ミャクロッタさんの映画レビュー・感想・評価 - 34ページ目

ミャクロッタ

ミャクロッタ

映画(2730)
ドラマ(1)
アニメ(0)

ザ・ボルト(2017年製作の映画)

2.6

ダメダメな『フロム・ダスク・ティル・ドーン』。銀行強盗のクライムものからホラーへと展開して行くがそのメリハリの無さよ。どっちも中途半端な内容に終始し最後のタネ明かし?的な場面も盛り上がらず。主人公とな>>続きを読む

トールガール(2019年製作の映画)

4.1

ジョン・ヒューズの青春映画を思い出せる!というかもうこれ『すてきな片想い』だし『プリティ・イン・ピンク』だろ!2019年にこの感覚が通じることに感動している。やはりティーン(思春期)はこうでなければ、>>続きを読む

ステップファーザー 殺人鬼の棲む家(2009年製作の映画)

3.9

お、面白いのキタ。ナゾの男がシングルマザーの平和な家庭に入り込み、徐々に本性を現していくスタイル。大好物な“他人が踏み込む系サスペンス”だ。どうやらこの男の狙いはホントに幸せになりたいようだがw少しで>>続きを読む

火花(2017年製作の映画)

2.7

どの部分がどう評価されたのかね?よく言う、芸人はテレビ等、舞台では泣いたらアカンとか笑ってもらってナンボみたいなそういう存在だからこそゲラゲラ笑ってられるのであって、こういう苦労話的な、“ボクら芸人は>>続きを読む

遥かなる大地へ(1992年製作の映画)

3.8

この映画と言えば思い出すのは映画館の思い出。今は無き広島『朝日会館』。いつも映画へ行く街とは違い、少し足を延ばした広島市内にあった映画館。わしは中3か高1か。ビルの上階にあり、エレベーターで昇るとそこ>>続きを読む

パパと娘のハネムーン(2018年製作の映画)

2.6

仕事人間の女性がハレノヒ結婚式にまで仕事を持ち込み婚約者に逃げられる。ひょんな事から音信不通だった父親と、予約してあった新婚旅行に出掛け人生を見つめ返す自分探しをコメディテイストで描くヒューマンドラマ>>続きを読む

ジョーズ3(1983年製作の映画)

3.1

当時映画館で3D映画として公開されたその名残はタイトルや所々の演出でも確認することが出来る。リアルタイム世代ではないので当時がどんなだったのかは想像でもよくわからんが、昔雑誌等で目にした赤と青のフィル>>続きを読む

ヘッド・ショット(2016年製作の映画)

3.7

恐ろしいまでにアクションのクオリティが高いというのは『ザ・レイド』で知れ渡ったと思うインドネシア映画。だだ、国民性なのかな?真面目な国なのかな?ちょっと頑張り過ぎな面がある。ストーリーをそこまでカチッ>>続きを読む

スパイ・ゲーム(2001年製作の映画)

3.5

レッドフォードの再来と言われたブラピ本人がレッドフォードと共演して、しかも師弟関係の役柄とか色々話題の映画ではあったけど、話の作りはあまり好きではないし、なんなら退屈とも言っていい。トニー・スコットら>>続きを読む

通学シリーズ 通学途中(2015年製作の映画)

2.1

ペラい話だな。『通学電車』も観てから1本ってことかね?まあでも少しクロスオーバーするだけで別もんなんでしょ?森川葵ちゃん演じるヒロインの好きの感情がフワフワ。追いかけるより追われるほう。そんなフラフラ>>続きを読む

最後の追跡(2016年製作の映画)

3.7

絵ヅラが渋すぎる。クリパイが陽気なイケメンを封印し、ザ・悪人ヅラなベン・フォスター演じる兄と銀行強盗を繰り返す。その強盗を先住民系統の相棒をひたすらからかう口の悪い定年間近のレンジャー、ジェフ・ブリッ>>続きを読む

セットアップ: ウソつきは恋のはじまり(2018年製作の映画)

