小籠包さんの映画レビュー・感想・評価

小籠包

小籠包

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これまで観てきたジブリ作品の中でも難解…というのが正直な感想。なんだか不思議の国のアリスみたいだったな。ここにいちゃいけない気がする…終始奇妙な世界だった。(包丁を研ぐインコ…)
頭を怪我した理由を決
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

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とてもとても有名な作品だけれどまだ観たことなくて…のうちのひとつ『羊たちの沈黙』。
ストーリーも気持ち悪さも描写も色々うわーと思いながら観ていたのに、終わってからずっと浮かんで離れないのはレクター博士
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ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

はぁ〜〜面白かった!
最後の研磨のひと言と同じ余韻。

試合としても純粋に面白かった、そしてバレーを楽しんでいるみんなの姿にぐっとくるよね〜烏野と音駒どっちも応援しちゃうよね〜(互いに競いながらも支え
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ミッキー17(2024年製作の映画)

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人間の滑稽さも、キャラたちの濃さも、危機的状況も愉快に見えてしまうのも、ジャンル分けできないような世界観も、どう転がるのか分からず引き込まれてしまうのも、ポン・ジュノワールドで面白かった!
“死”を扱
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

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ずっと観たかった早速観た。
わ〜気持ち悪くて面白かった。
内田の顔を直視できなかった。

ウォレスとグルミット 仕返しなんてコワくない!(2024年製作の映画)

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楽しみにしていた続編。グルミットがとてもがんばっていた!そして寡黙でちょっと不気味なペンギンの色んな姿を見れてうれしい(フェザー・マッグロウってお名前だったのね…!)
ホラー演出少しドキッとした。
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

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今年の1本目はこれを観ようと決めていた!よかった〜!!

「現実は映画とは違う」ってよく聞く言葉だけれど、「そう、それでも…!」って彼自身が自分の半生を映し出して語るようで、ラストシーンでぐっと痺れた
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ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

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互いの傷や孤独を理解し合える者同士の、この例えようのない絆、温かい。最後の会話もしみじみ。
アンガスはこの先きっとハナムとの日々や言葉を大切にして生きていくんだろうな。
映る景色や流れる音楽も心地よか
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ユーリー・ノルシュテイン《外套》をつくる(2019年製作の映画)

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ユーリー・ノルシュテイン…ゴーゴリへの敬意を表すためにも慎重に丁寧にこの『外套』への製作に向き合っているという印象を受けたな…。彼の口からどんどん語られる頭の中で湧き上がり続けるイメージ…芸術家だなぁ>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

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やっと観れた。とりあえずすごいものを観たな…。
主観的な世の中で、何も見えちゃいないんだと、そして自分はそのうちの1人なんじゃないかって、、なんだか悲しくなった。
見えずにひっそりと息を潜めている真っ
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天才たちの頭の中~世界を面白くする107のヒント~(2019年製作の映画)

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同じ質問に対してそれぞれがそれぞれの“創造性”について語り、それはアートに限らず深いところまで繋がっていたり、その人らしい言葉が返ってきたり興味深かったなぁ。
ネオ・ラオホ、デイヴィッド・リンチ(留守
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白夜行-白い闇の中を歩く-(2009年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

メインの二人に寄った描き方ではなく、第三者目線で彼らを見届け、過去の謎を解き明かすような構成だった。(ドラマ版を先に観てしまっていたので、全く内容知らない状態で観たかったとも思う…)
冷たい空気と重め
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

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真相を知りたかったはずなのに、突きつけられると言葉も出ないというのか、やるせない。そしてシリーズ毎度観終わってからタイトルを噛み締める。

真夏の方程式(2013年製作の映画)

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過去鑑賞。 きれいな青い夏の背景に反して酷で、それが余計引きずってしまったなぁ。

アイズ・オン・ユー(2023年製作の映画)

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怖い。ラストの文章見たらその一言につきる。こんな人が野放しにされ世に紛れ込める謎(闇)も怖いな。
殺しのシーンが正直苦手だった。終盤、?っとなったのも含め少し時系列がわかりにくかったかな。

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

歪んだ純愛、色づく二人と見ている世界はこんな風なのかと覗かせてもらえたようで、ミュージカルシーン(最初の脱獄のところなんか特に胸踊りましたよ)演出も、これはこれで好きだった。IMAXで観てよかった。ガ>>続きを読む

