mmさんの映画レビュー・感想・評価

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すばらしき世界(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

役所広司の演技がまず最高。
感情を堪える演技に泣く。
それでタイトルについてだけど。
途中までは、三上に手を差し伸べてくれる人間たちの温かさだったりを感じて、三上がこの世界をすばらしいと感じたのかな?
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嘆きのピエタ(2012年製作の映画)

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最初から最後までずっと悲しい。
体力使う。
見ているのが辛くなって途中で辞めたくなるけど、最後まで観た方がいい、その価値がある。
小綺麗な映画で愛を伝える映画は数多くあるが、悲痛を抱えた映画が人生に愛
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

運命的な出会い、初々しい会話。徐々にお互いの心が近づいて重なって、離れていく感じ、とてもリアル。
出会った頃の熱情は冷めきって、隣にいることが当たり前になって、それでもお互いのことは好きなのに、だから
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アリス(1988年製作の映画)

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総じていうと、よく分からないけど好き。
不気味だなんだ言われているけどそんなことよりも、音、物の配置、意味不明の非合理的な行動、その全てが我が感性にぶっ刺さる。

オンネリとアンネリのおうち(2014年製作の映画)

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飛び出す絵本のような映画だった。
子供の頃夢に見た、非現実的な世界観が魅力的。
それに、子役の表情豊かな演技が可愛くて印象的だった。
私も子供の頃は待っていた、あの純粋な心を思い出した。
理想だけでは
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霊幻道士 こちらキョンシー退治局(2017年製作の映画)

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面白かった笑
キョンシー役のリン・ミンチェンが可愛すぎてニヤけちゃう。
掃除と称して実は修行の一環だった的なやつってベストキッドから始まったのかな。
ゴミ掃除しててそんな体術は身につかんやろって思った
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

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観るものを飽きさせない程に鮮やかな色彩や、彼らの感じた不安や絶望、怒りを追体験させる楽曲が特徴的。
ある家族の根底にあった問題が、タイラーの起こした事件をキッカケに、次々と波のように押し寄せてくる。
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エリザベスタウン(2005年製作の映画)

3.7

たとえ今が人生のどん底だとしても、前を向いて歩けば生きる喜びは見つかる。
ドリューにとっては、父の死とクレアとの出会いがきっかけだった。
ドリューと同じように、人生のどん底を感じてる人がいたら、この映
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君が生きた証(2014年製作の映画)

4.0

あらすじを見て、何かに期待してその映画を観るということは往々にしてあるけど、
本作は想像以上に裏切られる。
売り払われたボート、プレゼントのギター、最後に歌った息子の曲。その先にあるものを想像したとき
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

3.9

家族、愛、友情、全てを故郷へ置いて来たトットの半生を振り返りながら、見ている側もその町への郷愁にかられる。不思議と切なさと懐かしさを感じる音楽も素晴らしかった。
年の大きく離れたアルフレドとの友情は涙
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

どこをとっても絵になるような配色も好きだし
ジュヌヴィエーヴが女の子らしくて可愛いところもいい。
お酒じゃなくてジュース頼むところとかポーチから取り出した小さな鏡で化粧確認する仕草も女の子っぽい。
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.8

(スコア再設定)
これでもかと言うほどの映像美。
ホアキン演じるジョーカーのトイレで踊るシーンはアドリブだったそう。めっちゃ綺麗だった。
全体的にジョーカー の感じる悲しさとか悔しさが凄く伝わってくる
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マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

3.7

こういう幸せを見つける系のヒューマンドラマっていいよね。今の自分を見つめ直すきっかけにもなるし。
「私は不幸じゃないわ」ってセリフが、孤独に慣れきってしまっていることを表してると思う。
傷つきながらも
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錨を上げて(1945年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ジーンケリーのキスするような甘い話し方もフランクシナトラの歌も最高。
「女性の性格は理解しやすいが君は違う。物知りな大人に見えたかと思えば突然子供に変身する。お菓子でも買ってあげようかと思うけど、急に
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ブラインドネス(2008年製作の映画)

