ミートさんの映画レビュー・感想・評価

ミート

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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

5.0

皆様ご存知のハリウッドのリメイク版「オットーという男」のオリジナル作品である。スウェーデン映画であり、原題は「オーヴェという男」という意味の"En man som heter Ove"である。順番的に>>続きを読む

オットーという男(2022年製作の映画)

4.0

皆が口々に良かったと言っていますし、素晴らしい映画だと思います。で、僕は感想ではなくトリビア的なことを書きます。

トム・ハンクスはオリジナルの「幸せなひとりぼっち」のほうを観て、すごく感動しているん
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.5

カッコいいエマ・トンプソン姉さんといつもと違うリーアム・ニーソンとが観られるだけで高評価ですけどね、おいらにとっては。と言うのも、ハリウッドでは大不評な訳ですよね、この4作目。製作総指揮スピルバーグだ>>続きを読む

パリの調香師 しあわせの香りを探して(2019年製作の映画)

4.5

エマニュエル・ドゥヴォスが主演女優...なのかな。大人の女性です。背が高くて唇が色っぽい。原題は”Le Parfums”だから「香水」という映画名だけど、この邦題はまあまあ良いかも。フランス映画なので>>続きを読む

アルピニスト(2021年製作の映画)

5.0

これぞドキュメンタリー。これぞ母の愛。山に興味があろうとなかろうと、この映画は絶対観るべき。そしてマークの笑顔を胸に刻むべきである。当直中に観たんだけれど涙が止まらなくてどうしよう...

ヘンゼル&グレーテル(2013年製作の映画)

4.5

原題はHansel and Gretel: Witch Huntersです。グロいので英国制作かと思ったらアメリカ映画なのでした。相変わらずジェレミー・レナーがかっこよくて渋いです。トロールのエドワー>>続きを読む

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

4.5

いやあ、スカッとしたわあ。映画ってこれでいいのよ~。皆観てね~。ありえね~くらいに強い老兵!

スノーデン(2016年製作の映画)

5.0

テレビで字幕版を放送していたので再鑑賞。相変わらずスゲェ。オリバー・ストーン監督はこの作品をミュンヘンで撮影。自身も米国で制作しなかったのは当然のことながらNSAの妨害を予想してのことであろうし、資金>>続きを読む

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.5

大好きなレイフ・ファインズが主演ですから、そりゃもう期待値大きかったのですが、他ならぬ主人公の関係者が次々に死んでしまう嫌な展開で、一気には観られず、こま切れ鑑賞となりました。キングスマンはいつもの通>>続きを読む

ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.0

何だろうなあ、この映画。サンドラ・ブロックが製作含めて頑張っているのは理解できるけど、大人の絵本にもなりきってないと言うか。壮絶なるブラピの無駄遣い(笑)。チャニング・テイタムのあまりの華の無さ。何で>>続きを読む

最後の愛人(2007年製作の映画)

5.0

再観賞です。これ、監督さんがカトリーヌ・ブレイヤだったのね。どうりで。主演のアーシア・アルジェントは滅茶苦茶いやらしくて綺麗なイタリアの女優さんです。相手役の男子もとっても美男子。頭が足りなくてやりた>>続きを読む

マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

4.5

この映画のもともとの話をすれば、皆様ご存知の黒澤作品「七人の侍」。ハリウッドでユル・ブリンナーがアイディアを持ち掛けて(!)「荒野の七人」としてリメイクすることが決まったとき、黒澤は「ガンマンは侍じゃ>>続きを読む

おじいちゃんはデブゴン(2016年製作の映画)

5.0

す、素晴らしい。全編叙事詩のようで、牧歌的な映像美。音楽も素敵だし、アクションもなかなか凄い。サモハンの功夫ではない(?)格闘がかっこいい。それより何よりサモハンの映画で泣かされるとは思っていなかった>>続きを読む

ブライトン ミラクル(2019年製作の映画)

5.0

正直言って、再現ドラマやドキュメントの枠を超えないと思う。でも、元ラガーのおいらにとって、このドキュメンタリーはもう号泣レベルなので、点数は甘々(笑)。やはり日本のラグビーのレベルを上げてくれたという>>続きを読む

マイアミ・バイス(2006年製作の映画)

4.0

TVドラマでおなじみのテーマソング(あのフラミンゴのやつね)は一切出てきません。寂しいです。でも、この映画のコリン・ファレルはまあまあイケてる方っす。オンディーヌの次ぐらいにイケてる。相手役のコン・リ>>続きを読む

アサルト -狙撃兵-(2017年製作の映画)

3.5

Gerald Andersonが主演。かっこいいし可愛い。そして映画の中では無敵(笑)。彼のお父さんがアメリカ人なんだね。で、Filipino-American actor。そして”Action-Dr>>続きを読む

インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

5.0

ワールドカップ開催中だし、昨日NHK-BSの世界ドキュメントで「ラグビーが起こした奇跡・南ア代表チーム」を観たしで、再レビューしなきゃと思い筆を取っております。言わずと知れたクリント・イーストウッド監>>続きを読む

