ミャクロッタさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ミャクロッタ

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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.2

『ゲット・アウト』、『アス』と興味深い作品を見せてくれたジョーダン・ピールの次なる作品はなんとSF系スリラー。相変わらず不穏な空気感で引っ張る前半でこちらの興味を惹きつける作りは素晴らしい。ただ今回は>>続きを読む

バースデー狂騒曲/シャロン・ストーン 世界でいちばんのハッピーバースデイ(2017年製作の映画)

2.9

アラフィフ女性のシングルライフの変化を毎年の誕生日のシーンで繋いで行くスタイル。アンハサの『ワンデイ』とかと同じね。男性には刺さらない内容であることは最初からわかっていた気もするが、酸いも甘いも経験し>>続きを読む

決戦は日曜日(2022年製作の映画)

2.9

この手のは難しいぞ。福田雄一ほどのバカバカしさはないし、三木聡的な脱力感はあれど、コメディにそこまで寄せてない感じ。世襲制の政界映画でまさにタイムリーな題材であったが難しい作品になったなぁ。クスりと笑>>続きを読む

ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

3.9

ノリは良い。全編に渡ってもうライアン・レイノルズのノリだ。彼にかかってしまえばもうヒーローでもスパイでもCIAでも強盗でもライアン・レイノルズのノリ映画になる。もちろんボディガードでもね。それは楽しい>>続きを読む

ロボコップ3(1992年製作の映画)

2.8

ちゃんとロボコップらしいオープニングから始まるので昔観た時のダメダメ映画の印象を覆してくれるのかと思いきや、そっからはグダグダな流れが待ってます。悪人側のOCPをきちんと立てないと。注意散漫、警察もレ>>続きを読む

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

3.4

初見はもう少しインパクト重視に感じた作品だったけど今回の鑑賞ではわりと淡々とした内容に感じた。激動の瞬間が切り取られているのにそう感じたのは劇伴やモノクロで描かれる内容故にか。シンドラーの心情が表に現>>続きを読む

エンドア/魔空の妖精(1985年製作の映画)

3.1

『イウォーク・アドベンチャー』の続編で前作から6ヶ月後のお話らしい。オープニングから戦隊モノみたいなノリで良いなぁって思ってたら前作の全てを蔑ろにするようなまさかの衝撃展開に思わず笑った。物語はシンデ>>続きを読む

ミラクル/ミラクル 1980の奇跡(2004年製作の映画)

3.9

アメフト映画とは違いどうもアイスホッケー映画はコメディへ走りがちなイメージがある。『スラップショット』だったり『飛べないアヒル』だったり。しかし本作は違う。実話だ実話。1980年のオリンピックでの米国>>続きを読む

AIR/エア(2023年製作の映画)

4.2

Amazon映画だったんか。もうプライムに来てたからびっくりしたわ。しかし面白かった。トムクルの『ザ・エージェント』、ブラピの『マネーボール』、ケビン・コスナーの『ドラフト・デイ』と並ぶスポーツお仕事>>続きを読む

キル・ボクスン(2023年製作の映画)

3.5

チョン・ドヨンのキャラがこれまで様々な映画で観てきた“女殺し屋”が持つ雰囲気とはちょっと違う感じなのが面白かった。“ジョン・ウィック”的な展開は良かったし、キャラ、アクション共に楽しかったのにどうにも>>続きを読む

きっと見つける(2023年製作の映画)

3.4

タイトル通りだし内容も知ってから見始めたけど、実際にワンワンが居なくなるまでがあまりにフワッとした展開でイマイチ入り込みにくかったけど中盤からはもうワンワンのことしか考えてなかったのでまあええかと。し>>続きを読む

チアーズ!(2000年製作の映画)

3.3

陽気なティーンスポ根ムービーでお手軽に楽しめるけど、連覇のチャンピオンチームには見えないポンコツチームっぷりには戸惑いを隠せない。どうにも『がんばれベアーズ』的な落ちこぼれチームの成り上がり要素を付け>>続きを読む

