ナガエさんの映画レビュー・感想・評価

ナガエ

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プリズン・サークル(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

凄い映画だった。
今刑務所って、こんな感じになってるのか。
確かにこれは、「私だけ知って、感動してちゃだめ(by坂上香監督)」と思うだろう。

僕には、映画や小説などで描かれる刑務所のイメージしかない
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写真家 ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと(2012年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「有名になる「名前を売る」ということそのものが、人生の一つの目的として定着する世の中になった、と思う。

【なんで私の記録映画なんて撮る必要があるのか。わざわざ欧州からやってきて、私を苛む。忘れられた
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

いやー、前評判通り、面白いなぁ!
とにかく、よく出来てた。


昔からずっと、嘘をつくのが得意じゃなかった。「得意じゃない」というのは、「技術がない」という意味ではない。割と、嘘をつく技術はある方だと
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

こんなことは、現代ではきっと起こらないだろう。
「まったく同じことは」という意味だ。
同じようなことは、現代では毎日のように起こっていることだろう。
ネット上で。

この物語は、「過ちを犯してはいなか
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THE UPSIDE/最強のふたり(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

超良い映画だった!
誰が観ても楽しめて、それでいて、単純なエンタメ作品じゃないって、メチャクチャ良いバランスの取れた映画だったなぁ。
凄く良かった!

自分が大富豪だったら、と考えると、嫌だな、と思う
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さよならテレビ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

『ヤクザと憲法』は、衝撃的なドキュメンタリー映画だった。実際のヤクザの事務所に密着したドキュメンタリー。こんなものが撮れるんだ、という驚きと、映像によって社会に問題提起をするという気概に溢れていた。未>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

もっとナチュラルに嘘をつける人間だったらなぁ、と思う。

いや、嘘をついても、あまりバレない。そういう「嘘をついているように見られない」という意味では、ナチュラルと言えるかもしれない。

ただ。嘘をつ
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国家が破産する日(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

気持ちの上ではいつも、弱い立場の側に立っていたい、と思っている。
とはいえ、実際のところ、なかなかそれは難しい。
何故なら、本当に弱い立場の側に立つためには、自分は強くなければならないからだ。

強く
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つつんで、ひらいて(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

【『デザイン』っていうのは『拵える』なんですよ】

非常に印象に残った言葉だ。

通常「デザイン」というのは、「設計」などと訳される。要するに「作る」ということだが、「作る」というのは、基本的には、自
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みぽりん(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

いやはや、ぶっ飛んだ映画だったなぁ。

まずはざっと内容を。
地下アイドルグループの一員である優花は、絶望的に歌が下手だった。アイドルとしては人気があり、人気投票で1位になったのを機にソロデビューの話
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HUMAN LOST 人間失格(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

冒頭で「原案 『人間失格』」って表示されたけど、人物名とキャラクターの設定ぐらいだろう、参考にしてるのは。いや、「人間失格」をちゃんと読めてない僕的には、物語全体に通底する哲学的な部分まで同じなのかど>>続きを読む

エッシャー 視覚の魔術師/エッシャー 無限の旅(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

なんとなく、思っていた映画と違った。
というか、特に何か想定していたわけではなかったんだけど、全体的に、あんまりおもしろくないなぁ、と感じられてしまう映画だった。

エッシャーや、エッシャーの作品には
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M/村西とおる狂熱の日々 完全版(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

僕は村西とおるという人物を、この映画を通してしか知らないが、この映画を見た印象としては、「全体的には、ちゃんと理屈の通る、まともな仕事人だな」と感じた。正直それは、意外な印象だった。

この映画は、そ
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シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

YouTuberと呼ばれる人たちをあまり好きになれない理由の一つは、目的が「有名になること」に見える、という点にある。もちろん、そうではない人もたくさんいるだろうが、同じくらい(あるいはそれ以上の割合>>続きを読む

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

面白かった!

僕は、原作の小説を読んでいる(感想はこちら→http://blacknightgo.blog.fc2.com/blog-entry-3417.html)。だから、トリックはなんとなく覚
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幸福な囚人(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

なかなかムチャクチャな映画だったなぁ。

物語は、最初の段階ではまったく繋がらないいくつかの断章が細切れに提示される。MVみたいな感じで、登場人物たちがほぼ喋らず、視覚的な映像の展開がしばらく続く。正
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“隠れビッチ”やってました。(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

タイトルからイメージする映画とは、少し違っていた。
だからダメだったわけでも、だから良かったわけでも別にないんだけど。
全体的には、凄く面白かった。

僕が、あぁいいなぁ、と強く思ったシーンがある。具
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i-新聞記者ドキュメント-(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これは面白かったなぁ!

