神戸典さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

神戸典

神戸典

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マジック・イン・ムーンライト(2014年製作の映画)

3.5

有名なマジシャンとして人気を博していたスタンリーはある日旧友のマジシャン ハワードから依頼を受ける。
それはある富豪の家に霊能者が住み着き、あらゆることを当てているという話。
ハワードは自らが見破れな
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きみといた2日間(2014年製作の映画)

3.5

失恋したメーガンは一夜限りの出会いを求め出会い系サイトで1人の男と連絡をする。
その日のうちに彼の家に向かうと、2人は一夜を過ごした。
翌日、すぐさま帰ろうとするメーガンだったが、大雪により家から出ら
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アヒルと鴨のコインロッカー(2006年製作の映画)

4.0

この作品はサスペンスの要素が含まれ、次第に真相がわかっていき、それまでの布石をしっかりと回収し、最後は決して悲しい結末ではない。

ストーリーの構成が非常に巧みで原作が小説である強みを見事に生かしてい
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.0

雑誌「グローブ」の出版社で働く記者たちがかつてのキリスト教祖の起こした事件を再び明るみに出し、根本的な解決と変わらぬ現状をありのままに描いた実話に基づく作品。

教会という巨大な組織、それらは何世紀も
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300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

3.7

この作品はスパルタの英雄譚として描かれている。
スパルタの王レオニダスも非常に仲間思いで周りから頼られている姿を描いているが、
実際には盾をなくしてまで生き残って帰った戦士には死刑を宣告したり、武勲を
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最高の人生のはじめ方(2012年製作の映画)

3.5

西部人気作家のモンテは人生に怒りや苦しみを抱えながら毎日ウイスキーを飲み干す日々を暮らしていた。
甥っ子のヘンリーに休養を勧められいやいや夏の期間だけベルアイルに住むことになる。
そこで隣の家のオニー
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チェンジング・レーン(2002年製作の映画)

3.0

弁護士のギャビン・バネックと
アルコール依存症ですぐトラブルを起こし離婚が迫っているドイル・ギブソン。

2人はある日交通事故により出会った。
警察を呼び適切な処理を申し出るドイル。
時間がない為お金
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ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

4.5

この作品は1人の綱渡り師の夢を描き、手を貸してくれる仲間の大切さ、そして夢を実現した時全てのものへの感謝の気持ちを持つことの大切さ、どんなことでも可能であることを証明した作品だ。
特に、映像と音楽がシ
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.0

FBIの突入部隊として経験豊富なケイトはある日、メキシコの麻薬カルテルの絶滅を目的とした計画に抜擢される。

想像以上に恐ろしく残虐な街の姿を見てケイトは衝撃を受ける。
それは法律を無視した極秘任務だ
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.5

ストーリーの展開は子供の親権問題を取り上げる作品ではよくある流れだった。
この類の作品はストーリーが似ていても感動するが、この作品においては育てる親代わりと子供との絆はもちろん描いているが、それと同じ
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エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)

3.5

犯罪率世界2位のロサンゼルス
その地で所内でも犯罪検挙率の高い白人警官のテイラーとメキシコ系警官のサヴァラの2人が手に持ったカメラを使って、潜入する映像や、密着した緊迫感、恐怖を生々しく恐ろしく映して
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ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)

4.0

大学に通うエイミーは、指導担当の博士であるエドと秘密の関係にあった。
遠く離れていても2人の間には真実の愛があった。

いつもと変わらずメールのやり取りをする2人だったが、ある日、エドと電話が繋がらな
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フューリー(2014年製作の映画)

3.8

ナチとの戦闘において重要な十字路を守るためにドン率いる小隊が命がけで戦車一機で守り抜こうとする映画。

この作品は、長年戦場に駆り出される兵士の心の乱れや、逃れようのない大きな波によってノーマンの気持
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酔いがさめたら、うちに帰ろう。(2010年製作の映画)

3.5

アルコール依存症により、家族とも離れ、自分の命すら削って生きている塚原。
かれは幾度となく吐血し、病院に運ばれていた。
死んでもおかしくないという状態までいき、ついに入院治療することを決める。

実話
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.7

ストーリーの展開が早く、登場人物も多いため誰が誰か理解するのが難しい。
一人一人を暴いて行くテンポも早く、ポアロが一人でその天才性を見せつけてどんどんと乗客の仕事や嘘をついていることを見抜く。
そのた
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火花(2017年製作の映画)

4.0

この作品は自分の存在価値やこれまでの全ての日々が無駄なことなんて一つもないということを強く伝えてくれる。
心のどこかでふと感じる暗闇や孤独に火を灯し、安心させるようなそんな作品。

原作者の又吉のこれ
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.5

堺雅人演じる先生のコメディさと純粋で不器用な男像とそこに惚れ込み献身的に支えながらも愛されることを求め、常に先生への愛情を注ぐ亜希子のやりとりがとても心が温かくなった。

自分にとって大切な人、命に代
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ボクの妻と結婚してください。(2016年製作の映画)

