まめだいふくさんの映画レビュー・感想・評価

まめだいふく

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アダム -神の使い 悪魔の子-(2004年製作の映画)

3.0

 事故死した息子をクローン再生しちゃった夫婦に降りかかる恐怖。

 クローン人間というテーマは良く映画で使われており、大体SFかホラーが定番。
 で、本作は……ウーン、なんか、何もかもが中途半端な印象
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知らなすぎた男(1998年製作の映画)

3.0

 「言うだろ?  ‶人生は舞台” ってさ」

 タイトルはアルフレッド・ヒッチコックの『知りすぎていた男』のもじりなのは言うまでもない。
 どっかのお笑いコンビのコントみたく、お互いの勘違いと思い込み
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チェリー(2021年製作の映画)

3.0

 「俺は23歳 いまだに世の中ってものが理解できない」

 俳優トム・ホランドの新境地か。
 PTSDに苦しむ帰還兵という難しい役どころを全身全霊で演じ切っている。
 あんなトム・ホランド、こんなトム
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インフィニット 無限の記憶(2021年製作の映画)

3.0

 「記憶のように生々しい夢を見たことがあるか?」

 前前前世の記憶が色々フラッシュバックする男のお話。
 なぜか日本刀をイチから作れたり、ブルキナファソの首都知ってたり……それらがたくさんの前世の記
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キュリー夫人 天才科学者の愛と情熱(2019年製作の映画)

3.0

 「私たちを弱くするのが 2人の強みね」

 ラジウム発見してノーベル賞取った女の人ぐらいしか知識のなかったキュリー夫人を学ぶ。

 科学者として、妻として、そして母親として、彼女はどう生きたのか。
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惑星アルカナル/宇宙からの使者(1990年製作の映画)

3.0

 辺境の惑星の異星人たちの暮らしを観察する地球人。とある星にあるアルカナル国では、まるで地球の中世時代の世界が展開され、独裁者による残虐極まる支配のもと、罪もない人々が次々と殺される、血みどろの様相を>>続きを読む

デス・ストーム(2021年製作の映画)

3.0

 小さな町ミニンワの住民たちの人間模様を描く群像劇が延々と続き、あれ? これってディザスタームービーじゃなかったっけ? 竜巻はいつ来るんだ?? と、ずーっと思いながらの鑑賞。
 で、後半になって、つい
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キス★キス★バン★バン(2000年製作の映画)

3.0

 腕の衰えを感じて殺し屋を引退した男フィリックスが次に就いた仕事は、過保護な父親のもとで育てられ、33年間、一度も外に出たことのない男ババの世話だった!
 ババを無理やり外に連れ出し、大人の社会を教え
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200X年 翔(1992年製作の映画)

3.0

 ブラックホールの爆発により地球に降り注いだ素粒子が人間の遺伝子に悪影響を与え、異常成長する子供たちが次々に誕生してしまう中、同じ症状を持つ我が子を救う方法を探る父親の奮闘を描く、日本を舞台としたSF>>続きを読む

ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

3.0

 「周囲が課した限界など信じない」

 こりゃまたすごい人がいたもんだ。独りよがりで、周りの人は自分に協力して当然みたいな態度が若干鼻につくけれど、諦めずに何度も挑む精神は本当に尊敬する。
 ナイアド
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マクベス(2021年製作の映画)

3.0

 「短剣ではないか そこに見えるのは 手に取れと言わんばかりに? よし 掴んでやる……」のセリフだけ、本も読んだことないし、舞台も見たことないのに、なぜか記憶にあるシェイクスピアの戯曲『マクベス』を、>>続きを読む

インシディアス 赤い扉(2023年製作の映画)

3.0

 せっかくだから俺はこの赤の扉を描くぜ!