ワンライン/5人の詐欺師たち(2016年製作の映画)

2.7

イム・シワンくんに期待しての再生だったけども何気に話が小難しくてクライマックスまでノれない展開が続いた。クライマックスはクライム映画のそれで、ちょっとしたアクションもあったりでそれなりに楽しんだが、詐>>続きを読む

アンテベラム(2020年製作の映画)

3.4

ほう、なかなか答え合わせにならんから心配しちゃったわ。残り40?30分くらいまでずっと眉間にシワ寄ったままだったけど、そっからは目を1.5倍くらい見開いてグイグイだったわ。そうかこれはあの監督のあれみ>>続きを読む

微笑みをもう一度(1998年製作の映画)

3.0

TVのワイドショーで突然イケメン夫マイケル・パレから浮気を告白される妻サンドラ・ブロック。かつてはミスコンの女王で理想の夫と何不自由ない暮らしをしていた彼女は娘を連れて母の暮らす実家へ戻るが小さな町で>>続きを読む

レプリコーン(1992年製作の映画)

3.4

都市伝説かなんかは知らんが“レプリコーン”という怪人?に襲われる恐怖を描いたホラー作品。「フレンズ」の第一シーズンより少し前のジェニファー・アニストンがピッチピチの姿で登場します。怪人レプリコーンを演>>続きを読む

ウイング・アンド・プレイヤー(2023年製作の映画)

3.6

内容が先日観た『元カレとツイラク〜』ともろ被りだがこちらは実話だそうで。ということはあちらがこの話をモチーフにしたということ?やっぱり関根勤に見えるデニス・クエイドとヘザー・グラハム演じる夫婦と子供を>>続きを読む

サイクロンZ(1988年製作の映画)

4.1

ジャッキー、サモハン、ユン・ピョウそろい踏みで、共闘という意味では(“福星”シリーズは置いといて)、『プロジェクトA』『スパルタンX』に続く作品。というワケでタイトルはZ!わけわからんタイトルですw3>>続きを読む

ロボコップ2(1990年製作の映画)

4.0

『SW EP5』という傑作の続編を作り出したアービン・カーシュナーがまたしても続編で魅せた!ヴァーホーベンから受け継いだバトンをしっかりと守りながら最高の展開を見せてくれた。“ロボコップ2”とのアクシ>>続きを読む

希望と絶望 その涙を誰も知らない(2022年製作の映画)

4.3

キャプテンも言ってた通り、こんな暗い場面ばかり見せてもいいのだろうか?これを美談にしていいのだろうか?まさにそんな感じの内容だった。ピンチさえもおひさまパワーで明るさに変えてた前作のドキュメンタリーと>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.9

こんなの日本じゃない、新幹線じゃないというのはヤボでむしろディテールにこだわった素晴らしいセットとシチュエーションだと思った。序盤はごちゃごちゃと登場するキャラと足早な場面展開に置いていかれそうになり>>続きを読む

ダーティハリー(1971年製作の映画)

4.0

改めて観ると皆ダーティハリーになりたかったんだなぁ、と。スライは『コブラ』でキャスティングまで被らせたり、シュワ氏は『レッドブル』でマグナム44のハリーネタでひと笑い起こしたり、メルギブは『リーサル〜>>続きを読む

ハニーレモンソーダ(2021年製作の映画)

2.8

(最近ようやくテレビで普通に見れるようにはなった)ラウールがどうにも受け付けない中、このキャラクターはさらに受付けなくてまいったね。吉川愛ちゃんもこんなキャラじゃないだろ。これといった内容はなかったよ>>続きを読む

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.3

始まった瞬間きら「絵がめちゃくちゃ良い!」とアガったが、ソウルの世界に行ってから冷え冷え。なんだあの『インサイド・ヘッド』の出来損ないみたいなのは。タイトルも絵もオシャレで良かったのにな。床屋とかライ>>続きを読む

