HORINOUCHIさんの映画レビュー・感想・評価

HORINOUCHI

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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

2.5

阿部サダヲは目に光の無い役がやっぱりよく似合うよね。

ストーリー自体は恐ろしいはずなのに、全体的に話が薄すぎて、終始怖さを感じられなかった。
の割に、残酷な拷問シーンだけやたら生々しく安っぽく描写さ
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.4

子供の頃に熱中して見てた昔と今が重なって、
上映中、わたしの頭の中でなにかがはじけました。
目眩と鳥肌。
あの感覚忘れない。

井上先生、私たちの時代にいてくれてありがとう。

TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

4.0

2時間5分のうち2時間まるっとふざけ切ってるのに、
なんなんだ観終わった後のこの爽やかな気持ちは…

キャストもいろんな方面で豪華。
音楽好きならきっと喜ぶ映画。

最近クドカン作品を全復習してるんで
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.3

トムクルーズは永劫歴史上の人物になると確信した。

実際に自前の戦闘機持ち出して実際に操縦して撮影とか狂気の沙汰。
演出も脚本もとても良かった。
魂を震わせてくれた。

トムクルーズって、当たり前にい
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トップガン(1986年製作の映画)

3.5

マーヴェリックを見るための予習

THE男の子!という世界観がニヤけちゃう
垢抜けないトムもかわいいかわいい

トムクルーズって絶対的主人公感が色褪せないところが本当にステキだと思います

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ソンガンホが出てると見たくなる病。

韓国だけどしっかり是枝色に染められた雰囲気。
是枝監督の色彩と雰囲気はとても好きなのだけど、
今作は少しぼやけた印象で、ぐっとくるシーンはやや少なめ。
私があまり
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ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

オヤジなマッツも私は好きよ。

シリアスとシュールとコメディが合わさった独特の復讐映画。
どこに焦点をあてるのかわからないこの曖昧な感じが良かった。
これが北欧映画の個性なのか?

最後、マフィアのボ
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.8

ロバートパティンソンの陰キャな雰囲気が好み。

IMAXさんのおかげで耳と目で楽しませてもらいました。
エンジン音がたまらんね。
ていうかIMAXほんと最高。
IMAXで観れるものは全てIMAXで観よ
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.0

過去三作の中で圧倒的に好き。

1と2の感じからの3作目となると、正直見なくてもいいかも?と思ったくらいなんだけど、本当にいい意味で期待を裏切られた。

ラスプーチンの存在感が凄すぎて最終的なボスが小
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.8

「宮本から君へ」のドラマ版が好きで、何周かした挙句のやっとの映画鑑賞。

不器用でうるさくて泥臭くて人間臭くて、本当にどうしようもないやつなのにどうしようもなく応援したくなる男宮本。
スマートからかけ
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キツツキと雨(2011年製作の映画)

3.5

役所広司というだけで大体観たくなる。

ざっくり言うと、小さな村に、自主映画を撮る集団がやってきて、村一丸となって完成させるというもの。
全体としてはほっこりシュール。

役所広司が演じるから出る味な
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アオラレ(2020年製作の映画)

3.3

お久しぶりです、ラッセルクロウさん!

煽りトラブルって、昨今の日本のトレンドかと思っていたけれど変わらずアメリカでもそうなのかと思わされた。

ちょっとしたことがきっかけで煽るラッセルクロウのまぁ粘
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.5

アニメしか観たことが無い小学生の甥っ子達に、映画というものが見たいと言われ、とりあえず映画デビューにと選んだこちらの名作。

大人の余裕を見せつけつつ一緒に鑑賞したものの、最終的に一番前のめりになって
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.3

ボブオデンカーク…
そう…わかる人にはわかる、私が心から愛してやまないブレイキングバッドのソウルグッドマン、彼ですよ。
彼が主人公と言うだけで、公開されたら観に行くことは心に決めていた。

内容として
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楽園の夜(2019年製作の映画)

3.5

久々に韓国映画らしい韓国映画を観た。
血生臭く、陰惨で、やるせなく、救いようもない話…と思いつつ結局救いはあった。

北野武オマージュとのことだけど、もちろんそれはそうで、タランティーノでもあり、ラー
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.5

こんなにカオスで抽象的で、悪夢のような気持ち悪さと混沌としためちゃくちゃな世界。
私は一種のカルト作品だとさえ思っている。
この作品をこんなに多くの人が受け入れて評価しているって、改めて思うとすごくな
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

2.5

昔、知り合いの女の子が目をキラキラさせて、
『私、今まで観た映画で一番感動したんです。是非観てください!🥺』
って激しくオススメしてきた作品。

でも今までずっと観ていなかった。
何故ならその子と趣味
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犯罪都市(2017年製作の映画)

