このレビューはネタバレを含みます
レオとレミ。2人だけで完璧だった世界。同じ中学に通うようになり、周りも中途半端な知識を得て。彼らを変だ、と言い出す。レオは徐々に周りの目を気にし、社会に身を置くようになる。2人だけの世界からレオは飛び>>続きを読む
ついに日本でも…!とフィルムノワール的なものを想像したけれど。そこまでは至らず…アクションはかっこいいけれど周囲の描き方が少しだけ邪魔しているように。
あの清水くんの演じた海軍?は良かったけど、結局何>>続きを読む
観てからけっこう経ってしまった。ので。
メモ帳に残ってたメモをそのままコピペ。長い。
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ピンクとハッピー万歳のバービーランド。ミュージカルのようで気分もノリノリ、ウキウキで始まる映画!完璧な容>>続きを読む
30歳になること、あるいは区切りの歳を迎えること。「夢を目指す」格好良さが、諦めの悪さと現実味のなさに変わってくる。現実を見ること、やっぱり夢も見つからないこと。それに向き合いそんな自分を認めるきっか>>続きを読む
田辺・弁慶映画祭2023の受賞作を公開する「弁セレ」より。"夏の終わり" という感覚は、歳を重ねるうちに無くしてしまったように思っていたけれど。
とてもフレッシュ。でもどこか懐かしい。それは最初に流>>続きを読む
信仰
皆に平等なようで、
それは恐ろしく不平等だ
神の存在を信じるから裏切られるし
こんなことを言ったら、とても批判が集まりそうだけれど、「赦されたい」側、罪の意識がある側の人の心を救うのが神な>>続きを読む
朝鮮人に対しての蔑視(べっし)と部落の人たちに対する差別。方言により言葉が通じない相手、それを異国人と思い込み、殺害までしてしまう。でも、そもそも異国人なら殺して良いという時点で間違ってる。普通なら、>>続きを読む
詩は急に浮かび、とめどなく言葉が出てきて書けるもの。アルツハイマーの初期症状が出ていた彼女の決意。最後の最後、彼女なりの精算をしようとしたのだとしたら、やはりアグネスと同じところに行ってしまったのだろ>>続きを読む
あまりにも有名で、"一度見たら忘られない" 作品、「記憶の固執」。それが描けたのは唯一無二のミューズ、ガラがいたから。
その後のダリは孤独だったのかな。彼女を失わないために自分を削ってきたのかも。>>続きを読む
試写会での観賞。タイトルが良いな、と思う。ほつれる。ほつれから繋がりを解くのは簡単だけど、撚るのは結構大変。というか、ほつれに気づいた時点で手遅れなんだよな…もうそれは始まってる気がする。ゆるく繋がっ>>続きを読む
久々にエルンスト・ルビッチ監督作。一時期、配信にあったのを片っ端から観ており、その時に観た何本かには劣る気もするけど、まあ面白い。なんとなくのハッピーエンド(!?) にもっていくのも、強引だけれどニコ>>続きを読む
あーー、良いもの見た。
とことんワクワクさせられるアクションに振り切った映画。それをずっと続けてくれているトム。なんなら内容なくても良いよ。笑(とかいうと怒られそうだけど。)
最近特に考えさせられる>>続きを読む
「不運は永遠には続かない」どん底の中でこそ、この言葉は希望になる。どれだけの人がコロナ禍で不遇に晒されただろう。マスク格差なんて言葉が思い浮かぶのは、日本もだけど、香港は特にだったのかもしれない。「偽>>続きを読む
4Kリマスターで、初めての鑑賞。京劇は貧困家庭の子供が身売りする場所だったそう。養成所で同じ境遇に身を置く仲間達。そんな常に崖っぷちの中で愛する相手を見つけ、生涯愛し通す…何度も演じる物語は、きっと蝶>>続きを読む
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この映画、俯瞰ではなくマコトさんに移入している感覚で観た。そしてそのマコトさんはきっと宮崎駿監督、どんな時間へも繋がる異空間からの出現は、長く続くアニメの歴史、と受け取った。
昔は「アニメ=ジブリ」>>続きを読む
正直に言うなら、相手方の男性に魅力を全然感じなくて、なんでついていっちゃうかなあ…なんて思ってしまった。魅力を感じない、というのは、例えばステータスとか財力とか、過去の武勇伝だとか。そういうものではな>>続きを読む
とっても素敵な映画という噂は聞いていたけど、ほんとーーっに素敵な映画だった…!
