かなり残酷なシーンもあるけど、見た後は不思議と穏やかな気持ちになれる
社会的な禁忌を犯してでも自分が美しいと感じるものを追い求めるレクター博士と、オペラのチケットをねだる見栄っ張りの奥さんは対比し>>続きを読む
主人公がハンサムでウィットに富んでいて友達もたくさんいるのに、人付き合いが極端に悪い……という最初の設定が飲み込みづらい。ああいう人こそパーティーが好きそうなので……。
ゴキゲンなアメリカ映画を作り>>続きを読む
前作よりもカオス感が強く、センスが光りまくってるのはジョージ・ミラーが監督になったからなのか…?
ブタとトゲトゲの首輪の組み合わせは何か笑えるけれども、バチバチに似合っている。
そういう「おかしい>>続きを読む
同じ「子供が怖い」系の映画『オーメン』や『エスター』と似たような映画かと思って見始めたら、だいぶ違った。上2つの映画は「なぜその子供が異常なのか」が物語が進むにつれて解明されていく作りになっている>>続きを読む
「独身者が集められたホテルで45日以内にパートナーを見つけないと動物に変えられる」という、万人の興味を引きそうな設定なのに語り口は静かで、不穏で、不親切。この雰囲気、自分は好きです。
結>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
登場人物が美しいか、醜いかを「行い」ではなく「ビジュアル」に委ねていて、ビジュアル的に美しい方が正しい……とでも言いたげで怖かった。
離婚前から不貞を繰り返しているキャロルが親権を奪われそうにな>>続きを読む
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最初はアビゲイル健気!サラ嫌な奴!だったのが
後半になるとアビゲイル怖い!サラかっこいい!になる
行方不明のあと戻ってからのサラがビジュアル含め終始かっこ良かったのに比べて、アビゲイルは醜い行いを>>続きを読む
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ロバートがロシア料理の店に乗り込む前までは、めちゃくちゃワクワクしながら見てた。ロバートの生活や人間性の洗練された感じとか、アリーナとの心の距離感の描写がいい。
スラヴィの一味を倒すくだりになって、>>続きを読む
エルサが海を渡ろうとするシーンの迫力と美しさがすごい……
水の精がラリックの作品みたいで綺麗だった
あまり入り込めなかった。
ナボルスキーの人気ぶりが、作品をよりドラマチックにしたり華やかな画面を作る為とはいえ、爆発的すぎて不自然に感じる。
キャラクターの心情があってドラマが展開されていく、とい>>続きを読む
得体の知れないものに追われる系ホラーよりも、得体の知れないものを追い掛ける(正体を知るために謎を解いていく)系ホラーの方が好きかも……と気付かせてくれた作品。
現実では有り得ない(目が発光したり、瞬間>>続きを読む
バッキンガム宮殿の内装や当時の服装、王室のしきたりを見るだけで面白い。
アブドゥルがひたすら女王に気に入られて優遇を受けるけれど、彼が英国王室の偏見を正していくとか何かを成し遂げる訳では無いので、>>続きを読む
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ほとんどのピンチが「他の場所で音を立てる」ことで切り抜けられてしまうので、どんな絶望的な状況に追い込まれても段々ハラハラしなくなってくる。
出産シーンがクライマックスかと思いきや意外と早い段階で解>>続きを読む
この映画でアラン・チューリングの存在とその偉業を知った。
伝記としても映画としても面白いので、アラン・チューリングを知らない人にぜひ見て欲しい。
1回目は何が何だかわからなかった。
2回目、伏線が分かる状態で見ると鳥肌が立って目眩を覚えるほど怖い。そして辛い。