shishishiさんの映画レビュー・感想・評価

shishishi

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サンクスギビング(2023年製作の映画)

4.2

やったーーーー!!!
とんでもない殺人がおきてました!!
どうしてこんなことにぃぃぃ!がここにはある!!
ありがとうイーライ!!!

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.9

執拗なまでに多用される、アクション繋ぎでアップからルーズショットに切り替わるあの編集は、あれはいったいなんですか。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

スピード感じました!!!!
オレも空飛んでた!!!!
LOVE!!!!!!

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.8

そんなにヤりてぇならテメェらでやってな!
を無理くりアートに落とし込む事で出来上がった映画だが、この無理くりな落とし込み方がとってもキュート!

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.9

ヴェンダース流に再構築されたTOKYO。
朝、役所広司が車を発進させる際のロングショットは流石に笑ってしまった。
ただのオッサンのルーチンといえばそれまでだが、いやはやそのオッサンは役所広司で、カメラ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.5

一体誰に頼まれて、そのレンズで撮影しているのか分からなかった。

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.1

世界の汚物的(現実的)側面は周到に隠蔽され、濾過され、優しさのみ抽出された光。
それを許す、映画。映画。

ジャン=リュック・ゴダール/遺言 奇妙な戦争(2023年製作の映画)

-

大笑い、満点大爆笑。
いくらスクリーンを凝視し、イメージの時間に身を任せても、そこに見えるのは、素っ頓狂な顔して編集しているゴダール。
ああ、なぜそのイメージをそんなに長く我々に見せているの、どうして
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.6

見世物ゴジラとしてパーフェクト!
ゴジラの現れ方、劇伴のタイミングがお見事!心の底から震え上がったぜ。

が、しかし倫理的な部分で見てみるとどうだろう。
2024年現在から見た戦後の世界を描いているわ
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

良い。とにかく、良い。
役者の芝居と存在感見てるだけで楽しいし愛おしい。
序盤はカラオケルームのあの狭さをそのまま狭く撮っていて、狂児と聡実の関係性というか心というか、が開けていくことに連動するように
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しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 〜とべとべ手巻き寿司〜(2023年製作の映画)

-

こんなの断固として否だよ!!もう感想というかクレームだよこんなの誰も読まないでよ!!
でも企画の経緯は知らんけど、大根監督はよくこんな負け戦を戦い切ったよアンタ大人だよでもやっぱり否だよこれは!!
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バービー(2023年製作の映画)

3.4

映画として良きかどうかは別として、
なかなかトリッキーな論理構築に面食らってしまった。
現実の反転として、主に役割についての女性優位社会(これがユートピアに見えるんだから面白い)から、現実の男性優位社
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0093 女王陛下の草刈正雄(2007年製作の映画)

4.0

チープでどうでもいいのに
この映画的満足感は一体なんだ!!

Pearl パール(2022年製作の映画)

4.1

これはかなり傑作じゃないだろうか。
もう我々の、殺人がみたい!だって殺人がみたいから!という願望を全て叶えてくれた。

田舎の農場で身体の不自由な父と、厳格な母との生活に抑圧された末、女はついに、、、
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

2.5

用水路の水門を開けるシーケンスから始まるあたり、ジャンヌモローのマドモアゼルを思い起こして、ああこれから悪徳の物語を覗けるのか、なんてちょっとワクワクしたもんだがそんな大したことにはならなかった。>>続きを読む

見えない目撃者(2019年製作の映画)

4.0

ひゃー
こりゃおもちろい。

白眉は中盤の老刑事の田口トモロヲが死体を見つけるシーケンス。
刑事がシャブ中の男をあとに、小屋から外に出る姿をボーダーラインのオープニングで多用されたドリーインと全く同じ
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怪物(2023年製作の映画)

4.4

ブラックコメディとしての思い切りの良さに手も足も出なかったです。

正しすぎる配役である東京03角田と田中裕子、そして瑛太の背中の隙間からわずかに見える安藤サクラの見事な左目。愉快であった。
また正し
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テリファー(2016年製作の映画)

4.0

低予算ゆえに照明機材が潤沢ではなかった事が理由かはわからないが、夜の世界で光の当たる部分が限定的であることにより、目に見える部分以外の空間を抹消してしまっている。これがスゴい。世界が狭い上に逃げ場がな>>続きを読む

みんなのヴァカンス(2020年製作の映画)