ただただ「好きなもの」が同じというだけで、年齢も何もかも飛び越えて通じる想い。何歳離れていても「友達」になるんだから。>>続きを読む
友人がもらったムビチケで。
豪華俳優陣を神木隆之介が演じる小四郎が率いる。金勘定系だと、「決算!忠臣蔵」も松竹映画で見たけれど、そちらの方が金勘定に焦点を絞っていて面白かったように感じた。映画を見る>>続きを読む
マットデイモンの、こういう企業内で足掻く系映画には外れがない。
かの有名な「エア ジョーダン」誕生のお話。マイケルジョーダンがあまりに凄い選手だから、彼の履く靴にあんなにプレミアのつくようになったのだ>>続きを読む
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想像に嫉妬して行動を起こして対抗しようとするけれど、自身が穴に落ちてしまう。
結局、単なる着想のみだったり、夢に見ただったり、未必の行為だったり。「事実」があったなんて少しも描写されていなくても、疑念>>続きを読む
面白かったーー!
今や当たり前というか、主流になっているスーパーの陳列、工夫。昔は革新的だったのかなあ…全く頼りのなかった五郎。初めは花子へ良いとこ見せよう、くらいの感覚だったかもしれないけど、最後に>>続きを読む
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マルチバースのどのスパイダーマンも、避けられないイベントがある…孤独なヒーローだからこそ、それを共有できるスパイダーマン達は同調するけど、それはある意味カッコ悪い…?さあ、打ち破れ!といったところで、>>続きを読む
初のカサヴェテス作品。まずは高評価のこちらを…と一作目に選んだ。
映画を観ている時よりも、観終えた後にシーンがふと浮かんでくる映画だった。
自分は本当の意味で誰かと強く結びつかない、つけないロバート。>>続きを読む
初日の初回を観に行ってきました。
映画館で予告を見て、なんてすごい人がいるんだ…!と浪曲の「ろ」の字も知らぬうちに虜となり、公開初日の席を迷わず予約。その浪曲師は「港家小柳さん」という方だった。
変幻>>続きを読む
日本映画専門チャンネルで特集されていたものを録画して。
あーーー、やっぱり伊丹十三!面白い!
女優の人生、演技に始まり演技に終わる。
「さて、この後どうなるの?」というワクワクするところで幕切れにな>>続きを読む
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学校に2人だけの不眠症。2人で通じ合うこと、2人しかわからないこと…といった内容を予告編見て期待して見に行った。
けれど、原作アニメを見ている人に向いた映画になってたんだと思う。
その漫画的な始まり>>続きを読む
人が見てる部分なんて、その人のほんの一面にすぎなくて。人は自分のためか、誰かのために嘘をつく。でも、"何のため" なのかはそうもきっぱり分けられない。そうしてついた嘘が、他の誰かを傷つける。追いやる。>>続きを読む
映画の最初は、水墨で示す中国獅子舞の話を追ってから始まる。そして次にCGアニメーションのリアルさで一気に映画の世界へ。初めてみる「中国獅子舞」の愛らしさ、でもそれは人が操っていると分かる動きの説得力…>>続きを読む
午前十時の映画祭。
もう、大好き!伊丹十三!宮本信子!山崎努!この組み合わせ、いくらでも見れると思う。なのに今やもう新作を見れないというのが…
庶民に嫌がられながらも、一生懸命に使命を果たし「マルサ>>続きを読む
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太陽の後にくるものは夜
スコットランドは夏と冬で日照時間が大きく異なる。娘は長い昼を切り取るけど、父は違う。夜に溺れてしまう。
もしかしたら父は何度か実行に移そうとしたのかもしれない。そして娘がいるこ>>続きを読む