3.9

Netflixオリジナル作品。出てくる全員が助演俳優っぽいのは気にすんな。同じビルで働くふたりは、いわゆる“モンスター上司”なそれぞれのボスに日々振り回され自分の自由な時間さえ与えられない。偶然出会っ>>続きを読む

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.0

ショーパブで歌う原石に出会った世界的スター歌手。“愛してる”だけでは繋ぎ止めることが出来ない、誰も止めることが出来なかったスターへの階段。光と陰が入れ替わる瞬間、すべての瞬間が刹那的に映るスターの恋。>>続きを読む

鋼の錬金術師(2017年製作の映画)

2.6

冒頭からの大コスプレ大会感がすごいのよ。が、そんなことより衝撃なんが、開始して何分後だろうか、本田翼が登場した時。キャスト陣全員が頑張ってコスプレしてるのに、この本田翼だけは逃げも隠れしない“ただの本>>続きを読む

恋妻家宮本(2017年製作の映画)

3.9

今回のドラマの予習として前作の『結婚できない男』からの『アットホームダッド』を完走し、その流れで猫も杓子も阿部寛ということで勢いそのまま本作を鑑賞です。教職につく優柔不断な性格を持つ夫ながら台所で趣味>>続きを読む

母なる復讐(2012年製作の映画)

3.1

立て続けに復讐映画を観たが別にそんな精神状態というワケではない。こちらは韓国さんお得意とも言える胸糞作品。レ◯プ、未成年、少年法、札付きのワル、モンペ、無能警察、無計画で対応の悪い母親と、もはや絶望的>>続きを読む

リベンジ・リスト(2016年製作の映画)

3.3

家族に危害を加えられたら、そりゃ俳優も怒るんですよ。チャールズ・ブロンソンにはじまり、シュワ氏、メルギブ、キアヌやディカプリオだって、もちろんリーアム・ニーソンだってね。みんな通ってきた復讐の道なんだ>>続きを読む

その日の雰囲気(2015年製作の映画)

3.9

偶然列車に乗り合わせた軟派男と堅物女の韓国ロマコメ。前半は全く噛み合わないふたりで笑わせて、中盤から後半はロマンティック度プラスちょっぴり泣けたりの王道展開。しかし韓国映画の“主演女優を可愛く撮る”技>>続きを読む

レディ・ガイ(2016年製作の映画)

2.7

なんか雑過ぎん?分かりやすく見せる為とはいえヒゲとチ◯ポなんて、、、。ミシェル・ロドリゲスが改造されてミシェル・ロドリゲスになるんだぜ。なんか担当者も思いついた時に多分ガッツポーズしたようなキャッチコ>>続きを読む

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.7

いかに言うてもあり得な過ぎじゃない?『カイロの紫のバラ』的なファンタジーならまだしも。「モニタリング」じゃあるまいしw『ローマの休日』が下敷きなのはわかるがあちらの方が現実的だった。世界的なハリウッド>>続きを読む

ヘル・レイザー(1987年製作の映画)

3.3

ヴィジュアルとして有名になり過ぎたピンヘッドさん。何気にわたくしも今回が初鑑賞になった(たぶん)。80年代ホラーを観ているというのをモロに実感させてくれるショックシーンのメイクやキャラクターの造形とV>>続きを読む

地中海殺人事件(1982年製作の映画)

3.6

性格の悪さが滲み出る台詞回し、ピンッと尖った口髭、ずんぐりむっくりな体型、初見のポアロ像は完全にピーター・ユスティノフで脳内に深く刻み込まれている。そんなユスティノフ・ポアロって実は3作品しかなのは改>>続きを読む

傷だらけの悪魔(2017年製作の映画)

3.3

他人の不幸を覗き見るという意味では嫌いではない内容。しかしワザとらしいイジメ方なんかは今っぽくなくて、都会人が作った田舎のイメージという感じで鼻につく。この子は引っ越しして田舎に来たのではなくタイムス>>続きを読む

ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

3.6

うーん求めていたような内容だったのは間違いないんだがなぁ、、、。『フィフス・エレメント』踏まえて、あの映画が大好き!なんて思ってないし、ベッソンとSFは決して相性が良いとは言えんねしねぇ。作りようによ>>続きを読む

パディントン 2(2017年製作の映画)

4.0

クマが普通にとけこむのに無理があると思ってた世界観や、ヴィジュアル的に可愛いさのカケラもないと思っていたのにフタを開けたら憎めない性格の可愛い仕草をみせたりと完全に予想を覆された前作『パディントン』。>>続きを読む

キス・アンド・クライ(2017年製作の映画)

3.3

カナダのフィギュアスケートの強化選手にも選出されたカーリー・アリソンという女性の物語。明るい未来しか見えなかった彼女に暗い現実が訪れる。病気と闘い、家族や周りの人に支えられながら生きる姿を青春映画のテ>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

4.6

『羊たちの沈黙』以降のサイコスリラーとしての様式美に、鬼才デヴィッド・フィンチャーのクリエイターとしての演出が冴えまくる、これもまた90年代映画の傑作のひとつ。暗くジメジメとした雨の演出、画面から匂い>>続きを読む

アロハ(2015年製作の映画)

3.3

いやあ、普通キャメロン・クロウにこのキャストって期待しないほうがおかしいんだけど、日本は未公開になったり評価レビューもイマイチだったりとどうにも雲行きが怪しい。気合いは入れずに観たつもりだけど、ああ、>>続きを読む

彼女はハイスクール・ボーイ(1985年製作の映画)

3.8

お、掘り出し物。ジャーナリスト専攻の女学生が感じた女性差別、学校からの推薦を得るために男装して別の高校へ忍び込む。という80年代ハイスクールコメディ作品。「服はエルヴィス・コステロ、顔はベストキッド(>>続きを読む

ラスト・ウィッチ・ハンター(2015年製作の映画)

2.8

アクションならどんなもんでもハゲにやらしとけばそれなりになる、とか安易な思惑が透けて見えたけど、それなりにさえなってなかったレベルだったのは残念。『コンスタンティン』をアクション寄りにしたらこうなるん>>続きを読む

みんなのいえ(2001年製作の映画)

2.8

実は初めて観た。当たり外れのある三谷作品の中では中間に位置する作品かな?クセのあるキャラが引き起こすハチャメチャ家造り。このキャラ設定にイラだったら負け戦になりそうなところのギリギリを突いてきた感じ。>>続きを読む

サン・ドッグス -生きる意味を探して-(2017年製作の映画)

3.0

知的障害を持つ主人公。『ディア・ハンター』を繰り返し鑑賞し、テロ許すまじと、本気で軍隊で入隊しようとするも門前払い。でも彼の目の前で起こることは全てがリアルであり、そのあたりはなんとも言えない気持ちに>>続きを読む

マッドボンバー(1972年製作の映画)

3.2

うお!ジャケットからも滲み出てるが、内容もまさにさいとうたかを氏の劇画漫画の世界w爆弾事件とレイプ事件が同時多発してるマッドシティ。事件の突発性はマイケル・ダグラスの傑作映画『フォーリング・ダウン』を>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

3.5

こらまた痛みがある映画だったなぁ、、、是枝監督が再度『誰も知らない』に挑んだような気合いを感じた。こういった作品にレビューを書こうとしても、かしこまって何かを伝えるほどのボキャブラリーなんてないしなぁ>>続きを読む

コクーン2 遥かなる地球(1988年製作の映画)

2.9

1作目のヒットを経て制作されたパート2。監督はロン・ハワードからダニエル・ペトリへ交代したが、この名優たちのキャストが再集結したのは素晴らしいね。話は1作目からたいして変わらん気もする。前作のレビュー>>続きを読む

ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀(1986年製作の映画)

2.6

同年作品の『ゴールデン・チャイルド』とカブる印象も多々ある。80年代的なMTVムービーな趣向は嫌いではないんだが、いかんせん内容がチンケ過ぎたwまったくのバカげた内容や大袈裟なタイトル、知性のカケラも>>続きを読む