まず、映画そのものとはまったく関係のない話から始めたいと思う。「働く」ってどうなっていくだろうか、という話だ。

映画を観ながら考えていたことは、「『情熱』を突き詰めることで
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ドルフィン・マン~ジャック・マイヨール、蒼く深い海へ(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「好き」という感情は、やっぱり強いよなぁ、と思う。

映画の後半で、印象的な言葉があった。
70歳を超えた、この映画の主人公であるジャック・マイヨールの元を、25歳のフリーダイバーが訪れた時のこと。2
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生理ちゃん(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

もちろん、理解には遠く及ばない。
でも。
理解できたような気になれる映画でした。
…なんて言ったら、女性に怒られるだろうか???

この映画の面白さは、「生理」という現象に、殊更に焦点が当たっていない
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種をまく人(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

僕は、あまり謝らないようにしている。

自分が、何かマズいなと思うことをした場合、謝るのは簡単だ。でも、僕は一瞬立ち止まる。そして、その時々の判断で、「謝らない」という選択をすることもある。

その方
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草間彌生∞INFINITY(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

つい先日、草間彌生美術館に行ってきた。“生理的に”訴えかけてくる作品だった。

ここ最近、急激に美術館に行く機会が増えたが(というか、それまでほとんど行かなかった)、基本的に美術品を見ても、「よく分か
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ファグスーグロピウスと近代建築の胎動(2011年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ちょっと思っているのとは違う作品でした。

バウハウスについて、詳しいことは知らないんですけど、よく名前を見かけると思っていました。デザインの世界で有名だ、という話程度のことぐらいしか知らないですが。
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ミース・オン・シーン(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ちょっと思っているのとは違う作品でした。

バウハウスについて、詳しいことは知らないんですけど、よく名前を見かけると思っていました。デザインの世界で有名だ、という話程度のことぐらいしか知らないですが。
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殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

すげぇ面白かった。びっくりした。キャストや設定なんかは、完全に「よくある学園モノ」って感じなのに、全然違う。

まずさっさと、ストーリーだけざっと書いておこう。3つの物語が同時に進行する。
小坂れいは
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解放区(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

凄い映画だった。
正直、まったく消化出来ていないし、この映画がなんなのかまったく捉えきれていないが、「なんか凄いものを観た」という、ビシバシ来る感覚だけは非常に鋭敏だ。

森達也というドキュメンタリー
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

全体的に、ちょっと僕には合わない作品でした。あまりにも耐えきれず、途中寝てしまったし。
ストーリーとしては、ゴッホの伝記的な感じなんだろうけど、どの時代のゴッホなのかは、ゴッホについて詳しくないので分
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ひとよ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

同じ状況にいたら、自分だったらどうするだろう。やはり、そう考えてしまう。

母親と同じ立場だったら?子供に暴力を振るう夫を、殺すだろうか?難しい。

「人を殺すことはどんな状況であれ悪」という立場を、
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少女は夜明けに夢をみる/ 夜明けの夢(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

基本的に僕は、観ようとしている映画について、ほぼ情報を知らないまま観に行く。

冒頭からしばらくの間、僕はこの映画をフィクションだと思っていた。当然、フィクションだと思った。そう思った理由は後で書くが
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キューブリックに魅せられた男(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

つい先日、「キューブリックに愛された男」という映画を観に行った。ひょんなことから、キューブリックの運転手に、そして雑用係になったイタリア人・エミリオの物語だ。
そっちを先に見ておいて良かったな、と思う
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盲目のメロディ~インド式殺人狂騒曲~(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これは面白い映画だったなぁ!
最初から最後まで、メチャクチャよく出来てた!
インド映画なんだけど、突然踊ったりしないから、そういう意味でも良かった。

とりあえず内容から。
アーカーシュは、白杖をつき
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キューブリックに愛された男(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これは面白い映画だったなぁ。
やはり、「事実」っていうのは面白い。
僕は、スタンリー・キューブリック作品は、たぶん一作も観たことがないと思うんだけど(観たかどうか覚えていない程度に、関心がない)、それ
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メランコリック(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

全体的に「チープ感」がある映画だったけど、それも含めて面白かったなぁ。

まずは内容から。
主人公のナベオカは、東大を卒業しながら一度も就職したことがなく、アルバイトを転々として生活している。今は、無
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タロウのバカ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「僕は、何を観たんだろう?」と考えさせられてしまった。
いや、むしろこうかもしれない。
「僕は、何を観せられたんだろう?」と。

例えば、ある人物の行動を、ランダムに切り取ってみる、ということを考える
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

凄い映画だったなぁ。とにかく、最後の最後までザワザワさせられる感覚が続いたし、そもそも、冒頭から物語がどうなっていくんだかまったく想像出来なかった。途中から物語全体の設定が理解できるようになるんだけど>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「悪」というのは個人の問題ではないと、いつも感じる。
ニュースで何か事件が報じられる。確かに、最終的な犯罪行為を犯した者は悪い。罰せられるべきだろう。しかし、その人だけが悪いのか、というと、決してそう
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