次男さんの映画レビュー・感想・評価

次男

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に〜〜〜〜い

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.5

「あ、もう無性に千と千尋が観たい」ってそう思って、借りてきた。なんとなく、ジブリの中で一番好きな千と千尋。なのに、はっきりとなにを伝える映画かわからなくて、最後に観たのはいつだろう、でも歳を取ったいま>>続きを読む

マイヤーウィッツ家の人々(改訂版)(2017年製作の映画)

4.2

「お母さんに新年の挨拶の連絡してないでしょ?なんか怒ってるよー」って妹からメッセージが来たので、母親に『あけましておめでとうございます』とメッセージを送ったら『どちらさんですか?』と返ってきた。『息子>>続きを読む

At the terrace テラスにて(2016年製作の映画)

3.7

絶品会話劇、「目が離せない!」っていうより、後ろの席のカップルとかの会話を盗み聞きてしまってる感じの。一緒にいるひとが喋ってるのにそっちを聞かず、後ろの会話ばっかり聞き耳たてちゃうのあれなんだろうね。>>続きを読む

あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

4.6

彼らの過去は呪われていて、彼らの未来は暗澹としていて、彼らの現在はどん詰まっている。この映画の中の世界は「おはなし」?これはおはなしだけど、おはなしじゃない、現実の世界で可視化していない靄が、濃くなっ>>続きを読む

あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

-

あまりにも途中なのでなにも。

もう夜中1時で、明日も仕事なのに、今からでもツタヤに駆けて後編を借りに行こうとしてるくらいは面白かったけれど、あまりにも途中。

やはりこの興奮を早く結実させたくて、家
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

4.3

世の中にはたぶん二種類の人間がいると思う。カウリスマキの映画に助けられる人と、別に必要としない人。前者が優れた感受性を持ってるとか、後者が強い精神性を持ってるとかじゃなくて。

◆◆

「なんで私とい
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アシュラ(2016年製作の映画)

4.1

ずっと地獄。開始からずっと、マジでもうどん詰まり過ぎて、もう少しエンタメしてくれよ…と懇願したくなるくらい酸素が薄い。めたくそ苦しくて、どうすればこれゴール?と思ってたら、ラスト30分はもう、まんま地>>続きを読む

アイム・ノット・シリアルキラー(2016年製作の映画)

3.7

サイコパスとかソシオパスとかシリアルキラーとか、しかもそれにVSついちゃってる煽りとか、一定の年齢層大興奮じゃんね!でも、この映画は一定の年齢層を興奮させる方向には転がらない。というか、あまりに予想外>>続きを読む

世界中がアイ・ラヴ・ユー(1996年製作の映画)

4.1

昨日の夜、昔の恋人が夢に出てきた。〜中略〜未練とか一目会いたいとかとは違くて、もうこれからずっと会わないのかと思うととにかく勿体無くて、寂しくなった。

◆◆

『世界中がアイ・ラブ・ユー』って、その
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暗黒女子(2017年製作の映画)

4.1

「意外な展開」に次ぐ「意外な展開」は、映画としてのなにかを犠牲にしながらも、唯一の主題だけ、まっすぐに突き詰めていく。
さあみんなで楽しく「最後の展開は読めたわ〜」と叫びましょう!先回りできたと、この
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ウォーム・ボディーズ(2013年製作の映画)

3.7

随分前に予告で観たとき、「てやんでいゾンビのくせにチャラチャラしやがって!トワイライトのイケメン野郎だと!ゾンビにまで胸キュン求めるかコノヤロー!(ちょっと面白そうだけど)」となんとなく食指伸びきらな>>続きを読む

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

たくさんの「なんだったのか…」で飽和してた。とてもつまらなかった。無意味な作戦、コピペな小競り合い、過去最弱な空気、カリスマ不在。ep7でせっかく作り上げた土台を、2ランクずつくらい下げたような。>>続きを読む

溺れるナイフ(2016年製作の映画)

-

変なフォローとか、うまいこと言うたんねん的なのんとかじゃなくて、なんかこの映画それ自体が、コウとか夏芽みたいだ。
明らかに非凡、明らかに異質で、じゃあイコール名作かと聞かれると、それはぜんぜん違くて、
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先輩と彼女(2015年製作の映画)

2.2

オラつき芝居がめちゃくちゃ合ってない志尊淳さんと、のだめ的上野樹里モドキのような芳根京子さんによる、マジで「先輩と付き合う」だけしか語られないのに2時間近くある映画。設定にも物語にも、映画にすべき特殊>>続きを読む

ドロメ 男子篇(2016年製作の映画)

3.2

女子篇ではボロカス書いてごめんなさい、男子篇は楽しかったです。しかしそれは「男子篇」ではなく「後篇」「解決篇」だから!明確に順番ある仕組みじゃねーかバカヤロウ!

