トールさんの映画レビュー・感想・評価

トール

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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.1

投稿当時、日本ではsilentというドラマがブームだったが、完全上位。
道徳的なテーマをよりリアルに作りこんでいて、いい意味で感情を振り回された。
「理解」し合うことが大切。
字幕や音で何が伝わってな
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アップサイドダウン 重力の恋人(2012年製作の映画)

2.7

サカサマのパテマなんだけどこっちのが古いよう。
SFとしてはルールが大雑把…
けど映像美としては上下に世界が存在する光景が新鮮で良かった。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

アニメ映画×スポーツ漫画×3D技術
こうなるんですね圧巻でした。
原作未履修のため声優云々は違和感なかった。
音がリアル&派手で、実際に「ゼロ距離で」バスケを観戦してる気分でした。

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

2.9

前半はすごく良かった。
後半主人公に起こる転機以降、フィクション味が濃くなってなんとも…
実話を元にしてても完全フィクションでも、観客がリアリティを疑ったらその脚本はそこで終わりな気がした。
松阪桃李
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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(2013年製作の映画)

3.4

マギアレコードを履修する前に見たかった。
当然かのようにアニメ全部見てる前提で作られてるのは癪だが、だからこそ前半の衝撃も凄かった。後半のどんでん返しはまどマギシリーズの「IF」としては100点満点。
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

新海作品の特徴たる背景美の最も残酷な使い方だと感じた。
両手放しで楽しめる内容ではなかったけど
これを駄作と言う訳にはいかない。
前2作も同様に天変地異を描いてたけど
どこか他人事だったんだと突きつけ
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.0

テレビアニメではフィーチャーされなかった乙骨憂太を知るための作品で、五条の女を夏油の沼にも落とすには充分すぎる作品。
ストーリーよりも人物像がより濃く描かれてた印象

君と100回目の恋(2017年製作の映画)

2.3

miwaの音楽や容姿は好きだけど大根演技をリカバーしきれなかった長尺映画。
自分はmiwa目的で見たからまだ良かったけど、坂口健太郎ファンにとっては中々厳しいだろうよ

長いお別れ(2019年製作の映画)

3.0

好みとして合わなかった。
けどバカにできないテーマなのは事実。
ボケがネタですまないってのはこの設定の常だけど、やはり受け付けなかったなあ…

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

3.8

「我が子の成長」という一点に全振りした作品。オオカミであるとか自然との共存とか色々な「設定」は組み込まれているが、ラストシーンを見た時誰もが「母の目線で感動する」ってのがこの映画の答えで成果だと思う。>>続きを読む

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.5

岡田准一のアクションと
柳楽優弥の演技力
両者ともに適役すぎる。
それ以外はかなり平凡なアクションコメディだが
ある種のアトラクション的な面白さがあった。

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.0

理解が追いつかない。
洋モノSFは情報量が多いが今回はその最たる例。
もう一度観たら色々理解出来る気もするが、シンプルに疲れる気がする。
映像としてのクオリティは抜群。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.4

主人公も成田凌の役もどこか好きになれないと思いつつ、あんな感情にどこか思い当たる節があって…良くも悪くもメンタルにくる映画だった。作中で何度も「幸せ」と言葉にしているが、この作品は「幸せというものを抜>>続きを読む

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.3

予告の斬新な設定に惹かれて鑑賞。
スタートの設定は確かに面白いが活かしきれなかった気もする。
よくある海外の青春ものに帰着してしまったのが惜しい。
ただ、愛と友情に溢れた作品ではあるのでもう少し歳を撮
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.3

この作品の「音」の凄さは映画館でしか味わえない。
それは役者の「声の演技」や挿入歌やbgmの「音楽」も大きな要因だが、
今回のMVPは「効果音」だと思う。
詳細はネタバレになるから言い難いが
個人的に
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街の上で(2019年製作の映画)

3.6

この手の作品で会話劇を見せられると思ってなかった。帰り道に下北沢に寄りたくなる。舞台が下北沢だから当然ではあるが、それくらい雰囲気がサブカル

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

台詞や挙動の一つ一つが
自分自身の過去や現在にぶっ刺さる。
だからこそ、この話が自分達の未来予想図なのかなと錯覚してしまった。
学生だった頃のまま付き合い続けることも
結婚へと進むこともできない。
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AWAKE(2019年製作の映画)

4.3

余計なものが無い。ちょっとした恋愛要素すら蛇足と切り捨てる潔さ。それくらい情熱しかない青春譚。恐ろしく静かで淡々とした映画なのに熱い。吉沢亮の演技力ヤバいわ。
大人になった主人公とライバルがたった2回
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.3

