あの有名なケビン・コスナーとホイットニー・ヒューストン主演による『ボディガード』を手掛けたミック・ジャクソン監督作品。
実際に起こったマクマーティン保育園裁判を映像化したジェームズ・ウッズ主演による法>>続きを読む
いくつかある東映の集団抗争時代劇の代表作。
モノクロが映えまくる映像により表現されるある事件からの暗殺劇。
この特に終盤の熱量から工藤栄一監督の本気度が感じられる。
将軍の弟に好き放題される中で隠密裏>>続きを読む
変態ムービー。バリー・コーガンのほんまもんのキモさが際立った作品。彼の独壇場だ。
『プロミシング・ヤング・ウーマン』でもそうだったがエメラルド・フェネル監督の何を撮りたいか、表現したいかが明確となって>>続きを読む
副題にアンソロジーとあるようにシリーズの総集編に近い作りの5作目。
クラックにハマって廃人になった次郎in New York編。ほぼ本編無しで何故作られたのか謎な出来だった。シリーズを追ってきた者とし>>続きを読む
仕事は出来るがモテないお金持ちが女にハマり物の見事に落ちて行く。
歌舞伎『籠釣瓶花街酔醒』を題材にした内田吐夢監督による現代にも通じそうな時代劇。
千恵蔵誑かされる。
女を知らないということは恐ろしい>>続きを読む
ステレオタイプの黒人に対する表現。
コード・ジェファーソンの監督デビュー作でジェフリー・ライト主演による皮肉たっぷりのコメディドラマ。
各人種に存在する彼らはこうという昔からの一般的な決め付け。そうい>>続きを読む
どこか謎めいていて不思議な魅力があって守りたくなる女性、市子。
結婚を申し出た翌日に失踪した市子の行方を追う夫となるはずだった義則。
彼女のことをほとんど知らなかった彼は関わりのあった人物に会って話を>>続きを読む
熊切和嘉監督によるロードムービー。
引きこもりのコミュ障の女性が父親の葬儀に出席するために東京から青森に向かう。
ところがいとことはぐれ急遽ほぼ1文無しのヒッチハイクの旅となる。
人と話すのが苦手な女>>続きを読む
濃密な映像で魅せるハードボイルドドラマシリーズ4作目。
前作から続くストーリーでいよいよ物語は佳境に入り一応の回収をみせて終える。
罪を犯した者だけが見える亡霊。宿敵と宿命。次郎の過去と殺し屋になる前>>続きを読む
文学の薫り高いシリーズ3作目。
原田眞人が監督に復帰し1、2作目の主要キャストだった三原じゅん子と安岡力也が外れて根岸季衣が加わる。
根路銘の2代目として独立し新たなエージェント探しに奔走する次郎。>>続きを読む
前作で監督を務めた原田眞人は脚本に専念し門奈克雄に監督が変更となって製作されたシリーズ2作目。
前作から地続きのストーリーでもうピザ屋の店員の面影が無くなりすっかり成長した次郎が見られる。そんな彼の暗>>続きを読む
原田眞人監督の初期作品でハードボイルドタッチながら非常に雰囲気のあるオリジナルビデオ。そして音楽がなかなか良い。
オープニングクレジットも遊び心があり、まだシリーズ1作目だからか主演は木村一八だが安岡>>続きを読む
石原裕次郎対加藤武。記者と刑事の因縁の深さが露呈する展開で熊井啓が脚本に名を連ねているためゴリゴリの社会派作品を期待して観ると舛田利雄色が強くアクションの域は超えずあまり両者に相性の良さを感じなかった>>続きを読む
人種差別と女性、そして奴隷。立場の弱い黒人女性を主人公にしたスティーヴン・スピルバーグ監督によるヒューマンドラマ。
ウーピー・ゴールドバーグの映画デビュー作だとか。『リーサル・ウェポン』のイメージと違>>続きを読む
何気にエマ・ストーン主演の映画を劇場鑑賞するのは『ラ・ラ・ランド』以来7年ぶりだったりする。時が経つのは本当に早いな。
なるほど、街に出て生を感じるのも性の悦びを覚えるのも冒険なのか。
個性の強い作>>続きを読む
AI人形版チャッキー。だが無作為に攻撃してくる訳ではなく姪のケイディを守ることという自身にインプットされた使命を遂行するため。無表情だからか余計に不気味さを感じるミーガン。どこかぎごちないダンスも含め>>続きを読む
あるトイレ清掃員の男性の視点から紡ぎ出されるストーリー。
PERFECT DAYSというタイトルから想像するものよりも広義な意味があるように感じた。
変わらない日常のルーティンに加わる様々な出来事がテ>>続きを読む
先日ノーマン・ジュイソンが逝った。
自分の中では彼といったら本作が真っ先に浮かぶ。それ程に高校生の時に初めて観て以来個人的に特別な作品でこの主人公は法の下ではアウトローな弁護士なのだろうが非常に勇気の>>続きを読む