ニューイヤー・ブルース(2021年製作の映画)

3.8

英国の『ラブ・アクチュアリー』、アメリカの『ニューイヤーズ・イブ 』、日本では『すべては君に逢えたから』という一年でいちばんロマンティックなクリスマス〜新年というホリデーシーズンを描く作品の韓国版と>>続きを読む

マーダー・ミステリー2(2023年製作の映画)

3.8

アダム・サンドラーのキャラ作りは相変わらず好きくないし、安達忍じゃないジェニファー・アニストンも違和感すごいけど続編が制作されるほどの人気はあったのか。ネトフリ資金は相変わらずでお金は掛かってますな。>>続きを読む

牛泥棒(1943年製作の映画)

3.4

小さな町で起こった牧場の襲撃事件。保安官不在のため町の人間は私刑団を結成し犯人の追跡をはじめる。野営する3人の男に出会うが、ただの仲間3人には見えない3人組。明らかになる状況証拠の数々に私刑団のとった>>続きを読む

ハスラー2(1986年製作の映画)

4.0

ぜんぶが渋い。あれから25年、“ハスラー”ニューマンが帰ってきた。無鉄砲で目立ちたがりな若造トム・クルーズに若き自分の姿を見たニューマンが師となりハスラーとしての教えを説く。このあらすじで胸熱だが、ひ>>続きを読む

カプリコン・1(1977年製作の映画)

4.0

初見の印象は子供ながら月面着陸のくだりはホントにこんなことやってんじゃないのか?ってくらい衝撃受けた記憶があります。今回で3回目鑑賞かな?今回はエリオット・グールド演じる記者目線パートがとても面白く感>>続きを読む

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

4.0

前作はタイトルさながらフォールンしてしまったので、3作目となる本作には過度な期待を持つことなく挑めたのは良い方に作用したようだ。序盤こそなんだかなぁな展開だったが、街中でのチェイスシーンが終わる頃には>>続きを読む

TANG タング(2022年製作の映画)

2.8

『REX』、『ジュブナイル』、邦画界はこの“ドラえもん”的な作品を定期的に生み出してくる。オープニングから感じたそういった空気感にちょっと脱落気味に。これは奈緒ちゃんが出てくるまで我慢我慢と頑張ってた>>続きを読む

ロボコップ(1987年製作の映画)

4.3

ヴァーホーベンといえばコレだよな!というのを強く印象付けてくれた作品。皮肉たっぷりなニュース番組映像がたまらない。人の死に様がいちいちグロテスクで素晴らしいよね。悪役キャラとなるミゲル・フェラー、カー>>続きを読む

天国から来たチャンピオン(1978年製作の映画)

3.4

これはアメフト映画と言えるのかな?天国側が間違って寿命を終わらせてしまったアメフト選手の男に急遽新しい身体として用意したのは大富豪だった_というあらすじ。身体と存在自体は大富豪、心はアメフト選手なので>>続きを読む

ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

2.7

始まった瞬間からツマらなそうな映画で焦った。途中、田中圭の吹替えが余りにひどかったので“それのせいだわ”と字幕に切り替えてみたが作品のつまらなさはなんも変わんなかったわw楽しみにしてたかませ犬ブラピも>>続きを読む

KAPPEI カッペイ(2022年製作の映画)

2.8

キライじゃない。嫌いじゃないんだが、これを2時間やるのはどうなのかと。内容/展開については原作漫画があるようなのでなんとも言えないがこのテイストならばもう少しコンパクトにまとめて欲しかった。突き抜けた>>続きを読む

ア・フュー・グッドメン(1992年製作の映画)

3.9

何が熱いって80年代にブラット・パック映画でブイブイ言わせてたメンツが大人になって軍事法廷映画という渋い題材で競演をはたしてる点が熱いんだわ。トムをはじめ、デミ・ムーア、ケビン・ベーコンにキーファー・>>続きを読む