 グロ……じゃなくてゲロ多し。

 『インシディアス』シリーズ第5弾。時系列では『インシディアス 第2章』の続き。
 どういう経緯かは知らないけれど、父親役
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アルマゲドン・タイム ある日々の肖像(2022年製作の映画)

3.0

 「なぜ 毎晩ギョウザを食べないの?」

 友達と悪いことして学校に親を呼ばれて、両親を悲しませ、怒らせ、失望させ、それでも友達は友達だし、自分のやりたいことやりたいし、でも両親はそれを許してくれない
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ルルの冒険 〜黄金の魂〜(2007年製作の映画)

3.0

 どこにでもいそうな女の子ルルが、幽霊に体を乗っ取られた弟と高所恐怖症の近所の少年とインチキ臭い心霊研究家のオッサンと共に孤島にいるネクロマンサーと戦うお話。

 タイトルが『ライラの冒険 黄金の羅針
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ミッドナイトマン(2016年製作の映画)

3.0

 「 ‶クソ” の丁寧語は?」

 「私は痛みを感じない超人だ」ってんで、主人公が撃たれても刺されても平気な顔でバッタバッタと殺しまくるアクションかと思いきや、主人公のその特性を序盤で早々にぶっ潰して
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史上最高のカンパイ!〜戦地にビールを届けた男〜(2022年製作の映画)

3.0

 嘘のようなホントの話。
 戦地にいる仲間たちに地元のビールを届けよう大作戦を一人で決行した、行動力はあるけどおバカな男の物語。

 テレビ画面を通してしか知らないベトナム戦争。行き当たりばったりだけ
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SPOOKS スプークス MI-5(2015年製作の映画)

3.0

 「 ‶国を裏切ってない” と言えるか」

 イギリスのTVドラマシリーズ『MI-5 英国機密諜報部』の映画化。
 本作だけ鑑賞してもさほど問題はないけれど、ストーリーがドラマから繋がっているらしいの
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コーリング(2002年製作の映画)

3.0

 この声が聞こえるかい?

 医師ジョーは、同じく医師だった妻エミリーをベネズエラのバス転落事故で失っていた。
 喪失感を打ち消そうと、ひたすら仕事に打ち込むジョー。そんな彼の身の回りで不可解な現象が
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ウォリアークイーン(2003年製作の映画)

3.0

 今を時めく俳優たちの映画デビュー作を観てみようシリーズ『あの人は昔』、エミリー・ブラント編。

 「虐殺が紛争の解決手段とは 幼稚だと思わんか?」

 ローマ帝国vs戦闘民族ケルト人を描く歴史スペク
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デート&ナイト(2010年製作の映画)

3.0

 「空のグラスで乾杯は不吉よ」

 赤の他人を騙って高級レストランの予約席を横取りした夫婦がとんでもない事態に巻き込まれるアクション・コメディ。

 原題には ‶&” が入っていないのに、あえて邦題に
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パーマー(2021年製作の映画)

3.0

 仮出所の男と育児放棄された少年との絆を描くヒューマンドラマ。
 最初は鬱陶しく思っていた少年が徐々に気にかかるようになっていく。あの共通点が一番大きかったのかな。
 一度人生を転落しかけた男の再生の
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ブラック・サイト 危険区域(2022年製作の映画)

3.0

 「ようやくわかった 本当の敵が誰なのか」

 それなりに緊迫感はあるけれど、どうもリアリティに欠けるし、CIAってこんなに無能なの? って思うほどみんな使えないしで、あまりいい出来とは言えなかったな
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ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

 世界は ‶氷” に閉ざされる

 懐旧の情にかられた前作と比べると、今回はやはり初代メンバーが顔をそろえてもさほどの感動はなかった。はっきり言ってしまうと、彼らが登場しなくてもストーリー上、ほぼ何の
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推定無罪(1990年製作の映画)

3.0

 「真実の発見なくして 正義は望めない」

 あの人もこの人も秘密を抱えている。
 なかなか見応えのあるサスペンスだった。
 ハリソン・フォードが主演だけど、法廷シーンではラウル・ジュリアの独壇場だっ
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アイスクリーム・パーラー(1985年製作の映画)

