このレビューはネタバレを含みます
テンポよく登場人物が死んでいくポップさと、散りばめられた笑いどころと緊張感のバランスの良さ。一言でいうと、おもしろい。
ヴィラネルに家に侵入されたイヴ。風呂場で軽く水攻めにあったあと、風呂上がりより>>続きを読む
30分ドラマの一話目から号泣。そんなドラマ今までなかった。この時点でバッドエンドを心から愛する私も、ハッピーエンド求めてしまった。猫はあかん。
行方不明になったふくまるが、パパさんと再開するために頑>>続きを読む
ふつうのドラマなら打ち切られてただろうに、20世紀フォックスに多額ののれん代を支払っただけに歩みを止めることはできず、いろんなところを擦りむいて血をにじませながら完走。
Wikipediaによると「>>続きを読む
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毎話、映画を観たようなズッシリ感。
いろんなことがあったけど、一番心にきたのは、事件と直接関係ないことだった。それは沙耶(羊の妹)の子供の「お母さんは嘘をついたことがない」という言葉だった。
JE>>続きを読む
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渡瀬恒彦の遺作「そして誰もいなくなった」が、今でも鮮明に面白くなかったので、アガサ・クリスティー作品に期待してなかった。その反動も手伝ってけっこうおもしろかった。
湿り気のある暗い風景のなか進んでい>>続きを読む
エンディングに流れるBREAKERZの『I love my daughter』が空吉と京が作り上げた温かい空気を急速冷凍したこと以外、すべて最高。
自分に編集技術があるなら、ドラマ「京都人の密かな愉>>続きを読む
実直さを武器にEUの初代大統領ファンロンパイ氏並みの調整力をもった明智光秀(長谷川博己)の影の薄さが功を奏し、狂言回しのような役割りを果たしたことで、ガハハ系・松永久秀(吉田鋼太郎) 、戦国時代のラン>>続きを読む
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大好きな源孝志さんがBL要素をえらく安易に導入したことについては若干ガッカリしたけど、いつもの「よくわかんないけど、なんか良い」は健在だったので最後まで楽しめた。
中村七之助は、キャスティングされた>>続きを読む
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自分でもなんでそこやねん、と思うけど、一番好きだったのは綾野剛さんがダッシュして犯人を追いかけるシーンだった。最初は「足が早い」という設定がベタすぎて気恥ずかしい気持ちになったけど、細い目を風圧でもっ>>続きを読む
破壊的癒し系。ひたすら蝶を追いかける最終回、猫村さんは交通事故にあい死亡、海外で亡くなっていた坊ちゃんと土手で再会、そんな妄想が暴走。とりあえずあと1年は寝る前に見たい。
観るのは2回目。
落語を知らないで観た1回目とは違う景色が見えた。1回目より年齢を重ねたせいか、Tシャツのワキの色が全体にまわるように沁みた。
まーとにかく西田敏行だと思う。親子ゲンカのシーンや小>>続きを読む
期待を下回ってる。数学で解決してる感も回を増すごとに薄まる光景は喫茶店の紅茶のごとし。
海外ドラマにしては珍しく、登場人物の魅力が薄い。私がはじめてつくったいなり寿司くらい薄い。
13話くらいみた>>続きを読む
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妄想大臣のび太の名探偵。
最初は「時代が違えば楓は竹内結子で見たかったなぁ」と思うくらいキャスティングに若干の不満をもって見始めたけど、しばらくしたらそんなことも忘れて、「あの人があやしい」「この人>>続きを読む
カルボナーラに生クリームを大量にのっけたようなクドさにじょじょに慣れ、最後はこのクドさじゃないと物足りない。と言えるまの中毒性はなく最後は「京風あっさり」といった感じで終わっていった。
ムロツヨシは>>続きを読む
金持ちは金持ちで大変ドラマ。
大金持ちがきりもみ状態で落ちていく姿を、僕のような庶民が涙をちょちょぎらせながら笑うようなわかりやすいものを期待したが、大人の味付けで子供舌の自分には上品すぎた。
そ>>続きを読む
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「選ばない」というより「選べない」男ががんに選ばれてしまいケモ全開で病院改革に邁進する姿とそれによって様々な影響を受ける人たちを描いた群像劇。
成功率わずかの手術を受けると決め、マックスに闘病につい>>続きを読む
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自称女泥棒の硬派クライムドラマタランティーノ風味。
一般人巻き込まれ型クライムドラマかと思ってたら、レジェンド級犯罪者が跋扈する硬派なクライムドラマで、基本的にみなさん適切なタイミングで死んでいき、>>続きを読む