3.3

想像するパンデミック映画ではなかった。
胸糞悪過ぎて漢方薬と一緒に摂取しないとやられてしまう。
目が見えなくなることによって、見えなくていいものが逆に見えてしまう。
目が見えなくなったが故に人が変わっ
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レッドクリフ Part I(2008年製作の映画)

3.5

三国志における最も有名な戦い「赤壁の戦い」を舞台にした戦争アクション映画。
この映画をきっかけに三国志にハマった人も多いと思う。
壮大なスケールをイメージさせる音楽と景色。エキストラの数は1000人以
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.9

タイトルにある通り、出会いと別れの物語。脳の障害で知能は低いが、そのかわり彼は正直者で、優しく、誰よりも愛を知っていた。出会う人皆に希望を与え、知らず知らずのうちに人を幸せにする。
観ているこちらも幸
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.6

自分たちの都合で、動物を飼ったり殺したりする人間への風刺の効いた内容だった。地球に文明が誕生する前、本当にこんなことがあったのでは、と思うほど映画に入り込める設定が良かったし、全体的に芸術性の高い映画>>続きを読む

大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇(2010年製作の映画)

3.7

昔見た映画だが忘れられないくらい好き。
上手く表現できないが、ゆる〜い時間と、寝てみる夢の中にいる感覚。本当に夢で見そうな感じ。世界観に引き込まれるってこういうことかと初めてわかった。
地獄へ旅行する
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ギリーは幸せになる/ギリー・ホプキンズの不機嫌な日常(2016年製作の映画)

3.6

タイトルそのまま。ギリーがどんどん幸せになっていく映画。心がほんわかする。
いつか本当の母が迎えに来てくれると信じ、里親の間を転々とする問題児ギリー。
血は繋がってなくても、自分は本物の愛情を注がれて
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最高の人生のはじめ方(2012年製作の映画)

3.7

「瓶から直接飲むようになったら、人生に僅かに残った礼節を放棄することになる。そして、自分をダメな人間だとみなし始めるんだ。」
めっちゃ好き。逆にモーガンフリーマンの映画でハズレってある?

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.5

割と展開的には想像しやすい。
だが、あるシーンで泣いた。ビートルズを知る人には目頭が熱くなるシーンだったと思う。
それに主人公を演じているヒメーシュパテルの歌もめちゃうま。

青い春(2001年製作の映画)

3.6

違った形の青春映画。思春期の焦燥や形のないモヤモヤしたものがドバドバ出てくる感覚。主人公、九条の友人である青木のラストシーンは衝撃だった。音楽と空の青さと表現と、清々しささえ感じた。

ラッキー・ガール(2006年製作の映画)

3.3

極端にラッキーとアンラッキーの男女が次第に恋をする物語。ドタバタコメディが好きな人にお勧めできる。

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.6

自分に自信のない女の子が、ある日頭をぶつけてから自分が美人に見えるようなってしまう。その勘違いのお陰で、今まで挑戦できなかったことにも挑戦していき、仕事もプライベートも充実していく。笑いもあって見やす>>続きを読む

ガチ☆ボーイ(2007年製作の映画)

3.5

記憶が1日しか持たない主人公が学生プロレスを始める物語。障害に負けず直向きに努力する五十嵐に引き込まれた。記憶には刻まれないが、体に残る痣や筋肉痛に、確かに昨日を生きた自分を実感するシーンも感動的だっ>>続きを読む

今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

3.6

母と反抗期を迎えた娘の物語。コメディチックで笑えたし涙もした。思春期の葛藤や母との衝突を経験したことのある人は多いと思う。そんな娘と正面から向き合ってくれる母の愛に最後は号泣した。親にも子にも観て欲し>>続きを読む

君が君で君だ(2018年製作の映画)

3.5

自分の中に異常性愛を感じてしまうほどヒロインに対する主人公達3人の気持ちが伝わってくる。上手く言い表せんが、純愛と狂愛は紙一重だと感じた。