Mashiraheさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.5

こういういい加減でわかりやすさ重視のSFものって昔量産されてたよな
フィリップKディックものとか原作者が死んでるせいか量産されて基本出来がヤバかった それらに比べると結構ウェルメイド気味 整合性はない
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.4

眠すぎてびっくりした
この映画が争点にしようとしてる話に興味が毛ほどもないんだなと気づいたので良かった
あと喧嘩や裁判のシーンがリアルで良かったね セリフは総じてかなり好きだけど演出とかストーリーは好
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

3.6

映画としての質というか中身はだいぶボリュームダウンした気がします
街とか組織の描き方はだいぶいい加減(そもそもほとんど街の外だし 犯罪都市なのに)になってドラマが劇場版になったみたいな豪華な海外ロケと
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

3.4

こんな暗くて鬱々とした話を放り投げられて1年も待ってた観客の心境たるやいかに
なんか今見てみると分霊箱のくだりがロードオブザリングっぽくてちょっと笑いました
状況が好転することなく最悪になって終わるの
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犯罪都市(2017年製作の映画)

3.5

この映画の敵は悪い
もうそれは考えられないほどに悪い
なぜかと言うとバランスの為である
このデカいおっさんことマドンソク
戦闘において無敵が期待され確約されている
それに対抗しうる勢力は自然とこのぐら
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.5

ミランダがすげえいいキャラな一方アンディ側のドラマを物理的に処理してしまったのには驚愕した
OPから演出がなんか総じてTVドラマっぽく感じたな TVドラマがこの映画っぽいんだろうけど

クイーン:ロック・モントリオール1981(1981年製作の映画)

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やっぱロックバンドってのはライブが上手でないとね
わりと適当に見に行ったらフルサイズでびっくりした 前の席取っちゃったから縦に長く見えちゃったね
ソロパートでみんな便所行ったのが面白かった ファンが駆
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ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

3.7

なかなか謎めいた終わり方もロマンスの終着点もいい感じだけどクライマックスのビジュアルがガンダルフすぎて笑っちゃった

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

3.5

ここから話が大幅にシフトして、魔法界を巻き込んだ一大戦争みたいなストーリーが展開されていく いち生徒から魔法使いに生まれ変わりつつあるハリーの象徴的なシーンとして彼の公判が行われたりするんだろう
しか
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

3.4

音楽担当が変わったせいか露骨に映像に対する興味が薄れてしまった
原作は全部読んだがアズカバンの囚人の端折りっぷりに萎えて見なくなってしまったのでここからは初見である
はっきり言ってお世辞にもいい映画と
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

4.0

ここからは原作が大きなストーリーを描くようになり、映画はその抜粋という面が強くなっていきます
原作ドンピシャ世代の自分、公開当時は頭が固かったですし、シリーズでは一番気に入った作品ゆえ思い入れもひとし
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ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

4.0

久々に見ると演出や作劇の丁寧さ、面白さに驚きます こんな面白いものを見て育ったのか
まあ刷り込まれた面もあるでしょうけど
映画館で初めて見た実写映画がこれかもしれません 物心ついてからは間違いなくそう
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

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ライブが立て続けに寄りで映ってた
ライブも良いけどこう見ても面白いな
でもやっぱライブがいいと思うな
30倍ぐらいのデカさで映されるデヴィットバーンは少し大袈裟すぎる気もしなくもない いやこのバンドの
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レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.1

話半分忘れてたし今見てもおもしれー!リズムで言うと多分一番いいんじゃない?明らかにこないだ見たパルプより好きだな
顔がやたら近くて血みどろグラサンでウーさんの映画みたい
俺が一番好きなキルビル2本立て
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.8

初見の監督、アート系の作品に何いってんだって感じですがレンズ変わりすぎて目がしんどかったです 特にカラーパート 多分作風なんだろうな
とにかく曲と衣装が良かったね SFの考証もお話も演技も良かったんで
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ゴジラ-1.0/C(2023年製作の映画)

3.5

風景とか背景はそれらしく見えるけど白黒映像で実在しえないものを見る経験が乏しいので戦艦とか電車の見せ場のVFXショットが嘘くさく見えて仕方がなく、色や合成でいかに誤魔化されているか痛感した
白黒化はま
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千年女優(2001年製作の映画)

3.6

映画館で見た
このレベルの絵や演出や音楽を持ってしても興味を抱かないとびっくりするぐらい飽きるんだなと学んだ作品
往年の大女優の人生を俯瞰と主観が入り混じる不思議な視点からカメラで覗く話
俳優でスタジ
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.6

原作が面白かったし予告編の映像がリッチなので見た
序盤の旅順シーンをデカくしたり、クライマックスがどデカくなっていたりとサービス精神が旺盛なのは良かった
アクションのテンポは自分とは合わなかったかもし
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.7

