tristanaさんの映画レビュー・感想・評価 - 27ページ目

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ウルフ(1994年製作の映画)

4.5

シュレーダーの『キャット・ピープル』とあわせて見よう!

ワーキング・ガール(1988年製作の映画)

4.0

慌ただしくメラニー・グリフィスと電話しながら素っ裸にワイシャツを羽織るハリソン・フォードは、ガラス張りのオフィスの向こうから大勢の女子社員が仕事の手を止めてうっとり眺めているのに気付いて振り向くと、彼>>続きを読む

マザー!(2017年製作の映画)

4.0

『ゴーン・ガール』を見たアロノフスキーがこれを俺もやるぞ!と意気込んで撮った映画。

ツイステッド(2004年製作の映画)

4.0

夜な夜なバーで男を漁るエリート捜査官アシュレイ・ジャッドが殺人課へ栄転したのを境に、これまでに関係を持った男たちが次々と殺害されてゆく、という盤石の設定以上でも以下でもない作品だが、もし興味を持った読>>続きを読む

レインディア・ゲーム(2000年製作の映画)

3.5

安い・笑えない・身も蓋もない・雑の四重苦。ここまで酷い映画を大枚叩いて作るクソ度胸、あるいはそれを無邪気に楽しめる平均的アメリカ人の豊かな感受性にプラス0.5点。

ダーリング(1965年製作の映画)

4.5

愛嬌と人に媚びる才能だけには抜群に恵まれた中身ゼロ、オツムもゼロのジュリー・クリスティは常に複数の男に愛されていないと気が済まないし、安定を何よりも恐れている。ダーク・ボガードのプロポーズを受け入れた>>続きを読む

ペイバック(1999年製作の映画)

4.0

悪役にジェームズ・コバーン(服が好きで、血を見るのが嫌い)、クリス・クリストファーソン、ウィリアム・ディヴェイン。

大空港(1970年製作の映画)

3.5

70年代にこのセンス、さすがに厳しい。ハリウッド黄金時代から突如現れた浦島太郎のような映画。美女のキャスティングだけはきっちり当世風にアップデートしているのも薄ら寒い。

影なき狙撃者(1962年製作の映画)

4.5

雰囲気に対して異常なほど不釣り合いに話が安っぽい、というよりもむしろ馬鹿のひとつ覚えという感じだけど、それを補って余りあるフランケンハイマーのクライマックスを作り出す腕💪『パララックス・ビュー🇺🇸』で>>続きを読む

合衆国最後の日(1977年製作の映画)

4.0

頭ガチガチでお人好し、大統領(チャールズ・ダーニング!)にメロメロ😍のバート・ランカスター、最後の最後で観客全員のツッコミを一身に浴びるはずのメルヴィン・ダグラス🍌💨ズコーッ

ペリカン文書(1993年製作の映画)

4.5

最後の「正義はなされた」感だけやや大仰なのが鼻につくがおおむね面白すぎて死にそう。何の説明もなくぞろぞろ湧いてくる暗殺者たち。『エネミー・オブ・アメリカ』とあわせてただちにアメリカ国立フィルム登録簿に>>続きを読む

推定無罪(1990年製作の映画)

5.0

『ギルティ 罪深き罪』や『相続人』に連なる、惨憺たる下世話さで"良識"ある観客を呆れさせる素晴らしき不真面目な90's裁判映画(裁判で何も明らかにされることはないし、当然のように正義は行われない)の系>>続きを読む

ソフィーの選択(1982年製作の映画)

4.0

誰を責めればいいのかわからないが、このストーリーですべてを受け容れるとでも言いたげな音楽が繰り返し無神経な顔を出してくるのはほとんど許しがたい所業。巧妙ですらないごまかし、焦点ずらしに閉口する。何より>>続きを読む