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ノーランの脳細胞の1つになって脳内を駆け巡る映画。
音楽とオープニングが素晴らしくて、映画館で観て良かったと思える作品。
記録に従って生きる、ということ。記録を作って生きる、ということ。記録に囚わ>>続きを読む
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こんなに身を落とすことがある?!?!
って突っこんでしまいそうになる映画。
息子が見事、君主にまでなったのに、母が身を売っていたことがバレないように幽閉しようとするあたり、恐ろしかった。
さいご>>続きを読む
クイーンの歌は、英語の授業や体育祭の応援団、日本人の私たちにも耳馴染みのある曲だった。
フレディーの苦悩を、この映画が全て描いたとは思えないけれど、フレディーが覚醒していくさまは興奮し、どんなにかク>>続きを読む
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溝口健二監督「祇園の姉妹」は戦前の祇園を描き、「祇園囃子」では戦後の祇園を描く。その対比が表れていたのは、お花のお師匠さんの発した「芸者ガール」という言葉だった。とてもいやらしく聞こえたのは、信念を感>>続きを読む
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グーパン、伏線だろうなぁと思っていたけれど、やっぱり伏線でした。
戦隊モノとは思わずびっくりしました。
心がカードとして移設できるロボットは良いなぁ。
記録。
沖縄ロケ。
マッチ箱に入った少女が忘れられない。
手毬唄。
女相撲と生首。
全て、草むらの中での秘め事。
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高峰秀子の“声”を愉しむ映画。
随所に挟まる彼女の独白が耳に心地よく、非常にゆったりとした時間が流れている。
亡くなった夫を想い骨壺に手紙まで入れた主人公・圭子は数々の誘惑を断りながら、なんとか銀>>続きを読む
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〝演劇的”だなぁ…と。
雪の日にひとりブランコに乗ってゴンドラの唄を歌うシーンなんて、それを巡査が見ているだなんて、葬式の席で男たちが熱く語り合うなんて、ひとり立ち向かおうとする男がいるなんて…。>>続きを読む
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監督であり、旦那さんである大岡さんの想いが詰まった作品。
この世の生を全うした後も、こんなにも人々に愛され続ける雅子さん。
沢山の沢山のインタビューを重ねて、沢山の沢山の雑誌記事が出てきて、ひとつ>>続きを読む
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あの色彩感覚がえぐく可愛いと噂のグランド・ブダペスト・ホテル。ようやく観れました。
どんなに歌って踊ってる愉快な映画かと思ったら、しっかりと謎解きがあり、ストーリーがあり、最初からどこか物悲しさがあ>>続きを読む
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永遠の16歳。
銀色のエンジェル。
まずこの映画を見終わった後、私の好きなものも16歳の頃からほとんど変わっていないことに気付き感動した。
幸せそうな猫ちゃんたち。
ちょんちょん。
アンジン。>>続きを読む
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感動はしない。
でもラストの辺り、殺し屋が泣き虫なところに人間味をやっと感じて心が引き寄せられた。
弁慶みたいに死んじゃうジャンレノにメロメロになりました。
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今の言葉で言うならばフェミニスト?であり、3年間同棲した相手である武田美由紀を追って沖縄へ飛ぶ話。
武田と原監督の間には、男の子が一人いる。れいくんだ。
武田は誰の子か分からないけれど平気で妊娠し>>続きを読む
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障害者の闘争、であり障害者自身の主張である。
脳性麻痺の方々が喋っている言葉は8割方聞き取れない。本人もそれは分かっていると思う。そのもどかしさは直接的に描かれていないけれど、私たち自身が聞き取りた>>続きを読む
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人生は祭りだ。
共に生きよう。
アサニシマサ!!
アサニシマサ!!
幼い頃、カトリック教会にサラギーナという奔放な女とタンゴを踊ったことを執拗に叱責される。あの女は悪魔なんだとさえ言われる。
本>>続きを読む
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フランスへ飛ぶ平田オリザさん。
忙しそうだ。
演劇1から続けて見ると、少し中弛みを感じた。平田さんの元嫁さんが登場してビックリしてしまった。
ロボット演劇のシーンも、わりと長くあるので興味がある>>続きを読む
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10年早く見ておきたかった映画。
芝居を辞めて冷静になって見ると、とても戦略的に論理的に話す平田オリザさんは素晴らしく見える。
その理論はとてもおもしろくて、俳優の存在意味はなくなるように思える演>>続きを読む
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鬼ような形相でマイクを握り、喋る奥崎さん。奥さんはどこに惚れているのか分からないけど、二人には二人の絆ってものがある。
どうしても責任を果たしたい、果たさせたい奥崎さん。すべてありのままに喋ることが>>続きを読む
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猫の世界でも猫関係があるんだと知った。青年した猫は、若いモンに譲って、旅に出る。猫ってすごい。
監督の義父、義母を撮った作品だそうです。観た後に知りました。
そして今回、なんとなくしか知らなかった>>続きを読む
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どこかチェーホフの桜の園を思い出させる、刹那主義的な作品。
美しい着物を纏った美人四姉妹が桜の中を歩いていく。このシーンは圧巻で、これが撮りたくて市川崑は監督をやったんじゃないかと思ってしまう。>>続きを読む
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大好きな映画で何年かに一度見る。忘れてはならない感情があのスーツケースには詰まっている。頭上を通る大きすぎる飛行機を見ると、この映画を思い出す。
すごく印象に残っているのは、アポロチョコを買うシーン>>続きを読む
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大学生の頃に見て、かっこいい映画だと思った。
30歳でもう一度見て、この純愛の重たさを知った。
okが口癖になった。
こんなラブストーリーはきっと他にはあり得ないから、映画史に永遠に残っていくのだ>>続きを読む
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冒頭、葬式の列が村を進んでいきます。
女は、旦那の葬儀に真っ白な喪服で参列します。白い喪服と言うのは〝再婚をしません〟という意味ですが…すぐ再婚します笑
そんな奔放な母と、娘の話。
3時間の女一生>>続きを読む
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名前だけは知っていてやっとこさ鑑賞するが、断片的なイメージやシーン羅列的映画で物語としての積み重ねはなくカタルシスには繋がらなかった。
横尾さんの顔がセクシー。
白黒からカラーへの変わり方がセクシー>>続きを読む
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美しい音楽。
川と船。
そして女たち。
月末の未払いの伝票。
舌ったらずなお母さん。
廃業。
柳町の置屋「つたの家」
傾きかけた置屋に田中絹代演じる品の良いしっかりものの女中さんがやってくる。「お使>>続きを読む
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川端康成の視点が興味深い。年を重ねた落ち着き払い、哀愁深く、至る所に作家川端康成の視座を感じた。しっとりとしている。
雪の描写、冒頭の離れ離れの菫の描写、祇園祭、時代祭、西陣の機織りの職人等、京都が>>続きを読む
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若尾文子さんが神楽坂の枕芸者小えんを演ずる。そして長野の山奥の「しましま駅」でふと、ひとり我に帰り生まれ変わりそうになるお話。「お名刺下さる?」等若尾さんの言葉遣いが可愛らしくて、沢山メモをしてしまっ>>続きを読む