Totoireさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

トップガン(1986年製作の映画)

3.3

トムクルーズ出世作。果敢に危険な飛行をする無鉄砲パイロット。人一倍の負けん気でもちろん女も好きなThe manって感じのオス臭がすごい。その時代のイカしてる像を表してるね。どっかでしっぺ返しくるよねっ>>続きを読む

20歳のソウル(2022年製作の映画)

3.2

市立船橋高校への入学時から20歳で亡くなるまでを描いた浅野大義さんの実話に基づく物語。前半はトントン拍子に一気に卒業まで駆け抜け、後半は終始闘病生活での苦悩葛藤。映画作品としてのリズム感は観やすいもの>>続きを読む

不倫期限(2010年製作の映画)

3.2

想定よりずっとよかった。
妻に好きな人がいると告白する長回しシーンは超リアル。愛って不思議だね。

街の上で(2019年製作の映画)

2.8

下北が舞台。なんでも洒落てるのに格好も中身もとにかくダサい主人公との対比。序盤会話の間がどれも弾まずThe映画の中でのコミュニケーションって感じであんまり内容入ってこなかった。みんな棒読み感あったな。>>続きを読む

余命10年(2022年製作の映画)

3.0

ストーリーは特に波がなくタイトル通りいつか来るその日に向けて歩んでいく展開。しんどさとの向き合いの中で生まれる小さな幸せを見つけていくお話。小松菜奈の1人勝ち感ある。余命系たくさんあるけど、なんか自然>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.1

ヴォルデモートに比べグリンデルバルト弱すぎる問題。そしてジョニーデップ降板のドタバタから新たにマッツ・ミケルセンを抜擢するのは致し方ないとしても役寄せようともしないのね。知らない人は混乱しかしないと思>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.1

風情と情緒溢れる北イタリアの夏。淡いトーンで時代の雰囲気も感じられてるとても綺麗。気に入らないオリヴァーがなぜか気になってしまうエリオ(ティモシー・シャラメ)の感情表現の生々しさと初々しさは情景とも合>>続きを読む

クール・ランニング(1993年製作の映画)

3.2

これがディズニー映画とは面白い。事実に基づいたストーリーは事実は小説よりも奇なりだし、ラテン系の明るさとコメディ映画としての相性がとても良い。あれくらい極端な人生もアリなのかもしれない。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.9

フランス映画『エール』のリメイク版。とはいえ本家より良かったかもしれない。シャンソンでないからかこちらの方が日本人にとっても馴染み易い選曲がされてて感情移入しやすかった。コンサート中の一番のクライマッ>>続きを読む

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.3

Gucchファミリーのお話。フィレンツェ生まれとは知らなかった。3代目の社長に成り上がった?マウリツィオ・グッチ(アダム・ドライバー)はそれほどのボンボンではなく、親のスネをかじらんでもやってくわスタ>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.3

ホームシリーズ3作目。めちゃくちゃハイクオリティな同窓会傑作。残念な感じにならないのがMARVELのすごいとこ。NETFLIX『DARK』でもお目にかかったマルチバース、こっちは視聴者を置き去りにせず>>続きを読む

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.0

3作目。相変わらずの安定感。歴史の中にフィクションを折り込み展開、キングスマンの誕生という部分にフォーカスし過ぎずあくまでもアクションがメイン。ただそのアクションも1と2の立体的な動きやカメラワークに>>続きを読む

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.2

無駄な間延がなく、展開が早くてとにかく観やすかった。すぐに2時間終わってしまった。原作にはないオリジナルの戦闘シーンも良い感じ。作画クオリティは鬼滅の方が上な感じがしたが、ストーリー展開やサントラはこ>>続きを読む

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

3.0

久々のジュラシック作品。
1のインパクトに比べればなんか普通の映画に成り下がってた。

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.4

本筋からズレるけど Manchester-by-the-Sea って街の名前が実在するのはちょっと驚いた。マンチェスターってだけ聞くとイギリスかなと思いきやアメリカ・ボストンのちょっと北にある文字通り>>続きを読む

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

2.9

にしてもなんだこの邦題は、と冒頭数十分は時間を無駄にしたと思ったけど段々とギレンホールの哀愁漂う言葉遣いや仕草、態度が良い感じに。登場キャストはもれなく全員クリーピー。でも妻を亡くしてから自分に偽らず>>続きを読む

