世代の違いか、キャリアの後期にマルチタレント化していたことを初めて知りました。
加齢とともに、いち個人としての創造性が枯渇していくこと、だからこそ本分以外の活動や次世代への投資に意識が移る、その普遍性>>続きを読む
表現と大量生産、科学や工学といったテーマに向き合いながらも、好奇心や浮気性(恋心?)といった「人間くささ」ありきで活動を続けてきたチャールズの人間性がよく伝わる伝記映画でした。
このレビューはネタバレを含みます
キャリー・フィッシャー、宙(そら)を舞う。
レイの成長や葛藤をもっと見たいと思いました。それ以外のくだりが長すぎたかもしれません。
ごりごりのSFなのに、他人事じゃない、他人事じゃなくなるであろう場面がいくらかあって、そわそわしていました。
見たいものは全て見た。
やりたいことはすべてやった。
と言い切れる人生。
映像としての仕掛けや抑揚があまり感じられませんでした。
IMAX以外は受け付けられない、人物目線の生々しさと場のスケール感が同居した映像体験でした
ハイクオリティなCG表現がジョジョ(→スタンド)に使われているというだけで、ということが、原作ファンとして嬉しいことでした。
三島由紀夫原作、ストーリーやオチがどうこうというのはひとまず置いておいて、役者陣の魅力が存分に引き出されていたことが素敵な映画でした。
日本語という言語体系→思考体系から離れたいと言ってベルリン留学に旅立った友人を思い出しました。
原作・過去作ファンとして、オリジナル声優陣の吹替&IMAXで観ることができたのは、よかったです。
色々思う中で一個だけ取り上げると、荒巻が自ら手を下すことはあり得ません!
ほぼ10年ぶりの映画館での視聴。
私の心が渇いたのか、もしくは…。
このレビューはネタバレを含みます
73年のSFアニメ映画。
話の展開は王道的ではありますが、それでも両種族が支配/被支配の関係から互いの知性・技術を輸入/逆輸入し合う循環の系に至ったことに、希望をもらいました。
聾唖者たちの物語。
音楽も声も字幕も無いからか、人物たちの心情が反映された何気ない物音や環境音が耳に残ります。
「集めたい人」の熱意は素敵だと思ったのですが、「見せたい人」の熱意、その落としこみ先は理解できませんでした…。でもそういう人がいるからこそ標本は完成したのですね…。
ギャグ?時代劇。舞台セットが思っていたよりも立派だったので、70年代の他の映画(非エロ)も改めて観てみたいと思いました。
埃や苔をかぶった、地下に眠っていたモビリティを再起動する話に弱い(萌える)自分を再認識。
新たに訪れた場所で、散り散りになったメンバーたちを同時進行的に描いていくのは『ONE PIECE』的かも。