tomoo1106さんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

tomoo1106

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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.5

フォースもないし、選ばれし英雄でもない人たち一人一人が一生懸命戦い抜いたからこそ、次に繋がっていくのか…と観ていて胸が熱くなった。

表舞台ではあまり描かれない、暗殺やスパイ行為など戦争の暗部も描かれ
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.7

まさに息も出来ないほど、緊張しながら鑑賞。
ほぼ一軒家の中での攻防なのだけど、新たな事実や衝撃と緊張の連続で、終始ハラハラドキドキが止まらなかった。
スゴさが行き過ぎて笑える箇所も多数あって、ヴィジッ
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.7

見終わった後、いい映画だった〜!って笑顔になった。

ルールに異様に厳しくて、孤独で偏屈な日本にもいそうなおじいさんが自分の家の周りを日課として見回りするのだけど、些細なことにも全てイライラしていて、
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僕らのごはんは明日で待ってる(2017年製作の映画)

3.6

Filmarksの試写会で鑑賞。

最近よくあるキラキラ系壁ドン恋愛映画とは一線を画す、優しい映画だった。

原作は未読だったが、瀬尾まいこさんの小説の他のものは何冊か読んでいて、すごく切なかったり辛
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エルストリー1976 新たなる希望が生まれた街(2015年製作の映画)

3.1

大役の人からエキストラの人まで、スターウォーズに関わった人のドキュメンタリー。

当人の口から撮影当時のスタジオの匂いの話なども聞けてすごくリアル。

スターウォーズという作品に関わったことで、ある人
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.6

Filmarksの試写会で鑑賞。

奥さんを失ってしまってからの立ち直りの話とだけ聞くと、同じくジェイクギレンホール主演のサウスポーを思い出したりしたけれど、今回はまた全然違う形での再生を演じていて、
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クロニクル(2012年製作の映画)

3.8

3人が超能力をキッカケにどんどん仲良くなっていくのが、観ていて微笑ましかった。
こんなことを言ったら元も子もないけど、超能力ではなくてもっと他のことで、3人の距離が縮まればよかったのにと、切なくなって
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複製された男(2013年製作の映画)

3.6

色々考察しながらみていたけど、ラストのすごい展開にとにかくビックリした…。
それが象徴するものの意味を調べてすごく納得。

どんな人でもどんなものにもなり得るし、そこを踏み越えない、また戻ってくるには
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海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

3.3

店主国岡さんがやって来たことが沢山ありすぎて、1つ1つが軽くみえてしまった。
現在と過去が行き来するのも、薄っぺらく感じてしまう要因になっている気がする。
普通に時系列に並べた方が、徐々に会社が成長し
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ジゴロ・イン・ニューヨーク(2013年製作の映画)

3.1

最初ジゴロ役のおじさんを観た時、うーんって思っていたのが、所作を観てるうちにこれはモテる…と納得。

ウディアレンも可愛かった。

アーサー・クリスマスの大冒険(2011年製作の映画)

3.7

自分がどう思われてるか知ってても、あんなに明るく振る舞って、心の底からクリスマスが大好きなアーサーは1番大人で、1番サンタだ!
明るく楽しいコメディ面だけじゃなくて、サンタ一家の色々な問題も描かれてて
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人生、ここにあり!(2008年製作の映画)

3.9

観ていて、自分も組合の仲間になったような気持ちになって、みんなと一緒に一喜一憂してしまった。そして落ち込むシーンでは思わず声を出してショックを受けた…。

明るいポジティブな面だけに収まらず、色々な問
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ニコラス・ウィントンと669人の子どもたち(2011年製作の映画)

4.5

人間の優しさが沢山詰まった、素晴らしいドキュメンタリーだった!
第二次世界大戦から、669人の子どもたちを救ったニコラス・ウィントン。
おこなってきたことももちろん凄いけれど、凄いことをしてきたのに、
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五日物語 3つの王国と3人の女(2015年製作の映画)

3.5

残酷お伽話系が好きなので、絵作りや音楽、全体的なトーンがすごくツボだった。
細部の偏執的なこだわりも映画の歪みに一役買っていてすごくよかった。

女性の代表的な欲求、子供が産みたい、若くありたい、理想
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マダム・フローレンス! 夢見るふたり(2016年製作の映画)

3.1

笑えるシーンもたくさんあるし、面白いのだけど、イマイチ入り込めなかった。
登場人物の心の動きがみんな軽くしか描かれていないから、グッと誰にも感情移入できず。
特に旦那さんのあの生活に対する葛藤とか、心
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エヴォリューション(2015年製作の映画)

3.6

観る人によってどんな話にもなり得る、ものすごく多面性のある可能性に溢れた映画だと思った。

私は、最初は綺麗な海にいたはずなのに、観ているうちに、沼にズルズルと落ちていくような感じで、観終わった後もな
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ネクター(2014年製作の映画)

