とってぃぃさんの映画レビュー・感想・評価

とってぃぃ

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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.5

おもろ!スターの無駄遣いしてないところが良いなぁ
PART1が詩的な映像美だとするとPART2は動的な映像美にシフトしていて対照的
3時間近くだけどまだ全然観ていられるぐらいの体感
これは映画館、それ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.2

改めてノーランの型って言うのかスタイルってあるなぁと感じた
エンディングに向かって行く静かなカタルシスみたいのはノーランらしい

正直オッペンハイマー自身にフォーカスを当てトリニティ実験をバックグラウ
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

難解?難解というか理解できないのが普通なのだ。
精神を病んだ個人の視点で語られるとてもパーソナルな悪夢物語なのだから理解するのは無理というものだ。

そして壮大な規模で子供をコントロールしようとする母
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

壮大な原作なんでまずは入口的な感じではあるもののよく映像化したなという感想。
PART2に期待。
オスカー•アイザック、バビエル•バルデム、ジョシュ•ブローリン、ジェイソン•モモア、みんな美味しい役で
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.4

あー、高所がダメなので映像だけでもヒュン!ってなりました。
こんなの無理やん!が随所に散りばめられているので入り込めないけどなかなか面白いです。

終わらない週末(2023年製作の映画)

4.3

これは怖いし好きだな。
いろいろ終わって行く時はこう言う感じなんだろう。
トリアーのメランコリア的なタイム感とジョーダン•ピール的なセンスとアリ•アスター的なイビツさがどこかある。
ジュリア•ロバーツ
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ビー・デビル(2010年製作の映画)

3.2

子供の死を狂気への入り口の装置に使うのはちょっとツライ
婆さんは火サス的な亡くなり方でまあラスボス的な存在なのに割とあっさりいかれてしまったのが、、

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.3

初日、初回、ドルビーシネマにて。

まだこの作品をどう捉えたらいいのか正直わからない。そんな気持ちだ。
まさにジブリだしまさに宮崎駿。
そして一筋縄ではいかない宮崎駿がまた2023年にもいた。

作画
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.6

パワハラホラーというべきかな。
もうケイト・ブランシェットの怪演でグイグイ最後まで見せてしまう。
トッド・フィールドという監督は実に緻密な演出、構成をする人だなという感じ。
緻密すぎて初見ではその情報
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.6

まったくスラムダンクは漫画もアニメ化も通って来なかった人。周囲の絶賛に?を感じながら鑑賞。
しかし、
これはアニメじゃなくて漫画が縦横無尽に動きまくっているという何とも言えない感動があった。日本人の心
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.6

スピルバーグの半自伝的映画だけど単純に映画愛を強く描くのではなくそこにはいつも家族がいたという視点がスピルバーグらしいし、ただ美しい思い出だけではなく映像は残酷なものまで写し出してしまうというところも>>続きを読む

別れる決心(2022年製作の映画)

4.1

パク・チャヌクが多くのパク・チャヌク感を放棄して作った作品なんだと思うけどそこはかとなくやっぱりパク・チャヌク感漂ってる。

嫌いじゃないけど自分の好きなパク・チャヌク感が薄いのでなんともいえない気持
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.3

思ってた以上におバカ映画でえっ、これがアカデミー有力候補とは、、

ミッシェル・ヨーいいですね、やり切ってる感あります。それに美しい。

親の立場の人からみた最大のモンスターは子供という存在でどう対峙
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エゴイスト(2023年製作の映画)

4.2

人と人、 自己満足かもしれない。独りよがりかもしれない。
でも人を好きになったらそう動いてしまう。

それは男女であろうが同性同士であろうが。

これは普遍的な物語。
人と人との物語。

みんな素晴ら
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.7

ジャネール・モネイは俳優としても音楽家としても異才を放ってますね。
シンガー/ラッパーとしては凄く強い女性像だけど俳優としては繊細な演技が上手い。

ストーリーはあー、こうか!って微妙なラインで攻めて
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

4.0

これは好きかな。いろいろ楽しめる要素があるけどミステリーとしては普通の話。
これぐらい豪華で弾けてるとそれで面白い!となるからいい。
仕込まれたネタが楽しめると更に広がる作品。
イーサンホークは何処に
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モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

