つっきーさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

つっきー

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見えるもの、見えざるもの(2017年製作の映画)

4.8

アジアの映画は肌に合う

動物を模した踊りの表現力の高さ
ころがる子供たち
天地が逆転する 先祖の視野

供え物のたまご 黄身と白身 太陽と月
身体性 苗を植えるシーン 水音のエロチシズム
ことばにな
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夢と狂気の王国(2013年製作の映画)

5.0

こんなにも美しい呪いをほかに知らない。

途中まで苦しかった 創作なんてもう嫌だ やめよう。そうレビューを書いて終えることになる予感もあった

けれど理想主義の宮崎駿の気持ちが、他人に自分の理想のカッ
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ルイ14世の死(2016年製作の映画)

4.1

最後の5分

我々は歴史を解剖してその理由をさぐる 神を知ろうとして過ちを繰り返さないために
でも原因は結局わからない。

だから次はもう少し慎重にやる、そう呟くほかないのだ。それが本心だろうと、決ま
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.6

ピアノシーンのエロチシズム
青空と白馬の疾走

エヴァをまったく知らなかった時に地上波でやってるのをチラ見した記憶が蘇った
まったく意味わからなかった当時

いまはよーわからんけど面白かった
エヴァ新
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港町(2018年製作の映画)

4.5

待つという行為 終盤

最後にカラーになるの、良すぎる。
白黒画だからこその美しさと同時に、白黒が僕たちに緊張、緊迫感を与え続けていたことに気がつく

最後、ようやく息がつける

寂しさ ひとり

ギャング・オブ・ニューヨーク(2001年製作の映画)

3.5

ディカプリオとキャメロンディアスのカップルは美がすごい 飽きない それでも2時間40分は長い

ビル役 いいっすね

‪レオナルドディカプリオとキャメロンディアスが見つめ合うシーン見てて求める男はどれ
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約束(1972年製作の映画)

3.8

ショーケンの顔が親父に似すぎてて時折ノイズだった

構図とかカメラ上手いな、日本映画ってやっぱ衰退してる気がするわ

墓のシーンで感じられる朗の人間性
若くて怖いもの知らずだが謙虚なリスペクトを感じる
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陽のあたる町(2017年製作の映画)

-

前半けっこう寝ちゃった ストーリー性が強くなくて観ている人に対してオープン 誘い込むような静謐さがあったと思う。長距離ランナーの女の子2人のシーンとかよかった もう一回見れたら素敵だなと思うけどたぶん>>続きを読む

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

4.3

みんなクズばっかりだ
きみだけが価値がある

僕もそう思う。


緑の光を手に入れてしまったギャツビー
もう以前のようには戻れないから、彼は同時に緑の光を失ったことになる。

恋をして仕舞えば運命が変
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.0

些細なささやかなシーンの良さを何度も観ることで認識する作品のように思う。

この作品を馬場で観てよかった。劇場の外のネオンが眩しく、駅前の喧騒が少しだけ愛おしく思えた

非常に政治的な映画のように思え
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.8

生の実感を得るために死と隣り合う

終盤とかぜんぜんわからん
一瞬ラストシーンポルノ入ったな
劇中劇構造か?

あんま好きじゃないってのが一言で言える感想
でもマーラとタイラーが厳密に会話するシーンが
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

5.0

きちんと初めから見直した。
いい映画だった。
家族愛は切ろうとしても切れないから心に迫るのじゃないか


メアリーとパーティ抜け出すあたりからしか見れなかったんだけどそれでもめっちゃよかった

愛おし
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カサブランカ(1942年製作の映画)

3.9

ラザロがめっちゃイケメンで好み

奥さんはあなたのために嘘つきました、のとこでワンランク評価上がる

マルセイエーズを歌うシーンは泣くね
愛国心ってものの価値について考えさせられる。
今の時代に一周し
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ローマの休日(1953年製作の映画)

5.0

全シーン泣きそうになりながら観る

iPhoneの画面修理をしに有楽町のビッグカメラに行ったら、待合所を兼ねたKeycofeeでループ再生していた。

ありとあらゆるシーンが美しい必然と偶然性に満ちて
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懲戒免職(2006年製作の映画)

3.2

なんなのよ、なんだけど謎のよさ
少女たちの性欲 視線

少女邂逅(2017年製作の映画)

4.0

痛みを感じないなら長く生きてても仕方ない、みたいなモトーラの終盤保健室での台詞が残った

円光の匂いとか親父のあまりの不自然さからあれ実父ではなかったのでは?と思ってたら実父だった上に性的虐待で辛さが
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聖なるもの(2017年製作の映画)

4.0

いやこれすごいと思うな
多分別に考察とかいらなくて、この映画そのまんまで理解すればいいんだと思う

この世界そのものが「聖なるもの」であり「小川」が聖なるものであることに僕らはいい加減気づかなきゃいけ
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わたしたちの家(2017年製作の映画)

4.9

エグい

小津映画に下敷きを感じる撮り方
丁寧でフォーマットを知った上でそれを生かしている感じ

謎が何1つ解き明かされない
戦争か震災の話だと思った というか作品における死の影がめちゃくちゃ強い
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あみこ(2017年製作の映画)

2.9

上映前に舞台挨拶聞くの性に合わない
とっとと見せてみた後にかたれよと思った

レモン食うあたりとかセックスシーンの青ネギとか、池袋の街で「弱者」のように見える青年といっしょに歩くシーンは好き
監督の
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海は燃えている イタリア最南端の小さな島(2016年製作の映画)

-

ありえん難しい、なんで語るのがいいのかわからん これからゆっくりわかっていくべき

戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

3.9

戦争は言葉を持たない
沈黙と孤独が支配する40分間から缶詰が足元に転がりドイツ将校の台詞がそれを破る
人間は孤独と死と隣り合わせの時間の中では或る動物以上になりえない
それがよく表された沈黙だったよう
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ワイズマンとのピクニック(1968年製作の映画)

3.6

洋服がぶどう食べるとこのよさ
椅子がサッカーするシーン
ボールに空気入れる前後運動の時にエロいグラビアが見えるっていうアイデアの面白さ

写真撮影シーンの謎のエモーショナル

ラスト墓石掘ってんのかな
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セメントの記憶(2017年製作の映画)

-

眠くなったのと直前に来た就活の話で全然集中できなかった よくない

劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL(2002年製作の映画)

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ディレクターズカット版だと100分あって重厚感あった

ファムの女の子がかわいい

仮面ライダー龍騎は自分を形成した作品なので自分を失いかけたときに観ると凄く気持ちが楽になった

T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.7

途中なんかエヴァみたいな音楽入る

最後トレスポ主題歌持ってくんのはズルいわ

全体的にエモすぎてしょうも無いんだけど愛おしかった