どっちにでも取れる描写が多く、全方位に都合よく解釈できる余地がある映画だと感じた。日本よりイデオロギーなどが濃く多様なアメリカで大いにウケているのも納得した。この作品を語るとその人の思想や考えが何とな>>続きを読む
どこまでも現場主義にこだわるトム・クルーズほどAIの脅威に立ち向かうに相応しい役者はいないだろう。奇しくも、現実世界でもAI化の波に抗っている彼が、本作においても生身の人間の迫力をまざまざと見せてつけ>>続きを読む
作品の情報を完全シャットアウトで見たい人が多いと思うので感想は一言。
"よくわからんっ!"
「あんぐり」
本作を見るために過去作をすべて復習したが、本シリーズの一つの良さはあまりにも荒唐無稽な展開に口をあんぐりとさせてしまうところだと思っている。そして、この作品のストーリーはシリーズ屈指の>>続きを読む
「手際」
DCEUからDCUへのブリッジとなる本作。これから始動するDCUのためにも絶対に失敗が許されない状況下で最高のバトンパスを行なったと感じた。本作で際立っていたのがストーリーの手際の良さだ。>>続きを読む
新しい表現にリアルタイムで遭遇するのがとてつもなく難しい時代に生まれた自分にとって、今までに見たことがない表現にあふれたスクリーンに溺れている時間は得体のしれない高揚感に満ちていた。本作は、世界のアニ>>続きを読む
「実力」
SNS全盛期の昨今、連日のようにあらゆる場所で炎上騒ぎが起きているが、炎上が起きたときの対応策として有効な方法がある。それは圧倒的な実力を見せつけて黙らせてしまうことだ。本作はこの好例とな>>続きを読む
「勘所」
本作も含めてワイルドスピードシリーズが素晴らしいのは、作品を重ねてもファンが見たいと思うものをきちんと見せてくれることだ。ファンの勘所をことごとく押さえてくれるので、たとえ神龍がいる世界線>>続きを読む
多幸感。この言葉がこんなにもよく似合う映画に出会えるのは本シリーズが最後かもしれない。三部作の最終作という世界中の監督が苦しんできた難事業を見事にクリアし、平成生まれの自分たちにこれこそが俺たちのスペ>>続きを読む
「不完全燃焼」
マイケル・B・ジョーダン監督デビュー戦となった本作。所々に光る場面があったが、全体としては脚本に粗や雑さが目立っていた。ストーリーに厚みがないので、ロッキーサーガの生命線ともいえるト>>続きを読む
作中に現代の様々な問題が散りばめられていたが、映画全体として明確に何を伝えたいのかはよくわからなかった。何か起こりそうで起こらない場面が多く、なおかつそれぞれの場面の余白が大きかったので、作品に対する>>続きを読む
「ドキュメンタリー」
庵野秀明監督のシン・シリーズはどれも食指が動かず本作もスルー案件だったが、NHKで放送されていたドキュメンタリーが非常に面白かったので思わず劇場に駆け込んだ。この番組で映し出さ>>続きを読む