4.2

すい臓がんで余命半年を宣告された修治。
彼は彩子と陽一郎には病気の事を隠し、最後に彩子が笑顔になれる企画を実行する事を決めた。
それは、自分が亡くなってから彩子と陽一郎が変わらず笑顔で幸せに暮らすこと
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グランドフィナーレ(2015年製作の映画)

3.0

この作品は過去に栄光を手にした者たちの心の葛藤や、人生を振り返り最後の終わり方をどうするべきかを決める姿を描いている。

監督のソレンティーノはインタビューの中で以下のように答えている。
「人生は小さ
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.0

この作品は、ジョン・ファブロー監督がやりたかった事をとことん作り上げたという作品。
ストーリーと監督自身の経験が重なるところがある。

有名レストランで腕の立つシェフをしていたカールは自分のやりたいメ
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

2.5

死の宣告を受けた作家がふと12年間帰ってなかった家族の元に帰り自分の運命を伝えようとするストーリー。

この作品はとにかく終始顔をアップにした会話のシーンが多く、頻繁に口論にもなりとても疲れる作品であ
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グーニーズ(1985年製作の映画)

3.0

この作品が作られたのが1985年ということで、すでに30年以上経つが、作品の完成度が非常に高い。
グーニーズの中のドジキャラや発明グッズ、さらにちょっとあほな悪役の一味。コメディ要素の部分は何年経って
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めがね(2007年製作の映画)

4.0

携帯の繋がらない場所を求めて南の島にやってきたタエコは宿泊施設のハラダのユージの元に世話になる。

その島では見たこともない体操をしたり、何をするでもなく黄昏る時間だけが流れていた。観光する場所もない
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.5

ジーン・ケリーが監督・主演の映画史に残る名作。
無声映画からトーキー映画と変わる時代の変化の中で作り手としての試行錯誤が繰り返される中で、最も大切な愛、希望、楽しむことを体全身を使って全面に押し出す作
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ディープ・インパクト(1998年製作の映画)

4.0

最後の日に誰といたいか、誰に愛を伝え感謝するか、何をしていたいか。それぞれの家族や恋人、子を思う気持ちが溢れる中で無情にも彗星の衝突と津波はそれらの間を引き裂いて行く。

今生きていること、周りにいる
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.8

自分の生き方を貫いていて知らないうちに周りから好かれ、話の中心になるような少女。その少女をいつも追いかけ、偶然を装って度々顔をあわせる先輩。
2人の主人公のとても濃い1夜の物語の話。

ストーリーが奇
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

貧しい家庭で育ったノアと裕福な家庭で育ったアリー。
生活も何もかも違う2人が一夏の恋に落ちた。2人は燃えるような恋をし、心から愛し合っていた。
しかし、アリーの親はノアではふさわしくないと考えており、
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インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

この作品はこれまでのSFものの中で群を抜いて考え抜かれている。
宇宙は未だ人類にとって未知の世界が広がっているが、そんな宇宙の構造を全て理解しているかのように作られたこの作品はさすがクリストファー・ノ
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.0

前作ほどの衝撃はなかったが、開始早々カーチェイスや車の中での戦闘シーンからキングスマンの世界に引きずり込まれた。

ストーリーの展開は1つの目的へ向かおうとしているが複数のパーツに別れいまいち分かりづ
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Love Letter(1995年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

恋人の藤井樹を2年前に山の事故で失った博子は今でも忘れられないでいた。
ある日藤井の三回忌で実家を訪れた博子は卒業アルバムからかつて藤井が小樽に住んでいたということがわかり、ふと手紙を送って見ることに
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

離陸直後、バードストライクにより両エンジン共に停止し、緊急着陸で空港に戻る事を決めたが、高度が低く、エンジンも止まっているため戻るのは不可能と考えた機長のサリーはハドソン川に不時着水という無謀な判断を>>続きを読む

リープ・イヤー うるう年のプロポーズ(2010年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

部屋のコーディネーターのアンナは付き合って4年経つジェレミーからのプロポーズを心待ちにしていた。なかなかプロポーズしてくれないジェレミーに対してうるう年だけは女性から男性にプロポーズできるというダブリ>>続きを読む

ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

3.8

まずこの作品は描き方から異彩を放っている。これまで見たことがない作品になっている。
映像はゴッホが実際に書いた絵が生きているように描かれている。
ペイント風の映像にしてそれを動かすことで本物よりもリ
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ディスタービア(2007年製作の映画)

2.8

スリラー映画として恐怖と真実が見えてくるストーリーは常に緊迫してみることができた。ホラー要素も強い。
しかしそこにラブストーリーを入れてしまったために最後のシーンでは男女のラブストーリーで終わらせてし
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天国は、ほんとうにある(2014年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

実話に基づいた物語。
神父をしながら便利屋、消防などいくつも仕事をして誰にでも好かれているトッドは妻と息子と娘の4人で幸せな日々を過ごしていた。
しかし、トッドは仕事の報酬をお金ではもらわず物でもらっ
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素晴らしきかな、人生(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

親友と一緒に会社を立ち上げ、想像力と革新性で会社を成長させたハワード。
人がみな動かされるものとして普遍的なものは、時間・愛・死の3つであると考えて、3つをテーマにし、人々を納得させ、人から愛されるも
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