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

5.0

いやあ。最高です。僕のネオとトリニティが生き返ってきた~って感じ。めっちゃ嬉しい。僕は一作目を何回見直したかわかんないくらい(笑)なので、この四作目は本当に面白かった。二作目と三作目は嫌いなんだけどね>>続きを読む

REVENGE リベンジ(2017年製作の映画)

3.0

フランス映画にしては非常にわかりやすい内容。Rotten Tomatoesでは予想外の高評価。いわゆる「血みどろ」です。医者としては色々モヤモヤします。フリチンで撃たれた腹の傷から腸が出ちゃうんですけ>>続きを読む

犯罪都市(2017年製作の映画)

4.0

マブリーの兄貴の強さはお墨付き。相手役のユン・ゲサンの不気味な怪演が光ります。何が笑うって、上腕の外側が見えないって、筋肉凄すぎますよ、兄貴(笑)。そりゃあ、びんた一発で脳震盪起こしますって!
チャイ
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堕天使(2008年製作の映画)

3.0

2020年開催の第77回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティションとして選ばれて高い評価を得たThe Macaluso Sistersに出演したDonatella Finocchiaroの主演する200>>続きを読む

ワン チャンス(2013年製作の映画)

5.0

映画とは関係がない話を書く。この映画の舞台になっているウェールズは、ポール・ポッツの出身地ブリストルとはちょっと離れているんだけど、ウェールズと言えば、1962年生まれのラグビーの名選手スタンドオフの>>続きを読む

処刑人(1999年製作の映画)

5.0

以前に、一度観始めたんだけど「退屈」で途中で止めてしまっていたのよね。今回再チャレンジ。ラストの10分間に来て、何とも勿体ないことをしたなあと思った次第。ハリウッドでは酷評のこの作品。何でかって言うと>>続きを読む

山猫は眠らない(1993年製作の映画)

5.0

若い頃にDVDを借りて心躍らせて観たので満点。全く覚えていなくて、こんなストーリーだったのかなあ、という思い(笑)。トム・べレンジャーが若くてムチャクチャかっこいい。バディが誰かと思いきや、タイタニッ>>続きを読む

アウトサイダー(2016年製作の映画)

3.5

シリーズ五作目から観てしまうと言う、最大のやらかし(笑)。
「終了間際」枠に出してきたアマプラのせいなんだけど、確認しない俺も悪い。
さてさて、父の愛は尊いんですけど、スリラーとしては物凄く薄っぺらな
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

4.0

一つの嘘が大きなひずみを生み出していくというのは、実はこの映画のメインテーマではない。脚本自体がなかなか複雑なのである。英語が母国語でない人にとって、この名作ミュージカルを本当に理解するのは難しいのか>>続きを読む

島々清しゃ(2016年製作の映画)

5.0

僕は女優安藤サクラが好きで好きでしょうがないので、この映画の批評は甘々である。それにしても島の日常と風景が綺麗にそして自然に描かれており見事としかいいようがないので、是非ともご覧になって島の風に吹かれ>>続きを読む

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

4.0

トム・ハーディ相変わらずカッコいいし、決して面白くなくはないんですけど、どうしてこうなっちゃったのでしょうかね?やっぱり二作目のジレンマなんでしょうかね~。

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

5.0

エンディングの"til Ida"という言葉が重い。Idaと言うのは監督・脚本を担当したThomas Vinterbergの愛娘の名前だということをご存知だろうか。マッツの娘役で登場させる予定だったが、>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

二作目を観て思うのは、やはりこれはスパイスリラーっぽいコメディなんですよね。今度は爆発ではなく、ミンチです(笑)。やっぱ英国映画は狂ってます。イギリスでは麻薬=普通(笑)っすから!

俳優陣ですが、ま
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.5

どちらかと言えばハリウッド風味のイギリス映画。演じる俳優はほとんど英国人俳優だしね。何より人の死を茶化すというかパロディにするあの感じは完全に薬中(笑)の世界。ラリッてる。グロいシーンは血も出ないし本>>続きを読む

決闘高田の馬場(1952年製作の映画)

5.0

昭和12年に中編映画「血煙高田の馬場」として名匠マキノ正博によって撮られ、戦後51分の短尺作品で再公開されたこの映画。中山安兵衛が堀部家の養子に入る前の出来事を描いている。いわゆる「高田の馬場の決闘」>>続きを読む

影法師捕物帖(1959年製作の映画)

3.5

1959年製作の中山信夫監督作品のこの映画は嵐寛寿郎三百本記念作品だと言うことだが、実は元ネタがあって、1925年(!)の二川文太郎監督で坂東妻三郎主演の長編サイレント映画の「江戸怪賊伝 影法師」の方>>続きを読む

AIR/エア(2023年製作の映画)

5.0

うー。使いたくない言葉だけど、これぞ「鉄板」ネタ。本当に粋な作品。マット・デイモンの役作り(腹)に笑っちまいますが、めっちゃいい映画っす。おすすめ。

おるすばんの味。(2017年製作の映画)

4.0

泣かせる。切れ味がいい。カレーが本当に「出来立て」だと最高だった。

チャーハン(2019年製作の映画)

4.0

最近観た中では最高のホラー。武石昴大監督は天才かもしれない。邦画も捨てたもんじゃない。

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