フェアにアンフェアさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

フェアにアンフェア

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ハウス・オブ・インフェルノ(2018年製作の映画)

2.0

つまんないのに無闇に複雑なループ構造で、何が何やらついていけない、やる気は感じるし、最初の女性の死体のシーンとか考えても、多分成立はしてるんだろうけど、楽しめるまで入り込めない。

こうなると楽しむよ
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マニアック・ドライバー(2021年製作の映画)

2.8

最近女の人が酷い目に合う映画ばかり見てる気がする。絶対、メンタルに良くないし、すでにもう良くないメンタルで生きてる。

トロマ系の映画をコピーして実現するような技術的な才能は間違いなくあるんだけど、本
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リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

2.4

序盤からしんどそうで嫌になる。

何を見る映画なのかイマイチ掴めず、感覚が古いのも気になった。調べてみたら俺が小6の頃の漫画。もう少し現代的に焼き直せないものだろうか。誰に向けた映画なのだろうか疑問。
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デッドキャンピング・ザ・ライブ(2022年製作の映画)

2.4

韓国の低予算映画を見るのはもしかしたら初めてかもしれない。もはやインディアンの信仰上の精霊が乗り移ろうがブートゥーの力で復活しようが、元軍人だろうがまぁ同じだ。

レイプリベンジ系の映画のママだけど、
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コンプライアンス 服従の心理(2012年製作の映画)

2.4

ハングオーバーとかと同じくらい登場人物が馬鹿ばかりで観ててしんどかった。実話ベースじゃなけりゃ荒唐無稽すぎて作品になってないと思う。

僕はオーナー社長なので、たとえ本当の警察から電話があっても、礼状
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ザ・ミッドナイトマン(2017年製作の映画)

2.4

低予算とはいえその中では金のある部類のホラー。インシディアス婆さんが出てる。

ミッドナイトマンの設定は既視感はあるものの面白いんだけど、それがストーリーや演出にうまく昇華できてなくてハラハラ感がうま
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暴走機関車(1985年製作の映画)

2.8

黒澤を意識したシーンがところどころにあり、人間の醜さを含めた人間讃歌に通じそうな雰囲気はある。

面白いし、何かが惜しいと言うこともなく、大きな化学反応が起きなかっただけという感じ。

ラストまでもう
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荊棘の秘密(2016年製作の映画)

2.8

まずアマプラの吹き替え版だとだとネットの言葉とかテストとか少女の作った歌詞とか結構重要そうなハングルを訳してくれてないので、イライラポイントが多かった。特に歌詞は絶対訳さないとダメじゃないかと思う。あ>>続きを読む

パラミドロ(2021年製作の映画)

2.8

音楽がゴージャスなのはちょっといいが、あとはまぁお約束通りのストーリーと、若干以上の煩わしさを感じる会話。画面が暗いところが多いのが難点。

モンスター造形はありきたりのアイデアだけど、描き方は気合い
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ゾンビ・サステナブル(2021年製作の映画)

2.7

前作もまあまあ低予算ゾンビの中では良かったけれど、今作も同じくらい良かったと思う。ただゾンビが飽和してる現状において変わり種としてならばという但し書きは必要。

あと結構前に観た前作の続きをやられても
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

2.5

マーベルとか観たことないなら面白かったんだろうなと思うけど、設定とかアクションとか全体的に新鮮味がなくてしんどかった。

割と残酷な描写もあり、対象年齢が高めなのもよくわからない。

だいたいのポスト
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彼とわたしの漂流日記(2009年製作の映画)

3.1

自殺と引きこもりっていう先進国の宿痾を題材にした優しいラブストーリー。まじで知らない映画でびっくりした。

無人島サバイバルだけど、生きるのに必要なものがシンプルに描かれていて、希望や欲望や食べ物や水
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デンジャラス・ミッション(2016年製作の映画)

2.5

めちゃくちゃ動きはいいんだけど、アクションとしてはまあまあ面白いかなという感じ、もう少しアイデアが欲しい。

メインのメンバーが芸達者で観てるだけでも楽しいが、ストーリーとかセリフがつまんないので見て
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豹/ジャガー(1968年製作の映画)

3.1

面白かった。この時代にしてはかなり派手で見栄えするアクションでよかった。

搾取が嫌で革命したのにすぐさま搾取されてて可哀想。

革命軍の気軽な雰囲気とラストの決闘からの流れが良かった。それでもさすが
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デンマークの息子(2019年製作の映画)

2.9

ヨーロッパの現状を見ると、移民政策ってのはどうやってもうまくいかないんじゃないかと思えてくる。そんなに人間はうまくできていない。

百人に1人でも犯罪者が入ればかなり失敗みたいになるし、反動で右傾化す
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アフリカン・カンフー・ナチス(2020年製作の映画)

2.4

カンフー映画作りたいんだろなというのは伝わってきた。

兵庫県民なのでこの関西弁はイライラする。微妙な違いが気持ち悪い。

ダーリン(2019年製作の映画)

2.5

ミッチャムなのね。なるほど。

マグダレンの祈りとザ・ウーマンとRAW混ぜたみたいな映画。序盤は良かったけれど、野生児要素がなくなると割と凡庸な修道院系ガーリームービーみたいになった。

結末もなんと
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江南ブルース(2015年製作の映画)

2.5

王道ストーリーで安定してるんだけど、安定しすぎてて気だるくなってくる。

盛り上がるシーンの数、脚本の細かさテンポの良さいろいろ考えてるのにさほど面白くないのは何故だろう。

バイオレンスパートのワク
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ザ・ボス 暗黒街の標的(1973年製作の映画)

