次男さんの映画レビュー・感想・評価

次男

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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.6

嫌味な意味ではなくて、すごく優等生な邦画だった!原作をリスペクトし、映像化にあたっての改変も誠実で、監督とか個人の趣味趣向を押し出すこともなく、観やすく、美しく、映画のリテラシーに関わらずみんな観られ>>続きを読む

アントマン(2015年製作の映画)

4.0

凄腕の泥棒、スコットさん。愛する娘とは離れ離れ、31アイスクリームもクビに、苦し紛れにまた泥棒に入ったら、いろいろあってアントマンになっちゃった。創作者のジジイとその美人娘と泥棒仲間のバカ3人とともに>>続きを読む

検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.9

こちらの背筋まで伸びるような、緊張感のある画面。なんだかんだ言っても木村拓哉さんと二宮和也さんが相対するという企画に、ミーハーな期待と興奮があるのは認めてしまおう。原田監督の作る、不親切でIQの高い空>>続きを読む

共犯(2013年製作の映画)

3.8

挑発的で意味深長な映像と音楽に乗って、事件と罪人の組み合わせがぬるりと移ろっていく。「共犯」という言葉の意味を考え続けちゃう90分。共に手をくだしたら?教唆は?黙認は?無神経は?「知ってること」それだ>>続きを読む

若葉のころ(2015年製作の映画)

3.5

「青春を美しく切り取る」という面では本当に素敵に作り上げられた映画で、この陽光のようなキラキラは、回想する各人の当時を美しく肯定してくれるのだろうなあと思いました。
そういえば、「思い返すこと」も「そ
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星空(2011年製作の映画)

3.5

台湾映画って、クリーンなのに湿度が高いところが好きで、湿度って匂いがあるというか、生活感があるというか。そういう意味でこの映画は、あまり湿気を感じなくて、悪く言えば人工的な印象だった。

物語は普遍的
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ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。(2016年製作の映画)

4.3

「ンフ、ンフフ、ンン、フフフ」
ってずっと言ってた94分間。ほんとやばい。これはやばい。かわいすぎる。ンフ。マンシューちゃんの可愛さが事件。アジア人にしか出せないタイプの可愛さ。可愛さのひとつの完成形
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.1

IMFっていうかイーサン・ハントだし、イーサンっていうかトム・クルーズだし、このトムクルーズ度は過去最大だなあ。てか役作りとかいらんくね?トムじゃね?くらいの。アクション性から人間性までトムが凄すぎて>>続きを読む

貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

3.1

ジャパニーズホラーとは気が合わないのかしら。おばさん霊媒師が二人連続でビンタしたり、急にみんな死んじゃったとこは不謹慎にもすごく笑ったけど、それ以外はどういう感情を持ったらいいのかわからなかったし、展>>続きを読む

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

4.3

このラストの映像、けっこう一生忘れないかもしれない。それは言い過ぎかもしれないけど。こんなにデリケートなニュアンスを、こんなに説明しないで、これだけ伝えられてるということが、なんか奇跡みたいじゃんって>>続きを読む

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

4.2

カッコよさにビシバシ当てられて、颯爽と劇場を後にする。期待通りのこの感慨。かっこよさの一本槍だった。かっこよさの種類も一種類。潔い。とにかく潔い。

男らしさとか女らしさとかそんな言葉もナンセンスにな
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センセイ君主(2018年製作の映画)

3.9

発表されたタイトルとキャストと監督見たらさー「はいはい胸キュン」って理解だったのにさー予告すげ楽しそうだからさーつい観に行っちゃったよ平日昼間におっさんひとりで。僕とかもう激しく対象外だと思うしそりゃ>>続きを読む

TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド)(2016年製作の映画)

4.4

「観終わったら『マグロ食いてえ〜!』とか思ってそうだなー」とか気軽なことを考えながら観始めたのに!あーもう、かっけえ。プロってやっぱかっこいいし、プライドってやっぱかっこいい。仕事って、金を稼ぐための>>続きを読む

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.5

アドベンチャーしてたし、ジュブナイルのドラマしてたし、楽しかった。楽しかったのに、なんだろこの「もうちょっと観たかったものあった感」は…?ジュマンジっていうより、インディージョーンズとか観た感じに似て>>続きを読む

バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

3.6

女性の尊厳を勝ち取るためにコートに立った女性テニスプレイヤーのおはなし。
(下手なことを言うと誰かを不快にさせてしまいそうな話題ではありますが、)いまでは右も左も猫も杓子もこのトピックについて話題にし
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.1

最後の15分くらい、ほんと感情忙しかった。構成のハイセンスに驚いて、胸糞悪くなって、展開に戦慄して、かっけえええって心の中で叫んで、やり場のなさに上見たくなって、ほんで最後にはグッッと胸を締め付けられ>>続きを読む

マイネーム・イズ・ハーン(2010年製作の映画)

4.1

(歌ったり踊ったりはないけれど、)すごくインド映画らしい映画でした。インド映画の素敵なところと乱暴なところが象徴的に混在してる、インド映画らしいインド映画。「良い話でしょー!」なんつって、嫌味とか下心>>続きを読む

セトウツミ(2016年製作の映画)

3.9

出来上がったもんを観て面白いと言うのは簡単だし、ローカロリーで作られたことが露わな作品だからすごく楽して勝ちに行ってるような印象になりかねないけど、じゃあいざ作るとなると、発明と度胸と技術が尋常じゃな>>続きを読む