まぁ基本的に絶対に客を飽きさせないっていう絶対のルールを守り切る映画なんですけど、そのせいかテーマの家族愛とか王の資質みたいなのがブレてちょっと残念でした
兄弟テーマの骨組みは美しいのに仕上げがしょん
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ウォーリー(2008年製作の映画)

4.0

SFとしてもよく考えられているしキャラクターアニメとしてもちゃんと徹底されていて良かった
なにせ序盤のビジュアルが良い 700年の孤独を感じさせるセリフなしの演出が素晴らしいね
ノスタルジックな選曲が
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ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

3.8

良く働き良き家庭を築くというアメリカ的生き方に対する信仰とそれに殉ずるものの美しさみたいな話だけどぶっちゃけ酒に酔って奇行に走る人間をみると嫌な気持ちになるので終盤に萎えて一気にテンション下がった ま>>続きを読む

デイ&ナイト / Day & Night(2010年製作の映画)

3.9

新しい表現でびっくりした
長いと飽きちゃうし短編ならでは

トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

4.1

普通にピクサーの映画の中で一番良かった
15年とか寝かせて見ると良いね 作中だと10年かな ちゃんとジュブナイルものになってる
トイストーリーというおはなしをちゃんと完結させてくれてありがとな

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.9

割と丁寧に家族関係の難しさみたいなのを描いてたと思えば唐突に今までのテーマ性とかをかなぐり捨ててB級ホラーが駆け寄ってくる映画
例えばケイディの助けを求める声にジェマが気づかないショットをわざわざ入れ
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火垂るの墓(1988年製作の映画)

4.3

ガチで萎えて体調悪くなった
心中アニメ映画を立て続けに二本見るのはダメ
どっちも世界と戦って愛を勝ち取ろうとする映画だった
地元からほど近いロケーションなのも生々しくて厳しかった
愛のために世界を変え
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

3.9

トラヴィスが喋り出してテーマを匂わせ出してからは長いだけの普通の映画に感じるようになった
それまでの緊張感、謎めいた雰囲気は一級品
あとはやっぱロケーションの選定がいい そこらのアメリカよりアメリカら
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人狼 JIN-ROH(1999年製作の映画)

3.8

雰囲気全振りの実写映画みたいなアニメ
ここまで実写風にする必要があったのかは謎だがかなり真に迫っている
いつも通り途中の会話が眠い

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ブギーマンあまりにもキモくて声出てしまった
恋愛要素がうまくクリスマスに恋するハロウィンって構図と噛み合っていないように思えて微妙に頭に残りにくい
What’s This?は名曲

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.1

視点がしっかりしているし演出も丁寧な佳品
トットちゃんから見た東京を真摯に描写しているのが伝わってくる一方で踏み越えるところでは大胆になる
そのバランス感覚がすごい あの時代を生きた者を描こうという信
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屋根裏のラジャー(2023年製作の映画)

3.6

演出がハイレベルだったけど肝心の話が何を言いたいかブレててよくわからん
原作から引き継いでそうな強固な部分といかにも映画用ですみたいな豪華な部分があんまりうまく噛み合っていない
アニメってまあそういう
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バリー・リンドン(1975年製作の映画)

3.9

キューブリック特有のやたらと緊張した画面で窮屈そうにしている人物がよく出てくるけど貴族というものはえてして窮屈なものだからそこは良いのかもしれない
最後の決闘が良かった

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

ネットの片隅で「Pure Imagination」を聞いたその日からこの映画を見ることは決めていました
一年を締めくくるに相応しいハッピーな一作です
かなりの毒気と社会風刺があったりするのが監督の味な
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.5

事件の構造が微妙にドラマと噛み合っていないように感じてなんか2本立てを見た気分になった
やたらとグロい描写があるのはまあ当時の死ってこんなんなんかなって思えたからまあいっかって気がする
アクションシー
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.8

ナポレオンの半生を描くにはあまりにも2時間半は短くラブストーリーに纏めたのはしょんぼりだが…トイレ行きたくなっちゃったしこの尺にしたのは良い判断だったかな…
戦闘シーンの出来がすごいのに息つく間もなく
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007/ リビング・デイライツ 4Kレストア(1987年製作の映画)

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かなりボンドらしいボンド
荒唐無稽さとシリアスさの混ぜ方が絶妙で楽しく見れた
アクションの出来はこの作品である種の頂点に達していると思う CGIハチャメチャ時代に移行する前の到達点
まあちょっと寝て国
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007/ ドクター・ノオ 4Kレストア(1962年製作の映画)

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あまり好きじゃない映画を何度も見るものではないという知見を得た
要は意識を手放してしまった
ソール・バスのオープニングは良いな…と思って見てたらモーリス・ビンダーって人がオープニングで自分の記憶に唖然
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