まえじまさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

ドリーム(2016年製作の映画)

4.1

2020年97本目。

実在したNASAに限らず全世界の働く女性に希望を与えた3人の黒人女性。

まさに彼女らが置かれていた状況、暴力的な差別は無かったが嫌がらせのような白人による行動、白人の彼女らへ
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.2

2020年96本目。

本当にイーストウッドは報われない善人を描くのが上手い。「リチャードジュエル」のマスコミとFBIとか明確な悪が示されないのでスッキリはしないが、96分っていう短めの長さで余分な情
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.4

2020年95本目。

ナニコレ。名作。
妻に先立たれて家族と溝が生じてるお爺ちゃん演じるのイーストウッド上手い。(具体的)
運び屋も退役軍人だっけ?
でもイーストウッドだからこそお爺ちゃんに感情移入
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007 スペクター(2015年製作の映画)

4.4

2020年94本目。

ボンドの往年ファンには怒られるかもだけど安直なスパイアクション好きにはたまらない。
勿論急展開すぎるとか脚本が甘いところもなくはないけどこのスピーディーさ、アクションの豪快さ、
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ブラック・ミラー: バンダースナッチ(2018年製作の映画)

4.0

2020年92本目。

すごいなこれ。
映画という名のRPGゲーム。
でもこの凄さは登場人物が操られていることを自覚しているため、その境目がどんどん曖昧になっていく様が面白かった。
選択の時間制限によ
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.3

2020年91作目。

これすごいわ。
久々に日本が世界に誇っていい力作を見た気がする。
仁義なき戦いとか極道の妻たちとか見たことないけどちょっと苦手意識を持っていたヤクザ映画、でもこの映画はとっても
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.9

2020年90本目。

予想に反してとっても面白かった。
カジノロワイヤルの最後からそのまま始まるから2部作の後編感があった。カジノロワイヤルの出来事から喪失感と復讐の念を胸に抱いたボンドが自分と向き
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007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

4.5

2020年89本目。

これは傑作。

他のボンドを観てないからかすんなり入れたし、ダニエルクレイグが様になりすぎててかっこよかった。

冒頭からレトロなモノクロ映像。そこからカッコ良すぎるオープニン
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スター・トレック BEYOND(2016年製作の映画)

4.4

2020年88本目。

ああ、ダメだ、、最高すぎる。
完璧なエンディングでありながらここで終わらないでくれー!俺のこの高ぶった気持ちどうしてくれるんだー!っていう複雑な気持ち。
今までよりも宇宙要素を
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億男(2018年製作の映画)

2.9

2020年87本目。

なーんか原作が自己啓発本っぽいからなのかお金とは何かを語りかけてくるだけで映画としてレベルが低く思えた。もっとハラハラドキドキ感あってもいいのに、結末・終着点に心からの「は?」
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スター・トレック イントゥ・ダークネス(2013年製作の映画)

4.2

2020年86本目。

完全にハマってしまった。
スターウォーズの次回作に放り投げ新三部作とは違い、一つ一つの映画できちんと伏線を回収して完成度とっても高い上に、スペースオペラとしても映像バッチリ世界
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不能犯(2018年製作の映画)

1.8

2020年85本目。

いろいろ説明がない。
漫画面白いのにいろいろ抜けてるから変に話が進んだり、でもそこいる?って同じことを何回もリピートしたり、尺の無駄遣いっぷりがすごかった。一捻りあるところも予
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.1

2020年84本目。

凄まじかった。
ドキュメンタリーのようなリアルなストーリーに映画要素である細かい描写が絶妙に入り混じっていてとっても重く、でも何故か綺麗でもある映画だった。

「娘は戦場で生ま
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スター・トレック(2009年製作の映画)

4.0

2020年84本目。

スターウォーズファンとしては毛嫌いしてきたシリーズ。
だけどめちゃくちゃ面白かった。
遠い昔、遥か彼方の銀河系で、、のスターウォーズに対して地球と宇宙の絶妙なミックスのスタトレ
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マーダー・ミステリー(2018年製作の映画)

3.0

2020年83本目。

劣化版ナイブスアウト。
あの名作と比べるのは酷だけど。
キャラクター全員安っぽい。
アダムサンドラーとジェニファーアニストンで正直笑ったことないから今回も寒かった。
結局黒幕は
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.9

2020年82本目。

池井戸潤オールスターによる池井戸潤の良いとこ取りの今作。
多少演出が日曜劇場になってるのは福澤監督だからしょうがないけど空飛ぶタイヤよりもきちんと映画向きに短い時間で起承転結を
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.5

2020年81本目。

前半は三角関係をコメディに描いて、そこに同性愛とか文学とかいろいろなジャンルを入れていってて良かったと思う。田舎町にアジア人で同性愛者というマイノリティに悩む苦悩の様を見せて、
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.3

2020年80本目。

ハッピーな映画。(笑)
最終的に悪い奴誰もいない。
スカッとするし、葛藤もそこまで描かれてないから、気軽に観れる。

この映画の内容とても好きだったんだけどジョンファブローの製
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.8