CRS。48歳の誕生日を迎える大富豪のニコラス。久しく会っていない弟のコンラッドから届いた誕生日プレゼントは巧みに仕組まれたゲームだった。
デヴィッド・フィンチャー監督作品は学生の頃に色々観たがこちら>>続きを読む
根岸吉太郎×荒井晴彦によるロマンポルノ。
芸能人の名前を源氏名に付けるキャバレー、ミスニッポンが舞台。今でいうセクキャバとピンサロをミックスした感じなのかな。かなりリアルで軍艦マーチよろしくボーイがヘ>>続きを読む
佐藤正午の同名小説の映画化。
ファンタジーな話。
何度でも生まれ変わってその人のもとに現れる。
ジョン・レノン、早稲田松竹、アンナ・カレーニナ、有村架純。
ひょんな出会いから偶然地元が同じという共通点>>続きを読む
過激派ヴィーガンに店を襲撃された肉屋の夫婦。イラン豚が噂を聞きつけた客に好評となるが、その中身は実は。
肉を食わないヴィーガンの肉を食う、食わせる或いは動物を殺めることを良しとしないヴィーガンが肉屋に>>続きを読む
60歳を迎えて再挑戦する意欲。それも並外れた、執念の様な。
史上初めてキューバからフロリダまでの180kmをサメ避けケージを使わずに泳ぎ切ったある女性の実話ベースのストーリー。
自然に歳を重ねるアネッ>>続きを読む
DKドンキーコングの歌が懐かしい。
あの有名なスーパーマリオのアニメーション映画。昔あった実写版ではなくきちんとしたアニメ。しかも世界観の再現度がかなり高い。RPGが苦手な私はどちらかというとマリオは>>続きを読む
小沢としおの同名漫画が原作の痛快作品。
かなりコミカルなヤンキー映画。
Gメン。凶悪組織に立ち向かう武華男子高校のG組の面々のそれまでとそれからの話。
ツッパってる割に男女の経験がなかったりと硬派なの>>続きを読む
彩瀬まるの同名小説の映画化作品。
喪失と再生。浜辺美波の透明感。東日本大震災、津波の影響。
突然姿を消した親友。その親友であるすみれを探す旅に出る岸井ゆきの演じる真奈。それを受け止められない心情と受け>>続きを読む
シリーズ3作目。最終章2部作の前編。
前作までのキャストにジュリアン・ムーアが加わりさらに豪華さが増した本作。しかしながらガラッとテイストが変わったことにより個人的にこれじゃない感が物凄く漂う。ハンガ>>続きを読む
レナード・バーンスタインとその妻フェリシアの半生。バーンスタインの自身の出自を跳ね除け音楽家として成功するまでと妻との関係や思い出。激情的な彼のスタイルと後半の病に臥せったフェリシアを支える家族が対照>>続きを読む
皆様明けましておめでとうございます。
今年も細々と活動して参りますのでどうぞよろしくお願い致します。
あまりにも強烈なメロドラマ。五所平之助監督による色気ある森雅之、高峰三枝子夫婦の長年連れ添った上>>続きを読む
2023年最後の映画館での鑑賞に選んだのはこちら。IMAXにて鑑賞。
皆様今年も本当にありがとうございました!
来年も引き続きよろしくお願い致します。
良いお年を。
あの摩訶不思議な世界が蘇る。ウィ>>続きを読む
以降本シリーズの監督を務めることとなるフランシス・ローレンスにバトンタッチしたシリーズ2作目。
落ち着きを取り戻したかに思えたが反乱の象徴的な存在となってしまったカットニスとピータは国家の陰謀により再>>続きを読む
障害者ではなく介護を受ける老人に変えてはいるが連想される実際に起こったあの事件。
これも今、或いはこれから益々考えなければならないテーマだ。
周囲には仕事熱心で優しい人と思われていた人物の裏の顔。
そ>>続きを読む
このガラッと崩れていく感じが深田晃司監督作品だなと思った。
両親に望まれない結婚であっても1年が経ちようやく一歩を踏み出せたかに思えたがある出来事によりみるみるそれが崩壊する。
再婚してこれから幸せを>>続きを読む
シリーズ1作目。選ばれし者によるハッピー・ハンガー・ゲーム。志願する者有り。
公開当時話題になっていたのは知っていたが今回初の鑑賞となる。
『バトル・ロワイアル』的なものを想像していたが思ったよりサバ>>続きを読む
デヴィッド・フィンチャー監督の最新作。NETFLIXオリジナル。
殺し屋の日常。孤独で退屈で集中力のいる作業。マイケル・ファスベンダー演じる殺し屋の独白で進行していく作品。まさかのミスを犯した男のその>>続きを読む
ティム・バートンが映画化する30数年前に作られたメル・スチュアート版。
ティム・バートン版よりもミュージカル色の強い作りで何より両作品ともに内容はほぼ同じでロアルド・ダールの原作に忠実なのが窺える。ラ>>続きを読む