オオハラメグさんの映画レビュー・感想・評価

オオハラメグ

オオハラメグ

It’s Not Me イッツ・ノット・ミー(2024年製作の映画)

4.7

今年一面白かったかも 気のせいな可能性もある
ノリとしては徒然草だが、いかにもフランスぽいカラックスぽい皮肉が沢山込められている
誰が観ても絶対にカラックスにしか撮れないものという意味でエッセイとして
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クライ・ベイビー(1990年製作の映画)

3.7

見返しても突然のテーマパークは意味分からないが面白い
あと編集がめちゃくちゃ上手い

マルチプル・マニアックス(1970年製作の映画)

3.5

作りの粗さが面白い 唐突のばかでかロブスター

ディヴァインはどのシーンもお洒落 時々かつらが取れないように手で押さえてるの笑ってしまう

ポップスター(2018年製作の映画)

3.7

幼少期の主人公と主人公の娘を同じ役者が演じるの見せ方として新鮮だった
内容としては映画よりドラマの尺で観たい気もする

ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣(2016年製作の映画)

3.8

幼い頃は一つのことに特化した人をただただかっこいいと思ってたけどいつのまにか単純にそうだとは思わなくなってたな
素人目に見ても上手いの凄まじい

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

3.6

セルゲイポルーニンのドキュメンタリー観た直後にこれ観たのもしかしたら間違いだったかも

パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

2.9

こういうポップな映画で気分転換しようとするも本当に面白くないものを引き当ててしまった時ってマックの新作が不味かったみたいな気分かも

機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-(2025年製作の映画)

3.8

めっちゃシンエヴァの画角と動き

ネタバレしたくないのであまり書きませんがとても満足。

教皇選挙(2024年製作の映画)

4.5

脚本において、クラシカルな技巧の上手さも独創性も兼ね備えてあり卓越して面白かった。途中から"面白い!面白い!"とワクワクしながら観た。
登場人物たち(割と生臭坊主多めなのも掴みとして大変良い)のキャラ
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ミッキー17(2024年製作の映画)

4.0

マッチョでエッチであらゆる欲に正直でわがままで、戦闘力も愛も強いヒロイン、要素はラムちゃんと同じ 最高♪
アナマリアヴァルトロメイ様出てた

ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

2.8

何かが足りない! 十代の頃観てたら特に何も気にならず楽しめたかも でも確かに母親がああいう変わり方してたらちょっと怖い

JUNO/ジュノ(2007年製作の映画)

3.3

こういう内容で脚本賞取ってるのは珍しいと思って観てみたが、個人的に良い脚本だとは思えど期待したほどではなかったかも 純文学的ではある

終盤の夏の街並みが美し過ぎてハッピーエンドを画から演出してるのな
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ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

3.1

ダラダラ観るのにはちょうど良かったが好みではなかった^_^

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.4

ジェイコブトレンブレイ 子役に求められる演技力に対する全ての期待を背負えてしまっている
個人的に姉に共感して少し幼少期を思い出したが、実際のところ大抵は映画ほど上手く収まらない こういう系統の映画にお
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セブン(1995年製作の映画)

4.3

観返すと画造りがかなりブレードランナーだった
画が綺麗な映画は沢山あるが、それが脚本の上でどれぐらい効果的であるかという観点からすると、その効果を最近で一番体感した映画かもしれない 全カット凄くかっこ
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はちどり(2018年製作の映画)

3.4

展開は単純なように感じたが、同時にストレートな表現だとも言える感じ 
何を表現したいのか、頭の中でかなりオーガナイズされている人が作ったのだと思う

ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)

3.0

主人公の姉がメグ
主人公は窓辺でベル・ジャーを読んでシングルを楽しむ

アイアンマン(2008年製作の映画)

3.5

展開が早い 敵がちゃんと悪い人だ
時々ご都合主義的な描写に笑ってしまったのは単にわたしが最近のハリウッドのアクション映画に慣れていないだけで、エンタメとして映像も設定もよくできている 

アイアンマン
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3-4x10月(1990年製作の映画)

4.0

能動的な死へ向かっていく

カラオケのシーンの完成度物凄かったな

時々挟まれる笑えるシーンがなんかめっちゃ面白かった 劇場で何度か大きな笑いが起こっていて、映画館の一つの醍醐味を味わえて満足

石田
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AGGRO DR1FT(2023年製作の映画)

3.1

グラセフ実写版と言われてもギリ納得できる
AI生成的な特殊効果と実写の同居がチープになり過ぎないようにサーマルカメラ映像の色が繋ぎとして機能していた 
サーマルカメラによって呼吸や血のぬるさが従来には
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ヒューゴの不思議な発明(2011年製作の映画)

3.8

原理主義的な映画のときめきを纏ったストーリーで綺麗に仕上げられてしまうとシニカルに細かいことを考えず全肯定してしまう 全く斜に構える気にならず、月世界旅行が初上映された時代の人々の気持ちを想像するなど>>続きを読む

時の支配者(1982年製作の映画)

4.7

めちゃくちゃ好み ファンタスティックプラネットより好きだった
全カットをポスターにして壁に貼りたい ストーリーも面白い サントラや音響効果もとても良い 
もっと早く観とけばよかった、メビウス漫画の開拓
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プロジェクト:ユリシーズ(2021年製作の映画)

3.1

かなり低予算だと思うが工夫して成立させているところは参考になった。
元設定の軸は面白いが、全体としてかなり薄味でそれを展開に活かしきれていない印象。シネマトグラフィーはとても丁寧だったが編集も今一歩物
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マッドマックス(1979年製作の映画)

3.2

ながら見だったのもあるけどあまりピンと来なかった、マックス、いつキレる…?と思ってからが長かった

マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

3.8

単作としてはとても良いが、怒りのデスロードの前日譚として前作と比較するとパンク要素が足りず個人的に所々ちょっとぬるい 
意味のない見た目重視の装飾とか、勢いだけの演出とか、うるさいサントラとか、衛生観
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HANA-BI(1997年製作の映画)

4.4

たけしのことがより一層かっこよく見えるばかりだ

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

3.5

舘ひろし目当てで観た
史実だとしたら面白いけどどうなんだろう?あとで調べてみる
後半の展開が面白く惹き込まれた 小説原作とあるだけに重厚感のある綺麗な終わり方 読後感のようなものがある
菅田将暉の演技
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デヴィッド・リンチ:アートライフ(2016年製作の映画)

3.6

リンチ、話すことは少し苦手そうだった。たがぽつぽつと語られる彼の回想録の面白さだけでコンテンツとして成り立っていることが凄い。周囲の景色から得られる情念や世界の広がりと収縮を客観的に観察している。環境>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.0

観てる途中に奇遇にも部屋にてんとう虫が入ってきてパニックになりながら処理したが、それは単なる悪運でしかなかった

ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.6

リドリースコット、取り敢えず箸で麺を啜ればいいと思っていてちょっと笑ってしまう
大阪が舞台だがヤクザの親玉以外は美しい標準語 
あとハンスジマーの音楽で初めてダサいと思った時あったな

とはいえ思った
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