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

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キャリー・マリガンとゾーイ・カザンという好きな二人で観たかった作品。二人とも相変わらず素敵。そして見応え。
「世の中には“ハーヴェイ”が何人いるのかな」
果てしない問題と向き合っているようで重みを感じ
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架空OL日記(2020年製作の映画)

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毒を以て毒を制す。
ダラダラ流れるこの会話で、私の日頃の溜まったものを解毒できました。

ルックバック(2024年製作の映画)

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語源化できない気持ちを抱えて、ふぅ、、、と深呼吸してスクリーンを出た。よかったなぁ。
漫画にしても映画にしても、誰かにとってはいらないものかもしれないけれど、それに救われる人だっているのだよ…と、しみ
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リプリー(1999年製作の映画)

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終始、窮屈な気持ちにさせられた。ラスト少し寒気がした(Netflixドラマ版も観てみたくなった!)
マット・デイモンってこんな役もやっていたのか…絶妙な不気味さ。笑えてない笑顔が気持ち悪かった。

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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

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ようやく観たぞ。脚本に携わっているからか、なんだか、こう、前作よりおふざけ増し増しで、デッドプールエッセンスを感じました。それに本気な名優たち、最高!!
ウディ・ハレルソンの歌声もだけれど、エンドロー
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バービー(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ナレーション、台詞といい「ストーリー・オブ・マイライフ」に続いてグレタ・ガーウィグ監督の強いメッセージが込められたバービーだった。賛否ありそう。
バービーは女性の憧れや夢ではなくむしろルッキズム、理想
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正欲(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

こんなずっと目の死んでるガッキー初めて見た。
この世を生きている人の解らない受け入れられないを、それまでにはできず結局誰かの物差しで決めてる「普通」って時に凶器。観終わってから自分の中のよくわからない
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ひらいて(2021年製作の映画)

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歪んでる狂ってると言われようと、好きな人へのどうしようもできない感情…気付いていないだけで愛憎って誰しもが10代から抱いていたのかもなぁ。
愛(山田杏奈)の、自分の席からたとえを見るあの眼差しと表情…
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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ヨルゴス監督新作、どうしても劇場で観たくて!今年初めての映画館での鑑賞作品で尚更嬉しい!!
冒頭から予想もつかない展開の連続で楽しめたけれど、ラストシーンに痺れてしまって感動した。エマ・ストーンに拍手
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Saltburn(2023年製作の映画)

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今年の1本目。
バリー・コーガン…!またもや忘れられない存在を放っていた。繊細なようで、謎めいていて、奇妙な眼差しや静かな不気味さ…この役も最高だった。こういうバリー・コーガンもっと見たい。
オープニ
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

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2023年最後に観た作品。
おもしろかった!楽しめた〜。
マリオをはじめ知っているキャラクターたちが長編アニメーション作品として話し、動き、そんな彼らの存在に違和感を抱くことなく受け入れて見届けられた
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

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よくあるストーリー展開なのかもしれないけれど、すごく真っ直ぐで、そこが泣けた。
とにかく映像に驚いた!この世界観といい、メインとなる炎と水の表現すごすぎた。

ウェイドの、エンバーへ伝える何も着飾らな
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

露伴先生やっと観れて嬉しいよー!
ドラマと同じく、この作品の持つ独特な空気、奇妙な感じが好きだな〜。ややホラー要素が増してた。お話も好きだった。そして相変わらず泉くんのお洋服が素敵。
「(露伴先生)素
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

とても素敵なお話だった。
お金のために透視の能力を手に入れたけれど、何も喜びを感じない皮肉では終わらず、なんとも温かくなる結末だった。
短編の中では色彩や背景にしてもこの作品の美術が一番好きだった!(
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(2023年製作の映画)

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そりゃずっとあんな表情になるよね。(カンバーバッチさん最高)
こちらもハラハラしたよ。そして笑ったよ。

ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

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とてもとてもネズミなレイフ・ファインズ。
チョコレート…。

白鳥(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

わぁ〜ウェス・アンダーソンだ〜!って、始まった瞬間から引き込まれるこの世界観がいつも楽しい。
ノンストップの一人語りで移動しながら進む物語や舞台みたいな演出、技術すごいなぁ。
監督の映像の中ではコミカ
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

絵になる冒頭シーン、ベネチアの街並みの美しさや屋敷内のカメラアングルがお洒落だった!
“我が魂を消耗させつつ、犯人を突き止める”
ポアロさん、本当そうだよね。事件の解決にともなって明かされる、悲しい真
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