torakoaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.8

ステラン出演作ゆえ借りてみた。
人名、地名ほか用語や設定を把握しきれないことが最大のネックだと思う。異世界が舞台のものはまずそこが高いハードルゆえ私はSFを苦手としているのだが、まさにそれが怒涛の如く
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.0

三部作の2作目以降とアメイジング2作は未見。MCUは『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』までは最初から順に観てきてる。という状態で事前情報一切なしに鑑賞。
この素直で愛嬌ある明るいMCUスパイダ
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.5

アクションや、序盤のほうに出てくる水の巨人みたいなのとか中盤の溶岩の巨人みたいなのとか映像は見応えある。

トビー・マグワイア主演のスパイダーマン一作目は鑑賞済み、その後はMCUを順番に『ファー・フロ
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.5

スパイダーマンは造形というかポージングとかグッズとかが元々好き。『キャプテン・アメリカ シビル・ウォー』でMCU参戦時が凄く愛嬌あってファンになっていたのでレンタル開始日にわくわく借りた。
この愛嬌あ
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アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

4.2

随分ハリウッド大作ナイズされてしまったな、というのが序盤の印象。FOXサーチライトあたりな感じは画的にはほぼなくなり、大作映画らしくなってる。音楽うるさい。音量大きい、主張が強い。スローモーション増え>>続きを読む

アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

4.5

予想外のクオリティでテンション上がった。アメコミヒーローものテンプレというか不文律のようなものに則らずに、一般的な映画(非ヒーローもの)のように作ってある。褒めたいとこたくさんあった。なので長い。>>続きを読む

スパイダーマン3(2007年製作の映画)

2.8

前2作比で驚く程テンポが良くなってる。妙な構図の挿入というか妙なカット割がなくなって画が落ち着いてるし、話運びの不自然さが薄まった気がするし、照明や色味がだいぶ良くなってB級感がかなり払拭されて前2作>>続きを読む

スパイダーマン2(2004年製作の映画)

2.3

唐突な「焼きそば食べる?」で声出して笑ってしまった。その返しが「ピーター 私結婚するの」。何なのもうw いや、ピーターの不器用さとか対人スキル(特に女子)とか諸々の表現でもあるのはわかるんだけども。面>>続きを読む

スパイダーマン(2002年製作の映画)

2.0

三部作の一作目。
スーツのデザインはスパイダーマン映画中一番カッコいいと思う。
あと褒めるとこない。

スパイダーマンの造形というかトリッキーな感じとかグッズとか元々好きだったので公開当時観て、予想を
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シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち(2019年製作の映画)

2.5

主人公の人イケおじ。
フランス映画だなあという感じのゆるめなのんびりテイスト。の割には水中映像が何となくシャレオツだったり、発言に至る経緯も見たらそこまで問題視する程か?それ以上の差別的発言なんてそこ
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ダニエル(2019年製作の映画)

2.0

イマジナリーフレンドが思いのほか邪悪でえらいことになる話。サイコスリラーまたはホラー。
脚本やら色々に習作感というかアングラ感というかがある。
照明の感じや主人公宅の美術とかは悪くなかったと思う。
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レディ・チャタレー(2006年製作の映画)

2.0

🇫🇷制作『チャタレイ夫人の恋人』。人物名変更あったりしつつ概ね知ってる話だった。
が。
森番が老け過ぎ。顔立ちは男前なんだろうとは思うので10年ぐらい前だったらこの俳優でよかったんだろうけど、侘びしげ
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チャタレイ夫人の恋人(1981年製作の映画)

2.3

多分初見は小学生の頃だったと思う。旦那の場面は割と憶えてたが肝心なはずの(タイトルが指す人物ではある)メラーズの記憶がほとんどなく、最も印象に残ってるヒロイン出歯亀うっとりシーンで身体洗ってるとこ覗き>>続きを読む

カティンの森(2007年製作の映画)

4.0

1939年9月17日、ポーランド。ドイツの侵攻に加えロシアの侵攻。正確な情報を得られないまま逃げ出さねばならない人々の群れ。その中で逆行するように移動し夫を探し求める母子は連行される前の夫に束の間会う>>続きを読む

素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店(2015年製作の映画)

3.8

貴族で富豪で死にたがりな主人公のロマコメ。
自殺セットを用意してたあたりとか、ほのぼのした可笑しみがあったり、主人公とヒロインの行動に愛嬌あったりで何だかかわいい作品。気楽に観られてライトに愉しめると
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フェンス(2016年製作の映画)

1.0

もとは古い舞台劇、会話劇なんだろうけど、一方的な台詞ばかりで台詞の応酬の面白さみたいなのはない。会話劇としても話としてもネタ的にも全く面白くないのだが、何故映画化しようと思ったのか不思議でならない。イ>>続きを読む

BOYS(1996年製作の映画)

2.0

ジュークボックス系になるんだろうか。主演二人の美貌で何とかなるだろみたいな色々あんまり深く考えてません練ってませんて感じの脚本で、あー、だから映画嫌いだったんだよなーと何か懐かしさのようなものがあった>>続きを読む

アメリカを売った男(2007年製作の映画)

2.5

主に冷戦時代、ソ連(崩壊後はロシア)に機密情報を売り渡していたFBIの人物ロバート・ハンセンが逮捕された実話ベースの話。一応。

1985年10月 ソ連に初接触
(1994年 CIA工作員オルドリッジ
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マンスフィールド・パーク(2007年製作の映画)

