mokuさんの映画レビュー・感想・評価

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映画(1005)
ドラマ(6)

ブルータル・ジャスティス(2018年製作の映画)

4.3

ホント独特。
今起こっているこの状況の中で、このシーンを切り取って、このテンポ&喋りで見せるんだ…!?と思う事しばしば。緩急があまり無い中で絶えず漂う不穏さや暴力の匂い。うーんやはり面白いなぁ。
S・
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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

3.7

映画館のよい音響で見る映画音響史…何気に贅沢。
音響の変遷を、様々な映画の一場面や音響制作風景と共に見られるのはやはり上がる。
何度も観てる映画でも初めて知る事が多かったり、リアルな音を作り出すのにや
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飛行士の妻(1980年製作の映画)

4.5

「美しき結婚」との2本立て。
こちらは超久々の再見。
刺さるロメール作品は沢山あるんだけど、監督の意地悪さや主人公達の不器用さがこんなにも刺さる話だっけ?と思いながら観てた。
公園のシーンは本当に良い
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0

こういう映画が自分の高校生の時にあったら随分救われただろうな…という気持ちになったのよね。。

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.5

いい作品なんだけど、元が演劇の作品は個人的にやはり要注意なんだよなぁ…。
もう少し映画的な要素を盛り込んでも良かったのでは?とつい思ってしまう。
あと、終盤に一丸となる展開は分かるんだけど…もう少し違
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ブラック アンド ブルー(2019年製作の映画)

4.0

序盤から一気に緊迫感ある展開に持っていき終始その緊迫感が途切れないの素晴らしかったですね。こういう"日常"から起こるBLM運動なのね…という事はやはり思う訳で。
撮影が良くて、夜のシーンとか特に…と思
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Dillinger è morto(原題)(1969年製作の映画)

4.5

永遠に見てられるピコリのお家での過ごし方。
やる事いちいち面白いんだが、キレイにした銃を赤に塗装して悦に入り、そうだ!と白水玉ちょんちょん付けてくピコリ…かわいい。ぼうぼう胸毛で赤い白水玉銃を持つ男。
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海辺の映画館―キネマの玉手箱(2019年製作の映画)

4.0

……凄い…凄いね。

晩年の戦争三部作に続く今作。
盛り盛りの集大成だけど、前の三作がオーソドックスに思える程の自由奔放さ。
前半はしばしば置いてかれそうになったよ。
デビュー作「HOUSE」から一貫
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死霊魂(2018年製作の映画)

4.6

点数付けるのも躊躇う所もあるけどね…でも付ける。

上映時間の長さもさる事ながら、内容の重さに観終わってただただ言葉を無くすしかなかった。
「鳳鳴-中国の記憶」「無言歌」と反右派闘争の迫害に関する作品
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ヒットラーの狂人(1943年製作の映画)

3.7

ハイドリッヒ暗殺もの。
ジョン・キャラダイン演じるハイドリッヒも間違いなく極悪非道に描かれてたけど、ほんのわずかの登場シーンながら更に上を行く嫌ったらしさ非情さを感じさせるヒムラーの描写、良かった。
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私が結婚した男(1940年製作の映画)

3.5

面白いんだけど、じんわり嫌〜な気分を引きずる映画でもあった。
どんどんナチスに傾倒していく夫の目のイッちゃった感じとかなぁ。。

<ナチスと映画Ⅲ>

第七の十字架(1944年製作の映画)

3.7

スペンサー・トレイシーの逃走劇よりも、行く先々で彼が関わる人達の描き方が印象に残る映画だった。皆が疑心暗鬼で、常に様子を伺う様な視線や言葉のやり取り…。それが日常なのはいたたまれないよね。
終盤に主人
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

4.5

なんかもうカメラワークがいちいちどうかしてて最高でしたね。
音楽も良かった。
ドアノブに括り付けられた足…あそこベストシーンかも。

性の劇薬(2020年製作の映画)

3.6

死にたい男二人の救済BL。
ドロドロな前半からのピュアな後半。演出には色々感心しながら観ました。

パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

3.8

様々な人が訪れる図書館。かつて図書館勤めしてた知人から聞いた話を思い出したりもしながら…。
ワイズマンの「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス」とあわせて観たい1本。
それにしてもクリスチャン・ス
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インディア・ソング(1974年製作の映画)

4.7

こちらも凄く久々に。
はぁ…素晴らしかった。この時間がずーっと続けば良いのにと思うほどに。
カルロス・ダレッシオによるテーマ曲、観て以来ずっと聴いている。

去年マリエンバートで(1961年製作の映画)

