tokoさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ギフテッドとは先天的に高度な知的能力を持つ人たちの事。

そんな能力を持つ妹の娘メアリーを引き取り、「子供らしく育てたい」と願うフランク。
2人の親子以上の絆にホッコリ。

フランクや近所に住むロバー
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マイ ビューティフル ガーデン(2016年製作の映画)

3.5

ベラがキュートで可愛かったし、他のキャストも個性的だったのに、ストーリーの展開が浅過ぎて、少しガッカリ。
ベラのトラウマの深さとか、規則正しい生活が家政夫や頑固爺さん、気になる彼によって変わっていく様
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クイーン 旅立つわたしのハネムーン(2014年製作の映画)

4.0

保守的な地域で育った女の子が結婚をドタキャンされ、新婚旅行に行くはずだったヨーロッパへ傷心の旅に出る話。

結婚して、順従な妻になる事が幸せと信じてた彼女が、人との関わりの中で、自分の意思で行動してい
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星空(2011年製作の映画)

4.5

私の大好きな台湾の絵本作家ジミー・リァオさんの絵本が原作。
数年前の大阪の映画祭で上映して以来、東京上映を心待ちにしてました。

絵本の世界観が幼い女の子と男の子の静かな演技から伝わって来ました。
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聴説/Hear Me(2009年製作の映画)

4.3

千代田区立日比谷コンベンションホールにて。
2010年に大阪アジアン映画祭で「観客賞」を受賞した台湾映画です。今回台湾映画同好会さんのお陰で1日限りの上映会が有りました。
視聴障害の姉と妹の姉妹愛、明
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あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

オマールシーの明るさや周りの仲間が素敵。ストーリーは好きなんですが、テンポが良過ぎるせいか母親が出てきた辺りから、???でした。
母親が娘を捨てた理由や苦悩が薄っぺら過ぎて共感出来ず…最後はそれはない
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.5

宮沢りえの演じる双葉が素敵過ぎました。
娘を想う気持ちが、凛としててブレないしそれ以上に強い使命感を感じました。

ひとつひとつの彼女の行動が最後に繋がった時、涙が溢れました。

悲しいけど、深い悲し
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

ホラー系は苦手なんですが、それ以上にドラマ性が優れていて、人間関係の愚かさと醜さ、ゾンビの集団化が実世界のネット攻撃と変わらないのではと、終わってからフッと感じました。
冷酷な仕事人間の男が娘を守る中
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少女ファニーと運命の旅(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

自伝に基づく映画という位の予備知識で観ました。

ユダヤ人の迫害を描いた映画を見た事が有るので、幼い子達の逃避行をハラハラしながら観ました。
家族が引き裂かれた辛い事実、生きる為に子供を手放す親の気持
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

桜良の明るさに戸惑う男子高校生の戸惑いと抑えた演技が良かった。
自分の弱さを明るさと無関心で守って来た2人。自分には無い相手の素敵な部分を認めながらも、自分の弱さを変えられない。

君になりたい…学生
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風櫃(フンクイ)の少年(1983年製作の映画)

3.5

ユジク阿佐ヶ谷にて。

スクリーンから伝わる高雄のまとわりつく様な暑さが、街並みや市場の騒々しさと共に若者の危うさと苛立ちを際立たせてました。

だからこそか、風櫃に戻って来た時の、古い家並みや人気の
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悼む人(2015年製作の映画)

3.0

偶然見つけたTV放送で。

息子のイジメの死を相手を憎む事で生きている両親に、生きていた頃の息子を想い続けて欲しいと話す場面と大竹しのぶさんの演技が印象に残りました。生きる強さと息子への愛…最後の演技
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美しい星(2017年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

原作は未読。

理解しようとすると、映画を楽しめないのかもしれない。
火星人に覚醒したリリーフランキーの真面目な行動が笑いをさそうが、その裏にある地球の温暖化問題は笑えない。

亀梨君演じる息子の覚醒
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

SFっぽいのは苦手意識が有ったのですが、後半にグイグイ引き込まれました。謎解きが多いので、頭が疲れましたが、ラストは驚きと感動…パズルがピッタリハマった爽快感が有りました。

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.8

心に深い傷を負った男と彼の甥との関わりが、淡々と描かれていますが、彼の心の痛みを想像出来ない人には、暗い淡々とした映像がつまらない2時間なのでしょうか…隣の叔父さんの時々漏らすつまらなそうな深い溜息が>>続きを読む

人生フルーツ(2016年製作の映画)

4.6

予備知識なしで観たので、建築家だった修一さんの経歴にビックリ!
台湾に自身の出版本のイベントに夫婦で招かれた場面にも驚きと台湾との関わりにも胸を打たれましたが、夫婦で暮らす雑木林に囲まれた生活が素敵過
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.5

大人になって裕福な生活を送る事に罪悪感を持ち、育ての親への感謝から本当の家族を探す事に躊躇したサルーが、その苦悩を乗り越え母と再会出来て本当に良かった。幼いサルーの瞳が印象的。

八月の鯨(1987年製作の映画)

3.5

職場の人に借りたDVDで鑑賞。
90歳と79歳の共演。
海のほとりでひっそりと暮らす老姉妹の日常を描いています。
年を取っても、リンとした品がある姉と穏やかな妹。
ゆっくりと時間が流れる映画でした。

ヨーヨー・マと旅するシルクロード(2015年製作の映画)

4.2

映画好きの方に勧められて観ました。
ヨーヨー・マの存在を知らなかった私には知らない世界を見るような映画でしたが、彼の音楽に対する想いが深く語られて、音楽の世界に疎い私にも伝わる物が有りました。音楽って
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タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

4.4

初めてのマレーシア映画。
マヘーシュの悲しそうで純粋な瞳とハフィズの笑顔の裏にある悲しみに胸を打たれました。
ハフィズとお母さんのシーンは、涙涙。最後まで健気なハフィズ…強く生きて欲しい(涙)

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

3.8

3時間56分を覚悟して観ましたが、デジタルリマスター版で映像も綺麗だったので、余り長さを感じませんでした。

あの時代、大陸から台湾に移住した外省人の親の苦悩。子供の苦悩。
日本統治下時代に建てられた
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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

3.5

前半は静かな村で質素に暮らす姉妹の様子が淡々と流れる。
時が流れ歳を取った2人の生活は変わる事はなかった。
信仰心は薄れなくても、老いて心が狭くなっていく村人達を癒したものがバベットの料理だったんだね
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

頑固で堅物なオーヴェは、よく居る頑固ジジイなんだけど、奥さんとの馴れ初めや不器用だけど真面目に生きてきた半生から、愛情深い人だと分かっていきます。
オーヴェとは正反対の明るくて前向きな奥さんがオーヴェ
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.8

音楽が良かった。ラストは、じわじわ来ました。前評判が凄すぎるのも期待しちゃうから、評価は厳しくなっちゃいます。

僕と世界の方程式(2014年製作の映画)

4.0

子を持つ母親として、どうしても母親の心情に肩入れして見てしまいました。
一生懸命息子と関わろうと努力する母。しかし、息子には伝わらない悲しみ。

息子は、台北の合宿で初めて親と離れ自分の葛藤と闘いなが
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