りりいさんの映画レビュー・感想・評価

りりい

りりい

海街diary(2015年製作の映画)

3.4

古き良き日本の良さ、みたいな人情味のある映画だった。ほんの少しだけ、小津安二郎のような、山田洋次のような雰囲気がした。母親が違う四姉妹の日常を優しく、それぞれの心情は細やかに表現できるのすごいなあと思>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.9

綾野剛がめっちゃ演技上手い!
怖い役演じたらナンバーワンなんじゃないかなって最近思う。それから脇を固めるヤクザ役の役者陣、みんなベテランでさすがの安定。思っていた流れと良い意味で違うオチになり感動した
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.5

好みの作品だった!結構迫力あり面白い。列車が出発してから、ほぼ休む間もなく戦いが繰り広げられハラハラドキドキだったけど、還暦を迎えたブラピはいまだにセクシーでかっこ良くて癒された。サンドラブロックもか>>続きを読む

マリー・ミー(2022年製作の映画)

3.3

ジェニロペはやっぱりスーパースター。夢のある展開でオチも良かった!
ラブコメってこうあるのが素敵。

溺れるナイフ(2016年製作の映画)

2.8

原作読みたい。前半部分、原作の内容を実写したらこうなのかと、いう慌ただしく少し無理がある設定でついていけない。しかし、そこを乗り越えると徐々に物事が動き始めて作品に面白さを感じるようになった。作者の朝>>続きを読む

マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

3.8

記録。ブラッドレンフロが美しかった。エイズを患っている子供役のジョゼフマゼロが、「僕の血は猛毒だよ」と周囲を脅かす迫真の演技は凄かった。小さな息子を失ったお母さんの悲しみも切なかったな。

あちらにいる鬼(2022年製作の映画)

3.3

面白かった。波瀾万丈な瀬戸内寂聴が出家するまでの話かなと思うと、不倫相手の男性の家族目線の話でもあり、切なくて苦しかった。いろんな人生があるし、人それぞれの区切りの付け方があって、前に進まなければなら>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.6

登場人物みんながまっすぐで、ただただ、JAZZが好きで、というところに共感できた。途中からは応援しながら観てた。原作を読んで無くてもすんなり物語に入り込めたことや、原作もぜひ読みたいなと思った。

アイリッシュ・ウィッシュ(2024年製作の映画)

2.8

リンジー!って感じのラブストーリー!幼少期からのリンジーを思い浮かべながら観た。リンジーやっぱりラブコメだと輝くなあ。自分の願い通りになる事は嬉しいけど、やっぱりそれなりの過程を踏んで辿り着かないとう>>続きを読む

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.5

誰にでも幼い頃の思い出や、思い出の場所があると思う。けどかけがえのない時間は一度きり。

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.4

すごくよく出来てた。物語のグロさとか、映像とか。よく40年以上前に現代にも引けを取らないような作品作ったんだなー、大したもんだなと思いながら観てしまった。感動?のような不思議な感覚。あんな世界嫌だけど>>続きを読む

ラスト・リペア・ショップ(2023年製作の映画)

3.6

短編の中に様々な人達の人生が詰まっていた。楽器との出会いによって人生が変わったり、勇気をもらった人達が、楽器を通して恩返しする話のように思う。子供が「これがやりたい!」という気持ちを諦める事なく背中を>>続きを読む

パレード(2024年製作の映画)

3.9

本当に震災で亡くなった人たちの想いを伝えるために存在する人達いるんじゃないかなと思った。どんな理由にせよ、どの時点で亡くなろうがみんな未練を抱えてるし、残っている人たちに幸せになってほしいと願ってる。>>続きを読む

正欲(2023年製作の映画)

3.3

心の深いところが苦しくて涙が出そうだった。小説も読みたい。誰かにとっての違和感が、誰かにとってはなんてことない当たり前のことで、それを受け入れられるか、受け入れられないかは重要だと思う。或いはほんの少>>続きを読む

夜、鳥たちが啼く(2022年製作の映画)

3.5

面白い。愛なのに、と、ビリーバーズで一気に私の中で気になる監督になった。城定監督、官能系の映画からスタートしたそうだけど、それだけに男女の絡みのシーンが上手。どの作品見ていてもすごくいいなと思うのが、>>続きを読む

マンハッタン・ラプソディ(1996年製作の映画)

3.7

純愛最高!お母さん役のローレンバコールきれいだった。やっぱり名優たちの存在感って圧倒的。
映画って面白い。
SEX抜きのプラトニックな関係っていうのももちろん重要だけど、大好きになったからこそ精神的な
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雨に叫べば(2021年製作の映画)

2.8

観始めてから、松本まりかの演技があまり好きではなくて作品に入り込めなかった。でも、映画というひとつの作品を作るのに、様々な担当者の細やかな気配りやアイディアがあって、チームで創り上げていく、というとこ>>続きを読む