4.3

モリコーネがホント好きなんでそれだけで最高なんですが生前の彼にここまで語らせていたトルナトーレの手腕はすごい。

クインシーもジョン・ウィリアムスもハンス・ジマーもパット・メセニーもスプリングスティー
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ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY(2022年製作の映画)

3.8

なんだか痛たまれない気持ちになる。
天才はマイケルジャクソンにしろプリンスにしろカートコバーンにしろ才能を授けられた代わりに短い生涯を神様は選んでしまうのではないかとさえ思えます。

崩れかけるところ
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.6

パニック全部盛りって感じです。
時間の考え方とかいろいろ言い出したらキリないんですがサクッと2時間ぐらい楽しむには丁度いい感じです。
多くを期待しないでパニック映画はこんな感じよな!って気持ちで観たら
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.9

ドルビーシネマ3D HFR
前作アバターの記憶がほとんど無い状態で鑑賞。
やっぱり青い人や緑の人に未だに違和感しか無い。
後半はタイタニック見てるのかと思いました。
映像はめちゃくちゃきれいだし凄いの
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.4

なんだかすごくモヤっとする作品。
ある意味身勝手な男に対する女性からの視点とも捉えられるし、その反面行き過ぎた女性の妄想が題材にも見える。

どちらにしろ深いトラウマが生み出す恐ろしい地獄絵図。

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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

何となくストーリーの展開は読めますがアニャテイラージョイの関わり方がなかなか読めなくてあっ、そうくるかという感じ。

現代の様々な問題や病巣を皮肉った展開。
さすがプロデューサー、アダム・マッケイらし
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テリファー(2016年製作の映画)

2.8

何が良いかと言うとキャッチコピーのギコギコしちゃうぞ
かな

ホラーとしては割とグロテスク。
つまらなくもないが面白くもないので暇な午後3時ぐらいに寝転びながら観るのがちょうどいい感じ?

★★ 午後
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ハチャメチャでとんでもないけどこれ好きだわ。

真田さんはずっと培ってきたアクションスターとしての立ち位置のようなものを久しぶりに出せるアメリカ映画に出会ったのでは?
立居振る舞いがカッコいい。

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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

ジョーダンピールはUsでの社会的メッセージ性が強すぎたせいかちょっとtoo much感が否めずあまりそこを出し過ぎない方がいいかなと感じでいたのですがこのNOPEは裏側にそういったメッセージ性を隠して>>続きを読む

オカルト(2008年製作の映画)

4.0

フェイクドキュメンタリーのお手本のような作品でありエンディングはこれはフィクションですよ、という笑いを込めた演出がいいです。
宇野祥平の普通にいるでしょ!こういうちょっと危ない人という演技と変に惹かれ
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女神の継承(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。
とりあえず今のところ本年最優秀ジャンプスケア大賞候補作。

この題材をタイの山間部を舞台に撮ろうと考えたナ・ホンジンのプロデューサーとしての手腕は素晴らしいと思う。
このニュアンスは日本
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.4

ジュラシックワールド3部作完結編。

感想

1.何も解決してません!

2.インディ・ジョーンズ?ロスト・ワールド?ビッグバクスパニック?

3.グラント博士、マルコム博士、ほとんど空気

5.すべ
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.6

シリーズ完結前にやっと配信で鑑賞

んー、結局ジュラシックワールドシリーズはジュラシックパークシリーズのリブートって認識で良いのだろうか。

既視感しか残らない。

あと火山爆発したあの状況で無傷は有
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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.7

こんな職場はイヤだ系
閉鎖された場所でこんな時間を過ごしたらおかしくもなる。

とにかく美しい映像と生理的に逆撫でするようなストーリーが観ながらストレスを感じずにはいられない。

不思議な作品。

エルヴィス(2022年製作の映画)

4.2

バズ・ラーマンは好きな監督ではあるが彼がエルヴィス・プレスリーのバイオグラフィーを映画にすると聞いてどうなるのだろうという不安があった。
プレスリーという自分にとって何も思い入れの無いアーティスト。
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君の心に刻んだ名前(2020年製作の映画)

3.3

タイトルが「君の名前で僕を呼んで」的な感じなんだけれどこちらはいろいろ惜しいところが目についてしまった。
お母さんや神父とのエピソードを増やしたりした方が良かったような。彼女や不良グループの描き方もな
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音響ハウス Melody-Go-Round(2019年製作の映画)

4.0

スタジオの裏側とかすごく好きです。
ミュージシャンやスタッフの素直な姿が見られる作品。