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.2

The Lovely Bones, Hanna から最早名女優まで一気に駆け上がったシアーシャ・ローナン主演。多感な高校生に色々な出来事やいざこざがフラッシュの如く展開していく。親友と過ごす学校生活、>>続きを読む

マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

2.9

超優秀だけど頭でっかちで斜に構える、そこら辺にもいる典型的なお嬢さんが、何か自分の習慣や認識の範囲の外側にある未経験の事柄を体験することで自らの殻を破り人生をrebuildingしていこうというこれま>>続きを読む

不都合な自由(2017年製作の映画)

3.0

話の展開がまったり。ちょっとずつ回収していく感じだけどかなりゆっくり。会話は特に面白くない。田舎町の小さいコミュニティでの出来事をツラツラと。でも繊細なコミュニケーションの間とか落ち着いた挿入歌、自然>>続きを読む

7番房の奇跡(2013年製作の映画)

2.9

容疑者が現場検証に行くわけがないし、事前背景のない突然の警察庁長官の子どもが殺害されるプロットもだいぶ飛躍してるし、裁判もなくいきなり独房に入れられるし、刑務所に軽量犯と生命犯が同じ独房ってものありえ>>続きを読む

ビッグ・ダディ(1999年製作の映画)

3.1

Take it easy な映画。
アメリカの陽気なコメディはお気楽でよい。

レナードの朝(1990年製作の映画)

3.5

もう出始めから涙腺緩む感じ。ロバート・デ・ニーロもロビン・ウィリアムズも既におっさんだが全然若いな。話のベースはセイヤー医師の研究熱心さと情熱が随所に見られるところから。考察、リサーチ、実験、そして考>>続きを読む

トレーニング デイ(2001年製作の映画)

3.3

麻薬犯罪の現場に飛び込むデカとしての心構えやお作法を新米に伝授(トレーニング)する内容。見入ってしまう臨場感があってどんどん展開が進むためあっという間に終わってしまった印象。新米の矜持も逆に変態の域だ>>続きを読む

ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像(2018年製作の映画)

3.4

フィンランドに住む老美術商のお話。映像の随所に見られる北欧の美しい夕日の差し方がめちゃくちゃ綺麗。芸術を扱う作品としてうまく情景を写し出してる。心情に映像の色味、音楽をうまく合わせ重ねている点も良い。>>続きを読む

別離(2011年製作の映画)

3.7

イランの首都テヘランで暮らす2つの家族のお話。夫婦間、子ども、老介護といった現代の課題に、お国柄や宗教上のハードルが直面する。脚本が多重問題構造になっていて複雑に絡み合い、ここにイスラム教徒としての制>>続きを読む

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.5

表題の如くスピーディにぐるんぐるん回るカメラワーク、流れるように色彩が変わる。ウェーブ感。現代アートのようで映像クオリティはとても高い。シーン毎に画角やアングル変えてるのも凄かった。中身のプロットはタ>>続きを読む

ジャーヘッド(2005年製作の映画)

2.9

ギレンホール役作りかめっちゃ身体仕上げてる。
どの戦争映画でも軍曹の檄に一等兵以下が馬鹿でかい声で Yes sir!! って鉄板で見るな。実際そうなんだろうなと想像すると中々狂気じみてる。戦場はもっと
>>続きを読む

活きる(1994年製作の映画)

3.8

資産家の息子は賭け事を止められないどら息子。でも破滅まで行って改心し立ち直ろうとするのは偉い。ずるずる奈落まで落ちてしまいそうなものを、負けずに逞しく生きてる。それがわかってるからか妻も一緒に添い遂げ>>続きを読む

少林サッカー(2001年製作の映画)

3.6

人生で初めて見た中国(香港)映画。小学生の時に観て以来たびたび観てる。変な踊りをする変人たち、少林寺で修行した兄弟達みんなキャラクターの個性が強くて、気持ち悪いけど笑えるし面白かった。展開としてもアク>>続きを読む

ベン・イズ・バック(2018年製作の映画)

3.0

家族の怯え方、挙動不審がすごい。コミュニティもおかしな奴ばっかり。大体薬繋がりで消えた息子を母親1人でなんとかしようとしてるとこも終始訳分からん。プチホラー。ジュリア・ロバーツの1人劇場な感じだったが>>続きを読む