2020年79本目。

オシャレ。
流石トムフォード。
架空の人物内の架空の人物を描くという表現で人間の内の醜い感情をより際立たせられていたと思う。
その技法とジェイクギレンホールの怪演によって素晴ら
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ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

3.8

ワイスピ見直し週間。

シリーズで1番お気軽に見れる1作。

ワイスピを良くも悪くも変えてしまった2人を仲間外れにしてスピンオフ作ったらめちゃくちゃ面白かったやつ。

仲間よりも家族メインの本作。
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.6

2020年78本目。

全編ワンカットのような登場人物を追って彼らの周りを撮るカメラワークが見事だった。
そこにずっと流れるドラムの音、最高にオシャレな映画だった。

落ちこぼれたアメコミ俳優、その主
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ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

4.2

ワイスピ見直し週間。

アクションとストーリーどっちもシリーズ通して1番よかったと思う。
ドムが2つのファミリーの狭間で葛藤する今までにはない展開で5、6、7の小ネタ、伏線をちゃんと拾ってたり、総集編
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インポッシブル(2012年製作の映画)

4.3

2020年77本目。

正直最初はキャストに惹かれて観た。
でもこの映画、すごい。
こんなにも残虐に悲惨に津波などの自然災害の恐ろしさを描いた映画無い。
津波がやってくるまでの平穏な時間も長すぎず短す
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.5

2020年77本目。

カメラワークとファッションがとにかくいい。
ビジュアルもトリップした時の描き方がとにかくうまい。
冒頭とエンディングの言葉を同じにするのもまたオシャレ。
犯罪を美化も貶しもせず
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ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

3.8

ワイスピ見直し週間。

正直。
映画の内容としてはMEGAMAX、EUROMISSIONの方が面白かった。あっちの二つの方が斬新さがあった。(飛行機から車落としたり、ビルスキップは置いといて)

やっ
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ワイルド・スピード EURO MISSION(2013年製作の映画)

4.1

ワイスピ見直し週間。

車3割 スパイ2割 近距離戦闘5割

仲間をファミリーとして大事にするドムと部品として扱うオーウェン。その対比が見事だった。ローマンが言っていた「まるで自分みたい」っていうのも
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.8

2020年76本目。

ライトに見せておいてとても深い。
暗示するのが上手いディズニーだけどここまでダークで深いトピックも中々ない。

差別問題の決まり手となる偏見、自己顕示欲の善悪についてとてもよく
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ワイルド・スピード MEGA MAX(2011年製作の映画)

4.8

ワイスピ見直し週間。

ついに登場。
この先のワイスピを良くも悪くもワイスピじゃない感にしてしまう首謀者の1人、ルークホブス。
まあこっから先のワイスピはカーチェイスに物理は適用されない。銃乱射と拳の
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ワイルド・スピード MAX(2009年製作の映画)

3.7

ワイスピ見直し週間。

この頃から少しずつレースから離れていく…
でどんどんカーチェイスがメインになっていく
でもやっぱレースが根底にあるんだよ!っていうのを見せたいのか冒頭らへんで絶対1レース入れて
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.6

2020年75本目。

とっても心温まった。
プーさんによる働き方改革。
仕事に追われ、疲弊し、家族や友人たちを蔑ろにしてしまっていることに気づいてない時は、一度立ち止まってきちんと考えてみる。それが
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ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT(2006年製作の映画)

3.9

ワイスピ見直し週間。

シリーズで1番車がメインの題材になってる。ドリフト取得の旅、その成長物語は上手く描かれていた。しかも舞台設定も敷地が広いアメリカならでの直線勝負、だからこそ狭い日本ではドリフト
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SING/シング(2016年製作の映画)

3.9

2020年74本目。

面白かった。
歌って素晴らしい。
この映画の良いところは別に動物だからの話じゃない。登場人物が全員人間でも通る話。でもあえて動物にすることでユーモアも加えてる。良かった。

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ワイルド・スピードX2(2003年製作の映画)

3.8

ワイスピ見直し週間。

1作目がエモい表情を引き出したのに対して2作目は単純に面白い。バディ物としてアクションもストーリーも面白いし、バッドボーイズにワイスピ要素を加えた感じ。(マイアミだから)

1
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ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

4.1

ワイスピ見直し週間。

全てはここから始まった。
家族思いのドム、全ての面でイケメンなブライアン、男勝りなレティ、とにかく可愛いミア。
この4人がどんどん成長していくのが観ていてとても面白いし、でも根
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セブン(1995年製作の映画)

4.4

2020年73本目。

やっと観れた。
最高に胸糞悪い。
全てのシーンが緊迫していて、残虐でグロい。
ミュージアムのことを和製セブンっていう人多いけどカエル男は単純なサイコ野郎だったけど今回の犯人には
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

5.0

エンドゲーム 1周年記念に鑑賞。

公開時オーストラリアに留学していた自分はアメリカよりも日本よりも早い24日に観ることができた。チケット販売が始まった際は夜中中パソコンと格闘して初日のチケットを手に
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