としおくんさんの映画レビュー・感想・評価

としおくん

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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

四女共に個性があってそれぞれに魅力を感じながら鑑賞していたが、やっぱりジョーの物語だった。

最後、このまま家族も恋人も失ったまま終わるのは辛いと思ってしまったのは、自分もあの編集者と同じく結婚を「経
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.1

社会から異様に切り離されている感覚
人としてではなく機能としてしか社会から求められていない感覚
ずっとその絶望が続いていく感覚

何となく感じている、そんな感覚をそのまま描いた映画だった

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.0

途中でホラー要素が入ってくるのも、精神が崩壊していく過程を追体験できる感覚を味わうことができる

感情の出せない白鳥から精神が崩壊して見事ブラックスワンに変わっていくさまを違和感なく演じたナタリーポー
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17歳のカルテ(1999年製作の映画)

4.1

自分もパーソナリティ障害の気があるので、過去のことを妄想しているうちに現実から離れてしまう感覚には非常に共感を覚えた

「異常」と社会から切り離されてしまう葛藤はときに自殺につながることもあるが、そん
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.9

前半がストーリーの難易度が高すぎて全くついていけず心配になったが、後半というよりラストの伏線回収が見事で最後はいい気分で鑑賞を終えることができた

細かい部分では納得のいかない箇所があるが、おそらくク
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.2

スピルバーグが映画やゲームが大好きだとわかる、これまでの映画やゲームの総集編のような映画だった

こういうバーチャルゲーム系の映画はリアルとの兼ね合いが大事になってくるが、そこも最後できちんと伏線回収
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E.T.(1982年製作の映画)

3.9

教養として

今初めて見た感想としては、スタンダードに面白かったな、って感じですかね

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

4.2

戦場の臨場感を映像という形で見事に再現した映画だと思う。
水に溺れながら銃弾が飛び交う感じなど、実際に体験しているかのような臨場感だった。

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

4.0

最後のスピーチのシーンは緊張感に溢れており、自分も思わずソワソワしてしまった。

9分間の原稿を読むだけ、と言ってしまえばそれまでだが、吃音という精神的な問題を乗り越える過程とその強さに心打たれる映画
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.5

ノアの一方的な片思いに最初は嫌悪感を抱いたが、お嬢様で家庭の規則に縛られているアリーがノアの自由の生き方に惹かれていく姿に、自分自身も共感を覚えるようになった。

こんな大恋愛をして葛藤しながら青春を
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プロメア(2019年製作の映画)

4.8

序盤に比べると話が壮大になりすぎるところ
技名もロボのデザインもめちゃくちゃダサいところ
最後はノリと勢いだけで宇宙規模の問題が全部解決しちゃうところ

全部最高だった
グレンラガン、キルラキル好きな
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ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

4.2

隣に引っ越してきた子供に競馬やバー、売春婦の紹介など、表から見たらロクでもないことしか教えなかったヴィンセントだが、子供にとってはそのヴィンセントからいろいろ大切なことを教えてもらいましたよ、って話>>続きを読む

生きる(1952年製作の映画)

4.5

生きるというより「働く」って何だろうって考えさせられた

前半は癌の宣告を受けた主人公が絶望して孤独感に苛まれる話。息子にすら見限られてしまう様子は見ていて辛いものがあった。

後半はそんな主人公があ
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.1

タイムスリップする人みんな「昔はよかった昔はよかった」と言っているのが、懐古主義者に対する皮肉が込められていて自分好みだった

最後のオチは「昔に憧れながらも今を生きる」くらいが丁度いいんじゃないの?
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ローマの休日(1953年製作の映画)

3.8

最初の儀式のシーンで靴を脱いでしまったり、タバコや散髪、アイスクリームに興味を持ったり、一緒に付き添ったジョーに恋心を抱いたり、アン王女の感性が庶民すぎる気がした
もう少し王女が庶民の生活に憧れる葛藤
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ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

大円団とはこのことですね

8人のメンバーそれぞれに見せ場がありながらとても綺麗にまとまっています

サブキャラも立っており、個人的に好きなのはエオウィン姫でした
正直アラゴルンへの恋愛感情は脈なしな
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ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

