッグス(2022年製作の映画)

3.8

韓国ノワールのような雰囲気!ファブルではコミカルな殺し屋だった岡田准一さんや、優しいイメージの坂口健太郎さんの、狂気の演技に驚きました!長尺ですがテンポ良く展開し、グッと引き込まれますよ。

グリーンバレット(2022年製作の映画)

3.5

女殺し屋といえば「ニキータ」や「アトミックブロンド」の様にカッコ良くクール、ではなく、ダメなところも満載な女子達の奮闘が良かったです!

(伊澤彩織さんのようなアクションは出てきませんが、「ベビわる」
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キャメラを止めるな!(2022年製作の映画)

3.0

ちゃんと「カメ止め」になっていて、ちゃんと「フランス映画」でした!主演の「ケン(ちゃん)」なんてフランス版の方が理屈っぽい感じが良く出ていました。オリジナルを観ていても、観ていなくても楽しめる!カンヌ>>続きを読む

慶州(キョンジュ) ヒョンとユニ(2014年製作の映画)

4.5

不思議なシーンが多く、最初から又見返したくなります。そして、いつまでも観ていられる様なとても雰囲気の良い作品!古刹や古墳、茶館、雨、夜の街など美しいカットも満載です。過去に訪れた場所を彷徨う孤独感や寂>>続きを読む

エルヴィス(2022年製作の映画)

4.0

華やかなバズ・ラーマン監督ワールド全開で期待を裏切りません!エルヴィス&彼の音楽のルーツとなるゴスペルやブルースなど、とにかく音楽シーンがカッコ良いです。ストーリーは、「全てを手に入れた大スターの物語>>続きを読む

マーベラス(2021年製作の映画)

3.0

カッコいいアクション&豪華キャストと絶対面白い要素満載!なのになぜか物足りない。。どこがいけないのでしょう?人間関係や敵対関係が少し分かりにくかったです。唐突なラブシーンも要らないような。。
でも美し
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イントロダクション(2020年製作の映画)

3.2

さすが「韓国のエリック・ロメール」といわれるだけあって、会話中心&シンプルで雰囲気の良い作品。キーとなるのは三つの抱擁。虚ろで気怠げな主人公が、抱擁の時だけ少し「熱」を発するような気がして。。ドラマチ>>続きを読む

さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について(2021年製作の映画)

3.5

長編ですが、冒頭から不思議な音楽使いと斬新な映像に引き込まれて楽しめました。30年代の建物やファッションも素敵。劇中の詩や朗読も印象的で、ケストナーの原作を読んでみたくなりました!

恋は光(2022年製作の映画)

3.8

Filmarks試写会にて。
恋とは何か?について考えさせられます。「ある感情」に現れる「光」の正体とは?文学的でSFチックな不思議な魅力にあふれた作品でした。沢山の会話に手書きの交換日記など、SNS
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義足のボクサー GENSAN PUNCH(2021年製作の映画)

3.8

「不遇のヒーローによる熱いスポ根!」ではなく、ドキュメンタリー風に淡々と進むヒューマンドラマはページを捲って主人公の人生史を読むようでした。アクションだけでなく、顔の表情中心により感情を表現した試合シ>>続きを読む