ピラフ代450円、沼田さんが横領した30万円、座間さんの報酬3万円(1ヶ月)。この金額でしか出せないやるせなさがあった。
陽子先生の死を「バチが当たった」「卑怯者」と座間さんが罵ったことに対してふつ>>続きを読む
頭脳明晰マッチョがとにかく逃げる逃亡ファンタジー。
ワーナーブラザーズへののれん代と渡辺謙へのギャラで予算のほとんど使い切ったんじゃないかと思える低予算な風景と、ツッコミどころが散りばめられていたが>>続きを読む
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ぶっとんだ女と陰湿なマッチョのいざこざに巻き込まれたカピバラの話。
鉄平(上川隆也)が寿司屋になって一瞬なんのドラマだったか忘れることもあったけど、最終的にはそれも物語の幅としてポジティブに捉えられ>>続きを読む
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人生をかけ、取り返しのつかないほどの犠牲を払ってきた復讐計画について誰が聞いてるかもわからない外でどなりあっちゃうどこか間抜けな竜一と竜二の復讐劇。あくびをする暇もないテンポの良さと昼ドラの香り漂う展>>続きを読む
「廃墟の休日」と似た空気の「名建築で昼食を」おもしろくないワケがない。
と言いつつも、最初はドラマパートいらんねんと思っていた。でも、草食おじい植草千明(田口トモロヲ)の何気ない言葉に、アンニュイ春>>続きを読む
登場人物それぞれがお金に関する「ほころび」があり、主人公 九鬼玲子にいたっては、お金カテゴリーに収まらないほころび具合で、もはや「やぶれ」。しかしそこが人間臭くて良かった。
三浦春馬はこのドラマの撮>>続きを読む
シーズン2直前のスペシャルから参戦。平均年齢高めのキャスティングが見ていて落ち着く佳作。
文句があるとすれば、国木田哲夫(谷原章介)は京都弁→標準語になったのに、桑部一郎(山内圭哉)を標準語でつかっ>>続きを読む
眠い前半だったが、ナギサさんのソルマーレ製薬時代の同僚、箸尾玲香さんのエピソードから緊張感が高まりそこからは最後までスムーズに楽しめた。全体的にはポップで、そのポップさが高低差をつくりだして深く感じる>>続きを読む
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手間をかけた料理の仕上げに温泉卵をのせたような最終話にはお口あんぐりだけど、見終わったあとにWikipediaを隅々まで読んだり、関連記事を読み漁っちゃうくらいおもしろかった。
最初は次々映し出され>>続きを読む
愛と感謝にまみれた刑事ドラマ。
最初は中2っぽいキャラクターのオンパレードでどうなることかと心配した部分もあった。それでも最終回にはSTとその周辺メンバーと会えなくなることに若干のさみしさを感じるほ>>続きを読む
「戦争はなにがなんでも悪」というのを判でついたようなドラマが溢れるなか、修が比叡山で爆発を観察をすると決意したことで科学者特有の狂気を描いた「フランケンシュタインの誘惑」的アプローチにしびれた。
裕>>続きを読む
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郷ひろみのジャケットさばきを超えたロングコートさばき。先端が自分に向いてると気づいたときの流れるような所作。大家さんへの寡黙な優しさ。
まるで吉川晃司のプロモーションビデオ。
プロモーションビデオ>>続きを読む
立ちションベンも許さない正義感過多な刑事。そんな印象だった久恒刑事が、結局はいろんなことばバカらしくなって民子にドガチャガを持ちかけるシンプルにせこい刑事だと判明。なぜかそこに生まれる安心感。
本編>>続きを読む
大人の青春ドラマ。けっこうハマった。
也映子の葛藤、理人の神経質そうな表情、幸恵さんの横からみたときの厚み、どれもが素晴らしく思えるほどドラマの世界にはまった。「この3人ともお別れか」とも。
最終>>続きを読む
関西系ジャニーズの丸山を江戸っ子役に抜擢した時点で不安しかなかったが、お伊勢参りと聞いちゃースルーできないのでみることに。
辰五郎(丸山)が登場して話し出す。流暢な棒読み江戸弁に戸惑ったが、意外にも>>続きを読む
番宣をみておもしろそうだったので録画。ヒステリックでひがみっぽい主人公のゼイラーがそもそも好きになれないところからドラマとの相性の悪さを感じた。よくわからない部分が多く、「あ、終わったのか」って感じだ>>続きを読む
薄い膜に覆われうヌッとした質感、上下が逆さまになったような顔、そのくせカラダにフィットしたスーツを着た国木田班長(中村梅雀)が終始不気味。
そんな得体の知れない新しい班長をイマイチ信頼しきれない9課>>続きを読む
正論を吐きまくる苺。この立ち位置のキャラはキライなんだけど、演じた小芝風花がよかったのか、脚本がよかったのか、思わず胸の前で手を組んで応援してしまう愛らしさがあった。
事件が解決してからのもうひと展開が、ひと展開以上の効果を生み出して物語が毎回コロコロコミックくらい分厚くなる。そして余韻に浸ってるところに矢田亜希子(あえてお粂とは呼ばない)がやってきて、キャピついた>>続きを読む