2.3

映画ではなくドラマだと思われる。
幼少期に預けられ、そこで家族同然に育った主人公は次男に想いを寄せていたが、そこの兄弟は恋愛対象たる女性としては見ておらず、みたいな話。昭和の少女漫画とかハーレクインに
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EMMA エマ(2020年製作の映画)

3.0

色味、調度品、衣装、音楽、いずれも格調高げな文芸もの。映像面はキレイだと思う。音楽は悪くないけど、うるさい。音量大きすぎ、主張しすぎ。あと髪の毛はもうちょっとナチュラルな感じのがよかったかな。

主人
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シンデレラ(2021年製作の映画)

2.5

既存曲使用ミュージカルのカテゴリに入ると思う。
話はイマイチだし、何となく映画らしからぬチープ感あるし、雰囲気がディズニーチャンネルじみてるし、ヒロインがどうも好きになれないし、ヒロインのメイクが何か
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.5

前半結構気分悪かった割にちょこちょこ笑ったし、これで案外後味悪くないってのは凄いことだと思うし、意外ときれいにまとめたなーと私は思った。

エンディング曲は、そうきたかなるほどー、みたいなのがあったの
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

3.3

実話ベース。
1957年。ウエストバージニアの炭鉱町コールウッドで、ソ連のスプートニク(初の人口衛星)を目にした主人公はロケットに強い憧れを抱く。普通の高校生が友人達と共にロケットを作って飛ばすべく試
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真実の瞬間(とき)(1991年製作の映画)

2.2

赤狩りがあった時代。映画監督である主人公がフランスから帰国。長く国外にいて赤狩りの実態を知らずにいた主人公は、自身の能力と実績と人望に自信があり高を括ってもいて大して意に介さず、窮地に追い込まれる。と>>続きを読む

カポーティ(2005年製作の映画)

4.8

一家4人が殺害された事件に興味を持ち取材に乗り出した著名な作家・カポーティがノンフィクション小説という新たな形体で『冷血(原題:IN COLD BLOOD)』という本を書き上げる過程の話。実話ベース。>>続きを読む

若草物語(1994年製作の映画)

2.5

若草物語を一桁年齢の頃に読み、こんな兄同然の人や姉がいたらいいなあと憧れたもので登場人物達に多少思い入れがあり、実写版観ようと思ったことがなかったのだが、ストーリー・オブ・マイ・ライフを観てしまって免>>続きを読む

ゾディアック(2006年製作の映画)

3.3

メディアに犯行声明や犯行予告を送りつけ劇場型犯罪と云われたゾディアック事件を追った人達の話。
新聞社の風刺漫画担当の人が後に著したノンフィクション小説原作だそうで、メインの登場人物含め実話ベース。
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やっぱり契約破棄していいですか!?(2018年製作の映画)

4.0

通りすがりのおやっさんが渡してった名刺に職業・暗殺者て書いてあって、死にたがりの主人公は確実な死を求め自殺を外注することにし、心残りをなくす行動のため期間延長を希望するが……といった話。

英国コメデ
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テスラ エジソンが恐れた天才(2020年製作の映画)

2.2

ナレーションが度々入り、ナレーターがカメラ目線で語ったりもする。NHK歴史ヒストリアか何かみたいになってる凄く妙な味わい。再現ドラマ的チープ感があって映画観てる気がしづらくて、何を見せられてるんだろう>>続きを読む

アンナ・カレーニナ(2012年製作の映画)

3.0

原作未読。漫画で読む世界の名作みたいな児童向けのやつを小学生の頃図書館で読んだのと、ソフィー・マルソーとショーン・ビーン主演のやつを観たぐらい。
漫画で読む〜を読んだ時は何じゃこりゃと思い、何でこれが
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

1962年、アメリカ。知性と教養と良識と品と金を持ってる黒人ピアニストが、それらを持たないイタリア系白人を運転手に雇って南部ツアーに行って帰ってくるロードムービー。バディもの。
概ね予想通りの、今では
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パトリオット(2000年製作の映画)

3.3

かつて英雄と謳われた軍人であったが、妻を亡くし子供たちと共にありたいゆえに独立戦争に参加する気はなかった主人公が、英軍の暴挙に直面し、起ち上がる話。

ヒース・レジャー出演作ゆえ前から気になりつつ、苦
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ふたりの男とひとりの女(2000年製作の映画)

3.0

ドアマット(踏みつけにして当然かのような扱いをされてる)主人公に第二の人格が出現。身に覚えのない件で他州から指名手配が出ていたヒロインの護送ついでに休養を勧められ旅立つが、といった話。

明らかに自分
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大いなる遺産(2012年製作の映画)

3.0

セットや小道具、衣装等の美術面も音楽も重厚感がある。クオリティ高い。手堅い。さすがBBC。
英国のこういう、格調高げな文芸ものに仕上げようとしてくるとこは信用できる。
不必要またはぶっ飛んだ脚色はして
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8月の家族たち(2013年製作の映画)

3.0

初期の口腔癌を患ってる薬物依存の妻メリル・ストリープと暮らす夫が家政婦を雇い数日後に失踪、娘たちと妹夫婦が駆けつけてくる。集まった面々は人に言わずにおきたいことや問題を抱えながら穏便に過ごそうとするが>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.3

アルコール血中濃度0.05%を保つと色々うまくいく説を試してみようとする教師達の話。オンライン試写にて。
コメディということで期待してたのだが(コメディ好き)、コメディとは言えない気が凄くする。ユーモ
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