yuhoさんの映画レビュー・感想・評価

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ピアニストを撃て(1960年製作の映画)

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だらけたコメディ込みのノワール。ラストの雪山はカッコいい。

結婚のすべて(1958年製作の映画)

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呼び鈴のくだりが最高。繰り返し押されるボタン。あと上原謙の頼りない夫像も安定感があって良い。

インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「クローネンバーグ息子が監督でスカルスガルド、ミアゴスのダブル主演」で想像する通りの映画だった。みんなやるべきことをやっていて偉いな。
ブランドンクローネンバーグは初めて観たがあの父を持ってこの作風な
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

現代においてここまで真正面から白人男性は辛いよ物語を描けるのはノーランくらいな気がする。そういう意味でもグレタガーウィグと並んで良くも悪くも本当にバランス感覚に優れた監督だし、安心して大作を任せられる>>続きを読む

M(1931年製作の映画)

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犯人役に何とも言えない愛嬌があり、逆に手に汗を握ってしまう。あと、視点がとにかく客観的というか主人公が実質いないよねこの映画。

世界の涯ての鼓動(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

序盤の出会いパートは単純に画も綺麗だし(しかしまぁジェームズマカヴォイの瞳は本当に美しいな)よくあるラブストーリーとしてそこそこ楽しめるが、それぞれの環境で閉塞感、焦燥感をひたすら反復する後半は退屈。>>続きを読む

白い肌の異常な夜(1971年製作の映画)

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面白すぎ。特に階段突き落としからの超絶罵倒がいい、現代で公開してたらミーム化してそう。増村の赤い天使でもあったけどノコギリでの足切断の音はかなり堪えるな。これより嫌な音ってありますか?

シチズンフォー スノーデンの暴露(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

まぁこれだけの事件の裏側を撮っている訳で面白いのはそれはそう。特にニュースが出て以降の興奮を抑えきれないスノーデンの姿が印象的だった

美と殺戮のすべて(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

痛みについての話。その耐え難さ故に芸術への原動力にもなるし、利用すれば金にもなる。

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

思ったよりアクティブに行ったり来たりする映画だった。ロビーミュラーによる過剰なまでにカラフルながらも、しんみりとした画面。ラストのマジックミラーのシーンも常に二人の向き合い方が変化し続けていてすごかっ>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

デカい物語を真面目な顔で語り続ける映画は最近あまり見ないしその時点でめちゃ面白い。あとフローレンスピューの衣装が最高。

暗黒街の弾痕(1937年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

語りの効率性が凄い。これだけの内容で86分、テンポ良すぎ。シルヴィアシドニーの演技がハイテンション過ぎて疲れるのが難点。

妻よ薔薇のやうに(1935年製作の映画)

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大傑作。ウェスばりの高速パンとか角度をつけた横移動ショットとかありつつ、単純に構図が決まってるカットも多くて戦後に比べると映像的な快楽度数が高い。どうでもいいところで手際の良い彼氏とか最後の敗北宣言も>>続きを読む

ヒズ・ガール・フライデー(1940年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

永遠に喋ってる文句なしに面白い

テレフォン(1977年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

爆破シーン気前が良すぎる火薬量(地下駐車場のシーンとか危なすぎない?)と人命の軽さが良い、なんの感慨もなく木っ端微塵になるヘリコプター、流れ作業のように飲む毒薬。
あとは何というか空間の使い方が多様、
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GIFT(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「悪は存在しない」を観る前に「GIFT」として観れて良かったと思う。やはり同じ素材で物語として先に見ちゃうと、そちらに引っ張られて純粋に映像と音楽としての感覚的な楽しみがブレちゃう気がするので(まぁ完>>続きを読む

昭和おんな博徒(1972年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

加藤泰の作品はとにかくパワフルで良い。刺青を入れてくれと懇願するお藤にカミソリで首を掻っ切るお藤

車夫遊侠伝 喧嘩辰(1964年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

大衆的な気持ちのいい物語性と言うまでもなく決まりに決まったショットの数々、最高です。特に桜町弘子を川に落としたあとの(そのシーンもやたらと前衛的で凄いが)親分に詰められるシーンよ、、

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