3.7

何となく金曜ロードショーで観てたりしていたのでオチは知っていながらちゃんと観たことがなかったので鑑賞

記憶をゼロにして観たら、どう終わるのか気になって仕方なかったんだろうな、と思うと少し残念

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

決して恵まれない境遇からあそこまでの栄光を極めたなら、余生はゆっくりと過ごしてもいいかなと思ってしまうのは、自分が栄光を手にしたことがなんだろう

尊厳を守る生き方とは何か、考えさせられる映画だった

きみはいい子(2014年製作の映画)

4.5

前半部分は3つ並行する物語すべてが痛ましくて観るのをやめたいと思ったくらいだった

たが最後まで鑑賞して本当に良かったと思う

心に抱えた傷はいつでも癒すことができる
自分を許してあげると他人にも優し
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.6

良くも悪くもTHE思春期の少女を描いた映画

母親との対立や初体験の失敗など、自分もこんな時期があったなと苦い思い出と共に思い出すこともあったが、基本的には平凡な日常を描いているような印象を受けた
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

いずれ別れることがわかっていながら、エリオを誘惑したオリヴァーは少し無責任なのではないかと思ったが、確実に訪れるであろう心の傷も含めてエリオの父親は経験させてあげたかったのだろう

最後「オリヴァー」
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サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

3.8

ドレミの歌ってこれが元ネタなんですね、初めて知りました

厳格な父親の元規律よく育てられた子供たちに音楽を通じて伸び伸び育てようとする家庭教師がやってくる
というよくある王道ストーリーですが、非常に楽
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.9

娘のいじめから養子のママ探しに始まり終始感情が揺さぶられっぱなしだった

実は各登場人物と双葉の経験が少しずつ被っているところも面白い

ただラストシーンはちょっと「あれ、まさか」と思いましたが、まさ
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.0

黒人奴隷経験のある原作者の書いた、黒人奴隷制度のリアルを知れる映画だった

この映画を知るまで知らなかった黒人奴隷制度のリアルは以下の通り

アメリカ北部でも拉致をして黒人奴隷として売買されることがあ
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

3.9

最初の導入シーンはあまり面白くなかったので大丈夫かな?と思ったが、聖歌隊に入ってからは方向性が分かり楽しく見ることができた

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.0

過去の人間関係から捨てられないよう壁を閉ざしてしまう経験は多かれ少なかれ自身にもあったので、衝突するシーン一つ一つが心にくるものがあった

最後のシーンでのウィルの手紙は非常にいいオチ、思わずニヤッと
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しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

リーアンはマイケルを養子にしたのは「フットボールの才能があったから」ではないのがポイント

無償の愛を捧げていたら、たまたまその息子にフットボールの才能があっただけである
マイケルがミシシッピ大学を選
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.0

贅沢な暮らしをしているトレーダーの感覚で庶民と会話するから、常にヒヤヒヤしながら見ていた
そう言った意味でも2時間飽きずに見ることができた

最後の最後まで現実の方がどのようなオチになるのかは分からな
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.4

最初は遺伝の関係で醜い顔に生まれたオギーがどのように周りの偏見と闘っていくのか、というのがテーマかと思いきや、オギーの身の回りにいる人にもフォーカスが当たっており、感動するポイントがいくつもあって素晴>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.5

語弊を恐れずに言うと自分はゲイを生理的には受け付けない。
だけど、この映画を見終わった時にはLGBTに対する差別と偏見、それに伴う本人の息苦しさを実体験することができた。


同性愛のカップルでは子供
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.3

こういう面白い映画に出会えるからもっともっと色んな映画を観たくなると素直に思えるくらいいい映画でした。

最初は正直「この内容で2時間も保つのか?」と思ってしまいましたが、3つの時系列を並行していた意
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ソウ(2004年製作の映画)

3.6

ずっと興味がありながらもグロテスクだと聞いていたので、ずっと観るのを躊躇っていた映画
想定よりはグロくはなく、むしろ「誰が真犯人が」を探るサスペンス調の展開が多かったのは意外だった

だが、正直ストー
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