lptsさんの映画レビュー・感想・評価

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映画は良い女と良い男を見るために鑑賞してます

映画(777)
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メガマインド(2010年製作の映画)

4.3

 今まで数多くのスーパーヒーロー映画を見てきたが、その中でも脚本に関してはトップレベルの出来だった。善と悪は相対的な評価にすぎないと、善悪を簡単に決めつける単純なヒーロー映画を皮肉るような脚本はとても>>続きを読む

神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)

4.3

 エンターテイメント映画のお手本のような作品だった。喜怒哀楽の要素がすべて入っていて、格好良い男も可愛い女性も出てくる。ツッコミどころはあるものの、広げまくった風呂敷を見事に畳み込む脚本も見ていてとて>>続きを読む

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.8

 随所に出てくる宗教画のようなカットは、畏敬の念を感じるほど見応えがあった。画作りに関しては素晴らしかったが、それ以外の脚本などの質がかなりお粗末だったのが残念だった。本作は、ゴジラ信仰者向けの映画と>>続きを読む

パトリオット・デイ(2016年製作の映画)

4.0

 容疑者を捕まえる過程と、容疑者が捕まった時の人々の喜び様を見たら、アメリカ怒らしたらマジでとんでもないな、と思った。自らの人生の鬱憤を無差別テロによって晴らしてしまう現代社会も怖いが、本作から滲み出>>続きを読む

最後まで行く(2014年製作の映画)

4.0

 テンポが異常に良い映画だった。観客を一秒たりとも飽きさせない、本作の持つ推進力は凄まじかった。そして、本作の白眉は間違いなく、元木大介似の悪役だった。キャラが立ちまくっていて、見ていてとても楽しかっ>>続きを読む

スロウ・ウエスト(2015年製作の映画)

4.0

「唯一無二」

 劇中、特に大きなことは起きないが、強烈な印象を受けた映画だった。批評家から絶賛されているのも頷ける。決して万人受けするような映画ではないが、本作で流れる空気感はジョン・マクリーン監督
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

5.0

「フェイクニュース」

 本作の脚本は本当に見事な出来だった。あまりにも良くできた脚本だったので、本編が終了した時、思わず立ち上がりそうになってしまった。MCUは娯楽映画に違和感なく現代的な問題を入れ
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アラジン(2019年製作の映画)

4.3

「勇気」
 
 アニメ作品をただ単に実写化するのではなく、現代的な要素を入れ、しっかり今だからこその作品に仕上がっていた。ディズニーは本作で、世界中の女性達に間違いなく勇気を与えた。そして、本作は世界
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凪待ち(2019年製作の映画)

4.0

「優しさ」

 映画を見ていて、しきりに思ったのは、主人公の周りにいる人たち優しすぎないか、ということ。主人公が何度も何度も過ちを犯しても、そのつど周りにいる誰かが、手を差し伸べる。自分は、本作はもっ
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タグ(2018年製作の映画)

4.0

「事実は小説よりも奇なり」 
 
 毎年5月限定で鬼ごっこを全力でする。この遊びを28年間ずっと続けたという実話を基にした映画。本作は、このパンチ力のありすぎる実話に、映画的な味付けをして、素晴らしい
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ゲーム・ナイト(2018年製作の映画)

4.0

 ちゃんとした脚本を用意して、ちゃんとした俳優陣を集めて、ちゃんとお金をかけたコメディ映画だった。コメディ映画としてではなく、一映画として見ても質の高い作品に仕上がっていた。主人公が週末友達を家に呼ん>>続きを読む

ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

4.0

 戦争映画の良い所を一つの作品にぶっこんだ欲張りセットな映画だった。ツッコミどころ満載な脚本だが、観客をねじ伏せる力強さが本作にはあるので、脚本のアラは全く気にならなかった。

DOPE/ドープ!!(2015年製作の映画)

3.8

 黒人の90年代ヒップホップオタクが主人公という設定で、今までにない視点から描いた斬新な学園映画だった。登場するキャラクターがどれも立っていて、役者陣の演技も素晴らしかった。そして、全編通して映像がオ>>続きを読む

ザ・ディザスター・アーティスト(2017年製作の映画)

4.0

「世にも奇妙な実話」 
 
 事実は小説より奇なり、ということわざがあるが、本作はこの言葉を体現したような映画だった。世の中にこんなに奇妙な話があっていいのか、と思うほど本作で取り上げられている実話は
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誰よりも狙われた男(2014年製作の映画)

