tigerさんの映画レビュー・感想・評価

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てんすうはてきとうです、たかが映画じゃないか

映画(1115)
ドラマ(1)

レディ・イヴ(1941年製作の映画)

4.2

二人の出会いのシーンがとにかくすごい。
中盤の船の上が少々落ち着いてしまうが、後半はヘンリーフォンダがコケて取り返す。
終始バーバラ・スタンウィックはゲームを楽しんでいるよう。それに対してヘンリーフォ
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パームビーチ・ストーリー(1942年製作の映画)

4.9

初スタージェス。

ホークスの「赤ちゃん教育」はヒロインだけ狂ってたけど、今作は全員狂ってる。
電車で犬を連れて捜索するところの狂いっぷりは、今まで見た映画の中でもトップクラスのものがあった。しかも最
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.0

映画としては100点
トイストーリーとしては50点

ウッディがジョン・ラセターという評を読んで納得した。なぜ今わざわざトイ・ストーリーじゃなきゃいけないのかの理由にもなる。

赤ちゃん教育(1938年製作の映画)

5.0

オールタイムベスト級の一本。自分が実は求めていた映画を1938年にハワードホークスが撮っていた衝撃と喜びで放心状態になった。

要するに上手い役者とは、うまく心理を作り込める役者のことではなく、うまく
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さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

4.4

カッコいい。今年のベストテンには絶対入る。
デヴィッド・ロウリーはこの2019年にほんの一瞬アメリカ映画を蘇らせた。

パンドラの匣(2009年製作の映画)

3.3

富名監督の髪型へのフェティシズムを感じた。
川上未映子(小説は未読)やふかわりょうの使い方は素晴らしい。ハマってる。

そして亀虫の彦々さん再び。売れてほしいなあ。

Lost Youth(2016年製作の映画)

1.3

所詮はPV。宗教や薬に対する感性も凡庸でつまらない。これなら好きにはなれないけど金プーの方がよほど出来がいい。

コンナオトナノオンナノコ(2007年製作の映画)

3.2

なかなか良い。

狙っていた男に彼氏がいて、やけになり熱々の鍋に手を突っ込む主人公。次のカットでは別の男と寝ていて、手には包帯を巻いている。この辺は流石にうまいなと。

相変わらず髪型に対する拘りも抜
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パビリオン山椒魚(2006年製作の映画)

1.7

好きになれない。てか酷すぎないかこれ笑
映画←ーーーーーー→コント
のバランスで迷子になっている感じは松本人志の映画を思わせる。
つまりテレビでやれとしか言いようがない。

あまりに滑っているので、感
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蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

4.3

素晴らしい。
フェデアルバレスは今最も信頼できる監督の一人だ。
ルーニーマーラが変わったのは残念だが、ただそれだけの理由で「やっぱりフィンチャー版がいいよね」などという輩を見ると、流石に神経を疑う。ク
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サッド ヴァケイション(2007年製作の映画)

4.6

これは凄い。この映画の中に生きている人間の生命力と存在感に圧倒された。

Helplessの浅野忠信とユリイカの宮崎あおいは同じ青山真治ユニバースだったとは驚いた。

とにかく複雑。ストーリーは難しく
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エリ・エリ・レマ・サバクタニ(2005年製作の映画)

4.0

筒井康隆と中原昌也が見れるだけで素晴らしい。

「ノイズミュージックに情緒を宿らせ、人を感動させる」という荒業を成し遂げているだけで十分すごい映画。

ギャアアアアーガアアアアッザアアァァァ
でグッと
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EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)

4.4

昨今のチャカチャカしたMV風の映画には絶対に表現できない領域がこの映画にはある。
やっぱり自分は「遅さ」や「緩やかさ」、「寡黙さ」や「現実をしっかりと記録しようとした撮影」にこそ「映画」を感じるんだな
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草の上の昼食(1959年製作の映画)

