Tomoさんの映画レビュー・感想・評価

Tomo

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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.8

安定の東野圭吾作品。これまでの作品よりは規模が小さく映画というよりドラマに近い印象だった。ストーリーも他作品よりは重厚感、深み、複雑さが不足しているように感じた。とはいえ東野圭吾、さすがのシナリオであ>>続きを読む

さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

4.0

うちには3ヶ月の第1子がいます。
親は覚悟して観てください。
目が腫れてしまいます。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.4

うーん、撮影セットやワンカット風の手法はとてもいいんですが、そこに引きずられてストーリーがとても弱くなってるように思う。

アンテベラム(2020年製作の映画)

3.9

予備知識なく観た方が良いです。
黒人差別のお話。
あんまり内容には触れませんが、ただの歴史映画ではないということだけお伝えします。
観てよかったです。

夜の来訪者(2015年製作の映画)

3.9

短いながらもテンポよく話が展開されて面白かった。
イギリスの上級階級の一家のお話で、ある女性の自殺にまつわる話が展開されていく。
階級に関する皮肉と、ミステリー要素を掛け合わせていて、登場人物が少ない
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

迫力映像を楽しむ映画!それに尽きます。
ストーリーは頑張ってはいるけどあんまり期待しない方がよい。
戦後0年をテーマにはしているが、あまりその緊迫感は見られない。リアリティに欠ける。
佐々木蔵之介の演
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眠りの森~新参者・加賀恭一郎~(2014年製作の映画)

4.1

安定の新参者シリーズ。
複雑に人の思惑が絡まり見事にフィニッシュに向けて繋がっていく。
まさに東野圭吾マジック。
あと石原さとみがめっちゃ可愛い。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.5

映像はとても綺麗。各キャラのイメージが解釈違いで違和感がありました。知っているゲームのキャラ、アイテム、ステージが登場するのはワクワクした。

赤い指(2010年製作の映画)

4.0

加賀恭一郎シリーズに今のところハズレ無し。本作は認知症の母や、反抗的な息子といった社会性も含んでいて、明日は我が身と思わせるゾッとしたストーリーでした。
同シリーズの他作品ほどでは無いが、シリーズ好き
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コリーニ事件(2019年製作の映画)

3.8

新米弁護士が自分の育ての親の殺害容疑をかけられた男の弁護を知らずに引き受けてしまう所から始まる映画です。
まさかの展開ではありましたが、伏線などがある訳ではなくテンポはあまりよくないと感じました。
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

3.8

 めちゃくちゃ面白い展開があるわけではないものの、ほのぼのと噛み締めて楽しめる映画でした。
 小津監督の作品視聴は東京物語に続く2本目でしたが、こちらの方が時代を感じ取ることができて大変興味深く観まし
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.9

ストーリーは正直ありがちな成り上がり展開で期待はずれでした。主人公のサックスとの出会いの深掘りがされていないので感情移入ができない。でもそれを跳ね除けるほどのジャズ音源の良さと演奏シーンの迫力がありま>>続きを読む

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.0

終始暗い雰囲気で日本では見られない湿地に住む女の子の話でした。ミステリー要素があって、テンポも良く個人的には好きでした。

オアシス(2002年製作の映画)

3.9

障害をもつ女性を扱ったかなり尖った映画。今の日本では忖度や遠慮がおおすぎて絶対に作れないなと思った。映画が好きな人には刺さるダークな雰囲気。主演の女優さんは健常者なのに本当の障害者のような演技に感服し>>続きを読む

レオン(1994年製作の映画)

3.9

ナタリーポートマンがあどけなさと綺麗さを見事に兼ね備えていた。話はめちゃくちゃ切ない。

神々の山嶺(2021年製作の映画)

4.1

山が好きなので肝が冷える映像の数々に終始目が離せなかったです。日本人が作ったと思うほど丁寧に日本を描いていて好感がもてました。実写版は観ていなかったので展開も含めて新鮮に観れましたが、最後までドキドキ>>続きを読む

月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.6

月面にたった1人の登場人物で描かれる珍しい映画。設定は面白く、考えさせられる内容。でも感情移入するには展開がやや物足りず唐突感があったのが残念。短い映画ということを考えるとよくまとめたほうかも知れない>>続きを読む

ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

3.6

思っていたホラー映画ではなかったです。というのは、見てもらえれば分かりますが、悪くない映画です。

硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

3.9

割と実話に忠実にかつリアルに作られています。なので勉強にもなり、悲惨さを知ることもできます。特に渡辺謙演じる栗林中将の手腕、人間性、覚悟がスクリーンを通して伝わってきます。コレをアメリカ人(クリントイ>>続きを読む