全てが愛おしい。
映画が終わって明るくなっても、立ち上がるのを躊躇う。それくらい感動の余韻が凄まじい。この作品が作られる過程も含めて、当然含めなくても泣くしかなかった。

ストロボ・エッジ(2015年製作の映画)

3.7

決して見応えがある作品ではないが、
役者それぞれの若さ全力体当たり的な演技が輝いてた作品。
前作アオハライドと比べて「振られる」演出が神がかってた。

orange(2015年製作の映画)

3.2

山崎賢人の秘密を
物語後半まで引っ張った割には
さほど見応えがある訳でもなく、
なんかヌルッと終わった作品。
前半まではそこそこ面白かった。

カノジョは嘘を愛しすぎてる(2013年製作の映画)

3.6

公開された2013年に観れて良かった。
悪くない作品なんだが、7年も経つとさすがにリアリティのない世界観になってる。
あと大人になると目線が変わって、昔感じたキラキラは見えないかも。高校生にはオススメ

ピースオブケイク(2015年製作の映画)

2.7

12話構成のドラマを無理矢理映画に押し込んだ感じ。
菅田将暉のキスがエロい。
あと綾野剛の粗雑な愛情表現もエロい。

ぐらんぶる(2019年製作の映画)

3.8

原作から結構改変されていたが、
もはや『そんな些細な事』なんて
気にならないくらいパワフルな作品。
開始10分で頭を使うことを辞める。
実写オリジナルの展開も原作の邪魔をすることなく更に頭が悪くなって
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劇場(2020年製作の映画)

3.9

山崎賢人と松岡茉優。どちらも感情を押さえ込んで爆発させることに長けた役者。
今回は特に松岡茉優の怪演の一本勝ちだった。物語全体を通して自分の「IF」を見せつけられているような気がした

ぼくらの7日間戦争(2019年製作の映画)

2.9

思い出補正で何とか見れるレベル
やはり評価の通り、カミングアウトのシーンは余りに蛇足。

新聞記者(2019年製作の映画)

3.6

最後のワンシーンさえなければ、もう少しありふれた社会風刺で終わっていた。それくらい最後の松坂桃李が名演技だった。僅かな街の音と自分の表情だけであれ程鬼気迫る画面が作れる俳優はそういない。

トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

4.5

1.2でアンディと同世代だった自分にとって
最高傑作。おもちゃ達もアンディも共に成長し先へと進む為の物語。遊ばれなくなったおもちゃの寂しさと、幼稚園(?)という新しい価値観の対比がとても面白い。お決ま
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イヴの時間 劇場版(2009年製作の映画)

3.7

良くも悪くも、本当に未来で起こりそうなお話し。
続きが見たいような見たくないような…
10年前の作品とは思えないくらい「今」と「先」を描いている。

友だちのパパが好き(2015年製作の映画)

2.8

怖い。何が怖いって内容は現実味が無いのに、演技(主に喋り方)でリアリティを出してる所。あーいるわーこういう奴って思える。胸糞映画なのに引き込まれるって不思議な感覚

BanG Dream! FILM LIVE(2019年製作の映画)

2.5

ガルパファンとしては星6くらいつけたい。だがしかしこちらもアニメ原作映画らしく(?)圧倒的初見お断り…
ストーリーは無く、ただ登場人物がライブする映画。応援上映向けの作品。
アニメ視聴済みもしくはアプ
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西の魔女が死んだ(2008年製作の映画)

3.8

世界観のファンタジーさと心情描写のリアルさが絶妙にマッチしてる。
ストーリーこそありきたりだが、気にならないくらい丁寧な作品。
生きづらさを感じた時に定期的に見たくなる。

想いのこし(2014年製作の映画)

3.6

オムニバス故に各ストーリーで好き嫌い別れるかも。
個人的に
結婚→つまらん
野球→ボチボチ
火事、母子→良き
って感じ。
岡田将生のポールダンスは綺麗とは言えないが、あの泥臭さに意味があると思う。

劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel I. presage flower(2017年製作の映画)

3.1

まだ続きを見ていないから何とも言えない。けど確実に初見お断り作品ではある。
アニメでUBW視聴済みで見たが、映像美はずば抜けている。続きに期待

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.1

全てが誰も望まぬ形に終着した作品。
残酷で悲痛で拍手なんて出来ないけど、
どこかで感動的だと思ってしまった。
最後ジョーカーが「立ち上がる」シーン。
誰も救われないバッドエンドなのに、
群衆のように声
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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

1.5

音が良かった。言い換えれば
音しか良くなかった。
菅田将暉や広瀬ずずは今となっては
名役者かもしれないが
この頃はまだ未熟だったとしか言い様がない

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