4.4

不朽の名作。細やかなディテールこそが豊かな映画につながる。

登場人物はみな考えるより先に行動する。理性より欲望を重んじる。科学技術より自然を信じる。
ルノワールの哲学がよくわかった。そしてそれは映画
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どんてん生活(1999年製作の映画)

3.7

本編は3.4点。副音声は4.2点。
副音声のコメンタリーがまんま山下映画の会話で感動した。話題が暗くなりそうになると、くだらない冗談で混ぜかえす。この一員になりたいと思わせる多幸感が素晴らしい。

レディ・バード(2017年製作の映画)

4.3

泣いた。
グレタガーウィグにこれほどの才能があるとは。
俳優出身の監督は役者の演出面で力を発揮するが、グレタガーヴィグは意外にも編集が素晴らしい。
常に食い気味にこちらの予想を超えて、次のシーンに移る
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ポリスアカデミー(1984年製作の映画)

3.5

撮影と編集がいまいち。
「裸の銃を持つ男」は人が車にひかれるところはワンカットで撮ってたけど、こっちはしつこくカットを割ってしまっていて笑えない。

ただキャラクターが成長する描写はベタだけどグッとき
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やさしい人(2013年製作の映画)

4.3

たしかに女っ気なしほどのテンポは見えないが、その分ストーリーがすごい。ラブストーリーからフィルムノワールへ。そしてこんな終わり方のノワールは見たことがない。斬新。

7月の物語(2017年製作の映画)

4.5

エリックロメールは余裕で超えている。とにかく編集のテンポが気持ちよすぎる。

勇者たちの休息(2016年製作の映画)

3.4

劇映画とドキュメンタリーを同じように撮る監督は信頼できる。

裸の銃を持つ男(1988年製作の映画)

4.7

一つもマジメな部分がなくて笑う。

最近立派な映画ばかり見ていたので、より爽快だった。

実は常に運動している映画。日本の某コメディ監督のように、やりとりのギクシャク(この時間は物理的にもストーリー的
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.6

一見、カップルで観れる安心の恋愛映画だが、ここには確かな「反抗」が含まれている。というか優れたラブストーリーは全て反抗の映画になるべきだ。

人の給料を聞いておいて絶句するブルジョワは全員くたばればい
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.0

基本的には大傑作。
ただ、あまりに完璧かつお芸術感が強すぎて、どうかなとも思った。ちょっと美しすぎるというか、映画的じゃないものが画面になさすぎて気になった。当たり前のように列車が出てくるところとかも
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女っ気なし(2011年製作の映画)

4.8

素晴らしい。
編集が気持ちよすぎて、もう終わっちゃうのか‥‥って感じだった。
できれば予告は見ないで行ってほしい。

シルビアのいる街で(2007年製作の映画)

5.0

オールタイムベスト級。
「視線」と「距離感」の描写があれば映画はそれでいいことを証明した一本。

本来なら画面の外にいる通行人や物語的な役割がない人々をこそこの映画では写す。

足の不自由な男が花束を
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ソドムの市(1975年製作の映画)

4.0

初パゾリーニ。傑作だった。
淡々と残虐行為が行われるが、周りの人間は見てるだけでなにも言わない。意外とエグくなかったと言う人は、この淡々とした語り口に感覚を麻痺されられたのだろう。人間はいつでも残酷に
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イメージの本(2018年製作の映画)

4.1

当然のように意味はわからん。しかし傑作。
最後の感動的なナレーションで「咳き込む」というギャグを入れるあたり、ちょっとでもエモい雰囲気になると、耐えられずおどけるゴダールは可愛らしい。ゲボッゲボゲホッ
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暗黒街の弾痕(1937年製作の映画)

4.6

相変わらずグイグイ話を進めていくので、全く飽きない。観客に情報が次々に投げられる。しかもしっかり活劇。これぞアメリカ映画。

シルヴィアシドニーの笑顔が可愛くて可愛くて胸が締め付けられた。本当に可愛い
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飾窓の女(1944年製作の映画)

4.4

オチが素晴らしい。この手のオチは大好きだ。

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