3.0

 完全自己満足でお送りする不定期企画『レビュー0件映画を鑑賞してみた』
 これはFilmarks内で未だレビュー投稿のない作品をあえて鑑賞し、レビューを書いてみようじゃないかという、無謀かつ誰得な企画
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バード・ボックス バルセロナ(2023年製作の映画)

3.0

  「パパは羊飼いだよ 羊を救えば また一緒にいられる」

 『バード・ボックス』第二弾。
 サンドラ・ブロックが主演を務めた前作の続きというわけではなく、同じ設定の別の国のお話。なので、こっちだけ鑑
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ミッドナイト・マーダー・ライブ(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

 「エルヴィスと電話で話そう」

 家族を人質に取られたラジオDJ。常に一歩先を行く犯人。一人、また一人と犠牲になって行く仲間たち……。
 そして事態は思いもかけない展開に。

 な、な、な、何という
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太陽の7人(1986年製作の映画)

3.0

 灼熱の太陽が照り付け、大地が荒れ果てた世界。貴重な水源をほぼ独占している独裁ポリス軍団 ‶E警察” 。この組織が孤児たちを集め、強制労働させている収容所では、スケートボールというホッケーに似たスポー>>続きを読む

ツイステッド(2004年製作の映画)

3.0

 「いつ わかった? お前には殺す力があると」

 猟奇連続殺人事件を追う殺人課の女性捜査官ジェシカ。大きなヤマだと張り切る彼女だったが、被害者はどれも彼女と肉体関係を持った男たちだった。ジェシカが犯
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フローラとマックス(2023年製作の映画)

3.0

  ‶真ん中で会うのがいいかも”

 夫と別れて息子と二人暮らしのフローラは、ある日壊れたギターを拾い、修理に出したのち、息子のマックスにプレゼントする。
 しかしマックスが使わなかったため、自分でギ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.0

  ‶我は死なり 世界の破壊者なり”

 人類に自らを滅ぼす力を与えた男の物語。

 登場人物が非常に多く、誰がどのような立場でいるのかを整理しながらの鑑賞が極めて困難。テンポは速いし、難しいセリフは
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聖闘士星矢 The Beginning(2023年製作の映画)

3.0

 ペガサスのように羽ばたけなかった実写版聖闘士星矢。

 原作が漫画やアニメの実写映画化には、大きく分けて二つあると個人的には考えている。
 一つは原作を愛するが故のもの。
 もう一つは原作人気に乗じ
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ブラック アンド ブルー(2019年製作の映画)

3.0

 「この地球じゃ 毎日いい日だよ 銃と防弾ベストがあればな」

 仲間であるはずの警察も信用できず、ギャングからも命を狙われ、一般人たちは警察とかかわりあいたくないか、さもなくば警察嫌いな連中ばかりで
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ハリガン氏の電話(2022年製作の映画)

3.0

  ‶なぜ僕を 彼は選んだ?”

 Filmarksでは本作はドラマとジャンル分けされているけれどホラーだったよ。
 確かに前半は気難しい大富豪の老人と少年の交流が描かれ、これは感動ものかもと思ってし
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サバイバル・シティ(2021年製作の映画)

3.0

 「お前の脳ミソはどこだ? よく考えろ」

 オープニングの銃撃戦で嫌な予感がした。あの至近距離の撃ち合いでほとんど当たらないなんて。
 で、その嫌な予感は的中。その後の展開もまあ見るに堪えない。
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フィンガーネイルズ(2023年製作の映画)

3.0

 パートナーが運命の相手か知りたいのなら、爪を剥がせ。

 爪で愛情測定できるようになった未来(?)のお話。
 ただお互いの爪を提供すればいいわけではなく、愛情研究所で体臭だけでパートナーを当てるゲー
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