ちょっと今から仕事やめてくる(2017年製作の映画)

3.3

面白かった。前向きになれる話。ある青年との偶然の出会いによって、主人公が成長して、友情が育まれていくのが良かった。

タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

3.1

伊藤沙莉が好きなので観たら内容が少し重めではあった。様々問題や悩みを抱えてそれでも生活のため、生きるため、自分の存在価値を見出すため、セックスワーカーとして働くデリヘル嬢たちの話。日常生活がだいぶ違う>>続きを読む

ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

3.5

小説とは別物に捉えた。小説では確かハッピーではないしいい結末とは言えなかった気がするけど(もっと色々濃厚??)アニメ版では誰も傷つかない感じでまとまってて、良い終わり方だった。そういう終わり方もありか>>続きを読む

あなたは私の婿になる(2009年製作の映画)

3.6

サンドラブロックはシリアスな作品やアクションもかっこいいけど、ラブコメも最高。ハッピーな気持ちになる。それにとてもきれい。昔から変わらず美しくて素敵。作品もラブコメらしく、お互い嫌いな印象のところから>>続きを読む

ダメ男に復讐する方法(2014年製作の映画)

3.9

キャメロンやっぱり最高。浮気された妻、夫の浮気相手がタッグを組み最悪でサイテーな夫に見事に仕返ししたのが気持ちよかった。変な絆から友情が芽生え、結果的に妻と浮気相手達がかけがえのない親友になるのだけど>>続きを読む

ロミーとミッシェルの場合(1997年製作の映画)

3.3

何も考えずに観れる。クスッと笑えた。高校時代の同級生たちを見返してやろうっていうふたりの女性の物語。社会に出れば皆色々あるものの、高校時代のあの特殊な空間は特別な気がするので共感できる部分が多かった。>>続きを読む

チャーリング・クロス街84番地(1986年製作の映画)

3.7

アンソニーホプキンスが穏やかで優しい博識の英国紳士を演じていたのが素敵で、またニューヨークの在住の夫人と古本の売買を通して何十年も文通していたのがとても良かった。手紙を通じ読み取れる時代背景も非常に興>>続きを読む

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.4

長くて難しいと思ったけど、真相が分かり始めてからはサクサク観れた。スリリングで迫力もあった。孤独で可哀想な生い立ちの天才ハッカー、リスベットの淡い恋心が切なかった。ハードな見た目に反してピュアなリスベ>>続きを読む

女優 原田ヒサ子(2019年製作の映画)

3.8

とっても素敵だった。ファミリー総出で可愛らしかった。親孝行って人それぞれの形があるけど、病の時老いた時、近くで寄り添えばいいなと思う。

ビリーバーズ(2022年製作の映画)

3.5

俗世を離れ無人島で暮らすカルト宗教団体の男女の話だったけど、考えさせられた。理想と現実とは何なのか、どう生きる事が救いとなるのか。欲望を悪とし、教えに従おうとも、結局のところは本能に逆らえず、そんな時>>続きを読む

愛なのに(2021年製作の映画)

3.5

瀬戸康史かっこいい、やんわりハッピーエンドで、良かった。あんなにかっこいい古本屋さんいたら良いなと思った。そして今泉監督が脚本と知り何となく理解できた。本屋の店主がずっと想いを寄せている女性が結婚前で>>続きを読む

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.4

観たと思ったら鑑賞していなかった。ロビンウィリアムズ大好きで、やっぱり作品を観るたび生き返ってはくれないだろうかと思ってしまう。ベンアフレックもいい役割してて、悪友達だと思ったらきちんと背中押してくれ>>続きを読む

空白(2021年製作の映画)

3.5

いい映画だった。娘を交通事故で亡くした父親が事故に関わった人間たちを恨み、周囲に八つ当たりし、収まらない怒りを発散させるところから、それじゃあダメだ、亡くなった娘とどう向き合えばいいのか?と気持ちを入>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.8

監督の頭の中が天才すぎる。センスの塊。家族の話だし、父娘、母娘、夫婦、それぞれの葛藤や問題が次元の違う世界で繰り返され、哲学的な描き方もあれば、エキサイティングな世界もあり、ゲラゲラ笑えたりもする。す>>続きを読む

50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

3.5

途中までの展開が単調で飽きそうになったけど、山田孝之演じるだいすけが決意を決めてからはとっても素敵な話だった。ハッピーエンド最高。

軽い男じゃないのよ(2018年製作の映画)

2.1

どんな話かなと思ってみたけど想像と違った。タイトルがコミカルに思えたのでもうちょっと笑えるストーリーなのかと思ったら違った。だいぶ社会派ストーリーで、男女の立場が逆転している世界だったらという内容だっ>>続きを読む

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