薬指の標本(2004年製作の映画)

3.8

僕は悲しくも単純なほど直線的な人間なので、耽美でミステリアスなこの空気に溶けるような思いを抱くことはなく。辛うじて、物語として理解するのがせいぜい。でもだからこそ、この世界を想像した人間と創造した人間>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.4

「もう世間の高評価聞き飽きたしうるせえ!」って思って観に行った天邪鬼僕ですが、笑って泣いて最後はこっそり拍手までしちゃって、どうしよこれ批判したくてもできないっすよ!最高に面白かった。

ぎちぎちの劇
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ばしゃ馬さんとビッグマウス(2013年製作の映画)

3.7

書いた・作ったものを否定される気持ちは、経験者にしかわからないと思う。心無い無責任な言葉になじられて、放り出されて、「それでも立つならご自由に」って。「表す」ってそれ自体がめっちゃ恥ずいし、こんなにも>>続きを読む

スウィート・ノベンバー(2001年製作の映画)

4.0

クーラーをがんがんにつけた偽秋な室内で毛布にくるまって、11月に観るべき映画で夏から逃げる。

いやすごくよかったなどうしよう?すごくよかったし、ラストの話で女子会したいな?僕女子じゃないけどな?
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マーヴェリックス 波に魅せられた男たち(2012年製作の映画)

3.6

ジェイくんっていう伝説的サーファーのトゥルーストーリーなんです。ジェイくん、すごいんですよ、誠実で努力家で才能もあって勇気があって。15-16歳にして最恐の波に挑戦しようとしたりね、その目標にまっすぐ>>続きを読む

コーチ・カーター(2005年製作の映画)

4.3

良い映画すぎて動揺してる。
極端な感情移入もなければ、心惹かれ胸踊るセンスフルな映像でもないし、大好きな俳優が出てるわけでもない。好みとしてなんの贔屓もしてないのに、この映画の純粋な良さに、ため息でる
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悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

3.9

大興奮したりガッカリしたりなんだか忙しかったし、面白かったのか面白くなかったかもよくわからないし、でも「どうだった?」と聞かれたら「超凄かった」と答えてしまう。超凄かった。

◆◆

・「『オールドボ
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.2

この映画が武器だとして、残念ながら対僕用の武器ではないから、特殊効果を除いたその鈍器としての性質だけでガンガンと殴られた感じなんですけど、それでも十分痛かったんす、変な角が当たる感じあるし、がむしゃら>>続きを読む

Mr.インクレディブル(2004年製作の映画)

3.5

開始10分での情報整理は本当に名人芸だなあ。毎度毎度、ピクサーの作品観るたびにかかさず舌巻いてる気がする。

いろいろ楽しく観れたはずなんだけど快作を観たときの弾け感はなく、観たものよりも、観たかった
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パーフェクト ストーム(2000年製作の映画)

3.5

パニック映画のようなタイトルだけど、骨太な男のロマン映画。荒れ狂う天候・水との戦いが終わり、テレビをつけてみると豪雨のニュース。絶句してしまう。

◆◆

第一次産業への憧れがあるから、「漁師になりた
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.4

映画館を出たとき、瞼腫れてた。
この映画、ずーーっと僕の琴線をべたべたべたべた触ってくんの。登場人物みんなの、それぞれの立場からの気持ちがどばどばと僕の中に入ってきて、その全部なかなか効くのだけど、と
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パンク侍、斬られて候(2018年製作の映画)

4.1

「パンク」って言葉に思い入れも肩入れもなく、なんだったら反骨さみたいなものを掲げつつ「パンク」という言葉の括りに甘んじるという自己矛盾に一抹の寒さすら覚えるし、商業ベースで語られる「パンク」なんてそう>>続きを読む

青空エール(2016年製作の映画)

3.2

(おっさんの目線で青春を揶揄するのはもう本当にいとも簡単なことだからするべきではない・しちゃいけない、として。)

青春映画というものの作りを考え込んでしまう。この映画は頭からつま先まですべて感動に矛
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.5

僕が客として映画を観るときにとても警戒してしまうのは、ドラマの暴力性です。ドラマは暴力で、僕は簡単にほだされて、信じている正しいことーーそれがあるとするならだけどーーは揺るがされます。人を殺した、その>>続きを読む

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

3.8

なんかこう、ほんとあれなんだけど、もうこの映画が「すごく人のもの」な感じがして、すっごく愛されてるじゃないですか、絶叫上映だなんだって、だから乗り切れなかったってのもあんのかなー。こういうのんは、なん>>続きを読む

亜人(2017年製作の映画)

3.4

アクションは言うまでもなく素晴らしいけど、それ以外の要素、こんなに捨ててたのね…!

なんかこう、ほんと言い方悪いけど、頭悪い子が必死で賢ぶって作った話というか、そんな感じに見えちゃって。
第1話見逃
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

4.1

深く深くため息をつきたくなるような、まさに最終章だった。素晴らしかった。

最終章っていうか最新作って認識で観てた僕は、根本的に心構えが間違ってた。全員暴走とかそんな前作からのルールを踏襲したキャッチ
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デッドプール2(2018年製作の映画)

4.2

貯めて貯めてドカーンと面白さが炸裂というより、「ムフフ」って面白いのがずーっと続く2時間。ジョークの中でも、「これは覚えておきたいぜ」ってタイプの気に入っちゃうクラスのやつ、が乱打。積極的に笑いにいき>>続きを読む

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