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劇的ではない出来事の奇跡
すべてが奇跡であった日々があった。生活は惰性となって、月は丸くなる前に欠けていった。どれほど見逃してきたのだろうか。
日々を取り戻す奇跡のような映画
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ずっとそこにあった。意識しなければ私には見えていない。
それが何であるかを知り、関わることで初めて世界に現れて意味が生まれる。
知るということは私と切り離すこと、関わり合いの中で自分の輪郭も確かめる。>>続きを読む
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今作、映像に力が無かった。風景やその美しさ、大地の胎動に荒々しさ、そのようなものではなく映像と感情の結びつきがぷっつんと切れてしまっていた。人や土地、世界そのものが映像の中に溶け込み、感情を揺するよう>>続きを読む
映画だ!!!!!楽しいいいいい!すごい!!
楽しみにしてたけどエログロ強めだったらどうしようかと思ったらファンタジーで奇跡的に調和されていた!!良い〜〜!!目が喜んでた!!!
物語が動いてからはしょんぼり
全作品は見れてないけど静かなシーンが記憶の奥底に住み込むような映像を作ってくださると思っている。だから物語が動き、映像ではなく人の口から声が頻りに出てくるようになってから>>続きを読む
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出自によって首に対する執着が異なってて面白かった!
百姓から武士に成り上がろうとした茂助が、憑かれたように首に拘っていたのも狂気感じた!
どうしても斬首含めて暴力が様式になりがちだけど、百姓の茂助>>続きを読む
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おいおい。
フェリーニとアピチャッポンがぶつかり混じって、4足歩行になったら残りは拍手してた。
神話は爆発で飛び散る。
神話を生み出していた土地が変わっていくなら、いずれ神も変わるか消える。豚は豚>>続きを読む
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別に似た人生を辿ったわけじゃない。
ただ、あのように音と光で感情を発露されると人の心はいともたやすく動いてしまうのか。酷い顔で映画館を去る。
そこは暗く、人の顔が点滅している。知らない人ばかりで息>>続きを読む
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緩やかな死に耐えかねた魂が手を動かす。
ただ、そこには爽快感もなくただ事実だけが残る。
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冷めた視線ーーーー!
自由の上っ面を重ね着て、言葉の軽やかさには似つかわしくない重さが精神を捉える。
私は求めていたか?自由の引力は問いを放棄させる。
自由なようでいて彼女は徹底的に不自由に映る。>>続きを読む
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大傑作、、、になれたはず。
序盤から中盤にかけて本当に面白い。
雨降る中車窓の泥拭うシーンは素晴らしい
濡土が積もったガラス、幾度も拭えど、たちまち黒く覆われていく。雨粒が跡を残しては消える。
そ>>続きを読む
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5分ではなく50分くらい長くしてほしい、、、、
正義を追いつつ、性や暴力と容易く繋がっていくのが彼を普遍的でシンプルな存在にさせてて見やすい。
事件を追求する刑事でありながらあくまで観察者のような>>続きを読む