2.9

イタリア版仁義なき戦い。

音楽がめちゃくちゃ良いのと、主演が渋いのと、全員何をやってるつもりかわからないところが良い。

アクション部分がしっかりと古いのと、雑な政治パートが多いのはちょっと嫌だった
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英雄の証明(2021年製作の映画)

3.3

ちょっと自転車泥棒に似てる気がする。

善意についても無私でいられる人は限られている。彼がどこで罪を犯したのか。小さな嘘や誤魔化しが彼の不名誉に足り得るのか。

どんなことしたら、あんなに元義実家に嫌
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猫侍(2014年製作の映画)

2.8

そもそも作品が映画に向いていないように思える。

面白いんだけど、ドラマでゆっくり見たほうがよく、映画的なダイナミズムがそぐわないので、風呂敷を広げても半分ほど畳んでおしまいという感じがした。

コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.0

面白かった。こんな何も言わない映画も珍しいし、コカインの危険性とかも訴えない潔い作りはかっこいい。

中盤にピークを迎えてしまい、後半は多少現状維持に終始している、こぐまがかわいいくらいしか見どころが
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ベイビー・キャッチャー(2017年製作の映画)

2.5

ババドッグの二番煎じな感じで、しかもあちらの方が見せ方が上手いと思う。

もう少し悪魔を出すか、もっと出さないかの両極に振って揺さぶって欲しかった。

広い屋敷である意味とかテープレコーダーの存在とか
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劇場版 ほんとうにあった怖い話 事故物件芸人(2021年製作の映画)

1.9

これが4まであるのか。そうか。せめて劇場版というのを外してくれたら見ないで済むのに。

演技の質が1番ハラハラする。

ホーム・インベージョン(2014年製作の映画)

2.0

主演が可愛い以外、ちょっと見どころがない。展開は珍しいといえばそうかも。

エロや残酷描写を排除するのは一つの作り方なんだと理解するとしても、そうした上で見せるものが等価交換になっていないとなんか物足
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クローブヒッチ・キラー(2018年製作の映画)

2.7

ありそうな話から着地点が独特なのはよかったと思う。

中盤以降、心情を丁寧に描きすぎてテンポが異様に悪くなり、素直に楽しませてくれない真面目さが気になった。そこがこの映画の特徴なので単純に悪い点ともい
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ペット 檻の中の乙女(2016年製作の映画)

2.5

密室劇であればまぁ普通こうなるわな。というストーリー。なのでどんでん返しなのか王道ストーリーなのかもはやわからない。

演技に魅力が少なくてさほど引き込まれなかった。悪いところはないので、まぁ面白い範
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モンスターハントレス(2020年製作の映画)

2.4

メンインブラックの軍隊バージョンを作ろうという狙いは良かったと思う。

ただあれって、マジで監督天才なんよ。普通ではあの空気の抜け感は出ない。

とは言えいつもの世界を守るのに半袖Tシャツで挑む軍隊は
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君が生きた証(2014年製作の映画)

3.1

タイトルのおかげで何のためなのか分かりやすくて見やすかったし、その上での裏切りがあってなかなか力作。

映画の構造的な工夫は良かったが、その反面でストーリーは主役の心情に寄り添いにくく、狙いとはいえ爽
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ヴァイラス(1998年製作の映画)

2.9

既視感さえ気にしなければかなりよくできた映画だと思う。

ほぼエイリアンの映画の中では出色の出来栄え。黒人博士の活躍など裏切りも楽しめるものが多い。

モンスターの設定はいいがデザインはもう少しバリエ
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マシンガン・ツアー リトアニア強奪避航(2014年製作の映画)

2.9

結構面白かった。

スナッチとハングオーバーを混ぜてうまく割れませんでしたという映画。

いろんな勢力が金を争奪するストーリー、なんだけど、もうちょいラストに向けて整理整頓がついたらよかったと思う。
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.0

ひょんなことから小市民が連続殺人を犯すストーリーはありきたりだけど、そこに肉屋とヴィーガンの暗闘をいれるだけで、面白いものになっていてよかった。

普通なら作劇的にそうしないであろう夫婦関係が面白い。
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THE NET 網に囚われた男(2016年製作の映画)

3.3

キム・ギドク監督の簡潔な語り口が心地よい。描かれるものは無情。

守るために過剰になり、慈母負子にしてしまう国家の矛盾。実話でないにしろこうした悲劇はないわけではないだろうと思うとしんどい。制度では対
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超少女 マリア(1991年製作の映画)

2.4

浮かぶドアがクルクル回る、邦画が一番ダメだった時代の映画というかVシネマ。というかドラマ。

大谷翔平が活躍したらなんとなく誇らしいのと似たような感じで、観賞中とにかく恥ずかしい。やっと終わったと思っ
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ラビッド・ドッグス(1974年製作の映画)

2.7

イタリアにはクソ野郎しかいないという映画。

本気でイライラさせられるセリフの数々はかなりうまい、何より高速道路の出入り口のやつとか通りすがりのおばさんとかのセリフのゴミさ加減もパワフル。

パワーは
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テスター・ルーム(2014年製作の映画)

2.4

ホラー要素が極薄のホラー映画。

本当はどうなのかという興味の引きかたがうまくいってなさすぎて、サスペンスになっていない上、ホラー描写は演出が下手くそすぎて効果的でない。

女性が2人とも可愛いのが救
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