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

3.4

 去年よりは良かったです。ここ最近の人気キャラはみんな登場してファンも嬉しかったことだろうと思います。
最近のコナンはキャラ人気に頼りすぎな面を感じます。ストーリーのどこかでキャラ毎に見せ場が必要とい
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.2

東ドイツの国民がここまで厳しい監視下に置かれていたとは。プライバシーも倫理観まったくない、、、映画としてはフィクションみたいな舞台で、更にそこに人間模様が入り組んでいく。保安局の主役が監視対象に情が芽>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

3.8

王道の展開。トムクルーズかっこええの印象が強すぎて、あんまりそれ以外の楽しみどころを見つけられなかった。

96時間(2008年製作の映画)

3.9

短めの映画ですが見応え抜群のアクション映画でした。あんまり考えずに観られるのが何よりよいです笑
元CIAの男が主人公で、妻と離婚し離れ離れになった娘が外国で犯罪に巻き込まれたため、主人公が本領発揮して
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ソウ(2004年製作の映画)

3.4

有名なシリーズですが、特に理由なく手を出していませんでした。ちょっと期待が膨らんでたこともあり、期待はずれな感はありました。所謂B級感があり、場面転換が少なく、背景説明も足りない感じでした。もしこのあ>>続きを読む

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

4.0

手に汗握る、安定感のあるスパイ映画でした。北朝鮮を再現した映像はとてもリアルで違和感なく臨場感があります。アクションは全くありませんが、それが余計に現実味があってこれぞスパイ映画というドキドキを味わえ>>続きを読む

L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

4.1

 久しぶりに王道刑事物サスペンスを観た。相容れない3人が交わっていくのが凄く爽快感があって気持ちがいい。エリートで出世に固執していると思われがちなエドが実は一番正義感が強くて熱い男というのもいい。銃撃>>続きを読む

未来のミライ(2018年製作の映画)

3.4

 くんちゃんの成長にスポットを当てているのはよく分かりましたが、それを取り巻くSF的な内容があまりに説明不十分で置いてかれてる感が否めません。
 旦那が建築家で家が珍しい作りである意味はどこにあったの
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機動警察パトレイバー THE MOVIE(1989年製作の映画)

3.9

 この映画を観たいがためにパトレイバーシリーズをOVAから観ました。産業用ロボットが進化した今観ても全く色褪せないストーリーであることがまず凄い。
 ロボットの暴走というありふれたテーマでも、ちゃんと
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.3

安定した新海誠のはずなのにだいぶ酷かったです。普段はこういう書き方しないですが、箇条書きで。
・猫ちゃんの設定を回収したつもりだろうが設定ガバガバで回収できてない
・展開が冗長で、起承転結は一応あるが
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

3.9

この映画のキャスティングの背景は観た後で知りました。実話では無いですが、ドキュメンタリーを観ているかのようなリアリティがあって、少年少女たちの醸し出す切なさや冷たく澄んだ目に合点がいきました。子供達は>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.1

低予算ながら見事なタイムループ映画でした。特殊な効果も使わずに、撮影技術だけで視覚的にタイムループを感じさせてくるテクニックに唸ってしまいます。思わず映画館で声を出してしまうような面白シーンもあり、ほ>>続きを読む

東京物語(1953年製作の映画)

4.1

 なんとも言えない独特の間、空気感、しみじみと湧き出る切なさが近年の映画には無い雰囲気。
 大人になり自分たちの生活を持つ子供たちを訪ねる老夫婦が、そこはかとなく子供達から邪険にされる様はとても切なく
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ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年製作の映画)

4.1

死刑制度について考えさせられるという点もあるけれど、それ以上にサスペンスとしての完成度がすごい。常にドキドキとしながら、けど考えすぎずに観られるちょうど良い塩梅。過去と現在で時間が行き来するのも飽きが>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

シン・ゴジラほど大人の世界が描かれておらず少し拍子抜け。もっと子供の夢と現実を織り交ぜた世界観を期待していました。
一方で、映像はレベルが高くそれなりに楽しめました。原作を知らないのでどこまで忠実かは
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.1

遅ればせながらシャンテで鑑賞。ストーリーはベタやけど素直に感動した。
耳が聴こえない家族と暮らす、唯一耳が聴こえる娘が歌を通して成長するお話。自分のために生きるか家族のために生きるかの葛藤がうまく表現
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.8

この演出はずるい…
何を言ってもネタバレになりそう…
相変わらず最高峰の映像美に最高峰のアクション。やっぱMCUは屈指の動員数を誇るシリーズなだけに映像に対してふんだんに予算を投入しているのがよく分か
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