Palakさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

Palak

Palak

映画(2935)
ドラマ(1)
アニメ(0)

ニモーナ(2023年製作の映画)

4.0

アニメってここまで自由で開放的でスマートになってたのか。
最新の人種的公平さ、ジェンダーの価値観を体現しながらも、騎士としての異質さゆえに変化を恐れる保守的な思想によって社会から迫害される主人公や、決
>>続きを読む

サウザンド・アンド・ワン(2023年製作の映画)

3.0

ジェンダーの平等性、多様性が進んでいくのに比例して強化されてきた家族という価値観へのカウンターとしてはあり。ハーレムの雰囲気やファッションのリアルさ、主演のパワフルな演技もいい。

見えざる手のある風景(2023年製作の映画)

3.0

生理的な気持ち悪さが常にあって気分悪くなったけどなかなか秀作。

ドミノ(2023年製作の映画)

2.5

いや違うんだよロドリゲスに撮って欲しいのはこういうのじゃないんだよ。

関心領域(2023年製作の映画)

3.5

かなり攻めてるというか、題材に対する描き方が映画ってよりインスタレーションぽくてなかなか興味深かったのと、逆にアート的過ぎて表現の手段としてトピックが利用されてない?とか、でも逆にポリティカルなアート>>続きを読む

VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

3.0

鬼才たちも老いてくるとこういう映画撮り始めるんだなー。死を迎え入れる準備なのか。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

常に子供に多大なる期待と可能性を抱いてきた巨匠から、はっきりとこの世界を託す意思を示した最後のメッセージだと思うとなかなか。

話自体に引力は全然ないのに、寓話らしさや世界観の完成度、確固たるオリジナ
>>続きを読む

大いなる遺産(1998年製作の映画)

2.0

キュアロンらしい憂いはあるものの話がクソで観るのがかったるい。

ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

2.5

これまでのワイティティ作品と比べても1番アイデンティティの薄いかる〜い映画。

怪物(2023年製作の映画)

1.5

はっきりした答えがないのはいつもの是枝映画と同じだけど、ミステリー展開のネタとしてこのテーマを非劇的に描く、悲劇的要素として待ってくるのは納得できない。というか、曲がりなりにも世界的な監督がこんなひと>>続きを読む

Dream Scenario(原題)(2023年製作の映画)

3.0

ケイジ萌え映画としてもなかなかだけど、彼を上手く使ったダークコメディとして秀作。
夢は見るのも見られるのも怖い。

Saltburn(2023年製作の映画)

3.5

バリー・コーガンファンのみなさん、彼史上最高の激萌え映画がやってきましたよ。

サンクスギビング(2023年製作の映画)

3.5

イーライ・ロスの何気に久々なホラー監督作。さすがだよほんと。初っ端から文字通りの出血大サービスでずっと笑顔で観られた。
15年以上前!のタランティーノxロドリゲスのグラインドハウスプロジェクトで作られ
>>続きを読む

ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

4.0

リンチの映画はイレイザーヘッドとデューンくらいしか見たことなくてそこまでハマってもなかったんだけどこれはすごかった。特に前半の引き込まれ方が半端じゃない。みんなが彼を崇拝する理由をようやく体感できた。>>続きを読む

EO イーオー(2022年製作の映画)

3.5

ロバの穏やかな顔つきが印象的だけど、そういう見え方も、劇中で描かれるロバ視点も結局監督の表現ツールとして人間に搾取されているということも含め、映画の内外で人間のエゴと動物搾取について考えさせる映画だっ>>続きを読む

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

2.5

精一杯ネイティブ・アメリカンに真摯に語ろうとしてるのは分かるし白人ジジイが使ったものとしてはだいぶ掘り下げてるとは思いつつ、アホで未熟なキャラクターとはいえ結局白人主人公でメインキャラクターのネイティ>>続きを読む

ピラミッドの呪い(2014年製作の映画)

1.5

ディズニー映画みたいな幼稚なクリーチャーデザイン。

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

1.5

ダルッダルだし話も全く理屈立ってないから普通につまらないんだけど、同じ内容でしっかり面白い原作というか荒木飛呂彦の偉大さを相対的に実感する良い機会だった。