4.5

ロブ=グリエなぞまだ観てなかった頃以来の再見。
今観ると、つくづくレネ× ロブ=グリエな作品だったのね…と思いますね。

言い知れぬ恐怖の町(1964年製作の映画)

4.5

シニカルなブラックコメディの怪奇譚。
面白かったなー。
冒頭とラスト(全くの使い回し!)の白馬に乗った黒装束の3人組、吹き荒ぶ風の音、いちいちアクの強い登場人物、耳に残るテーマ曲。なんかもう…満腹!!
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結婚式・結婚式(1963年製作の映画)

3.7

再見。
伊志井寛と田中絹代を中心とした家族の、子供達の結婚式までのあれやこれや。
愛おしくなるエピソードの数々にほっこりしたり笑ったりホロリとしたり。
登場までにじらされつつ、きっちり田村高廣にも佐田
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適齢三人娘(1951年製作の映画)

3.7

ラブコメだけれど家族の話でもあるのがやはり松竹っぽい。
津島恵子のキュートさも魅力的だけれど、報われない姉の幾野道子の方に思いを馳せてしまう所はありますね。
大坂志郎、いい男じゃないか!


<特集:
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白い牙(1960年製作の映画)

4.0

なんか…俳優陣が色々凄い。
能面表情の牧紀子、グレコっぽい絵を飾ってる時点でじんわりヤバい。
…つーか、そもそも小道具&美術の色使いが全体になんかヤバい。
風呂に突っ伏して泣く轟由紀子の背中。
桂木洋
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マシュー・ボーン IN CINEMA/ロミオとジュリエット(2019年製作の映画)

4.0

9頭身はあろうかというロミオ役パリス・フィッツパトリックのスタイルの良さに目を奪われた。
近未来での反抗的な若者達を矯正する施設を舞台にして換骨奪胎の巧みさはとても刺激的ではあるけれど、好みとは色々微
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イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

3.5

前作の「継承」が素晴らしかったから心配してたけど、常に差別や偏見との戦いを描き続けたシリーズとして、とりあえず納得の完結。
悪役スコット・アドキンスの憎々しさなー。
歳を重ねたイップ・マンを演じるドニ
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淪落の人/みじめな人(2018年製作の映画)

4.3

あまりのやさしさにボロ泣き。
市井の人々を描く社会派でありつつ、こんなにも滋味に富む作品をデビュー作で撮ってしまうのね、素晴らしい。
反政府運動支持で仕事を干されながらも、新人監督の為に無償で参加した
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在りし日の歌(2019年製作の映画)

4.5

ジャ・ジャンクーやロウ・イエをどうしても思い起こす、中国第六世代の監督らしい作品だよね。
1980年代中国 改革開放初期からの激動の30年の中で描かれる、ひとり息子を亡くした夫婦の半生。
時代の変容や
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ロミオとジュリエット(2019年製作の映画)

4.0

英国ロイヤル・バレエ団、マクミラン版の映画化。
舞台をそのまま映像にするのではなく、16世紀のヴェローナの街を再現したロケーションとセットで撮影するという…こういうバレエの映画化もあるのねぇ。
表情と
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はちどり(2018年製作の映画)

4.7

上半期のベストはこれかなぁ。
少女の視点から見つめる世界。
家族、友人、学校、塾、恋、病気、事故…
世の中の様々な理不尽と人の心の残酷さ。思春期のゆらぎを感傷的になる事なく掬い取る。
ハッとするシーン
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ペイン・アンド・グローリー(2019年製作の映画)

4.3

アルモドバルらしい原色鮮やかな衣装や美術の眼福。
枯れても芳醇な色香を漂わすバンデラス。自伝的半生にしみじみとしちゃったよね。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.5

お互いを映し出す存在として描かれるジョーとエイミー。今回の映画はエイミーの描かれ方に尽きるんだよなぁ。刺さりまくりでしたよ。演じるフローレンス・ピューも素晴らしかった。
でも、あの時系列シャッフルはう
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.5

ユルいけど気分には合ってた。
ツボにハマる小ネタが多くて、ふふふっと。
キャロル・ケインの "シャルドネ〜" 最高だな。
ゾンビにヘッドショットするビル・マーレイ、カッコいいぢゃない!
立川極音、音も
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風に濡れた女(2016年製作の映画)

3.6

確かに神代でドワイヨンの「ラブバトル」。
前半ちょっと乗れない感じもあったけど、終わってみたら悪くないじゃないって感じ。

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