3.0

ある一定の安全な場所に囚われて、本能にのみ従って生きていくのは幸せなことなのだろうか。
もしかしたら、一歩外に踏み出せば、今の価値観が180度変わるような世界があるのかもしれない。
その世界の存在を知
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シークレット・オブ・モンスター(2015年製作の映画)

2.9

冒頭から音楽が不安感を煽ってきて、これはとんでもないものが始まる…感は凄いのだけど、特に大きなことは起きずに終了してしまった。
少年のカリスマ性と不気味なほどの美しさは凄かったけれど。独裁者の片鱗はそ
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メン・イン・キャット(2016年製作の映画)

3.1

猫好きには眼福な映画だった。主演の猫がフワフワむっちりですごく可愛かった!中身はおっさんだったけど。

家族の大切さを猫になって気づくのは納得だけど、会社の社員に対しての横暴さを反省してないのが少し残
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アウトロー(2012年製作の映画)

3.0

アクションばかりの映画かと思っていたけど、そんなこともなく、ちゃんと証拠を集めて事件を解決していってる…!と思ったら最後の力技に笑ってしまった。
トムクルーズによるトムクルーズのための映画だった。肉体
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅(2016年製作の映画)

4.3

久々にハリーポッターの世界に浸れる至福の一本。

旧作よりも主人公たちの年齢が上の設定なので、全体的にハリーポッター大人版といった印象。
魔法の煌びやかな面を押し出すよりも、自分と違うものへの恐怖や、
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ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.4

主役エミリーの疲れ切ったアル中演技が凄すぎて、色々辛いよね…って共感するよりも、こいつは何をやってもおかしくない…って気持ちのが強かった。

表で幸せそうにみえても、裏を返せばどうなのかなんて、本人に
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ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月(2004年製作の映画)

3.1

喧嘩して徐々に雰囲気が悪くなって、帰りの車の中で険悪マックスで沈黙になるって、世界共通カップルあるあるなんだってニヤニヤした。
いい大人が取っ組み合いの喧嘩をする姿が、相変わらず微笑ましい!

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.5

手に入れられなかった愛と、自分が渡した愛に返ってきた愛。

なんでこのお母ちゃんはこんなに愛情深い、素晴らしいお母ちゃんなんだろう…?と映画が始まってすぐ思ったけど、観ていくうちに愛の背景が分かってい
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.7

忘れてしまうからといって、そんなに簡単に手紙の内容を信じて、復讐の旅にでるの?と思っていたけど、ずっと忘れたくても忘れられない気持ちが心の奥底にあってそうさせたのかもしれないと、ラストシーンを観て思っ>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.7

戦争が特別なものじゃなくて、当たり前となっている日常。

今まで観たり聞いたりしてきた戦争のイメージよりも、その時代に生きてきた人達の日常が、スーッと自分の中に入ってきて、よりリアルに感じられた。
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シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~(2012年製作の映画)

3.1

こんなにコメディ色が強いと思っていなかったので、エセジャパニーズシーンが始まった時は驚愕(笑)
観ててほのぼのできたけど、もう少し料理を美味しそうに作ってるシーンがたくさん観たかった…!

ジュリエッタ(2016年製作の映画)

3.7

さまざまな鮮やかな赤が印象的。

ジュリエッタの波乱万丈な人生を描きながらも、親と子の関係性の流れの普遍性を語っているように感じた。

母親って、絶対的な守ってくれる存在から、自分が自立してくると重く
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

4.6

大事なものを一つもなくしたことがない人なんていないって、当たり前だけど気づけないことに気付かさせてくれた、素晴らしい映画。

なくしてしまったあと、乗り越えることを望んでくれている人は、たくさんいる。
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PK(2014年製作の映画)

4.0

始まってすぐ、えっ?!こんな系の話なの?!とビックリした本作。

日本に住んでいて、宗教観念も低く、困った時に神頼みする程度の自分にとっては、世界にこんなにたくさんの宗教があって、みんなそれを心の支え
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淵に立つ(2016年製作の映画)

3.7

映画に引き込まれすぎて、観ていてすごく疲れた。

夫婦になるとは、罪を背負うとはなんなんだろう。
ああいう出来事がないと、本当の夫婦になれないなんて、それ自体が悲しい。でも確かに8年後の方が家族になっ
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ザ・ギフト(2015年製作の映画)

3.2

話がちょっと逸れて、また戻って…とフラフラしていた印象。
ラストも予想を裏切る展開ではなかったけど、ある登場人物の描き方があまりない感じだったので、そこはよかった。

空の沈黙(2016年製作の映画)

3.7

予想している方向と全然別の方向に話が展開していき、終始前のめりで鑑賞してしまった。

奥さんが襲われてるのをみても、何もできない旦那さん。
自分自身だと怖くて何もすることができないから、強い自分を演じ
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愛の喪失/ネヴァー・エヴァー(2016年製作の映画)

2.7

彼が生きていた時よりも、彼が去ってしまってからの方が、その時々の彼女の想いの重さを感じられた。
でも、彼女の再現の繰り返し部分がちょっと長すぎに感じてしまった…。