4.0

 登場人物の誰もが、今にも爆発しそうな感情を内に内に押しこんで、自らの役割を果たしていく。この難しい役どころを俳優陣は、抑制のきいた見事な演技でこなしていた。本作は、淡々と静かに物語が進む地味な作風で>>続きを読む

ウィーアーリトルゾンビーズ(2019年製作の映画)

3.8

「飛び道具」

 ミュージックビデオとテレビコマーシャルを足したような映画だった。本作には、レトロゲームの音楽や映像をふんだんに取り入れるなど、今までにない演出方法が数多く使われていた。このような変わ
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プロメア(2019年製作の映画)

4.0

「スキがない」

 劇中、一秒たりとも気の抜けた映像がなく、制作陣の作画の気合の入りっぷりに圧倒された。そして、本作のアニメーションで特徴的なのが、演出に緩急がないところだ。最初から最後まで、異様なハ
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旅のおわり世界のはじまり(2019年製作の映画)

2.0

「クエスチョンマーク」

 最初から最後まで頭にクエスチョンマークが浮かんだまま鑑賞していた。本作ほど、作品を通して観客に何を伝えたいのかわからない映画を見たのは初めてだった。観客に読解力があるかどう
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オーヴァーロード(2018年製作の映画)

3.8

「足し算」 
 
 1足す1が単に2になったような映画だった。第二次世界大戦とゾンビを足し算するという、やばい化学反応が起きること間違いなしの作品だと思っていたので、ちょっと物足りなかった。この2つの
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

5.0

「なんかが終わっちゃった。なんか色々終わっちゃった感じ。なんか楽しみが減っちゃった。渡らなかったらずっと渡りたいまま終わったんだね。」

 この言葉は俳優の安田顕さんがアナザースカイで言っていた言葉だ
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荊棘の秘密(2016年製作の映画)

4.0

人間なら誰もが持っている負の側面を凝縮したような映画だった。見ていて気分の悪い要素が多く出てくるのに作品に引き込まれたのは、脚本の出来が素晴らしかったからだ。そして、所々で監督の独特のセンスが光って>>続きを読む

シャザム!(2019年製作の映画)

4.3

「庶民的」

 本作の最大の功績は、DCEUの世界観がグッと庶民的になったことだ。今まで作られてきたDCEU作品は、普通の人である観客が外野から神々の遊びを眺めるような感じだったが、シャザムの登場によ
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運び屋(2018年製作の映画)

3.8

「終活」

 人生が終わる前に作っておかないといけない映画。こんな印象を受けた作品だった。イーストウッドにとって遺作になるであろう本作は、他のイーストウッド作品と同じく、とても説教臭い映画だった。
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ザ・テキサス・レンジャーズ​(2019年製作の映画)

4.0

「ボニー&クライド」

 映画史においても、あまりにも有名なボニー&クライド。本作は、この二人を追うテキサスレンジャーを描いた作品だ。扱いを間違えれば簡単に題材負けしてしまうようなストーリーだが、本作
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

4.0

「さりげなさ」

 一映画としても、「エンドゲーム」への繋ぎの映画としても、パーフェクトな出来だった。やはりMCUがつくる映画はスキがない。本作で特に良かったのが、エンターテインメントと社会性のバラン
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トリプル・フロンティア(2019年製作の映画)

3.8

「資金力」

 本作の役者陣を見ると、ネットフリックスの資金力がとんでもないことになっているのがよくわかる。きっと本作に出てくるギャングのアジトの金庫にあったお金を一ヶ月で稼いでいるんだと思う。

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パパは奮闘中!(2018年製作の映画)

3.8

「男性の育児参加」

 男性の家事、育児参加の問題は日本だけではなく、世界中の国でも問題になっている。家庭のことは女性がするのが当たり前という価値観を変えるのはとても難しいことだと、本作を見て改めて感
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

5.0

 「ヴェノム」のエンドロール後に流れた映像を見たときはしょーもないアニメだと思った本作は、映画史に間違いなく残る大傑作アニメーションだった。

「一歩」

 今まで世界で作られてきたアニメーションが、
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ブラッド・スローン(2016年製作の映画)

4.0

「変化球」

 本作は刑務所を舞台にした映画だが、劇中様々な変化球が使われている。今どき、ど直球の刑務所映画をつくっても二番煎じになってしまうので、今までとは違うやり方で物語を描こうとする監督の姿勢は
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.8

「スパイス」

 本作はとてもスパイスの効いた映画だと思うが、本作でふんだんに使われているスパイスは、その国に住んでいないと、どんな味なのか、どこで使われているのかわからない。自分も、ほとんど味がわか
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