4.5

今年はこれ以外もう何もいらないよ。
幸せ。
いい奴っていいよな。

大都市パリから男3人が車で道路を走って田舎へと突入する、簡潔極まりない導入に涙が出てしまう、、、
車窓から川を捉えてそのまま流れるよ
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.7

すごい。
もうPTAがいつもの才気走ったような傑作を作る気が毛頭ない。
そしてぜんぜん傑作じゃない。

ここの元ネタがどーであーではまぁどーでもあーでもよろしい。

なんかぬるい仲良し映画見せられては
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ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.9

前半の、デヴィッドフィンチャー「パニックルーム」へ喧嘩を売るような家の隠れんぼシーンに、製作陣の気迫を感じ取る事さえできればこの映画を信用して最後まで見ることが出来るだろう。すげぇおもしれぇ。
映画の
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空白(2021年製作の映画)

3.9

終始心臓に雹が降るかのような感覚で非常に苦しい映画だが、やたらに面白い。
こんな残虐な現在進行形を見せられてしまってはどうしようもない。

執拗なまでに、どう見えるのか、に拘られた画面は圧巻、、、
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PTU(2003年製作の映画)

3.9

歩く、走る、並ぶ、話す、見る、殴る、銃を構える、撃つ。
笑ってしまうほどハイテンションな真顔。

現在進行形のポジションにおいては常に映画的だが見終わった後の印象は、変、の一言で、すなわちこれぞ自然な
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白夜(1971年製作の映画)

5.0

「手の作家」としてのブレッソンを楽しむ映画として一番間口の広いものなのではないか?であるにも関わらず、見る事がなかなか困難なのがとても悲しい。

二人の出会いと別れ、という端的な単位の出来事が、画面の
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激怒(1936年製作の映画)

4.9

心理的、テクスト的主題をアクション一辺倒でやりきられちゃうんだものそんなの屈服する他ないじゃあーりませんか。
そしていつもながら感服するが、また目がすごい。

ばるぼら(2019年製作の映画)

1.5

あの長々としたセックスに被さる荒々しいピアノの劇伴、下品としか言いようがない。下品なら下品に徹すればいいのに、クリストファードイルなぞを迎えて撮られたいわゆる"アーティスティック"な映像によりかかり、>>続きを読む

麻希のいる世界(2022年製作の映画)

4.6

あぁ、2022年はもうこれを見られたんだからいいな。

「世界のすべてを敵にまわしても、たったひとり、君さえいればそれでいい」、、、つまりは「世界には君がいてくれればいい。そのためなら私すらいなくなっ
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クラッシュ 4K無修正版(1996年製作の映画)

4.5

やはりどうかしている。
4Kになったって変わらずどうかしている。
なんだかこの"ヤバいもの"に触れてしまう感覚は堪らないものがある。怖い。
バタイユ的エロティシズムを踏襲、実践したかのような破壊と性衝
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ボディ・ダブル(1984年製作の映画)

3.9

ヒッチコックオマージュをここまで俗悪で無邪気にやり通しちゃってるんだからデパルマはやっぱりすごい。タランティーノですら、ここまではあからさまにはやれない。やれたとしても出典はかなりニッチな部分に留まっ>>続きを読む

父の秘密(2012年製作の映画)

4.2

ハネケ的フィックス撮影による問答無用の冷徹さ、、、あぁいやだいやだ

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

2.6

登場人物が同世代なので、触れてきたカルチャーがほぼ一緒で胸熱ではあった。
多分俺はあの2人とユーロスペースでカウリスマキを見てるし、俺が仕事で忙殺されて帰ってきた時ルームシェアしてた奴はスイッチでゼル
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.7

シリーズで新作が出るごとに前作に対して相対化を重ねてきたわけであるが、ついに今作でやりきってしまった。
マトリックス、つまりこの世の肯定を描くに至ってしまったんだからもう後がない。
懇切丁寧に説明され
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

4.1

あとどれだけイーストウッドの映画を見られるのだろうか、と勝手に寂しい気持ちになり、銀色のワーナー・ブラザースロゴが出た段階でもう涙腺がヤバい訳である。
カウボーイハットを被り、夕暮れの中で酒を飲み、馬
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青いガーディニア/ブルー・ガーディニア(1953年製作の映画)

3.5

シナリオ的にラストは凡百の展開であるのに、1カット単位の緊張感、美しさ、スマートさがここまでに達すると唸るしかない、、、
霧の中を歩く女と光、、あぁ映画

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.5

みんなイキイキ血みどろ超ドン引きでリンダリンダリンダでした!!!

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