杜子春さんの映画レビュー・感想・評価

杜子春

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プリズナーズ(2013年製作の映画)

4.8

ずっと続く緊張感。オチもどんでも返しで全ての伏線が回収される。大人のための作品、酷評している人はハリウッド大劇場的な作品に慣れている人でしょう。

セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

4.0

ほろ苦い結末。でも動機はわからないでもない。みる価値あり。多胎児は当然別人格。いろいろ考えさせられる作品。

MERU/メルー(2014年製作の映画)

5.0

すごい作品。事実だからこそ凄すぎる。レナンのケガは本当に大丈夫なの?不屈としか言いようがない。映像も凄い。見て損はない作品。

永遠の片想い(2003年製作の映画)

4.0

話が長く、終わりまで見終わるまで一か月以上かかってしまいました。
純愛もの、心が温かくなりました。
見る価値はありです。

アドリフト 41日間の漂流(2018年製作の映画)

3.9

いい映画だなと、素直に思える。ネタバレは厳禁ですね。

悪人伝(2018年製作の映画)

3.5

あらすじを見ずに鑑賞すると予想外の展開。ヤクザの抗争話かと思いきや全く違った。刑事役の俳優は武井壮さん似、見ていてかぶって仕方がなかった。どこまでがリアルストーリーなのか。映画としては見て損はなく、素>>続きを読む

ブラック・スキャンダル(2015年製作の映画)

3.0

ストーリーに救いがなく、何にどう共感したらいいのかわからなかった。そういう犯罪者がいて、長年FBIと結託していたという事実は衝撃的だが、FBIはフーバー長官のもと盗聴など非合法な行為を繰り返していたこ>>続きを読む

悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

3.5

冒頭のカメラワークで見たこともない映像をみせてくれるのではないかと期待が膨らむ。ただ、ストーリーがわかりにくい。男がみなダークスーツで国家組織側なのか、犯罪組織なのかわかりにくい。そもそも何の犯罪組織>>続きを読む

母なる証明(2009年製作の映画)

4.2

ポン・ジュノ監督目当て。ストーリーは意外に二転三転する。いろいろ考えさせられる。息子は単に、バカぶっているのでなければ、ストーリーは無理がある。

ヘッドハンター(2012年製作の映画)

3.5

微妙。タイトルの職業はストーリーとほぼ関係ない。ハリウッド映画にはない独特のテイスト。

ベルリンファイル(2013年製作の映画)

3.5

構図は複雑。話の筋を追うのは途中であきらめました。アクションシーンや全体を通じたスタイリッシュさは堪能。

ベテラン(2015年製作の映画)

4.0

面白い。こんな撮影は日本ではできない。主演の刑事はアシュラの悪徳市長役。そのイメージが強すぎてなかなか払拭できなかったが最後はそれがどうでも良くなるような怒涛の勢い。

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.5

札幌との行き帰りの飛行機の中で鑑賞。正直そこまで高評価?との印象。

海にかかる霧(2014年製作の映画)

3.5

共感できるようなできないような。先の読めない展開で飽きさせません。単なるハッピーエンドに終わらず余韻の残る作品です。

V.I.P. 修羅の獣たち(2017年製作の映画)

4.0

冒頭の残逆シーンは目を背けたくなるような描写。ただそれが最終的な結末でのカタルシスにつながる。チャン・ドンゴンはカッコ良すぎる。チャプター形式にする必要があったのかは疑問。

ありふれた悪事(2017年製作の映画)

4.0

やや長いが最後は涙があふれた。日本にも同じことが戦前に行われていた。決して他人事ではない。

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.0

どんでん返しを期待したがそういう映画ではなかった。ミッドサマーと同じ監督だったとは。テーマは同じ。

ドラッグ・ウォー 毒戦(2012年製作の映画)

3.5

微妙。韓国版の方がリメイクのようだが、そちらの方が洗練されているし、哀愁も漂っていて登場人物に共感できる。

インサイダーズ 内部者たち(2015年製作の映画)

4.2

二転三転、三転四転。次々に意表をつく展開。常務には復讐しなくてよいのか、それだけが心残り。

見えない目撃者(2019年製作の映画)

4.5

面白い。はらはらドキドキ。残虐描写が多いのでR15は納得だが、脚本もよくできているし、吉岡里帆も熱演。新聞の映画評でも高評価だったので気になっていた作品。見てよかった。おすすめ。

ANNA/アナ(2019年製作の映画)

4.5

二転三転?四転?数えるのが大変なぐらい話が展開する。心地よいだまされ感でまさにエンターテインメント。おすすめ。

リーマン・ブラザーズ 最後の4日間(2009年製作の映画)

3.5

アマゾンプライムで視聴。肩書きの字幕がなくいろいろな人物が話し続ける会話劇のため、最初は筋が読めずに苦労した。ネットで検索して見つけた「リーマン・ショック・コンフィデンシャル」を読んでみようと思う。

万引き家族(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

心に余韻を残す素晴らしい映画でした。家族をテーマにし続ける是枝監督のこだわりが随所に感じられました。おもわぬところでグッと来たのは柄本明の一言。出番はわずかですが、存在感はさすがです。最終盤の展開のな>>続きを読む

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.8

まあまあ楽しめました。ツッコミどころはいっぱいありますが、アイデア勝ちでしょう。極限状態での家族愛に胸がジーンとなるシーンもありました。それにしてもエミリーブラントは体がいくつあるの?と思うぐらい、い>>続きを読む

ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.0

ストーリーは単純で、心に響く内容ではなかった。ライオンキングファンには申し訳ない感想。それよりもCGでここまで実写に近い、というより、ほとんど実写の映像が作ることが可能になると、動物もののドキュメンタ>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.5

重苦しい映画。救いは黒人シングルマザーとの付き合いぐらい?ある登場人物がロバートデ・ニーロに似てると思ったがやはり本人でした。見た人の心にひっかかりを残す映画だが、万人にオススメする作品ではありません>>続きを読む

ワイルド・バレット(2006年製作の映画)

4.0

展開ハヤっ!少しだけ見て寝るつもりが途中でやめられず、一気読みならぬ一気観賞。18時間の出来事の振り返りのため、ジャック・バウワーの24よりさらに展開は早いかも。R15だし、1人で夜見るのがおすすめ。>>続きを読む

殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.0

パラサイトを見た勢いで、ポン・ジュノ監督の過去の作品を再観賞。公開当時から話題になり、その直後に見た記憶があるので、もうあれから17年が経つのかと感慨にふけった。忘れていたことが多かったが、韓国映画特>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.5

微妙な感じ。観賞後、カンヌのパルムドールとはこういう映画かと自分に何度も言い聞かせた。良さがわからない自分はまだ未熟者だと。前評判もあって平日の日中なのにほぼ満席。金曜日夕刊の新聞の映画評はめったにな>>続きを読む

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.0

集大成にふさわしい作品。あるシーンで、シリーズで初めて涙がほおをつたった。レイの最後のセルフを聞いて本当にシリーズが終わってしまうのだと、しばし感慨にふけった。何にでも終わりがある。諸行無常。

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.0

微妙なスパイ映画。シャーリーズセロンのプロモーションVTRのような内容。こういう映画をスタイリッシュと呼ぶのだろうか。

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