3.8

マ・ドンソクの可愛さを堪能する映画。
ムチムチの筋肉オヤジが可愛いったらなんの。

中国マフィア、韓国マフィア、韓国のマル暴の三つ巴の抗争劇。
とりあえず、マフィアとか闇金とかマル暴とかいう言葉にピン
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.9

観たの2週間くらい前なんだけど、なんかなにも言えなくて今に至った。
たぶんこの点数以上に心の中に残る作品。

なんて言えばいいのかわからないな。
その人の恋愛経験次第で印象は様々な映画だと思う。

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性の劇薬(2020年製作の映画)

2.0

何故か一緒に観てしまった夫が、
「今まで見た映画で一番怖かった…」
と体を震わせていたのが印象的。

男性同士でなんや美化されてる感じするけど、自殺しようとしてる人に生を感じさせるために監禁レイプする
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

役所広司の圧倒的な演技力。

ナチュラルに狂っている演技が本当にすごい。

人懐っこい優しい目、殺意を感じる冷たい目、
途方に暮れる悲しい目、希望に輝かせる目、
目の表情をこんなに使い分けられるものな
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.9

怖い怖いと評判を聞いていたので身構えていたけれど、やはり洋モノホラーは全然大丈夫だわアタシ。

不気味な雰囲気と、画の撮り方がセンスあって楽しく観れた。
後半何故か笑いながら観てた自分が一番怖い。
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ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(2019年製作の映画)

1.0

噂に違わぬ山崎貴のどクズっぷりよ。
笑えるくらい卑劣で悪趣味。

世界中のドラクエファンの怒りをこんなにかってしまって、
山崎貴は怖くないんだろうか、ちゃんと安眠できるんだろうか、どんな夢を見るんだろ
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嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.7

高橋一生が目的がためだけに観たにも関わらず案外中身が良いと得した気分になる。

全てが嘘だった恋人。
その恋人の真実を追っていく話。

話のオチは完全に読めたけど、見せ方がわりと上手だなと思った。
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

個人的に嫌いじゃない、いや、普通に引き込まれたしとても良かった。

最後に神埼から送られきた手紙の本当の意味について、勝手に色々深読みして自分なりの解釈をしているんだが、どうなんだろうか。それとも本当
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.6

2021年初めの一本。
思えば2020年初めの一本も韓国映画だったなぁ。

宗教的世界と悪夢の中を彷徨っているような不思議な感覚。
宗教観と人間の心理の描き方が興味深かった。
いくらでも考察できる謎多
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心が叫びたがってるんだ。(2015年製作の映画)

2.5

昔知り合いに、オススメって言われて観たけど、
結果自分には合わないなって思って、
でも、その後知り合いにどうだった?って感想求められて、
良かったと思いますっていう曖昧な返答をしてしまった自分は情けな
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バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

4.2

何回観てるかわからない。
雰囲気映画の代表格。でもこの映画観るとなんだかノスタルジックな気持ちで落ち着くのよ。
とりあえずこの映画観るとタバコが吸いたくなるのよ。
この映画いいよねって言う人とはわりと
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ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

4.5

学生の頃に観た。
その当時の恋人に、ある日この作品の原作の本をプレゼントされた。
なんだかそれが嬉しくて嬉しくて、1ページ1ページ大切に読んだ。
いよいよ最後のページになった時、手書きの文字で何かが書
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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

3.3

2003年公開のジョゼと虎と魚たち
私の学生時代の頃の思い出の一本。
原作も読んだ。なんなら作中に出てくるサガンの小説も読んだくらい好きな作品。
邦画の恋愛映画の中でも傑作だと思ってる。

そのアニメ
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マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

3.4

監督・脚本・主演エドワードノートン。
作中の曲を聞いていて、この雰囲気はもしや…と思ったらやっぱりトムヨーク!
楽曲提供してると知らずに観たのでなんだかちょっと得した気分。

映画の内容は、色々な要素
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

2.5

この作品の元になった事件を、昔ドキュメンタリー番組で見た。
殺人を犯した息子が、刑務所の中で書いた手紙が番組の中で紹介されていて、本人はまともな教育を受けたことはないはずなのに、妙に言葉遣いが綺麗で、
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劇場版 MOZU(2015年製作の映画)

1.0

豪華キャストの豪華無駄使い。
俳優陣に同情。

控えめに言って、脚本が心底クソ。
オブラートに丁重に包んで言っても甚だ腹が立つくらい演出がダサい。色々物事端折りすぎ。とにもかくにも脚本が雑すぎ。

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