「女子篇」でドロメの説明した上での、
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ドロメ 女子篇(2016年製作の映画)

2.7

こういう中途半端な出来の作品って、マイノリティ嗜好というある種の選民感をもった観客たちに、生暖かく見守られているような気がする。その面白さを僕も味わいたかったけれど、ごめん普通にまったく面白くなかった>>続きを読む

キャビン(2012年製作の映画)

4.2

ラスト30分のあの大パーティーはもうザッツ見所だけれど、僕はあれが始まる前から大好きだったよ!
様式美に新解釈と新設定をもたらしてオリジナルを確立する意気込みがもう好きだったし、ビビらずまとまらず大風
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イン・ユア・アイズ 近くて遠い恋人たち(2014年製作の映画)

3.5

お互いのマインドがテレパスで繋がってしまった男女。感覚も共有、通話も可能で、もはやふたりは一心同体。アメリカの南に住む男は前科者でトレーラー暮らし、北に住む女は医者の妻で精神疾患者扱い。境遇の違う二人>>続きを読む

(2016年製作の映画)

2.9

誰のために何を語った映画なのか僕にはわからなかったし、蚊帳の外で眺めさせられてるような居心地の悪さが続いた。そのくせ、暴力的な音楽とメタフォリカルな映像で攻撃はされて、137分間ずっと困っていた。(1>>続きを読む

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.3

・彼らにあって僕にないもののか、僕にあって彼らにないものとか。

厭世して常識を疑い自力で生きる彼らは、物語のなかで証明されていたようにきっとほとんどの部分において僕よりも優れていて、僕が勝っているの
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.8

まさにヒーロー!って感じの真っ向勝負感。正論を吐き、正論で苦悩して、正論で勝つ!血統含めてジャンプ出身かな!時代と浮世離れさのせいでキャプテンを思い出しちゃうっすね。

ガル・ガドットさんがとにかく魅
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オリエント急行殺人事件(1974年製作の映画)

3.1

あ、これは無いわ…。
ポワロのキャラクター、密室劇か映像の美しさか、解決へのフロー、多くの違いは好みだとしても、ラストが無さすぎる…。そこにドラマ性とその決着への配慮があった2017年版の方が、圧倒的
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.9

現代的に美しいのに古典的にロマンチックでもあって、作家性が少なく物語を邪魔しない撮り方、なリメイクでした。や、昔のやつ観てないけど。ラストを知らなかったらめっちゃ楽しいだろうな〜〜。

オリエント急行
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劇場版 お前はまだグンマを知らない(2017年製作の映画)

3.4

「映画として」みたいな頭の固いことを言いはじめると、それはもうけちょんけちょんにされる筆頭なのだろうけど、自分でも驚くくらいけっこう笑ってしまったからなんも言えん!
「へーー群馬の女の子ってこういう理
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.0

俳優部はみなさまとても素敵だったけれど、なんだかんだ言ってもやはりみなさま美しいし素性も知っているので、危うくその清潔感に絆され、感動し、気軽に「これは愛ですね」と言えてしまいそうなので、この物語を一>>続きを読む

3月のライオン 後編(2017年製作の映画)

4.1

戦う人たちの物語だなあと実感。戦う人たちって、棋士だけとかじゃなくて、みんな含まれてると思います。どんな理由で、どんな風に。「これはいい、これはだめ、を全部決めんの?お前神様なの?」だから、あくまでこ>>続きを読む

3月のライオン 前編(2017年製作の映画)

4.1

零くんの住まいの近くに住んでいるのだけど、まさに東京!って具合の景色が広がっていて、水と橋が多くて、あと風がとても強いところです。
綺麗やのに、歩いとるだけで無性に寂しくなる感じがあって、その感じがこ
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スプリット(2017年製作の映画)

3.3

別の人格になると、性格や記憶だけじゃなくて、アレルギー体質や疾病まで変わったり、さらには体格や身体能力が変わる、と。そこに、いわゆる"超能力"の秘密が隠されてるのではないか、と。この結びつけ、とてもお>>続きを読む

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.7

脚本は面白いし、演出もハラハラドキドキしたし、映像もとても凝っていたし、リアリティを作る努力も限りなく為されていたし、熱演だったし、展開と真相推理をとても楽しんだはずなのに、なんでか、なんでだろう?こ>>続きを読む

ローガン・ラッキー(2017年製作の映画)

4.3

『オーシャンズ』シリーズも十分アダルトでクールだったと思うのに、ソダーバーグ監督はさらに引いてきた…!極上の引き算エンタメで静かに大興奮、学童は回れ右だし、僕は背伸びしてでも全面的に支持したい!!>>続きを読む

レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.3

ずいぶん昔に観たような気もしていたのですが、観てみるとぜんぜん覚えがないので、どうやら初見でした。

僕はカーチェイスとか銃撃戦とかあんましそういうのに燃えるタイプではないので、それメインだったこの映
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

4.1

撮ったのが矢口監督でよかった、と思った。

予告では面白おかしく描いてたけど、少し考えたらぜんぜん洒落になってないことはよくわかるし、てか大なり小なり当事者だし、想像以上に観ててきつい。もっと、いくら
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ゴーストスープ(1992年製作の映画)

4.0

岩井俊二監督の初期作品で、1時間未満の中編。とても良かった…。岩井さんの、ファンタジックでメランコリックでコケティッシュな部分が存分に出てて、とてもとても素敵。「素敵」という言葉が、とても似合う素敵さ>>続きを読む

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

4.0

大げさじゃなく、シャーリーズ・セロンが全カット美しくてかっこいい…。髪型も素敵すぎるしお顔も美しく可愛いすぎるという完璧な首から上、そして自由自在に動く長い手足、人間離れしたスタイル、スタイリッシュに>>続きを読む

テラフォーマーズ(2016年製作の映画)

2.2

映画としては、ほんとやばい。

・ゴールがみえない。なにをすればゴールなのか本気でわからない。
・見せ方が下手すぎて、いまが押せ押せなのかやられムードなのかもわからない。
・テンポが地獄のように悪い。
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

4.2

最近のホラーの文脈って、なんとなくシュッとしてるというか、目の覚めるような素敵アイデアがあって、上手に撮りこなしてって印象なんだけど、その点こちら、古典的だしぶきっちょやね〜〜!良い既視感!
いろいろ
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